みづきと話そ!(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛

62さあや◆W.Eq8AlOUU
2017-06-10 14:15:56
ID:g.1j1dm2

>>56
の続き。

その後朝練が終わって教室に戻って
いつも通り授業受けて、5時間目は音楽会の会場作りで
私は芽亜と月奏が嫌いだと言っていた彩矢佳と一緒にいるのを見てしまった。
前に芽亜は、
「彩矢佳と話している時は後退って話し掛けられても『うん、そうやな』で終わってる」
と、言っていたのに一歩も後退っていない。
むしろ近づいている。
それに
「自分からは話し掛けない」
とも言っていたのに楽しそうに自分から話し掛けている。
5時間目が終わり一旦教室に帰って再度体育館に行くときも
私の方をチラチラ見ながら、私に聞こえるくらいの声で
「そんな人おったっけ~(笑)」
と笑いながら見てくる。
崖から突き落とされる気分だった。
心がバラバラになりそうだった。
周りの声も聞こえない。
ただただ私の頭の中で芽亜のその言葉や陰でコソコソと言っていた私の悪口が走馬灯のように流れ出した。
辛かった。泣きたかった。
今すぐ家に帰りたかった。
立っているのがやっとなくらい体中の力が抜けていった。
そして、この瞬間私は気付いた。
芽亜と月奏は本当の友達じゃない。
前に友達と喧嘩したときもこう思ってた。
«今まで何人の人と別れただろう。また同じ思いをするくらいならいっそのこと同じ思いをする前に別れた方がまた同じ思いをしなくて済むんじゃないかな»
と。
その一瞬から芽亜と月奏から「親友」と言う名は剥奪された。
芽亜とは6年の付き合いになってた。
でも今は………


と、こんなことから私の本当の友達は志乃だ。
って確信したんだよ

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