【余裕があんなら覚えとけよってな言葉達 その8】
●上の四項目に該当しない名詞 その1
・因果(いんが)
原因と結果。
・演繹(えんえき) ⇔帰納(きのう)
演繹・・・前提を認めるならば結論もまた必然的に認めざるを得ないもの。
※ 妥当な演繹的推論は、前提が正しければ(健全であれば)、必ず結論は正しい。
この性質を真理保存性という。
・外延(がいえん) ⇔内包(ないほう)
ある概念の適用されるべき事物の範囲。例えば金属という概念の外延は金・銀・銅・鉄などである。
・蓋然性(がいぜんせい)
ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い。確からしさ。これを数量化したものが確率。
・額面(がくめん)
表面に現れた事柄や意味。
・廉廉(かどかど)
それぞれの箇所。
・金槌論(かなづちろん)
金槌で釘を打ちこむように一つのことを繰り返して押し通そうとする論。
・要石(かなめいし)
ある事柄を成り立たせる主要な事物、人物。
・陥穽(かんせい)
人をおとしいれる策略。わな。落とし穴。前後を入れ替えて「穽陥」にすると「落とし穴」という意味。
・観念(かんねん)
ある物事に対して頭の中に浮かぶ内容。
・帰納(きのう) ⇔演繹(えんえき)
帰納・・・個々の具体的な事実から共通点を探り、そこから一般的な原理や法則を導き出すこと。
・矜持(きょうじ)
自分の能力をすぐれたものとして抱く誇り。プライド。
・径庭(けいてい)
二つのものの間にある隔たり。懸隔。
・言質(げんち)
あとで証拠となる約束の言葉。
・嚆矢(こうし)
物事の最初。はじまり。