集団的自衛権の行使には賛成という以前に国家として当然の権利だと思うが、今回の法案には反対せざるを得ない
今回の自民党の強引なやり方は立憲主義の崩壊を招きかねない
そもそも自衛隊は軍ではないのだから、真っ先にすべきことは自衛隊を国防軍にしてアメリカへの依存度を減らすことではないか
それにも関わらず自民党は自ら改憲への道を遠ざけ、自衛隊を無理やり軍隊のように扱う法案を通そうとしている
政府の答弁を聞く限りにおいてこの法案は従米法案以外の何物でもない
今の日本政府の惨状を見るにこの法案が通った暁には日本はアメリカの侵略戦争に加担する可能性が極めて大きい
次期政権が共和党政権になる可能性が高いことを考慮に入れればその可能性はより大きくなる
中国が日本へ本格的な軍事的介入をする可能性と日本がアメリカの侵略戦争へ巻き込まれる可能性
さてこれらを天秤にかけたときどちらの可能性が高いかっていうのがこの問題の本質なんや
反対派は戦争法案のレッテル張りに躍起になり、賛成派は中国脅威論しか言わない
賛成派も反対派も自分の都合の良い情報しか目を向けん
>>7
どこが戦争に繋がると考えたのですか?
・自衛隊法
・PKO法
・重要影響事態法(旧:周辺事態法)
・船舶検査活動法
・武力攻撃事態対処法
・米軍等行動関連措置法
・特定公共施設利用法
・海上輸送規制法
・捕虜取り扱い法
・国家安全保障会議設置法
これのどこが戦争に繋がる?
>>9
事の本質は日本の同盟相手がアメリカということなんや
アメリカの歴史は戦争の歴史と言ってもいいぐらいで、戦争をしていないときのほうが珍しい
アメリカの政治の裏には常に軍事企業の存在というものがある
軍産複合体というのを知っているかな?
戦争をしないと軍事企業は儲からない、だから定期的に戦争をする
イラク戦争だってそうだっただろう?
当時の小泉首相はイラク戦争を支持した
しかしあの戦争が間違っていたことは明らだ
あの戦争は紛れもない侵略戦争であり、アメリカが吹聴していた大量破壊兵器もなかった
何十年も昔の話やない
ほんの10年ほど前の出来事や
ならばまた同じ戦争が起こるかもしれないと思うのは当然やろう
そのとき自衛隊が後方支援にいく可能性は高い、
アメリカに対して日本政府がNoと果たして言えるかっていう問題があるわけや
中国の脅威に対して対抗するのなら太平洋の向こうのアメリカじゃなくて東南アジアやインドと軍事同盟を結ぶべきじゃないのかね?
そうすれば中国包囲網ができる
そのための集団的自衛権の行使ならば大歓迎であるが、今の政府はアメリカしか見ていない
共産党が国会で暴露した幕僚長とアメリカ軍幹部との議事録や幕僚会議の資料を見ればそれが明確にわかる
中谷氏はこの件に関して濁しているが、もし大臣が本当に把握していなかったとしたらこれは制服組が決めたことを内閣が追認している形になってしまう
この法案の成立過程そのものが戦争につながる可能性を大きくはらんでいるのだよ
>>11
俺はアメリカが同盟国という事にはすごく利益がありいいと思う
軍事的な事でもアメリカは強い。それに貿易等の事を考えると今日本はアメリカに頼ってる事がかなり多い。だから、アメリカと仲良くしとくのはとてもいいと思う。アメリカは確かに戦争が多い。しかし、その戦争に巻き込まれるとは思えない。法によると日本は戦争には参加しない。だからと言って必ず巻き込まれないというのは分かっている。俺たちはアメリカに大分支えられてるのを知ってるよね?アメリカが貿易しないと言い出したら俺たちは困るよね。だから困らないように仲良くする為にも信じる事は大事だと思う、という事でアメリカが日本を戦争に巻き込まない事を信じる
中国を包囲したら中国だけ簡単になんとか出来るかもしれない
しかし、脅威はロシアもなんだよ 俺は東南アジアの国々がロシアとしてもあまり希望はないと思う
それに対してアメリカだと中国は離れてるけどどうにか出来ると思う
ロシアも近いし簡単だと思う
総合的に軍事的にはアメリカ
しかも、東南アジアの国々のグループみたいなのASEANがあるのを知ってるよね
だから中国はこいつらがなんとかしてくれるという思う
>>15
何も同盟を破棄せよと言っているわけやない
集団的自衛権を行使することで、日米軍の連携が緊密になることはもちろんそれ自体は悪いことではない
自衛隊が軍隊であればの話やけどな
重要なのはメリットとデメリットを見極めることなんや
仮に今回の法案が通らなかっても日米同盟が崩壊なんてことはありえない
経済協力と軍事同盟は別なんだから貿易の話は的外れやと思うで
そもそも経済の話をするのなら10億人の市場を持つ中国との関係改善を模索したほうがええと思わん?
>法によると日本は戦争には参加しない。
いや今回の法案で参加する可能性が高くなるんやで?
自衛と侵略の定義ははっきり決まってるわけじゃない
自衛の名目でイラク戦争のような侵略戦争に加担する可能性は十分にある
現に日本はイラク戦争を支持したやろ?
あのときのように政府の恣意的な解釈によって今度は自衛隊があっちこっちに飛んでいくことになりえるだろう
例の共産党が暴露した幕僚会議の資料には早速スーダンへの派遣計画があったではないか
>アメリカが日本を戦争に巻き込まない事を信じる
アメリカはアメリカの利益しか考えへんで?
日本を巻き込ませたほうがアメリカ支持という国際世論の形成や米軍の増強という意味でアメリカにメリットは大きい
いやむしろ今回の法案をアメリカが歓迎する理由は日本を巻き込ませたいからなんやで?
どうしてアメリカは日本を巻き込ませないと信じるのだ?
そう考える合理的理由が私には分からんな
ロシアが日本に侵略なんてありえんへんって
中国の太平洋への進出は確かに国家戦略やけどロシアがそのような戦略目標を持っているとは一度も明示しとらんし、太平洋に対して軍事介入をしているわけでもない
ロシアにとって今一番重要なのはウクライナ問題と経済問題の解決やろ
そんな状況で日本と敵対するような行動をとったところでロシアにメリットが一切ない
ロシア脅威論はさすがに机上の空論やろ
ロシアの脅威を以て今回の法案を通すとは安倍晋三ですら言ってへんで?
>しかも、東南アジアの国々のグループみたいなのASEANがあるのを知ってるよね
>だから中国はこいつらがなんとかしてくれるという思う
いやいや、そもそも今回の安保法案を通す建前は中国の脅威なんやで?
東南アジアがなんとかしてくれるなら安保法案なんていらんやん
君って安保反対派やったん?
>>16
東南アジアがなんとかしてくれるていうのは多少はしてくれるだろうと思って言ったんだ
言葉足りなかったね
中国の脅威が一番かも知れないけど、ロシアがよく詳しい事は知らんけど、飛行機かな?で領域に入ってきてる、侵略はないとは思うけれどもそれでも俺は心配。ロシアは過去にも条約を破ってる事が多い。だから俺はあまり好感がもてない。まぁこれは個人的な意見だし関係ないから気にしないで
中国もだけど他の国も色々してくる
これでは国防としてまず問題がある
それをどうにかする為にはやはり安保法案は必要
わざわざ、アメリカが条約を守るような事はしないと思う
アメリカはアメリカの利益しか考えていないんでしょ?あなたが言うには。なのにわざわざ条約を破って日本の信頼を損ねるような事をしないと思う。アメリカには利益ではなく逆に不利益だと思う
日本が他の国と直接戦争になるのはないと思う
確かに恨まれたにはするかも知れないけど、余程の事がないとないと起こらないと思う
安保法案がなかったらただアメリカとどこかの国の戦争が長引くだけ
安保法案があったらアメリカとどこかの国との戦争は早く終わる
この事により世界の安定にもより繋がると思う
中国との関係改善も必要だと思う
けど、関係改善しようにも中国が脅威だとしようにも出来ない
だからあなたも中国とは関係改善必要だと思うでしょ?
なら先に安保法案だね
別に日米関係が崩れるとは言っていない
しかし、少しアメリカの信頼を失う事を俺は恐れている
やはりアメリカ、中国は生活に欠かせない存在
中国はさっきも書いたように安保法案で解決してから関係改善
アメリカは安保法案で更に信頼を得る
日本はほとんど得だと思う
>>17
>東南アジアがなんとかしてくれるていうのは多少はしてくれるだろうと思って言ったんだ
だから何が言いたい
多少はしてくれるから何が言いたいんや?
だから安保は必要というのは理屈としておかしいで?
>中国の脅威が一番かも知れないけど、ロシアがよく詳しい事は知らんけど、飛行機かな?で領域に入ってきてる、侵略はないとは思うけれどもそれでも俺は心配。
それは個別的自衛権の話やろ?
たかだか飛行機の領空侵犯に警告を鳴らすことすらアメリカに頼らないと心配なのか?
そうじゃないだろう
ロシアの領空侵犯程度なら自衛隊で十分対応できるで?
>ロシアは過去にも条約を破ってる事が多い。だから俺はあまり好感がもてない。
だからといってロシアが日本を侵略しようとしてる
故に安保法制が必要というのはさすがに無理な論理やと思うで?
先ほども言ったようにそんなことは自民党ですら言ってないんやから
>中国もだけど他の国も色々してくる
>これでは国防としてまず問題がある
>それをどうにかする為にはやはり安保法案は必要
個別的自衛権の話と集団的自衛権の話を混ぜてへん?
国防としてきっちりとした対応をするならまずすべきことは自衛隊を国防軍にしてアメリカへの依存度を下げることやろ
何故安保法案が必要なのか全然説明になってへんで
>わざわざ、アメリカが条約を守るような事はしないと思う
いやいやいや、確かに条約をほっぽりだすことは可能だ
だからといってアメリカが日本を見捨てるわけがないやろ
日本がアメリカに経済で依存しているようにアメリカだって日本なしではやっていけへんねやで?
これでも日本は世界第三位の経済大国や
そんな国を見捨てたらどうなるか分かるやろ?
しかも条約と言うのは国際法なんやから、それを破るなんてことはたとえアメリカといえどもそんな簡単にできることやない
オバマ大統領が尖閣も日米安保の適用範囲を言っていたが、あれが嘘だと言いたいのか?
>なのにわざわざ条約を破って日本の信頼を損ねるような事をしないと思う。
いやどっちやねん
『条約を守るような事はしないと思う』
『条約を破って日本の信頼を損ねるような事をしないと思う』
真逆のこと言ってるで?大丈夫か?混乱してへん?
アメリカが日米安保条約を破るメリットは確かにあらへんよ?
私が言っているのは今回の安保法案で日本を戦争に巻き込ませたときにアメリカ側に発生するメリットやで?
安保条約の話はしてへんで?
>日本が他の国と直接戦争になるのはないと思う
だからさっきから何度も言ってるけど直接戦争するしないの話じゃなくて、アメリカのお供をせなあかんっていう話やからな?
『アメリカの戦争』に日本が巻き込まれるっていう話をしてるんやで?
日本が直接どこかと戦争をおっぱじめる話なんてしていない
>安保法案がなかったらただアメリカとどこかの国の戦争が長引くだけ
>安保法案があったらアメリカとどこかの国との戦争は早く終わる
>この事により世界の安定にもより繋がると思う
いやそもそもアメリカから先に戦争を仕掛けた場合の話をしてるんだが?
アメリカが戦争を仕掛けなければ長引くも何もすべて解決する話
しかしそうではないと私は言っているんだよ
戦争が長引く長引かないの話なんてしていない
大義なきアメリカの侵略戦争に巻き込まれると言ってるんやで
世界の安定とかに日本も関わっていくべきと豪語するのなら、日本の軍事予算は跳ね上がるけどそれでもええんか?
アメリカと日本とが協力して世界の警察をやるってことでええんか?
さすがに自民党ですら世界の安定なんてことは言ってへんけどなあ?
あくまで自国の利益のみを考えて政策を判断すべきやろ
>しかし、少しアメリカの信頼を失う事を俺は恐れている
アメリカ様がそばにいないとそんなに不安か?
中国がそんなに怖いか?
国防を他国に依存しているというのはよくない状況なんやで?
そんなことは言わなくても分かるわな?
その依存度を上げるようなことをして何のメリットがあるんや?
目先の脅威ばかり取り上げてるようやけど長期的に考えたら日本がますまずアメリカの属国になっていくだけやん?
それよりも日本が少しでもアメリカへの依存度を下げる方向へと向かっていくのが筋やと思うで
中国が明日にでも軍を沖縄に上陸させようとしてるわけでもないのに産経新聞をはじめとするの中国脅威論者は中国を恐れすぎなんや
>中国はさっきも書いたように安保法案で解決してから関係改善
安保法案で何が解決するんや?
一つずつ指摘していったけれども、文章全体として言ってることが飛躍しすぎてて残念ながら伝わってこない
結局安保法案を通すことで具体的にどういうメリットがあり、私の主張するデメリットをどうやって打ち消せるのかっていう話をしてほしいわ
>>19
多少はなんとかしてくれるとは思うけど
しかし、今の中国と東南アジア諸国では力の差が激しすぎる。なので安保法案で日本も加わりどうにかする必要がある。仮に東南アジアが中国どうにか出来たとしても絶対長引くよ?あなたはこのままでいいんですか?早く終わらせたいとか思わないんですか?サンゴの密漁とか本当にひどい。もしこれがエスカレートしたら他にも密漁が出る。たくさんこんなんが起こってしまったら日本経済にも直接関わる
>ロシアの領空侵犯程度なら自衛隊で十分対応できるで?
確かに攻撃とかはされずに済んでるけど、こちらも今のままでは攻撃出来ないからこれがしつこく続く
これもエスカレートした場合の事を考えると大変な事ではないか?今の状態でも北海道とかの方はすごく怖いと思うよ
やはりロシアもなんとかしないといけない。一部の国民が少し怖いような状況で放っておく政府なんか駄目だと思う。しかし、この状態を変えるために安保法案を作った事はとてもいい事だと思う。これだけがいい事ではないけどね
[color#A9A9A9]>自衛隊を国防軍にしてアメリカへの依存度を下げることやろ[/color]
ただ単に防ぐ事なんかはまぁ頑張ったら出来るよ
けど、防ぐ事だけをしていてもしつこく続くと思うよ
だからアメリカの依存度を上げろとは言わないけど、大胆な行動をして、さっさと辞めさせて被害を最小限に防ぐ事が大事だと思う
それに、国防軍にするのは時間がかかるし費用もかかると思う
安保法案にするんだったら今のままで十分いい
費用、時間的な面等などでも明らかに安保法案の方がいい
[color#A9A9A9]>条約と言うのは国際法なんやから、それを破るなんてことはたとえアメリカといえどもそんな簡単にできることやない[/color]
なら戦争にも巻き込まれないではないですか
だから、安保法案はいいのでは?反対派の理由としては多くが戦争になりそうとかなんですよね。アメリカが破らないと分かっているのなら全然いいじゃないですか
条約を守るような事をしないと思う×
条約を守らないような事をしないと思う◯
です。すいません間違えていました
>日本を戦争に巻き込ませたときにアメリカ側に発生するメリットやで?
あなたが言っていたように日本は経済3位なので、巻き込んだらアメリカも世界にどれ程の影響があるか分かってるはずですよね
なので、戦争に巻き込んで得られる物と戦争に巻き込んで損する物は損する方が絶対大きいと思うよ
日本はあくまで戦争のお供です
一番前にはアメリカが行き、その後ろや横から攻撃したりするんですよね
ならやはりアメリカ軍が倒され、日本のとこまで来るという確率は低いし、直接巻き込まれるという事はないと思いますよ
アメリカが戦争を仕掛けなければいい話ではないと思います
戦争がなくなれば何も困ったりしませんよ
ですが、今はこんな世の中です。基地外も多いし、国もおかしいとこがあります。戦争して相手を倒すか戦争せずに世界に色んな害が起こるのを黙って見ておくか
戦争の害は確かに一時的には多い
けど、おかしい国今でいうイスラム国等が色々しとくのを黙って見ておいたらきっと害は多い
今のは戦争とは言わないが、軍事的な作戦はしている
これがやはり世界の安定に繋がってると俺は思う
アメリカの軍事的な事全てが侵略ではないと思う
だから軍事予算が上がるのは世界の安定に繋がれるからいいと思う
軍事予算を言うなら今の自衛隊が酷いと思う
ほとんど戦ったりしないのに訓練とかに費用がかかっている
訓練だけに費用をかけるなら世界を安定させた方がいい
今は自国の利益だけではなく世界平和も考えないと
しかし、それも結局は世界を平和にして世界平和の費用がなくなるようにするという利益が結局はあると思うからそれは思う
共産党支持者さんすいません
なんか>>23の奴おかしくて
今運営に言っています
もう少し文章も書いたのに省かれてる
>>23
あなたは戦争・外交というものに対する基本的な知識が不足しすぎています
そして自民党ですら言っていない話を貴方の勝手な思い込みで作り上げている箇所も多々見受けられます
だから話が通じないんですよ
まず大前提としてどうして自民党がこの法案をこの夏までに成立させようとしているのかご存知ですか?
そして日本がどの国と軍事同盟を結んでいるかご存知ですか?
>しかし、今の中国と東南アジア諸国では力の差が激しすぎる。なので安保法案で日本も加わりどうにかする必要がある。
東南アジアへの軍事同盟に入るなんてことは一言も日本政府は言っていません
それはあなたの希望であって自民党の目的じゃないんですよ
今回の安保法案が締結されても東南アジア諸国と軍事同盟が結ばれるわけじゃありませんよ?
集団的自衛権以前の問題として、そもそも東南アジアの諸国とは安保条約のようなものは一切締結していません
経済協力や友好関係と軍事同盟はまったく別ですからね?
>仮に東南アジアが中国どうにか出来たとしても絶対長引くよ?
いやいや話の流れ読めてます?
どうにかできるって言ったのは貴方ですよ?
私は米への依存を強める今回の安保法案より先に東南アジアとの同盟を強化すべきと言ったじゃありませんか
過去ログ読み直してください
>サンゴの密漁とか本当にひどい。もしこれがエスカレートしたら他にも密漁が出る
それは個別的自衛権の話です
ちなみにサンゴの密漁は既に中国当局の取り締まりによってほぼ解決しています
いったい何か月前の話をしているんですか
しかもあれは民間の密漁であって侵略目的の船じゃないんですよ
尖閣の漁船は偽装漁船ですが、小笠原のサンゴ密漁船はただの民間漁船
ですから自衛権を行使する以前の問題で外交で解決できる話、というかもう解決済みです
なんでもかんでも自衛隊を出せば済む話じゃありません
>確かかに攻撃とかはされずに済んでるけど、こちらも今のままでは攻撃出来ないからこれがしつこく続く
いや今回の安保法案が可決されても攻撃なんてしませんよ?
法案成立後も仮に同じことが起こったとしても自衛隊の戦闘機がスクランブル発進してロシアの航空機に警告を鳴らすだけで撃墜なんて馬鹿な真似はしませんよ?
>やはりロシアもなんとかしないといけない。一部の国民が少し怖いような状況で放っておく政府なんか駄目だと思う。
>しかし、この状態を変えるために安保法案を作った事はとてもいい事だと思う。これだけがいい事ではないけどね
それもあなたの勝手な希望的観測というか妄想に近い
今回の法案が可決されても日ロ関係は恐らくほぼ変わらないでしょう
この法案の位置づけを貴方はまったく理解していない
この法案で日本の軍事力が上がって自衛隊が自由にドンパチできるとでも思っているのですか?
そもそも自衛隊は軍隊じゃないのですから国内法に縛られる存在なんです
つまり現場の判断でロシアの航空機を撃墜なんてことはできないんです
これが自衛隊という呪縛、自衛隊の軍備がいくら最先端でも軍隊じゃないから結局自由な行動は制限される
今回の安保法案が通ってもそれは同じ事なんです
この法案で何が変わって何が変わらないのかちゃんと理解しないと政府に騙されることになるので要注意ですよ
>なら戦争にも巻き込まれないではないですか
>だから、安保法案はいいのでは?反対派の理由としては多くが戦争になりそうとかなんですよね。
>アメリカが破らないと分かっているのなら全然いいじゃないですか
日米安保条約ってどういうものが知っています?
条文読んだことありますか?
日米安保条約というのは日本は戦争に参加する必要はないということを保証する条約ではなくて、お互いに自衛権を行使して守りあいましょうねっていう軍事同盟なんです
むしろ条約を忠実に守るからこそ日本が戦争に巻き込まれる可能性が高くなるんです
アメリカの自衛戦争という建前で侵略戦争に自衛隊が動員させられるかもしれない
イラク戦争だってアメリカは当時自衛戦争だと言っていましたからね?
今の日本政府が果たしてNoと言えるかっていう問題ですよ、既に過去レスでも同じ事書きましたけど
軍事同盟とはどういうものかという基本的知識がないからそういうちぐはぐな結論になってしまうんです
破らないから巻き込まれるんです
>巻き込んだらアメリカも世界にどれ程の影響があるか分かってるはずですよね
二次大戦のような総力戦なんてもう起こりませんよ
イラク戦争のような局地戦の話です
巻き込まれたところで世界経済がどうこうなることはありません
イラク戦争でイギリスが参戦しましたがヨーロッパで大恐慌が起きましたか?
戦争に参加する = 世界経済に悪影響を及ぼすというのは大きな勘違いです
日本が参加していないだけで世界では常に戦争が起こっています
二次大戦や一次大戦のような大戦争ならまだしても近代の局地戦程度で世界経済が影響を受けることはまずありえないでしょう
よってアメリカが日本を戦争に巻き込ませるというのは十分あり得る話なんです
>日本はあくまで戦争のお供です
>一番前にはアメリカが行き、その後ろや横から攻撃したりするんですよね
戦争に対する常識が決定的に欠如している
そもそもミサイルや航空機の時代なんですから後ろに隠れていても戦場にいたら攻撃対象ですよ
むしろ後方にいる補給部隊をまず潰すのが戦争の基本では?
前から来る敵にに銃を浴びせるだけが戦争ではないんです
後方支援だから被害は少ない、というのは戦争を知らない議員の無責任な考え方です
>けど、おかしい国今でいうイスラム国等が色々しとくのを黙って見ておいたらきっと害は多い
>今のは戦争とは言わないが、軍事的な作戦はしている
>これがやはり世界の安定に繋がってると俺は思う
>アメリカの軍事的な事全てが侵略ではないと思う
具体的に侵略ではない軍事的行動をあげてみてください
思うとか信じるではなく合理的な理由を言ってもらわないと困ります
何故『イスラム国』なんていう危険な組織ができたのかということはご存知ですか?
テロ組織というのは突然湧いてくるものじゃありませんからね?
>だから軍事予算が上がるのは世界の安定に繋がれるからいいと思う
>軍事予算を言うなら今の自衛隊が酷いと思う
>ほとんど戦ったりしないのに訓練とかに費用がかかっている
>訓練だけに費用をかけるなら世界を安定させた方がいい
>今は自国の利益だけではなく世界平和も考えないと
安保法案の話からかなりずれましたがまあいいでしょう
あなたが勝手に思うのは自由ですが自民党は世界平和のために自衛隊を動かすとは一言も言っていません
もしも貴方のいうように世界平和のために自衛隊を使うのであればもはやそれは自衛隊ではありませんよ
自衛隊は日本国を守るための武力であって世界平和軍ではありません
それは国連の役目でしょう
その国連自体も各国の利害が絡み合う場所なので世界平和なんて本気で考えている国はありません
妄想の軍隊を作るのは構いませんが常に真剣に訓練に励み、日本国民のために命がけで任務を遂行している自衛隊員に極めて失礼です
たった一つの国を守るだけでどれだけ大変なのか分かっていますか?
世界平和なんて口で言うのは簡単ですが実行に移すためにはどれだけの力が必要なのか
イスラム国・ロシア・中国・北朝鮮
みんな悪い国だからミサイル落とそうなんてできるわけありませんよね?
北朝鮮が独裁国家で皆悪いと思っているのになんでまだ存在するのか、世界には北朝鮮のような独裁国家は大量にあります
日本に住んでいる我々は平和を当然のもののように享受していますが、世界平和のためにいろんなところに自衛隊を派遣するということは、日本が多くの国から敵視されるということになります
平和のため・正義のためといっても相手国からしたらただの侵略国
これによって逆に日本国民の平和が失われる可能性がある
世界平和なんていう下らない理想では政治や外交は動かせません
常にどの国も国益を考え動いている、だから日本も現実的な立場を模索していかなければならない
あなたの言っていることはあまりに常識外れのぶっ飛んだ理想論なんです
もう少し知識を増やし、十分な情報を得たうえで改めで考え直されることをおすすめします
>>26
分かりました。まだ、俺は知識不十分ですね
もう少し知識を身につけてからまたリベンジしに来ようかな
その時はいつになるか分からないけど、また何かこういうような事があって意見が別れたらあなたの相手にはならないかもしれないですが、是非しましょう
安保法案から話は大きくずれますが今のドイツを見てください
難民の受け入れ問題でものすごい反対デモが起こっています
メルケル氏はより多くの人が平和に暮らせるように難民の受け入れを積極的に実行しています
しかしそれによってドイツ国民の負担が上がることになるんです
だからドイツ国民はあのような反対デモを起こした
ちなみに日本では難民の受け入れは極めて慎重な姿勢をとっています
これは日本の国益を考えた上での政策です
他国の平和のために動くということは自国の平和が失われる可能性があるということなんです
仮に世界平和を本気で実現しようと思えばいったいどれだけの日本人が犠牲を払わないといけないんでしょうね
そうや言うの忘れてたけどわざわざ[color]のタグ使わんでも
>
これを文の先頭につけるだけで自動で薄くなるで
>色は変わってるけどカラータグは一切使っていません
http://jeison.biz/casphy/bbsinfo.php
引用色変換機能ってやつやな
安保法案反対派ではあるがシールズなど国会でデモしてる学生連中や無責任な憲法学者には同意できんけどな
憲法学者は違憲しか言わない
その先の議論が死んでるから無責任や
違憲であることが確かに問題やし、下手したら立憲主義の根幹を揺るがしかねないからそういう批判も分からんでもない
でも現実の国防政策というのは危機管理体制をどうするかっちゅう話で、それに対する意見と言うのがほぼ皆無
本と睨めっこの毎日だから危機管理というもの対する根本的な認識が欠如してしまっとる
立憲主義者と言うより憲法信者になってしまっているのが憲法学者の現実
一方でデモをしてる学生連中もおかしいことばかり言っとる
憲法9条守れと言っているにも関わらず安保反対
実はこの理屈はおかしい
安保反対ということは従米への道から離れることを意味する
一方で憲法9条いうのは日米安保と張り合わせでしか成り立たない
コインの裏表みたいなもので憲法9条があるから従米の道を進まざるを得ない
つまり彼らは何も分かっていない
真剣に安保法案に反対するなら徴兵制を復活してもよいぐらいの覚悟がないといけない
そもそも今回の安保法案はアメリカが望んでるもので、安倍が夏までに成立とか約束したから急いで作っているものだ。この法案が成立したとして一番利益のあるのは無論アメリカ。でも日本にとっても利益がある。
共産党支持者さんはロシアは脅威じゃないという認識のようだが、まあ差し迫って脅威ではない。では旧ソ連はどうでしたか?旧ソ連は脅威でしたね。それが脅威でなくなったのは、共産主義体制が崩壊したからではなくて、ソ連の経済が潰れたからです。何故ソ連の経済が潰れたかというと、アメリカとの軍拡競争に負けたからです。
ゴルバチョフが西側との関係改善を図ったのは、軍事費の圧迫がソ連の限度を超えたからであって、その結果として西側に接近せざるをえなかった。しかしソ連の西側接近はゴルバチョフの意図を超えて止められなくなりソ連は崩壊、いわゆる「東側」勢力の消滅につながった。
アメリカの基本戦略は昔も今も同じ。つまり今はロシアでなく中国が相手。まあこのままでも私個人は中国はアメリカに追いつく前に経済的に潰れると思うけど、数十年後にアメリカを追い抜くと考える学者も少なくない。実際数十年後にどうなっているか分からないが、そういう脅威があるわけだ。
アメリカは中国にソ連と同じ道を歩むか、嫌なら手を引けというのが現在の戦略だ。中国が現実に南シナ海に勢力を拡大し、東シナ海は当面「第一列島線」の突破を目指し、「太平洋には二つの大国が共存できる広さがある」とか将来的には西太平洋への野心を見せている。アメリカは今のうちに中国を止めたいわけだ。
ところが今のアメリカに昔の勢いはない。だから日本に手を貸せと言うわけだ。今のアメリカは昔のような自信がない。昔は親分だけでライバルを押さえられたけど、今は子分の手も借りなきゃ自信がない。いくら集団的自衛権を認めようと、日本が国内に籠もってるだけでは中国への圧力としては力不足。特に今最も問題の南シナ海ではね。
中国に第一列島線を突破されて一番困るのは日本。だからそうなる前に中国を押さえないといけない。日本から見ると南シナ海は集団的自衛権、東シナ海は個別的自衛権の話だが、両方の問題は現実の国際問題として切り離せないし、日本の個別か集団かという理屈で国際政治が動かせるわけでもない。現実として両者は一体的な問題だ。日米の利益は安保法制で一致している。憲法上は極めて怪しいが憲法論議はここでは置いておく。
日本はアメリカの子分だから、確かに、嫌々戦争に参加させられる危険が無いとは言い切れない。その意味では巻き込まれる危険が高まるかもしれない。でももう少し長い目で見よう。日本は今、アメリカの子分の立場から逃れられないが、永久にその立場に甘んじるつもりではないだろう。するとアメリカを超えるのは無理でも、差を縮めておく必要がある。差が縮まれば、アメリカも日本に無理強いできなくなってくる。力不足になってきたアメリカは日本の協力を必要としている。日本が協力して、まあオーストラリアあたりも巻き込むが、共同でアジア問題に取り組むというのは、日米の差が縮まることを意味する。
アメリカに絶対的主導権を握られたままでは、F2戦闘機の時のように「F16を基礎としなければエンジンは提供しないよ」とか、更に言えば、東芝ココム事件のような因縁をつけられて脅迫される。いつまでそんなこと続けるのか。今は無理でも、将来はアメリカとせめて普通に外交できる国にならないといけない。そのために日本は相対的地位を上げておく必要がある。アメリカが安保面でも日本に一部依存しなければならない体制になるのは、そのための利益となる。
もうひとつ、アメリカは建国以来常に二つの主義が併存している。世界の警察として覇権国家を目指す道と、アメリカ大陸だけでやっていこうとする孤立主義。今、アメリカは覇権国家だけど明らかにそれが重荷になっていて、孤立主義回帰論が常にくすぶっている。「そもそも何故アメリカが世界の秩序なんかに責任持たんといかんのか。今は国内問題で手一杯だろ。手を引いてしまえ」と、これはまだ少数派ではあるが。
日本としては、今はまだアメリカに手を引かれては困る。急に手を引くことはさすがに無いだろうけど、太平洋~インド洋の問題に消極的になられては困る。アメリカが消極的になるということは、アメリカが中国に妥協することを意味する。そうすれば、沖縄の領有権さえちらほら触れ始めている中国をどうするの。日本と東南アジアだけで押さえるのは荷が重すぎる。
米軍が太平洋に重点配置するようになったのは、太平洋と大西洋両方を押さえるのは無理になり、大西洋はEUがあって比較的安定しているので手を引き始めたからだ。でも太平洋も重荷に感じているから「日本も協力せえ」と言っている。これを蹴ったらどうなる?アメリカの世論はどっちに傾く?今はアメリカの力を太平洋に引き止めておく必要がある。
そのための安保法制だろう。アメリカが重荷になって太平洋でも消極姿勢に転じたら伸びるのは中国だ。日本がここでアメリカの協力要請を蹴ったら、重荷になったアメリカは必ず中国との妥協に動く。今のアメリカはそれよりは日本に後方支援させて太平洋の覇権を維持しておきたい。どちらが日本にとって利益なのか。どちらが危険なのか。戦争に巻き込まれるんじゃないか、という不安が目の前にあるのは否定しないが、日本は無理強いされて断れない分以上の協力はしないだろう。それよりアメリカが中国と妥協したら、戦争に巻き込まれるどころじゃない。中国に近い南西諸島なんか将来、存亡の危機になる。
言いたいことはよく分かる
アメリカが覇権主義を弱めてきているからこのままだと日本からも撤退するかもしれない
それは日本としてはまずすぎる
だからこれまでは無理だったけどアメリカのために自衛隊を後方支援に送り出しましょうってのが今回の法案の目的やからな
でもそれ安倍晋三はちゃんと言ってるか?
朝鮮有事での米艦の防衛とか120%ありえない想定、存立危機事態という曖昧な定義づけ
他国への武力行使で存立危機事態の事例を政府ですら挙げることができない
普通に考えれば存立危機なんだから個別的自衛権が行使できるレベルのはず
そして参議院に入ったとたんに中国の脅威を言い出し始めた
国防に関わる重大問題を建前で誤魔化すのは大問題
『血の同盟』の強化だと安倍自民は言っていない
そして共産党が暴露した例の内部資料に関しては無かったことにしてしまった
憲法に関してもそうやけど、法案の成立過程がもう穴ぼこだらけ、不安材料だらけなんや
これがまず一つ
何もアメリカとの同盟を破棄せよと言っているわけじゃないで
中国の脅威を訴えるのなら自衛隊を国防軍として再編成して(名称は軍じゃなくてもえええけど)、東南アジア諸国とも同盟を強化すべきやってことが言いたいねん
集団的自衛権すら解釈で誤魔化せるんやから、軍の設置も解釈で誤魔化せばなんとなる
もちろんアメリカとも緊密な関係を保った上での話やで
自衛隊という組織は常に国内法で制限される
想定外の事態が起こった時ですら現場の指揮官が国内法の範囲で行動しないといけない
安保法案が制定されたところで、活動範囲が広がるぐらいで日本が長年抱えてきた国防の弱点が解消されてるわけやない
つまり順番が逆ってこと
アメリカが日本を守ってくれることを前提で安保法案は存在している
安保法案が成立されてもアメリカが孤立主義回帰なのは変わらんと思うで
一方で中国はまだまだ潜在的な力を残してる
ソ連との一番の大きな違いはその莫大な人口やろな
仰る通りで長期的な視点に立てばいつアメリカが太平洋から撤退するか分からん
だからこそ日米安保への依存度を減らす方向で向かわなあかんとちゃうの?
今回の安保法案って米との相対的に地位が高まるどころか、その逆で米依存強めるだけの結果にしかならんで?
集団的自衛権の行使という形で日本がアメリカに協力する代わりに、アメリカさん日本をちゃんとお願いしますよってことやん
これまではそれが資金や物資援助だけやったけども、自衛隊員というマンパワーが追加しただけ
結局のところ主導権はアメリカにあるねん
アメリカが将来的に太平洋から戦略的撤退をする可能性を考慮に入れるならなおさら米依存の体制から変えていかなあかんやろ?
具体的にそれは何かって言ったら米以外の中国と敵対してる国との連携強化および国内の国防政策の根本的見直しやと思わん?
それらをした上でアメリカさんとも関係強化をしましょうっていうのが筋ちゃう?
アメリカが中国と妥協したら確かにとんでもないことになる
でも安保法案でその可能性を極端に減らせるとは到底思えん
アメリカに媚びることで多少の延命はできても、根本的解決にならんやろ
よっぽどのことが起きなければ安保法案制定はもう間違いない
アメリカが孤立主義に回帰していけばいくほど日本の国防は脆弱になっていくし、
逆にアメリカが覇権主義を強めていけば、中東への戦争に駆り出される可能性が高くなる
>>36
なんか共産党支持者さんの言ってることと私の言ってることと、根本的なところでは同じような気がする。目指すところは同じだがその方法として安保法案をどうするか、で食い違ってるだけでは…。
>でもそれ安倍晋三はちゃんと言ってるか?
言ってないですね。安倍の本心は九条改正で堂々と国防軍を作ることなんだろうが、それは仮に発議できても国民投票で否決されると思われる。いったん否決されたら二度目なんて簡単に発議できないから慎重にやらざるをえない。
安保法案も、安倍の進め方の善し悪しはともかく、そもそも必要かという話になると必要だと思う。ところが、ちゃんと言えば反対がもっと強まると思って誤魔化してるんだろう。それは方法論的には卑怯、アンフェアだが必要なものが成立しなければ元も子もないということだろう。
それはおかしいと言われると確かにおかしい。けど正面突破では今の世論は納得しないだろう。
>中国の脅威を訴えるのなら自衛隊を国防軍として再編成して(名称は軍じゃなくてもえええけど)、東南アジア諸国とも同盟を強化すべきやってことが言いたいねん
全くその通りだと思う。そう思うけど、今の日本の同盟国はアメリカだけで、東南アジア諸国と新たに軍事同盟を結ぶという話が現実に通るかってことだ。残念ながらそれはますます国民の感情に触れる。外交的にも中国に格好の口実を与えるだろう。東南アジア・オーストラリアとの同盟ができればそれが一番いいが、現実問題できそうにないから、アメリカを間にはさんで間接的な疑似同盟を作るしかないんだ。
>今回の安保法案って米との相対的に地位が高まるどころか、その逆で米依存強めるだけの結果にしかならんで?
ここが共産党支持者さんと私の考え方の一番の違いだろうな。
従来の日米安保は、日本は金と土地を提供するけど軍事的には完全にアメリカ頼みだった。一方的に日本がアメリカに依存してきた。しかし日本が後方支援でもアメリカを支援することによって、一方的な依存が少しだけど相互依存になる。
もちろんアメリカ主導は変わらない。でも自衛隊の占める役割がいくらかでも増える。10:0でアメリカだけ動いていた状態が、9:1だか8:2だかになる。それは日米同盟で日本の相対的地位が向上することになる。
また、対米に限らないし安保に限らない、何でもどんな分野でもそうだが、どんなに立派な装備を持っていても経験ゼロの集団なんていざという時に誰からも信頼されないよ。軍事の話からずれるけど、日本の新幹線が高価でも高く評価されるのはダントツの実績を誇るから。軍事は国家の存亡にかかわる重大事だから新幹線どころじゃない。「カタログスペック」だけで信用を得られるほど甘くない。
今はアメリカの尻馬でも何でも実績が必要だ。そして、世界で一番戦争が強くて経験も豊富なアメリカから多くを学び取らねばならない。日本の方針としてイラク戦争みたいに侵略していく必要性はないが、ともかく国際的にこれだけ活動しているという実績、現実に活動できるという能力。アメリカが西太平洋にいる間に、それを蓄積しておかないと、東南アジアはアメリカがいなくなった時に日本と組むよりも中国に追従するほうを選ぶ。日本が頼りにならなければ中国が怖いからね。
既存の日米同盟の拡大ですら、これだけ国民の反発があって、中韓から外交ネタに利用されている。軍国主義回帰だとか言われてる。国内でもそれを真に受ける人がこれだけ多い。なのに、東南アジアとの新軍事同盟とか実現性ないでしょう。共産党支持者さんの論は筋的には正しいと思う。でも実現できるとは思えない。絵に描いた餅ではどんな正しい構想も役に立たない。
>アメリカが中国と妥協したら確かにとんでもないことになる
>でも安保法案でその可能性を極端に減らせるとは到底思えん
>アメリカに媚びることで多少の延命はできても、根本的解決にならんやろ
これも全くその通りだと思う。でも安保法制で多少の延命をしてアメリカを少しでも長く西太平洋に引き止めておく必要がある。それは根本的解決じゃない。でもその間に、自衛隊は諸国から信頼されるための活動実績と能力を少しでも積んで、やがて来るアメリカの西太平洋撤退に備えなければならない。
アメリカだってある日突然総引き上げするわけじゃないだろう。徐々に手を引いていくだろう。その時に生じる「力の空白」を、中国でなく日本が埋めていくことが必要だ。アメリカが引いていく時、その空白を「中国に取られるよりも日本が埋めてくれ」と言われなきゃならない。アメリカが引き上げても日米の同盟が白紙になるわけじゃない。アメリカにとって、中国と妥協して太平洋分割案に乗るよりも、同盟国の日本に西太平洋の安全保障を任せて自分は後ろ盾になることで中国を牽制し続けよう、という選択をさせることが重要だ。
そうなって初めて、東南アジア諸国も「怖い中国よりも頼れる日本」を選ぶ環境が整う。
安保法制でそんな問題を一気に解決できるとは思っていない。でもそのための第一歩として必要だ。これが通らなければ、それこそアメリカは中国重視にシフトしていく。アメリカが再び世界に覇権を求める余裕があるとは思えない。アメリカの太平洋戦略は、少しずつ撤退する方向に行くだろう。その時、西太平洋をどうするか。「日本との同盟を軸に間接的にアメリカの強い影響力を維持するか」それとも「中国と妥協して安定を図るか」二者択一だと思う。
アメリカの利益としては、可能なら前者を選びたいだろう。日本が再びアメリカに逆らうとは思えないから。しかしその日本がアテにならなければ、中国を選ぶかもしれない。アメリカが孤立主義に回帰していくほど日本の国防が脆弱になるのではなくて、アメリカが徐々に孤立主義に近づくにつれて、そこに生じる「力の空白」を、アメリカにも東南アジアにも歓迎される形で日本が埋めていくんだ。
>>42
今の世論は納得しないからといってごまかすことを善しとするならもはやそれは民主主義の崩壊ちゃうの?
本気で必要だと思っているなら時間をかけてでも誠実な説明をすべきやろ
それをアホみたいに他国の議会で下らない約束をするから焦る羽目になる
いくら中国が脅威とは言っても今日明日にでも中国が沖縄に上陸するなんてことは絶対にないんやからもっとじっくり腰を据えて議論できたはず
もっともこの点に関してはメディアにも責任はあると思ってる
そもそも前回の年末の選挙の時から公約の中に安保の話はあった
それにも関わらずメディアは大義がないだの下らないことを言ってまったくこの話をしなかった
国会前でデモしてる連中も選挙の時にすべきで選挙が終わってさあ法案を成立させましょうかって時に声をあげても意味ないねん
逆にこれでもし安倍が怖気づいて安保法案が廃案になったら選挙の軽視も甚だしい、間接民主制の崩壊や
だから本来ならばメディアがあのときにもっと安保の議論をすべきやった
憲法9条にしても先延ばし先延ばししてばっかり
時間をかけて国民にもメディアにもたくさん議論をさせて、政府も誠実な説明を続けないと一生改正されん
安倍はすぐ引っ込めた
いくら国際的な信頼を実績を積み上げても国内における国防政策の見直しを図らないと意味がない
国際的な自衛隊の立場と国内の自衛隊の立場との矛盾を解消しないとアメリカ頼みの国防を解消することはできない
アメリカに残ってもらうための法案だけが先行して『アメリカの西太平洋撤退に備える』方策が残念ながら皆無
延命措置ばかりに必死になって、果たしてこの先日本政府がアメリカ依存を減らす方向に向くだろうかという大きな疑問が残るわけや
今回の安保法案で終わってしまって『「怖い中国よりも頼れる日本」を選ぶ』環境づくりをするだろうか?
先延ばし先延ばしでふたを開けてみたらもう遅いなんてことになるだけやで
アメリカがいないなら日本を選びません、なんてことになったら元も子もない
>既存の日米同盟の拡大ですら、これだけ国民の反発があって、中韓から外交ネタに利用されている。軍国主義回帰だとか言われてる。
>国内でもそれを真に受ける人がこれだけ多い。なのに、東南アジアとの新軍事同盟とか実現性ないでしょう。共産党支持者さんの論は筋的には正しいと思う。
>でも実現できるとは思えない。絵に描いた餅ではどんな正しい構想も役に立たない。
相手がアメリカやから反対してる人が多いんちゃうの?
さすがに中国の脅威に関しては誰もが認識しているはず
そしてこのままじゃまずいことぐらいは分かっているはず
それが分からないほど平和ボケしてる国民が大多数やったらもうこの国終わりやで
東南アジアと一緒に中国を牽制しよう、という意見がそこまで膨大な批判を受けるとは思えん
安保反対ばかり大きく取り上げられるけど、賛成派の意見も少なくないし、安倍内閣の支持率だってまだ40%近くある
少なくとも今の安保法案賛成してる人はまず賛成するやろ?
30年前ならいざ知らず、今の日本なら実現不可能なことやとは思えんけどなあ
それをちゃんと代弁してくれる政治家がいないから共産党に入れるしかないんやけど
安保法案の制定はもう間違いない
従米路線はもうしゃあない、その代わり中東戦争に巻き込まれても誰も文句は言えん
ただそれでも遅くないから東南アジアとの連携強化と自衛隊再編を本気で取り組んでもらいたい
(というか9条改正は自民党の悲願のはずなのだが・・・)
これはまあ予想やけど安保法案が制定されたら一か月も経たんうちにテレビからその議論は消えるやろな
特定秘密保護法の時と同じように
一週間もったらええほうか?
法案が制定された後の国防政策には注視せなあかん
>>43
やり方がおかしいと言われるとそれは正論なんだなあ。世論が納得しないから誤魔化すなんてやってたら民主主義の崩壊と言われると正しいと思う。でも正面からここで言ってるようなことを出したら、いつまで経っても安保には手を付けられん。だから憲法さえ軽んじてる。憲法を軽んじたら法治国家としておしまいだ。それを承知でやってる状態。方法論的にはおかしいんだ。
安倍個人を擁護する気はないから間違ってることは間違ってるでいい。米議会で約束するからってのも、正直、あのとき鳩山のトラスト・ミーの二の舞にならなきゃいいがと思った。上下院そろった議会での発言だからあの時の鳩山よりもずっと自分の手足を縛る結果になる。
明日にでも沖縄が脅かされる状況ではないし、尖閣だって明日にでも奪われる状態ではないだろう。ただ南シナ海は日本じゃないがもっと切迫している。南シナ海で日本がどれだけ存在感を示せるか、それが東南アジア諸国に対してもアメリカに対しても、試金石になる。だから、のんびりしてもいられない。とはいえ米議会での約束は退路を絶ちすぎた。
>憲法9条にしても先延ばし先延ばししてばっかり
今言っても仕方がないが歴代内閣はこの問題を避けて通りすぎた。自民党の理念はもともと自主憲法制定、安倍内閣は第一次から第九条改正が一番の目標だった。あの時は正面突破を図って支持率落として参院選の負けを招いた。今回も意欲を見せたが、国民投票で可決される見通しが立たないんだろう。私の感覚でも、今国民投票にかけたら否決されると思う。もっと早くから議論しなければならなかった問題だ。しかし過去を悔いても始まらない。九条に手を付けるのが今は無理なら、無理なりに何ができるかを考えなければならない。
>いくら国際的な信頼を実績を積み上げても国内における国防政策の見直しを図らないと意味がない
国内の国防政策も出来るところから手をつけている。日本版の海兵隊創設なんかね。もっと根本的なところを進めるべきなんだろうが、最善も次善も取れないからせめてものっていう事だろう。この安保法案を通して終わりなら安保問題は解決しない。
>今回の安保法案で終わってしまって『「怖い中国よりも頼れる日本」を選ぶ』環境づくりをするだろうか?
もちろん終わってはならない。が、したくてもそれが簡単に出来ないから、一歩ずつも進めないから、0.1歩ずつと言ったところだ。でもやらないよりはやるべきだし、一気に進めようとしたら転ける。転けたらその0.1歩も前に進まない。東アジアで日本の存在感が高まることは、おおむね歓迎されてると言える。フィリピンなんか完全に支持している。あまり関係のない国は無関心だし、外交的に反対姿勢なのは中国と韓国くらいだ。問題はそれよりも国内にある。
>相手がアメリカやから反対してる人が多いんちゃうの?
>さすがに中国の脅威に関しては誰もが認識しているはず
>そしてこのままじゃまずいことぐらいは分かっているはず
>それが分からないほど平和ボケしてる国民が大多数やったらもうこの国終わりやで
残念ながら労組系の主張は、「日本が中国の脅威になってはならない」だ。日本が中国の不安をかき立てるから問題が起きるという論法で、まるで中国を代弁してる。大まじめでそんなこと言ってる。国際問題は外交で決着しろと。中国の脅威は認識しているがそれは話し合いで解決しろと。日本が軍拡すれば中国も軍拡して、その行き着く先は戦争だから、中国を脅かすことはやめろとね。労組と言ってもいろいろ主張があってそれが全てじゃないだろうが、そういう理由で安保法案に反対している団体も決して少なくないということだ。
昔より減ったとは思うが、自衛隊の役割拡大=軍国主義回帰、という人もまだまだ多い。東南アジアと一緒になるからと言ってアメリカとの同盟を弱めるわけじゃない。となると、軍事同盟の相手国を増やして、はっきりと中国包囲網を作ることになる。安倍はもともとそれをやりたかったはずだ。日米豪印の「自由の弧」構想を第一次の時に唱えていた。口には出さなくなったけど目標は今も同じだろう。遠回しだけど「地球儀を俯瞰する外交」も中身は同じだろう。でも、こういう構想を軍事同盟にすることは、既存の日米同盟の強化よりもよっぽど受け入れられないと思う。
そういう意味では、私は共産党主義者さんより世論への失望感が大きいようだ。とにかく、歴代内閣の中では安保に積極的な安倍のうちにほんの少しでも動かしておかないとどうにもならんと思っている。
>ただそれでも遅くないから東南アジアとの連携強化と自衛隊再編を本気で取り組んでもらいたい
これが無ければ今回の、説明責任も憲法もどこかに行ったような無茶な方法で制定する安保法制もその「0.1歩」の役目すら果たせなくなる。それは必須条件だ。安倍だってそうしようとするだろう。しかし衆議院再議決などで今回の法案を通したあと、安倍に次をやれる余力が残るかどうか。怪しくなってきた経済問題で手一杯じゃないだろうか。では、次の仕事を安倍の次の首相がやってくれるかどうか。前途多難だ。
でも論点は整理できてきた気がする。
「アメリカに命令されるような日米安保の枠内でアメリカの支援をするよりも、もちろん日米同盟は維持しながら、同時に東南アジア諸国との連携を深めて同盟することで中国の脅威に対抗するほうが良い」
この見解は一致してると思う。
だから今回の安保法案なんかを無理押しせずに、そういう政策を取るべきだ、と共産党主義者さんは仰るのでしょう。
私のほうは、軍事同盟の相手国を増やすことはおそらく世論がもっと許さないだろうから、日米同盟を介して東南アジアとの連携を深めつつ、日本に経験と実地能力をつけていく、という考え方。
どちらのほうを世論が許容するか、という読みの差じゃないだろうか。
私は自称「真ん中よりも少し右寄り」なんだが…
日本は「真ん中」が左に寄りすぎているから私みたいなのでも右に見えるんだ、と思う
さて安保法制が採決されたわけだが共産党には強く失望した
反安保で手を組んだ民主党と選挙協力をするということが中央委員会で決まったらしい
民主党なんて理念も糞もない政党じゃないか
かような政党を共闘をするということは理念でなく政権奪取を優先させるということ
こんな状況では仮に政権交代が実現できても崩壊するのが目に見えている
大阪で共産党が自民・民主と手を組んだがこれは一つの政策に対する共闘だからまだ認めてもいい
しかし選挙協力をしては政党の意味がない
共産党もそろそろ潮時か?
>>47
そんなことが決まったんですか…。それは不破さんも承知?
共産党の一番の長所は「たとえ孤立しても筋を通す」ことだったはずだが…。
共産党単独で政権を取るなんて現実的にありえなくても、それを知ってて全ての選挙区に候補者を立ててきたのはそのためだったはず。落選が分かっていても候補者を立て、理念を訴え続ける。その気骨が共産党だと思ってたが…。
離合集散してるような政党と一緒になったら存在価値がなくなってしまう。
不破氏は既に第一線からは退いてるから分からん
内部事情は知らんが、少なくとも志位委員長がはっきり明言した
一応全選挙区で候補者を立てるとは言っているが選挙協力も可能性も示唆している
民主党の岡田代表も意欲的な姿勢を見せていて民主・共産の統一戦線ができる可能性は高いで
ただ民主党内ではかなり反発あるようやから下手したら民主党が分裂するかもしれんけどね
私もその後ニュースを見ました。
民主なんか最初から分裂してるようなものだからまた分裂しても今さら驚くに値しないが、共産党にとっては大転換ですね。
不破さんは退いた人とはいえ、健康状態さえ大丈夫なら、無視できない存在と思うのですが…。もしも不破さんが了承したのであれば、「不破老いたり」と言いたい。不破さん抜きで決まったのなら、「共産党も変わったな」と言いたいです。
私は共産党には一度も投票したことがありませんが、野党としての存在価値は認めていました。これからどうなるのか分かりませんが、他の政党と同じようになっていくとしたら惜しいです。
維新・民主の分裂
共産党の選挙協力宣言
これらで野党再編が動き出すだろうが自民党一強を崩せるほどにはならんな
いつも通りではあるが安保法制が採決された途端にこの報道がぱったりなくなった
本来ならば採決後こそが重要であるのに