>彼の主張は、つまり
>>見えも触れもしないパーツを含んでいても実在は可能である。
>>よって見えも触れもしない神も実在可能だ。
>な訳だけど
ざっと読んでみたけど微妙に違くね？
見えも触れもしないパーツを含んでいるもの（例えば堤防と呼ばれているもの）を実在するものとして扱う【のであれば】神が実在すると解釈することもまた可能だ
みたいなスタンスから意見してるのが読み人知らずだよ。たぶん。知らんけど。

つーかそもそも彼の言ってる内容はモロ「唯名論」ってやつで、「堤防という実在そのもの」を疑ってる。
堤防ってのは実体のある物質じゃなくて性質や状態（つまり概念）に対して付けられた名前でっしゃろ、と。
「神が実在するならロープで縛って目の前に連れて来いよ！」みたいな認識を持ってる読み手を想定して「堤防をスコップですくい上げてお前の前にぶちまけても、それが堤防だと認めやしないだろ？」と言ってるような感じだな。

引力や磁力を初手で持ち出さなかったのは、そもそも実在とは何なのか？って話題提起するうえで堤防やスプリンクラーなどに目を向けさせたほうが
「唯名論的な意見をより披露しやすい」ってだけの理由に思える。
「は？堤防は実在するじゃん、バカ？」みたいな対立意見を釣り出そうとしてたんじゃない？
買い被りかもしれないけど少なくとも俺はそう読解した。