「喧嘩形而上学」文字喧嘩を行うにあたって、その前提となる存在論的な条件を整備する学問。同じく論理的な条件を整備する「喧嘩論理学」、倫理的な条件を整備する「喧嘩倫理学」、また文字喧嘩における美や格好良さなどを定義する「喧嘩美学」、文字喧嘩において生じる様々な現象を記述する「喧嘩現象学」、喧嘩の歴史を記述する「喧嘩歴史学」などがある。これらの学問はまだ体系化にはほど遠いのが現状であるが、断片的にはすでに紹介した霧雨の先駆的な業績がある。彼が「喧嘩界のアリストテレス」とよばれる所以である。