フリーディスカッション

52Siphon◆eCtBIygSJo
2017-01-31 00:27:26
ID:br8txA8k

>>41
抽象的になればなるほど訳が分からなくなってくるから具体的な話にしてみるね

どうでもいいけど国語の問題は作者じゃなくて出題者の意図を汲み取らないといけないんだよ

文学ってすべて作者が作るものなのかな?
文学によって成り立つ世界ってがどういうものかって多分読んだ人によって変わってくるんじゃない?
登場人物の心情ような抽象的なものならばなおさら読者がその作品を読んでる状況、読者の世界観、思想も反映されてくると思うんだけどな
作者こそが文学の神であると考えるのはどうなんだろう?
作品が読者によって読まれて、読者の頭の中で作品の世界が展開されて初めてその世界が存在すると言えるよね
その作品を解釈するのは読者であり、読者の好きなようにいくらでも裏設定を考えることができる
定番なのは夢落ちだね
私は文学というのは作者と読者のコミュニケーションだと思ってるよ

そしてさっき提示したもう一つの問題
そもそも物語の中の登場人物は作者に意図に反する行動ができないのかということ
この問題に関して一つの考察を示している『アッテンボロ―の怪人たち』っていう超有名なウェブ漫画があるんだけどね、もし知らないなら是非これを読んでほしい
このあたりはうだうだと語って結論付けられる話じゃないからね

少なくとも言えるのは作者こそが作品世界の絶対的な唯一神だとは言えないということ

文学の話は一旦置いといて、例えばAさんが頭の中に絶対が存在する世界を思い浮かべたとする
これによってAさんの中には絶対は存在することになる
けれどもあくまでもそれはAさんの頭の中の世界だけであって、第三者にはそれを認識することができない
だから「Aさんはこの世界の一員なのだからAさんの中に絶対が存在していたらこの世界にも絶対が存在していると言える」という解釈はできないよ
Aさんが存在しているの言っているのだから存在してるんだっていうのは論理的ではないし、もしもそれがアリならあらゆるものが存在していると言えてしまう
それがAさんの思い込みではなく間違いなく存在していると第三者に説明できないといけない

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