「僕は強いです/弱いです」という自己申告を受けてどうなるの?って考えると、「口ぶり相応にちゃんと強ぇんだろうな?」という発言はYes/No以上の返事、たとえば実力を示すことを求める意図があったとしてもおかしくない……かな。
あと、「強さ」の定義をあえてぼかすことで、「君は『強さ』をどんな風にとらえてますか?」という問いかけにもなってるかもしれないとも思った。
ただ、そういう含みを考えることができても、「強さ」も「相応」もその意味があいまいなことには変わりないので、そのままだと話のすれ違いがどうしても気になったりするときは、自分の気がすむまで問いただすのも一つの手としてアリだと思う。
もちろん自分で考えることが重要なときもある。察することを美徳とする文化もあり、石橋を叩いて渡るような慎重さをうとましく思う気持ちもわかる。ただ、その人なりの事情があるかもしれないということを考慮すれば、あんまり責める気にはなれないな。