判定ってなかなか大変なんだぞ。しかもどちらかに負け宣告をしないといけないから後味もあまりよくない。でもまあ、私はナチュラルとも三笠とも関係は良好だからな。
今回の一番の論点は「89」の三笠の
>哲学の世界ではミネラルもエネルギー源になるらしい。
これが皮肉として認められるか否か、というところにある。
ナチュラルが普段から哲学を持ち出すから三笠が「哲学」に言及したことは、普段見てる立場からは一目瞭然。そして語尾が「らしい」になっている。これは、
>哲学の世界では(ナチュラルの脳内では)ミネラルもエネルギー源になるらしい。
という意味に読める。もちろんナチュラル本人は「哲学ではそうなる」とは一言も言っていないわけで、三笠がナチュラルの普段の発言パターンを「皮肉った」と解釈するのが妥当だ。
…なんて理屈こねなくても「89」が皮肉だってことは、普段のナチュラルを知っている人には通じる。万人にも過半数の人間にも通じないが、ナチュラルを知っている人には通じる内容だ。だから三笠がナチュラル本人にも通じる前提で発言したことに非はない。通じなかったほうが想定外だろう。
その前の「75」でナチュラルの意図は分かったが、エネルギー源という言葉の使い方で話を分かりづらくしている過失がナチュラルにある。それを受けての三笠の発言だから、皮肉、あてこすりと捉えることが妥当な解釈だ。
ちなみに下痢の時にスポーツドリンクを飲むことは、下痢そのものでミネラルを失うからそれを補給するために必要。
主観云々に関しては>>73のきいろの見立て通り三笠の発言が矛盾している。
論破に関しては「はい論破」というのは字義どおり「論」を「破」っているわけでなくても煽りの一環として用いられるから、三笠の使い方も必ずしも不適当ではないだろう。でも論破になってないという指摘も別におかしくないから両方過失なしかな。
それから、文章に関しては正直、三笠のは読みにくい。引用してくれるのは良いけど、引用が短すぎて該当箇所を探すがめんどくさい。文章はナチュラルのほうがまとまっている。
あと誤字脱字をいちいち指摘するのはどうかと思うが、あまりにも多かったり、意味不明になるような重要な部分でやらかしたらマイナスになると思う。しかしこれはお互い様だろう。
どちらにも問題点はあるんだけど、メインテーマで三笠が勝ってるから三笠の勝ちだ。
ナチュラルが「91」で「俺が無類の哲学好きだからって全てが哲学の部類になるわけないだろ」と言ったのは、皮肉に対する批判と読むことができるので、「91」の時点ではナチュラルは問題を起こしてるわけじゃない。
でも「94」で数学者の例を出したことで、ナチュラルを知っている人になら通じるべき皮肉が本人に通じていないことが明白になったので、三笠が勝った…というよりナチュラルが負けてしまったということだ。
三笠は以前よりは論力を上げてきている。上げたというか、一時期劣化してたらしいから回復してきたと言うほうが正しいのかな。この前私が三笠に挑まれた時、勝ちはしたけど、舐めすぎて適当にやったら足元すくわれるなという感覚はあった。でも論力自体ではナチュラルのほうがまだ上だと思う。
ただ今回はナチュラルのほうが根本的に読めなかった。
とはいえ、私の「主観」になるが、今回三笠が勝っても、ランキング的に三笠のほうが上に立つには至らないだろう。
まあ、上にはナチュラル勝利の判定もあるけど、三笠が指名したりと、ナチュラルが指名した私が両方とも三笠勝利と判定したから今回は三笠勝利が結論になると思う。