「親に感謝しろ」の考え方は昔からありますが、それを特に強調して広めた元祖は儒教にあります。
孔子は、主人に対する「忠」と親に対する「孝」を社会秩序の根本だと考えたので、「忠孝」はセットで中国、ひいては日本の道徳の基礎になりました。
今は「主人に忠義を尽くせ」という部分がそこから外されているので、「親を大切にしろ」という「孝」の部分が残っているわけです。
ではこの忠孝は絶対的な価値観なのかというと、必ずしもそうではありません。
忠については、主人に徳（部下や民を大切にする）がなければ主人には主人としての資格がなく、背いても不忠にならないという論理を孔子自身が認めています。
孝については、親が間違っていても子は従えという部分もありますが、これも絶対的ではありません。
たとえば武田信玄は父親を追放して甲斐の領主になっていますが、父親よりも良い政治を行ったので英雄とされています。
源平の戦いの時、源頼朝や義経（特に義経のほう）は平家討伐を「父・義朝の仇」という孝の視点で戦っていますが、その源義朝は保元の乱で父・為義を斬っています。
親を大切にすること＝孝は、道徳の基本ではありますが、どんな場合でも絶対に守るべき道とまではいきません。一般的には、親は子を大切にします。子が親を大切にすべきことが道徳なら、親が子を大切にすべきことも道徳です。普通、子は育つ過程でたくさん親の世話になります。親は最大の恩人になります。
しかし現実には、子を大切にしない親も存在します。
道徳というのは原理原則の話であって、例外を許さないものではありません。
ただし、「可愛い子には旅をさせよ」とか「獅子の親は子を千仞の谷に突き落とす」というように、子に対する親の愛情は、優しくするばかりではありません。厳しく突き放すことで一人前に育てようとする場合もあります。そんな場合、千仞の谷に突き落とされた子が「突き落としてくれてありがとう」と思うことは無理でしょう。それが自分のためだったことは、ずっと後にならなければ気づきません。
だから、厳しいこと、冷たいことをされたからといって、そこで親が子を大切にしていないと決めるわけにはいきません。千仞の谷に突き落とされても感謝しろというのは現実的に無理でしょうが、道徳としては、親は子を大切にするために冷たくする場合もあるので、簡単に親を恨むのは正しくないよ、ということを教えるのだと思います。
わかるよ。
しょせんかってに生まれたんだ。
そして学校の先生は一般論を押し付けてくる。
でも、先生は君より長く生きてる。
長く生きていたら親に感謝する日が来るのかもしれない
一般論なんて子供は作らない。
しょせん大人がこの世界の一般を作っているのだから
君の気持ちはわかる。
でも、こういうことを考えることができるのも生まれたからだよ。
ここまでいきてこられたのも親のおかげだ
今は感謝できないかもしれない。
それは仕方ないかもしれない。
今はそれでいい。
でも、きっと君も親を感謝する日が来ると私は思う
>10
源氏は生き残るため分裂したまでで為義が悪いとかでなかったのですがね。
儒教は或意味呪教ですからね
>>12
「為義が悪い」なんて私は一言も言ってませんよ。
義朝が父親である為義を斬ったけれども、その義朝は不孝者とはされずに義経は義朝への孝のために平家を討伐しようとした、と言ってるだけです。
また、私は儒教を礼賛するつもりもなければ貶めるつもりもありません。
親を大切にすべき、感謝すべきという道徳が形成された要因として儒教が大きな役割を果たした、と言っているだけです。
儒教の功罪はこの議論のテーマを少々逸脱するかと思いますが、いくらなんでも「呪教」などというレッテルを貼って終わるほど単純ではありません。
>13
アーリア氏と同じ考えなんでね。まあでも俄です。最近見たら良いところもあるなと。
親は間違いがあればそれを反面教師として活用するとかそれも敬いの１種と存じております
>>1
勝手に産んで…
⬇︎
性行為が目的であり
出来ちゃったから君を仕方なく産んでみただけ
君の存在なんかは、確かにご両親も求めてなかったかもねw
>勝手に育てて…
⬇︎
仕方なく産んでしまった、避妊失敗作の君を見て
ご両親も、さぞかし君を煩わしく思い…
子育てを放棄したかった場合も考えられるねw
ご両親も君も痛み分けな場合も考えられるから
つまらない事で悩まずにクールに生きな！
>>1
嫌われてんのに育ててもらってるんだよ。必要とされていないのに育ててもらってるんだよ。感謝しなさい。お前のことなんか親は全く必要としてないのに育ててもらってるんだよ。お前のせいでお金のくうし、手間もかかるしストレスもたまるし酸素もなくなるから全く必要じゃない邪魔な存在だけど育ててもらってるんだよ。それなのに育ててくれてるんだよぉ?感謝しようぜ?
存在自体を忘れていましたのです。
……いやいや、皆さん釣られすぎですってば。
取り合えず上にあるレスにだけでも返信しておきますね。
>>16
私を生みたくなかったのなら性交しなければよかったのです。
妊娠対策の薬や中絶して子供を下ろすと言う選択肢だってありますしね。
それを怠った結果に私が生まれたとすれば、それは両親側の不手際でしかなく、私が咎められる理由などないのですよ。
>勝手に育ててもらって
両親側には『育てる』義務があるな？ それはわかるよ。法律で定められているし、なにより人道的に『育てない』なんてのはタブーだ。
だが『生まない』って選択肢はあるだろう。
生みたくないならしっかり避妊しておけばよかった。
育てたくなければ生まなければよかった。
子供にはそれができないのです。
生まれたくないから、生まれる前に両親に避妊してねーだなんていえますか？
育てられたくないから自殺するだなんて、物心もつかない時期には考えられません。
>酸素もなくなるから
それって木々を植える方々になれば万事解決ですね。
と言うかその理論で言うと地球上の様々な生物が貴方の言う「邪魔な存在」であることになってしまいますが。
もう少し考えてから発言しましょうね。
(お金のくうしとはなんぞや)
>>15
性交したのは両親。
避妊失敗したのも両親。
それなのに煩わしく思うとか感謝しろとか頭にうじ虫かなにかが湧いているのではないですか？
(そんなん、子供を降ろせばいいだけだろうに)
>>スレ主へ
君の17レスと18レスの安価間違えてないかい？？
俺（>>15）は、両親に感謝しろ！的な発言は
一切してないんだが…σ(^_^;)
1回、深呼吸しような！w
>>20【補足】
17レスと18レスの安価が逆でも
酸素の話wは俺ではないw
他人様のレスまでは、俺も面倒見切れないぞ！w
>>20
>>18に関してですが、貴方に感謝しろと言うのはおかしいなどと述べているのではなく、疑問点を提示した後に>>1の感謝について問うているのですがそれを理解していただけますか。
>>22
それなら…
俺宛の安価の後に、せめて1行あけて欲しかったわw
話を本題（>>1）に戻そう！w
君が両親に素直に感謝出来ない気持ちは伝わったよw
ただ、君のクラスメートの中では、君と真逆な気持ち、感謝の気持ちを両親に持っている者も居るはず！
では、君とそのクラスメートの違いについて
君は何が違うのか？考えた事があるか？？
単純に産んでくれて育ててくれて有難うの気持ちを持っている者は
今の自身の生活サイクルに満足してるわけ！
満足とまでいかなくても、それなりに充実してるわけな！
友人や恋人と遊んでて毎日楽しい
学校が面白い、部活が面白い
とか…
そんな楽しいと思える感情を味わえるのは、自分が生まれたきたからであり
そのルーツを辿れば、
今の自分の人生があるのは、ご両親が自分を産んでくれて育ててくれたからであり
有難うという感謝の気持ちが持てるわけな
一方、君は…
今の生活サイクルがつまらないから
生きてても面白くない
そもそも、こんな退屈なつまらない人生を歩んでるのは、自分が生まれてしまったからであり
自分なんか産まれてこなければ…
こんなイヤな感情は持たなくて済むのに…
だから勝手に産んだ親が悪い
という流れなわけな！
つまりご両親からすれば…
どんな人間に我が子が成長するか？なんて
お腹の中にいるうちには読めないわけ！
君のクラスメートの様に親に感謝してくれる子に成長するかも知れないし
君の様に残念な考えを持った子に成長してしまうかも知れないw
君が今の生活サイクルに満足さえしていれば、素直に両親に感謝してたケースも考えられるしな！
だから、今は素直に感謝出来ない、したくない、というのならば…
それはそれで俺も構わないと思う
ただし
それを両親とはいえ、他人（自分以外の他者）に
自身のつまらない人生を嘆いたり、その発想を責任転換するのは、止した方がいいな！
人生なんて…これからも生きていれば
良いことも悪いことも、沢山あるだろう
挫折感を味わう度に
産まれてこなければ良かった
産んだ親が悪い
という短絡的な考え方は恥ずかしいから
早目に直しとくことを君にお勧めしとく！w