馬鹿ってだけじゃ名誉棄損にはならないようにキモってだけじゃ名誉棄損にならない名誉毀損についてまずは、名誉毀損について見てみましょう。名誉毀損が成立するには「事実の摘示により」人の社会的評価を低下させる必要があります。ところが「馬鹿」というだけでは、事実の摘示になっていません。そこでこの場合には、名誉毀損は成立しないことになります。名誉毀損が成立するためには「あの人は上司と不倫している」とか「あの人は前科者だ」など、具体的な事実を摘示して人の名誉を低下させる必要があります。