ドラクエ１１が注目されてるけど、ドラクエってクソゲーだと思う。

設定が物凄くありきたりすぎて、とてもとてもつならない。初期頃はあれが民衆の心を掴んだから人気になったが、王国だの勇者だの冒険だの、そんな単調でつまらない設定がいつまでも続くわけがない。大抵は初期頃のドラクエにハマったから、ただ思い出がつまったお気に入りのゲームだっていうだけの理由で遊んでるんだと思う。だからドラクエの魅力を語れって言われても、多分誰も何も答えられないでしょ。

よくFFと比べられるけど、雲泥の差と言っていい。
じゃあどう違うのか。

○世界観

ドラクエに関しては上記した通り、どの作品も王国だの冒険だの、全く同じ世界観ばかりで本当につまらない。しかもその世界観が田舎っぽい。集落や村、王国からちょっと外に行けば何もないスッカスカで広大なフィールド。戦闘時やフィールドを駆け巡る時なんかのBGMも、毎作毎作、曲は違えど、同じ楽器を使っているというか、同じ雰囲気のBGMで飽きる。メニュー画面やメッセージ欄のあの囲い（？）などのデザインも全部同じ。とにかく一つ一つ挙げていったらキリがない。
それに比べてFFは、毎作ごとに世界観を一新している。FF6まではドラクエと同じように、あまり世界観が変わることはなかったが、FF7からはまるで違った。ノスタルジックで美しく、上品なFF13。アジア近辺の文化に似た、神秘的で切なさを感じるFF10。現代文明を取り入れた、現実味のあるFF8・FF7。などなど、それぞれ全く違った世界観がある。メニュー画面などのデザインや音楽も、それぞれの雰囲気に合わせたものになっていて、飽きさせない。

○ゲームシステム

ドラクエでゲームシステムが問われるのは戦闘時くらいか。毎作毎作進化していない。外電に位置付くシリーズはオリジナルの戦闘システムが用いられてるが、ナンバリングタイトルではどれも全く同じだ。職業のシステム、雑魚敵の種類もほぼ変わらないし、戦闘BGMも似たものばかり、挙げ句技が類似している。
FFはバトルシステムにしても、それぞれオリジナルのシステムがある。FF7はマテリアと呼ばれるものを装備品に装着することで、召喚獣や魔法などのアビリティーが使用できる。リミットと呼ばれる必殺技も、グレードが４段階に分かれていて、レベルごとに進化する。FF10は戦闘中にメンバーを交代させることができる。FF12はリアルタイムの戦闘システムで、ガンビットと呼ばれる、いつ、誰に、何を、どうやってするのかという、言わばプログラミングのようなシステムがあり、半ばオートで戦ってくれる。他にも、FF13や零式、タクティクスもオリジナルの戦闘システムがあり、更にHPが低くなるとステータスがアップしたり、属性Aの敵に属性Aの攻撃をすると回復したり、シリーズの暗黙のルールも存在していて面白い。コマンドや戦闘時のBGMもオリジナリティがある。

他にもまだまだ注目すべきポイントはあって、突き詰めれば突き詰めるほど、ドラクエとFFの差は広がっていく。俺はFF信者でも、ドラクエ好きにFFを好きになれだとか言うつもりはない。あくまでゲームだから、個々人が感性によって自分が一番面白いと思うゲームをプレイすればいい。