一話
僕は一般的に見たら女子中学生だ。
僕は恋とかわかんないし、好きな人もいない。
男子も正直好きじゃない。
だが、人生は案外単純に裏切られる。
「でさー、担任の○○先生がやばくてー」
「確かにありぇねぇわー」
ということで今男子と喋ってます。
休み時間
「蒼すごいね。」
突然友達のこはるから言われた
「そうかい?てか、何が?」
「いやぁー男子と喋べれるの」
すごいのか?僕はあくまでも、人間関係をよくしときたいだけだ。
「別に普通じゃない?」
「そうかなー?あ!もうすぐ授業だ!バイバイ!」
「うん」
めんどくせぇよ、本当は男子なんて所詮面食いだろ?
偏見なのか?
まぁいっか。 てか、数学とかだるっっ!
帰り道
「陽葵(ひまり)ちゃん聞いてー、あのね今日健斗と話せた‼」
「いいなー!!陽葵も話したいけどなー、、」
こんな感じでいつも横で恋バナを聞いている
「まぁ、これも蒼のお陰だよ!ありがとう!」
「え?!あっ、、う、ん。」
「そうかーじゃあ蒼は恋のキューピッドだねー」
「あ!確かに陽葵ちゃん頭いいー!」
恋のキューピッド、、か、
よくも悪くもて感じ
「蒼ー明日陽葵と一緒にいてね!」
「え?なんで?」
思わず本音が出る
「だってー恋のキューピッドだもん!」
なるほど、
僕は恋を知らない恋のキューピッドらしい