そういやさ
多角的な視座で事象を観察し多面的な価値をあまねく吸収、そうして得た知識を活用し知慧としたいってのがヒロくんの言い分を格式ばった表現にしたものだと思う
これって簡単に言うと、例えば食器のフォークってあるじゃん、あれ1つ取ってみてもその活用法は様々よね?
・一般的として飲食に活用すること
・代用品として穴を開ける為に活用すること
・応用品として爪先を曲げて見せショーの演出として活用すること
ここでの一般的な活用を『持っている知識』
代用品としての活用を『持っていない知識』とするなら応用品は知慧にあたり、こういう本来の用途から大きく外れてなお活用出来る方法を思い付く発想力 (知慧) をヒロくんは求めているのかと俺は思ったわけ
んでこれって恐らく概念的にアウフヘーベンの範疇だと俺は感じてんだよね
フォークなんて本来の用途は飲食に用いるもので
それをショーの演出に
しかも破損させてるにも関わらず
このねじ曲がったフォークは『記念にどうぞ』なんて渡されて、場合によっては飾られフォークとしての価値が昇華している
そんで【こういった発展の形 (=アウフヘーベン) を文章で行いたいんだけどどうしたらいいんでしょうか?】っていうのが今回のテーマだと俺は思ってたんだけどもしかして違う?