第三者の審級「そこに帰属していると想定された(つまりそれが承認していると認知された)ことがらについては、任意の他者が学習すべきことについての(価値的な)規範が成り立っているかのように現れる、特権的な他者のことである。」(『虚構の時代の果て』,大澤真幸,ちくま新書,1996,p227)