太ももぷりん(すももん)vsロシュ限界

118神崎@みかんうめぇ◆HnMdyIN4iQ
2019-01-03 13:33:42
ID:vAnHcoSc

『思考の回路 論理学ABC』(富士思想叢書)
駒井 義昭 (著), 田村 慶一 (著), 柴田 隆行 (著), 平野 耿 (編集)

「第3章 記号の操作」の、15 推論 より引用

> 推論のすべての前提が真であるならば結論も必ず真であるという場合、推論は「妥当」(valid)である。妥当な推論では、すべての前提が真であるならば結論は偽ではありえない。すべての前提が真であり、結論は偽である場合、推論は「非妥当」(invalid)である。推論はその妥当性によって特徴づけられるのである。
> 日常生活や科学的研究のうちで、わたしたちはさまざまな推論をする。真であることが明らかな前提から結論を導き出すばかりではない。いまだ真偽不明な仮説や憶測を前提として推論することのほうが多いかもしれない。この場合には、導き出された結論にしても、その真偽は実験的に確かめられなければならない。これは、推論が誤っているからではなく、推論の妥当性がもともと前提や結論の事実上の真偽とは無関係であり、それらが実際に真であるということを保証するものではないからである。推論の妥当性はあくまで、前提とされる諸命題と結論となる命題との間に、前提だけからして必然的に結論を導き出せるという論理的な関係が成り立つことを示すものなのである。

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