>>9
>わたくしの主張は、購買活動における違いが現金/非現金のみであり、なおかつ非現金の方が安価である場合には、決済手段として非現金を用いる方が合理的であるということです
購買活動における違いは、本件においては「現金であるか、非現金であるか」に限らないでしょう。
キャッシュレス決済は、それを行うためには必ず事前の設定であったり、入金であったり、後払いであったりが必要となる。よって、購買活動における違いが「現金であるか、非現金であるか」のみであるという条件設定には、非常に無理がある。
>例えば、全く同質のグラスがa店では1万円で売られており、b店では13000円で売られている状況があるとして、また購買にかかる活動条件にいずれも差がないならば、a店で買う方が合理的であるというのが真理なはずです
本件においては、商品価格以外にも、購買にかかる活動条件に明白な差異が認められるので、その反駁は妥当ではないと考える。
>ところがある風変わりの人間が、自分は高い方を買うのが好きだからb店で購入するという判断を下したとして、その人物の判断が自らの価値観にそぐうからといって合理的と言えるかといえばわたくしはこれを否定します
こちら側の指摘は、「合理性の評価軸をどこに定めるかによって、合理的であるか否かは変動する」というものであり、単なる個人の価値観は、これに該当しない。
当人の価値観にかかわらず、合理性を尊んだ判断を行う際に、どの観点から評価を行うか、というのを「合理性の評価軸」としている。
>このような理由により、合理的判断というのはそもそも各人の価値観や評価軸に依拠するものでは無いという反論が成立します
上述のとおり、この反駁は成立しない。理解できないなら死んでください。