教授:レポートや論文では、意見や事実と感想とを分けて書くべきです。
馬鹿:辞書には、心に感じたものが感想だとあるので、事実も感想に含まれると思います。
教授:
仮にそう書いてあったとしても、辞書に書いてあるのは、意味の一般的な説明です。
言葉の意味は文脈によって決定されます。
辞書に書かれていることだけで足りるなら、
言外の意味も存在しないし、
機械が完璧な外国語翻訳をできるようになります。
しかし、そうではありません。
あなたは、根本的に辞書に関する理解が不足しています。
ちなみに、今回の場合は、事実と感想とは辞書の上でも区別できます。
「物事について、心に感じたことや思ったこと」は感想ですが、
事実だけが述べられている文においては、心に感じたという事実は推測できるにせよ、
”どのように感じたか”がわかりません。
例えば、
「人間は動物である」
これは、あきらかに、事実です。そして、話者もそう感じたのでしょう。
しかし、どのように感じたのかはあきらかではありません。
これに対し、
「人間は動物であるとしみじみと思った」
このように書いてあれば、事実に基づいて、”しみじみと思った”という感想が含まれていることが明確にわかります。
このように、レポートや論文を書く際には、だれの意見なのか、そして、だれが感じたのかを明確に書く必要があります。
馬鹿:以下ループw