……因縁の対決ってワード引っかかるな。
因縁なんてないじゃん……どっちかというと無縁ジャネ。そんな話とは違ってくるんだが……
因縁の対決には三つの主要素が必要そうに見える
月日 好敵手 戦場
長く共にすること 敵であること 戦う場所があること
…………それってさ、自分のことだよね
……それって、長く……敵で……戦であること……
…喧嘩…自分…対決
そうだな
そんな風に考えそうだ
またかけ離れた話
絵画、芸術ってのは因縁の対決と言えるか?
展示される美術館 (場) スケッチされた人物画 (自)
瞬間を閉じ込めた絵画 (永遠)
───乃ち─因縁の対決ーー………???
絵画 芸術 スケッチ 美術館 人物画 閉じ込められた絵 導かれる解が 因縁の対決
不自然だろう 不自然と思うだろう 不自然に見えるだろう
だって概念の容れ物がないモノ
コレじゃ宙を彷徨っちまう
では、絵画、芸術に於ける、因縁の対決ってナニ?
絵画も、作者の手から離れ、独立する。
絵画の自我 絵画は自覚する 絵画が絵画であると
メタ的思考力を手に入れた瞬間
絵画の自我の確立です。
絵画は、自分と共に歩む
絵画は、戦場を手に入れる。
─乃ち因縁の対決です
孤立したモノ
絵画が、絵を描いたら
筆を持って着色したら
でも、そこにあるのは、設計思想の限界です。
必ずぶち当たる壁、自身の限界です
──乃ちーーー…因縁の対決です
それでも絵を描いたとして
そしたら出来上がった作品には名前が付けられるだろう。それは絵画が、絵画を生み出したということ。
絵画は、絵画が作ったのです。
絵画が絵画になる。
だから、絵画とは、ヒトであると言えます。
自然からは、自然が生み出される
喧嘩は、喧嘩を生み出した。
世界観とは、そのモノ自身から生み出されるのです
因縁の対決とは、因縁の対決自身が生み出した
世界観です。