「喧嘩用語の基礎知識」編集部

192名無しさん
2022-02-10 15:40:39
ID:3M7uCtZE(sage)

●正当な後出し と 不当な後出し について

喧嘩における後出し(後付け)は大きく分けて2種類ある。
それが「正当な後出し」と「不当な後出し」である。

正当な後出し(後付け)
簡単に言えば前に自分が言ったことをなかったことにしたり、変えたりしない後出し。
説明不足だった事柄に付け足したりするのがこれに当たる。


A「感想の否定は難しい」
B「いや、簡単だろww  その感想おかしいよ、とか言えば否定できるじゃん」
A「俺が言ったのは相手の認識を覆すという前提があった上での感想の否定は難しい、ってことだよ」

この手のやりとりは喧嘩では日常茶飯事である。多くの喧嘩師がこの「正当な後出し」を意識せずとも行っている。
この後出しを不当な扱いをしてしまっては「さっきの俺のその発言は~という意味だよ」という様な説明などが不当になってしまい、まともに喧嘩が成り立たなくなってしまう。
この「正当な後出し」をいかに巧く行うか、というのは喧嘩における一つの強さの要素でもある。

不当な後出し(後付け)
簡単に言えば前に自分が言ったことをなかったことにしたり、変えたりする後出し。
「さっき言ったのは嘘でしたー」や「さっき言ったこと撤回するわ」などがそれに当たる。
例外として明らかな誤字訂正などは除く。

おそらく実力のある喧嘩師は言うまでもなく、大して実力のない喧嘩師でも、暗黙の了解で「正当な後出し」はOK、「不当な後出し」はダメ、と認識しているだろう。

【ネット喧嘩において「正当な後出し」は許されるが、「不当な後出し」は許されない。】

要するに、このことはは大抵の喧嘩師が共通の認識として持っていることであり、「論破」で勝ち負けが決まることと同様にネット喧嘩のルールの1つと言っても過言ではないだろう。
喧嘩師として喧嘩をするのならばこの点については十分に注意してもらいたい。

ただしこの「正当な後出し」と「不当な後出し」の間の微妙な後出しも場合によっては起こる。


A「感想の否定は難しい」
B「いや、簡単だろww  その感想おかしいよ、とか言えば否定できるじゃん」
A「は? 難しいし馬鹿じゃねーの?」
~何レスものやりとり~
A「っていうか俺の言ってた感想の否定は 相手の認識を覆すという前提があった上での感想の否定は難しい、ってことだからね?」
B「は?今更?」

この様に物凄く後になってから「正当な後付け」をするケースは限りなく「不当な後付け」である。「何レスものやりとり」の間で自分が言ってることが間違ってると思って後付けしたとも思われるだろう。
先ほど「正当な後付け」で書いたように最初の時点で「正当な後付け」をしてお互いの齟齬をなくすべきである。
この辺りの基準は難しいが「なんでそれさっき言わなかったの?」と言われるようなものはもはや不当に近い、ということである。



●喧嘩でよく使われる言葉の意味は掘り下げて理解した上で頭にいれておく

ネット喧嘩、とりわけチャット喧嘩では言葉の意味をめぐって喧嘩になることが多々ある。
論破、煽り、煽動、押し付け、論理性、主張、矛盾、喧嘩、喧嘩師、争点、内包、説、説明、主観、客観 などは特によく使われるので正確な意味を理解しておこう。
http://www38.atwiki.jp/mincha/pages/27.html
ネット喧嘩でよく使われる言葉はここにリストアップしてあるが、ここに書かれている意味はgoo辞書ソースではないので、掘り下げる際は自分で掘り下げて確認してもらいたい。
なお、例えば語句登録で「ろんぱ」と打つと「論破:議論をして相手の説を破ること。」と出てくるように設定していれば喧嘩中に他の窓で意味を調べたりしたりせずに済むので喧嘩を円滑に進めることができる。
このように喧嘩でよく使われる言葉の意味を登録しておくと非常に有効だ。

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