「整数は、2で割り切れる」という命題を考えます。この場合、「整数」が主語で、「2で割り切れる」が述語です。このとき、すべての整数は明らかに2で割り切れないのはわかると思います。なので、「整数=2で割り切れる」は承認できません。よって「整数≠2で割り切れる」となります。ですが、「整数は2で割り切れない」と単純に解釈してはいけません。「すべての整数は、2で割り切れない」ではなく、「ある整数は、2で割り切れない」と解釈すべきです。