「飛ぶ鳥を落とす勢い」が適切ではない理由が2つございます
まず「飛ぶ鳥を落とす勢い」はマイナス方向ではなくプラス方向への勢いを表現することわざです
そもそも、単純な勢いそのものを表現してるだけの言葉ではないですし「勢い」という言葉自体も「権力・勢力」の意味を含みます
次に完全停止でゼロになった状態(無視)に対して「勢い」と言う表現を合わせてしまった点
ゼロに向かう途中に対してのみ「飛ぶ鳥を落とす勢い」と範囲限定した言い回しというわけでもなかった
ゼロ地点(無視してる状態)を含めた上でなお勢いがあると表現してしまった言い方でしたよね
反対にプラスの方向でも最大まで拡大しきったら止まるかと言えばそうとも限りません
最大まで勢力を伸ばして天下統一した瞬間に権力者の心臓が止まって死ぬわけではございません
天下統一したままでも依然として勢いのある状態をキープしているわけなのですから
プラス方向でも完全停止するような状況があれば「飛ぶ鳥を落とす勢い」の使用は適切ではない場面も例外的に存在するかもしれませんが
マイナス方向で完全停止するような状況で「飛ぶ鳥を落とす勢い」の使用が適切である場面は例外的にも存在し無さそうですねw