〜おしゃれな子に潜む裏の闇〜
タイトル通りオシャレなこにはいじめが大抵ありますよね(想像です。)
今回はそんな小説を書いていきます。
楓「あんたなんか友達じゃない」
その言葉は私の胸の一番痛いところを突いた。
楓はクラスで目立っている女の子。そして私はクラスで浮いている地味な女子。
私はコミュ障でクラスでいつも浮いてしまう。だけど楓はそんな私に嫌な顔一つせず入学式の日話しかけてくれた。
そぅあれは───……
ー2016(4月)ー
楓「ねぇ!名前は?」
私は楓タイプのこと話すのは初めてだったのであがってしまった。
凛「あ,えと,その………」
楓「…?(*⌒▽⌒*)」
凛「り,凛です!」
楓「凛ね!よろしく!」
凛「は…はい…じゃなくて,うん,よろしく」
楓「(*⌒▽⌒*)」
こんな感じで二人が仲良くなるのにそう時間はかからなかった。
だけどそんなある日
楓「あんたなんか友達じゃない」
と楓は言った。
その時私はひどく傷ついた。
もう友達なんか信じられないと思った。
だけど
優美「ねぇ最近元気なくない?」
優美は私と似たタイプの友達だ。
優美は信用できる。楓よりも。楓なんかよりも信用できる。
ねぇ信じさせて──…優美
だけど次の日。
先生「木下優美さんは交通事故で亡くなりました」
と先生は言った。
凛「え……………………?優美が…死んだ?」
先生「凛さんは優美さんと友達だったんでしょう?悲しいわね」
凛「え……な,なんで事故何ですか!?」
私は先生に掴みかかった。
先生「ちょっ……落ち着いてください!優美さんは昨日の夜塾の帰り飲酒運転の車にぶつかったんです。でもあなたには楓さんがいるから大丈夫よね。」
嘘……でしょ?飲酒運転…?
楓……………なんて……嫌…嫌!
なんで…優美が…
楓はこの話を聞いてニヤリと笑った。
私はその笑みに全く気づいていなかった。
ー次の日ー
私はまだ昨日のショックが抜けていないが学校に行くことにした。
私は悲しさを忘れるため学校へ走った。
忘れるために…………………
ー学校ー
着いた。
なんかみんなザワザワしてる。
優美の事かな……………多分そうだろうな。
はぁ…忘れたいのになんで……………
ー教室ー
ガラ
凛「おはよー」
私は先生に言われた通り楓と仲良かったので楓に話しかけてみた。
楓「…………………」
え?今のちゃんと聞こえたよね?
一応もう一回言っておこう
凛「おはよー」
楓「…………………」
楓は黙ったままだ。
凛「ねぇどうしたの?ねぇ…」
私は楓の肩に手を置いた。
楓「触んないでよ!汚らわしい!」
凛「…は?」
楓「は?なんか文句あんの?」
凛「あるに決まってるじゃん。なんでいきなり友達じゃないとか無視とか何なの!?」
楓「私がアンタと本気で友達になると思った?無視したのはあんたなんか消えればいいと思ったからよ?」
凛「馬鹿じゃないの!?消えて欲しい!?あの事件があった後にそんな言葉軽々しく使うな!あんたは…あんたは人の痛みがわかんないの!?傷つけて何が楽しいの!?あんたなんて絶交よ!」
楓「ふーん?別にいいよ?だってあんたなんて私が友達じゃなくなったらボッチだもんね?」
凛「あんたって……………サイテーー‼」
パシッ!
楓「いっ………た‼なんてことしてくれるのよ!」
楓が叫んた時先生が来た。
ガラ
先生「何やってるの!?」
楓「凛さんが…………………」
先生「楓さんはまず保健室に。凛さんは職員室に来なさい」
は…………?全部私が悪いの?私なんてもう敵意識?