>>103
返すのが遅くなってすまなんだ。
>応用問題で空白が多いと、手抜きしてるのが先生にバレバレ
そもそも宿題をやる生徒自身は、教師が自分の学力と照らし合わせて宿題チェックをするとは考えないんじゃないかな。数百人いるうちのたった一人である自分の学力をそれなりに把握してチェックするとはかんがえにくい。
それに応用問題だからこそ、そこまでは解けないほどの学力だと見なされると思う。というのも、今時の教師はぱっと見でチェックする人が大概だからだよ。ぱっと見って言っても、パラパラページをめくって一瞬だけ見るっていうのじゃなくて、答え合わせが抜けてないかだとか、解き忘れがないかだとか、そういった大体見た感じで分かるものをチェックして、合否判定する。
何で知ってるのかというと、授業中にチェックするケースが多いからだよ。教卓の前まで持ってこさせて、生徒の目の前でチェックする。ここが良い。ここがダメ。生徒個人の取り組み方を分析することで、学力の向上を図ってるという名目で、宿題チェックの負担を極限まで軽減させたいからだと思う。
もちろん、考査課題や連休課題なんかは、職員室の各担当の教師に提出するけど、そこでも多分、大雑把にチェックしてる教師が大半だと思うよ。
>真面目にやれば正答率がどうでもいいなんて思えないよ
ちょっと待ってよ。確かに解答を写してでも賢くなりたいと思う気持ちは分からなくはないけど、それは自分の学力を上げて正答率が高くなるようになりたいという、未来への目標であって、その場で分からなかった問題を、その場で分かったことにすることではないと思う。
俺が数学の課題をやってる時に、俺は分からない問題は分からない問題として、赤ペンで答えを写して、敢えて不正解として片付ける。だって分からなかったんだから、不正解みたいなものだし、正答率が良いからといって成績が上がるわけでもない。それに、その問題が自分の苦手問題だっていう目印にもなるしね。真面目なら、なおのこと正答率なんて気にするとは思えないんだよ。
それはさ、"解答を知りたい"という欲望じゃなくて、"手っ取り早く終わらせたい"とか"賢く見られたい"というマイナスな欲望なんじゃないの?
>始めたからには私は勝ちたくなる
始めたからには勝ちたくなるっていう気持ちは分からないわけじゃないんだ。ただ、上でも言ったけど、それは自力で解けるようになりたいっていう気持ちのことであって、答えを写してまで自力で正解したことにすることじゃないと思うんだ。
だって、始めたからには勝ちたくなるっていうのも、結局は自分だけしか知らない、自分だけの拘りみたいなもので、他人に見せるわけじゃないでしょ?
結局答えを写したって、それは自分が解けなかった事実として記憶されてしまうんだから、その口実は不自然すぎるよ。
やっぱり楽したいからなんじゃないの?
そう思う人は、逆に模範解答からどうしてそのような答えになるのか、理屈を理解しようとして、考え方を学習するんじゃないかな。理科や社会科などの暗記科目で言えば、答えを見ることは効果的と言えるし、数学みたいに自分で筋道立てて考える問題なら、問題の解き方やパターンを覚えることに繋がると思う。
極限に不真面目な人、とことん真面目な人、そしてその中間的な人。俺はこれらを、宿題を写すかどうかで区別してるから、2パターンになると考えている。だから中間的な人のことを度外視していたり、見落としていたりするわけじゃない。中間的な人も、極限に不真面目な人も、共通しているのは、"答えを写す理由が楽をしたいから"っていうこと。解答を奪ったところで、そもそも別の手があって、それは解答がある時と同じ結果を生むから、無意味だと俺は思う。