誰かアイスボックス連れてこれない?

29解説師
2022-09-29 02:11:59
ID:sETwRLBQ

【対メルトダウン用量産型喧嘩師とは】
   
キャスフィ避難所の喧嘩師・霧雨が自身の遺伝子をもとに株式会社KIRISAMEの研究者グループに作らせた一群のクローン喧嘩師である。
   
生産性向上のため常人の3倍の速度で成長し、反乱を起こさぬよう自我や独立心を削ぐ遺伝子調整・精神感応調整が行われた。
  
成長したクローンは遺伝子のホストである霧雨とまったく同一の容貌・体型を持ち、幼少期から文字喧嘩に投入されるまでの間に様々な喧嘩訓練が施されている。同じ素体を基に生産されたため、全個体が喧嘩師として一定以上の水準に達しており、さらに専門性の高い訓練を個体ごとに行うことで様々な環境に対応した喧嘩師を生み出せた。
    
ただ、オリジナルの独創性のようなものは実装できなかったため霧雨本人には遠く及ばないが、物量を活かした集団戦法でメルトダウン軍団に対抗すべく脳には独自の規格でネットワーク通信をすることが可能なバイオチップが埋め込まれている。このため、協調性に関してはオリジナルをはるかに凌ぐ。
         
ちなみに、対メルトダウン用量産型喧嘩師には、現時点で次の三種類が確認されている。
   
①先行試作量産型(RKS-030サンドバッグ)…喧嘩師量産化計画の初期実験計画、通称「サンドバッグ計画」から誕生した先行投入体。計画名の「サンドバッグ」とは、もちろん「メルトダウンをサンドバッグにする」という意味であるが、計画が進むにつれて開発現場では「実戦に先行投入してメルトダウンの攻撃から大量のデータをとるための実験用サンドバッグ体」という意味合いに変化していったという。
   
②遠距離支援タイプ(RKE-035ハイマース)…メルトダウン軍団の個々の喧嘩師と一対一で直接喧嘩することはせず、短い単語または文でチャチャを入れたりツッコミを入れたりすることに特化されている。つまり、ここでいう「遠距離」とは物理的空間的な距離ではなく、喧嘩そのものとの距離、「外野性」「第三者性」の意味合いである。開発責任者の遊び心により任務にあたっては高確率で関西弁を用いるように調整されているが、普段はその設定に縛られない。
  
③指揮官仕様タイプ(RK-103ブライト)…通常、メルトダウン軍団と直接喧嘩することはなく、現場の喧嘩資源の状況を的確に把握しそれを適切に配分することを任務としている。ただし、メルトダウンとの直接喧嘩になった場合に備えてメルトダウンの悪口やメルトダウン軍団を揶揄するショートストーリーなどが大量に実装されており、その莫大な情報量のためにフリーズしてしまうこともしばしばである。
    

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