当該「論破する余地が残る」とは、例えば今現在では論破不可と認知しているとしても、将来における未知の論拠により論破する事が出来る余地を含むものである。とすれば、今現在では論破できないとしながらも、将来の被論破の可能性も含め、困難であると表現するのは間違いではない。よって「論破出来ない」と「論破するのが困難である」という主張は矛盾しない。付け加えるなら、そのような言葉の綾をつつくより、感想文が論破可能であるという事実を以って反論をした方が建設的且つ有効であると思料する。