人間が「生まれた以上いつか必ず死ぬもの」なら、医療や福祉の向上は「死の先送り」といえる。
死亡率は0歳で死ぬか50歳で死ぬか100歳で死ぬかを問うていないのだから、死を現時点でどんどん先送りできている国は、福祉や医療の絶対値が低くても死亡率が下がる。
逆に、どれほど高度な医療・福祉を誇る国でも、死を先送りできなくなれば120歳だろうと人は次々と死んでいって死亡率が上がる。Cの言ってる団塊の世代云々も、その世代の人々の死を先送りできない時代になれば、死亡率がぐっと上がるよって話になるね。
だからAさんの主張は間違っている。
一方Bさんは、Aさんの言っている「一般的な傾向に関する主張」を、「たったひとつの事例」で否定しようとしている。Bさんの出したのはただの例外に過ぎないかもしれない。
どっちの主張がよりよいかと言われても、どっちもどっちだなー。
ちなみに出題者に一言。
>P国:貧困と限られた医療のため多くの犠牲を強いられているアフリカのとある国(>>1)
>ちなみに、Pはパナマ!Sはスウェーデン!実在します!(>>24)
パナマはいつからアフリカになった…?