「クラスが無機物問題」について
端的に言えばクラスが無機物という表現自体が不当である。
まず「クラス」というのは非実在的概念であって物質や物体のように実在的概念ではない。
つまり「クラス」とは物質でも物体でもないということだ。
次に「無機物/有機物」というのは物質を分類する際の概念であり、その分類の対象はいわずもがな実在的概念である。
したがって、「無機物」という言葉を「クラス」という非実在である概念に対して使用することは不当であると考えられる。
同じように「有機物」という言葉も「クラス」という概念を対象に使用することは不当である。
あくまで実在の物質にのみ適用されるべきだ。