-RULE-
A.「xをする」ことが義務であり「xをしたらyもする」ことが義務であるならば、「yをする」ことは義務である。
B.「aをすること」と「aをしないこと」は同時に義務にはなり得ない。
-SITUATION-
1.りは、「太ももぷりんに借金の振り込みをする」義務がある。
2.「太ももぷりんに借金を振り込んだら、振り込んだと太ももぷりんに告げる」義務がある。
3.太ももぷりんに借金を振り込んでいないなら、太ももぷりんに振り込んだという嘘を言ってはいけない(太ももぷりんに借金を振り込んでいないなら、「振り込んだと太ももぷりんに告げない」義務がある)。
4.りは太ももぷりんに借金を振り込んでいない。
-THINKING-
A,1,2より、りは「振り込んだと太ももぷりんに告げる」義務があることになる。……①
A,3,4より、りは「振り込んだと太ももぷりんに告げない」義務があることになる。……②
Bより、「振り込んだと太ももぷりんに告げること」と「振り込んだと太ももぷりんに告げないこと」は同時に義務にはなり得ない。……③
-CONCLUSION-
①+②と③は矛盾しているが、AとBはどちらも正しい。
①,②,③も問題はない。1,2,4は事実としてそういうことが起きている設定である。3も常識である。
上記の論理に誤謬が存在するというバカをお待ちしております^^
まず仮定ABから矛盾した結論が導かれてるんだから仮定が間違ってるって言う考えに至らないのが謎。背理法知らない?ホントはお前の理論に誤謬がなければこのあとの指摘なんていらないはずなんだけどまあそこは優しさってもんよ。
>A.「xをする」ことが義務であり「xをしたらyもする」ことが義務であるならば、「yをする」ことは義務である。
「xを【したら】yもする」だから「xをする」事が義務でもその時点でxをしてなければ「yをする」ことは義務になるとは限らない。つまりこの仮定は正しいとは言えないでしょ。
>>6
>「xを【したら】yもする」だから「xをする」事が義務でもその時点でxをしてなければ「yをする」ことは義務になるとは限らない。つまりこの仮定は正しいとは言えないでしょ。
義務論理学上、!x⇔xは定理だから、「借金を返済した状態であるべきである」と「『借金を返済した状態』は真である」は不思議な事に同値なんだわ^^
その仮定と呼んでいるものを本来は推論規則として扱うべきであるからして、偽であり得る「設定」つまり「1,2,3,4」を仮定とするのが最も妥当な?^^
よって結論に矛盾が生じることからは1,4に「倫理的矛盾」が存在すると指摘をするのが正解だよ^^
まあ矛盾に主眼を置いたとき背理法で考え出すセンスは悪くないと思うね^^
>「借金を返済した状態であるべきである」と「『借金を返済した状態』は真である」は不思議な事に同値なんだわ
お前自身「不思議な」と形容する定理が存在するような「義務論理学」という公理系(であってるかな?)の上での話だなんていついったの?まずお前自身が
>1,2,4は事実としてそういうことが起きている設定である。
って言ってるわけで要は現実をモデルにしてるわけでしょ?義務論理学の上では1と4に矛盾があるって言ったけど現実では何ら矛盾してないんだわ。断りもせず現実世界の事実(真であること)を対象としたら事実が矛盾であるような公理系を持ち出す論法もちゃんちゃらおかしいってわけ。
>2.「太ももぷりんに借金を振り込んだら、振り込んだと太ももぷりんに告げる」義務がある。
借金の返済だとしてもさ。振込みをもって誰がいくら返済したか明示されるのだから、民事的には通知する義務なんてないんだよね。
>>11
>お前自身「不思議な」と形容する定理が存在するような
不思議に思えるのは倫理的に矛盾を抱えた問題なケースを考慮したとき破綻する事に起因するだけだから、別に説得力が欠けるとは思わないね^^
ルールはもうルールなのだから、他におかしい点が見つからない場合以外は基本的に突っ込むべきではない^^
>義務論理学の上では1と4に矛盾があるって言ったけど現実では何ら矛盾してないんだわ。
「振り込みをしていなければならないのに、していない」というのが倫理的な矛盾そのものであるのだけれど大丈夫か?^^
まあこの「のに」という言い方から何も不自然な点を感じないだろうな、そりゃこんなもの専門的な観点から考察しなくても「おかしい」ことには間違いないのだからね^^
このように義務論理学上だけでしか矛盾と表せないような範囲にとどまらず、現実的に避けるべき矛盾とでも言い表せることくらいよく考えれば分かる事だろ^^
あともうひとつ言うぞ?^^
>>1
>「xをする」ことが義務であり「xをしたらyもする」ことが義務であるならば
ここから「xをする」ことは義務であると同時に「yをする」までのプロセス・手段と言える訳だ^^
長期的に観れば「yをする」ことはxをしていようがしていまいが常にメタレベルの目的であることに変わりないと言える^^
「xをする」ことが義務でありかつ「xをしたらyもする」ことが義務であると知った途端に「yをする」ことを義務化するのは何らおかしくないんだけど?^^
因みに、現実的に「おかしい」からこそ義務論理学的に矛盾していることが明らかになるとは思う^^
「その時点でxをしてなければ」ってそれ自体倫理的な矛盾であって、目的/手段の考え方から見ても「yをする」ことは義務になるとは限らないという意見には些か正当性が足りないのではないか疑問だな^^
「倫理的矛盾」か、「論理的矛盾」と読み違えてたわ。「倫理的矛盾」って何だよw今俺らが話してんのは【論理の誤謬】についてであって倫理が云々っつー話じゃないの。大体倫理的矛盾って比喩じゃねーのか?倫理的に考えたら『「xをする」義務があったら「xをしない」』のはおかしいのかもしれんが今現実に『』が成り立っている状況があるんだから【現実の世界】では論理的に矛盾はないでしょ。
>ルールはもうルールなのだから、他におかしい点が見つからない場合以外は基本的に突っ込むべきではない^^
この「ルール」はお前の言う-RULE-ってとこか?Aのルールが【現実世界を対象としたとき】【おかしい】って指摘したんだが。
>現実的に避けるべき矛盾とでも言い表せることくらいよく考えれば分かる事だろ^^
だから真か偽かで考えて今現実に成立してるんだから【論理的な矛盾】じゃないでしょ。「避けるべき」とかどうでもいいの。それは論理の矛盾に関わらないのな。
目的かどうかなんてのは個人が決めることだし仮に目的であってもそれだけで義務になる理由にはならないから。
>因みに、現実的に「おかしい」からこそ義務論理学的に矛盾していることが明らかになるとは思う^^
「おかし」くないんだってwww現実的に論理的にはどっちも真である状態が成立してるんだから。
①と②は段階というかレベルが違うので「同時に義務にはなり得ない」の文言に抵触していないね
結局のところ、借金を返済していないりくんに課せられる義務の内容は
『振り込んだという虚偽の申告をせず、すみやかに返済して、その後で振り込んだと告げる義務』となるのであって
相反する複数の義務を同時に課せられているわけではないよ
>2.「太ももぷりんに借金を振り込んだら、振り込んだと太ももぷりんに告げる」義務がある。
↑
振り込んだら告げる義務を負う停止条件
>3.太ももぷりんに借金を振り込んでいないなら、太ももぷりんに振り込んだという嘘を言ってはいけない(太ももぷりんに借
↑
振り込んだら告げない義務を免れる解除条件
同じ内容を条件としているので同時に成りたつ義務ではない。よって①と②が同時に満たす事を意味する以下の主張には矛盾がある
>①+②と③は矛盾しているが、AとBはどちらも正しい。