「喧嘩用語の基礎知識」編集部

190名無しさん
2022-02-10 15:39:14
ID:3M7uCtZE(sage)

●どこからが「論破」なのか

先の項目でも書いたように「論破」とは
【他の人に認めさせようとしたり、通そうとして強く言い張る自分の意見や持論 を喧嘩(議論)して破ること】
であるが、ではどこでその意見や持論が「破れた」と判断できるのか、ここは難しいところである。
例えば以下のようなやりとりがあったとする

A「お前男だろ」
B「男じゃなくて女ですはい論破」

このようなやりとりはチャット喧嘩では典型的なやりとりであるが実はこれ、厳密に言えば論破できていない。
Bが「女である」ことを主張しただけではBが女であると証明できていないからだ。
Bが自分が女であるという証拠を出せればAの「お前男だろ」という主張は破綻する。そこで初めてBはAを論破したと言える。
上記の状態ではあくまで「Bが男か女かはわからない」であって、実はBが言ってることは嘘で実際にBは男かもしれないのだ。
Bが男である可能性が残ってる以上Aの「お前男だろ」という主張が破綻したとは言えない、ということである。
ただ多くの喧嘩師はこの「どこからが論破か」について深く考えていないので、指摘されなければ上記の例のようなやり方で通すこともできる。

このことを応用すれば以下のログのように、「論破」を宣言してきた相手をカウンター論破することも可能です。
http://www38.atwiki.jp/mincha/pages/137.html
↑また、このように相手に「論破」と言わせておいて「カウンター論破」に繋げるやり方をおでん式喧嘩術では「誘導式カウンター論破」と呼びます(笑)


●必ずしも正しいことを言っていれば勝てるわけではない

もし「どちらが正しいことを言っているか」が喧嘩ならば論理性などには関係なく争点の時点で勝敗が決まってしまう場合が多々出てくるだろう。
間違っていてもそれをさも正しいかのように言い、相手にまともな反論をさせなかったり、黙らせたりすれば勝ちと言える。
簡単に言ってしまえば「どちらの主張により論理性があったか、圧していたか」である。
実際は正しいこと言ってる側が間違ったことを言ってる側の主張に納得してしまうこともある。主張をぶつけあって、その結果相手の主張に納得するということは論破されたことと同じである。
特にチャット喧嘩では喧嘩が終わって勝敗がついた後日、よくよく調べてみたら正しいことを言っていたのは負けた方だった、ということもある。
チャットでは多少おかしなことを言ってもその場さえうまく切り抜ければ勝つこともしばしばあるのだ。
ただやはり間違った主張を掲げて論破するのはかなり難しいので、多くの喧嘩は結局「正しいことを言っている側」が勝つことが多い。

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