元を辿れば『他人のため』は』自己のため』
即ちエゴだ。
ならばエゴは無くすべきか?否。
エゴこそ人間の美徳であるし、エゴがなければ人間は人間たり得ない。
エゴを憎む 悪を憎む そうした『心』は確実に、人類の妨げになる。これだけは覆せない事実としてそこにある。
そして常識という柵からも、人間は脱却しなければならない。
常識は宗教だ。
それが絶対的であると教え込まれ、『常識』から外れた人間を爪弾きにするという無価値な行為を推奨する、あまりにも有名な宗教。
宗教と大差はない。ただ神の代わりに常識を崇めているだけに過ぎない。
それが絶対的信仰心に近ければ近いほど『狂信者』だ。
よって昨日、一昨日私に文句をつけてきたあの男性もまた常識という宗教の信者であり、
悪でありながらその自覚がなく潔癖であり続けたいという欲を持った没個性のひとつ。
私に文句をつけてきた人間の大半がそれに該当する。
もう少し自覚のあら真っ当な人間が増えてくれれば、そうした人間に嫌気がさしたがために強行手段に出ようというテロリストも減少するだろうに。