ゲームをクリアしてやり込んでると、最初は壮大で長く感じたストーリーも、しょぼく感じてしまう。たったあれだけなんだなあ、イベントシーンや各キャラクターの細かいセリフも、ほとんど記憶できる。
実は世界史や日本史にも同じことが言えるんじゃないかって思うの。
最近のゲームは、道中に様々なアーカイブズやアイテム資料が出てくるものが多いわけで、それらがゲームのシナリオと密接に関わってくる。特にバイオハザードなんかは、極秘裏に行われた研究の詳細や、ウイルス兵器の実験レポート、クリーチャーの特徴は愚か、オブジェクトやアイテムについても詳しく書かれていたりする。
まあ、そこまで細かく覚えてしまうのは、やっぱり純粋に好きだからなんだけど、世界史や日本史も、同じ感覚でやってしまえば、意外とできてしまうんじゃないかって思う。
目の前にある膨大な量を頭に叩き込むことをしなきゃいけないから、それはもう気が遠くなるんだよ。趣味ではないから、嫌いではないにせよ、それがただの"作業"になってしまう。"夢中"に"努力"は敵わないんだね。