【ろんりてきとゆーものについて】
ーーー1年D組 佐藤 十号
ぼくは、ろんりてきとゆーものはけっきょくのところ なんだかおごそかでそれっぽいもの だとおもいました。
なぜなら、 ろんりてき とゆーもののきじゅんじたいが こじんのかんせい によってちがっていて、
そして、そのなかでもよりせいかくでめいかくな ろんりてき をもとめることはむだだとおもったからです。
たとえば、ぼくはこのあいだえんそくでゆうえんちにいきました。
ゆうえんちにはいろんなどうぶつがいて、なかでもごりらはすごくちからづよくて、おもったよりおおきかったのがとてもいんしょーてきでした。
でも、ひとくちにごりらといっても どんなごりら だったのかはみんなにはわからないとおもいます。
かりに、ここでよりせいかくなごりらをみんなにしめす (よりろんりてきにせつめいする) ひつようがあるなら、
ぼくがみたごりらは サル目ヒト科ゴリラ属に類する哺乳類-通称ゴリラであり、そしてその中のニシローランドゴリラ(英名-Western Lowland Gorilla) というものだとせつめーするのがより ろんりてき だとゆーことになります。
そしてこれはごりらのせつめいにとどまりません。
つかったことばのいみ、なぜかくにいたったか、どうぶつえんはどこか、きりんさんはすきか、ぞうさんのほうがもーっとすきかなどなど…… あげたらきりがないほどせつめいしなければならないことになります。
ということは、 ろんりてき とゆーものはどこかあるいっていのところでせんびきをしなければ せつめーのへいいせい をそこなってしまうじょーきょーにおちいってることになります。
ではあるいっていのところとはどこなのか。
それはけっきょく こじんのかんせい によるところになるとおもいます。
『ここまでいえばわかるだろ』
『ここらへんでもつたわるだろ』
そういった、あるしゅの あきらめまたはきぼう をおぼえる (もつ) ことがぜったいてきにひつようになってきます。
ろんりせいとへいいせいのばらんす。
このつりあいをうまくとることがあるいみでの ろんりてきなこたえ になるとおもいます。
そしてその ばらんす もけっきょくのところ かんせい によるところとなります。
なのでぼくは、ろんりてきとゆーものはいっけんすばらしくてじつにめいかくでてきかくなものだとおもわれがちだけど、
じっさいはそんなことがなく、こじんのかんせいによってさがしょーじるあいまいなものとして、
だから 『なんだかおごそかでそれっぽいもの』 とひょーげんしました。
そして、 ろんりてき をこんごどうとらえればいいかというてんにかんしては、
たんてきにいうと 『しゅちょー、しゅちょーにいたるみちすじ、こんきょのていじ、それらのしんらいせーをたんぽするせつめい』 がなされているなら、
それは ろんりてき とみなしていいとおもいました。
おしまい