養殖真珠貝

197夕露
2018-07-23 22:37:01
ID:E.d3svbY


思い出は本当に骨みたいになって、風化して、それしゃぶって生きて、考えること、多すぎて手に負えなくて、本当に大事なことより、もっとどうでもよいことで、深く考えすぎてしまう、不器用だ、そして、それで実直ならば良いけれど、それだけじゃないんだ、この心の傷、目に見える傷、容易くて、そして時に自分で抉る、無駄な考えはどうしても暗くて重たくて、いらないんだろなひどく歪曲している、気が向いたように愚直で、それこそが不器用さなんだ。もう思い出さない考えない誰にも言わない望まない、それでもそれはきっと無理だろう、何度もそうしてきた、それが出来たなら苦労はしない、今が満たされないならば必ず過去に縋ってしまう、情けなくてもそれすら分かっている、それでも出来ないから、また何度も嫌になって。

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