「喧嘩用語の基礎知識」編集部

91H.R.ギーギー
2022-01-29 15:02:27
ID:NOxrFswA(sage)

「殺す!」

「喧嘩界のガラパゴス」ともいわれる「晒しの楽園」の喧嘩師・よしおによって考案されたフレーズであるが、キャスフィ避難所においては、すでに広く普及し日常的に使われるもっともポピュラーな喧嘩用語のひとつと言ってもよいであろう。だが、何故これほど普及したのであろうか?

文字喧嘩は、複合的な言語活動である。例えば、「議論」という全く別のジャンルに属する言語活動を行いながら、そこに「喧嘩」という要素を創造せねばならないのだ。文字喧嘩は本質的に寄生的なジャンルであり、「不純」なのだ。しかもその不純物(議論)にこそ喧嘩の本質があると錯覚されてしまう。

では、不純物を取り除いた「純粋な喧嘩要素」とは何だろうか?それを端的に自然言語で言い表すことに成功したのがよしおであり、よしおが混沌とした文字喧嘩の世界からつかみ出した「原-喧嘩語」こそが「殺す!」だったのである。これは哲学の世界で言えば、デカルトによる「コギト」の発見に匹敵する。ここから、「議論」と区別のつかないままになされてきた文字喧嘩が、より多様な展開をみせるようになってきた。よしおが「現代文字喧嘩の父」とよばれる所以である。

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