ちょっと設定が曖昧な部分があるけれど、今回の分析においては
> B「C、てめぇ嘘ついてんじゃねーよ!」
このBの発言を今回は「Cは嘘をついているという断定」として扱います
また「有罪であると言っていた」が嘘であった場合の解釈は「有罪であると言っていなかった」とします
証言の相違は嘘と真実が混在しているところにのみ生まれるので
「正直or嘘つき」のカテゴライズを行う前に、まずは証言の相違点(有罪派or無実派)を元に分析していく
C「この前Bは自分が有罪であると言ってたぞ。」→有罪派
B「C、てめぇ嘘ついてんじゃねーよ!」→無実派
D「Bは自分が無実だって主張してたけどなあ。」→無実派
この相違から『「BC」と「C」のどちらか片方が正直で、もう片方が嘘つき』であることが確定
正直か嘘つきの2つに分類するのだから、グループ分けとしては「BC」←対立→「C」になる
ではどちらのグループが正直で、どちらが嘘つきなのか?
また、裁判官Aは嘘つきなのか?
BDが嘘つきでCが正直だと仮定する場合、証言ログの真相はこうなる
A「Bは無実か、それとも有罪か、どっちだ?」
C「この前Bは自分が有罪であると言ってたぞ(嘘つきBが有罪を自白した、つまりBの無実が確定)」
B「C、てめぇ嘘ついてんじゃねーよ!(というのは嘘で、Cは嘘をついていない)」
D「Bは自分が無実だって主張してたけどなあ。(というのは嘘で、Bは無実を主張していなかった)」
A「Dは嘘をついているか?B。」
B「いいえ(というのは嘘で、Dは嘘をついている)」
正直なA「なるほど。じゃあ無実だな。」
・・・となり、辻褄が合う
嘘つきA「なるほど。じゃあ無実だな。(というのは嘘で、本当は有罪)」
・・・となり、辻褄が合わない(Bの無実確定と食い違う)
BDが嘘つきである場合、Aは正直者
Cが嘘つきでBDが正直だと仮定する場合、証言ログの真相はこうなる
A「Bは無実か、それとも有罪か、どっちだ?」
C「この前Bは自分が有罪であると言ってたぞ(というのは嘘で、有罪であると言っていなかった)」
B「C、てめぇ嘘ついてんじゃねーよ!」
D「Bは自分が無実だって主張してたけどなあ。(正直者Bが無実を主張していたという正直者Dの証言、つまりBの無実確定)」
A「Dは嘘をついているか?B。」
B「いいえ」
正直なA「なるほど。じゃあ無実だな。」
・・・となり、辻褄が合う
嘘つきA「なるほど。じゃあ無実だな。(というのは嘘で、本当は有罪)」
・・・となり、辻褄が合わない(Bの無実確定と食い違う)
Cが嘘つきである場合も、Aは正直者