【公式】喧嘩師ランキング【初見さん用】

684おっぱいぷりん◆prin/sdAts
2019-01-10 07:13:04
ID:j8eEucoo

これまで、議論の全体像をつかむことが重要だとか主張してきました。
http://jeison.biz/casphy/bbs/read.php?cate=kenka2&mode=list&no=8957&res=108
http://jeison.biz/casphy/bbs/read.php?cate=kenka2&mode=list&no=8222&res=13
http://jeison.biz/casphy/bbs/read.php?cate=kenka2&mode=list&no=8850&res=424


抽象的思考能力(論理的思考力のひとつ)は、
このような議論の全体像を掴んだり、
どのような論理構造になっているかを分析したりするもので、
言語を記号的に理解することで高めることができます。
(四則演算も、変数の導入によって代数構造が顕になり、演算の構造がわかるのと同じです)

*論理的思考力を構成する概念の説明
http://jairo.nii.ac.jp/0014/00004826

*抽象化と言語について
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/50701/1/KJ00000047109.pdf


さて、「立論の構造」を理解することは科学的論文作成には必須の能力とされ、エリートには指導されるようですが、これに関しておもしろいものを発見しました。


それはpragma-dialectical theoryという考え方で、議論の効率化を図るような方法です。(欧州ではこの理論に基づいたクリティカル・シンキングの方法が発展中だそうです)

例えば、議論の差異を解消するために、初めに以下のようなステップが必要とされます。
1. 話題の要点を決定
2. 話者の採用している立場を明確化する
3. 主張の明らかな部分と、暗黙理の仮定を確認する
4. 立論の構造を抽象的に理解する

http://rozenbergquarterly.com/issa-proceedings-2010-logic-in-the-pragma-dialectical-theory/
https://www.amazon.com/Argumentation-Communication-Fallacies-Pragma-dialectical-Perspective-ebook-dp-B01IVS7QCW/dp/B01IVS7QCW/ref=mt_kindle?_encoding=UTF8&me=&qid=

これまでの私の書き込みを見れば、1~3を行っていることがわかると思います。自然にこの方法に収斂したのですが、それと全く同一の方法が学問としても裏付けられていると知って驚いています。

ところで、天使や、ロシュ、Cなどは、1、2くらいはまずまずできるようですが、3,4の力は不十分です。特に4は現代文の問題などにも現れる問題なので、国語力の問題とも言えます。いくら美文をマネッコしようと思っても、抽象的に理解する力が足りないので全体の論理構造がわからずうまく真似できないのです。(本人はわからないでしょうが、この辺は思考力を獲得しないと伝わらないのがつらいところです)

このような能力を獲得するには、やはり、論理学を自分なりに整理し、正しく理解することが一番の近道だといえます(妥当な演繹を網羅できるのは論理学そのもの)。

ですが、なぜみなさんは、この程度のことすらしないのでしょうか?
よく、論理学をかじった程度といいますが、かじることすらできないのでしょうか?
みなさんが、立論の構造を抽象的に理解することができるようになればもっともっとおもしろいロジックの戦いができ、バカにはわからない戦いのおもしろさがわかるようになります。今までとは同じ文をみても深い理解ができるようになり、そして(自演で)強いとされているやつが如何に低レベルかすぐにわかるようになります。

また、現在は考えたロジックのうちの10%すら出る前に終わってしまいます。そもそも相手の理解力を判断した上で、それに近い範囲でしか立論できません。いつまでこのような状況が続くのでしょうか。そろそろ、虚栄はやめて真摯に取り組んでみていただきたい。


特にロシュ限界のように、しったかぶりをして文献も出せず、調査も満足にできないようでは、一般の高校生レベルにすら達していないと感じています。ある程度年齢がいっているみなさんでしたら、もう少しまともに議論できるようになってほしいものです。

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