【第1試合】ショットvs皮膚病の猫--8/9~8/11正午

226南雲◆NAGUMO/BxE
2018-08-12 04:19:20
ID:51mP90Ec

アメリカ人vsハイドロは、私の判定ではハイドロの勝ちだった。

ハイドロは自分の勝ち判定だったから大きな苦情はなかったけど、私がアメリカ人のポイントとして勘定した部分は納得できない様子で、私に「かなり苦戦した」と言われたのも「苦戦なんかしていない」と否定していた。
あれは両方とも自分が勝ってるつもりで私に判定を頼んだ喧嘩だった。両方とも、自分が勝ち判定を取れると見込んでいたんだよ。それだけに、難しい判定だったことは認める。

そんな喧嘩で、負けと言われた当人も含めて万人が納得する判定ってそう簡単にいかないんだよ。
よっぽど一方的な喧嘩ならともかく…でもそんな一方的な喧嘩なら判定いらないだろ。

喧嘩の判定なんて統一基準は無いのだから、ある程度判定人の独自基準が入り込むのは避けられない。私には私の、アメリカ人にはアメリカ人の、ハイドロにはハイドロの考え方がある。

当時、私は今の り みたいに判定を頼まれることが多かった。
その中で、戦艦三笠vsナチュラルで、三笠の勝ち判定を出したときも、手数はナチュラルのほうが多かったけど三笠の立論を崩していないという理由で三笠の勝ちとした。
ナチュラルは不満げだったけど、両者とも私の判定に委ねることで合意したうえで頼んだんだから、受け入れたよ。
アメリカ人vsハイドロと似た構図だったけど、高校生のナチュラルのほうがよっぽど大人だったね。

私は、一方が立論して他方がそれを崩しにかかったとき、崩せなかったら立論したほうのポイントと勘定する。
なぜかというと、自分の「論」を守るというのは、不備を突くことよりも難しいことが多いからだ。
不備を突く側は、質問攻めするなりして、自分の論を持たずに攻撃を続けることができるから比較的ローリスクで喧嘩できる。立論すれば、それを守らないといけない。質問に答えきれないと失点になるぶん、守備は攻撃よりも難しい。
また、攻撃側は、相手の論を崩すことが戦略目標だから、それを達成できなければマイナスポイントになるのは当然だと私は思うよ。

これは私の基準であってそれが唯一のやり方だなんて言うつもりはない。でも私はそういう判定を続けてきた。そんな中でアメリカ人とハイドロは二人して私の判定に委ねた。私のやり方が気に入らなければ、ハイドロが私に頼んでもアメリカ人が認めなければよかっただけのこと。私は双方から頼まれた場合しか判定人を受けない主義だったんだから。

指名した判定人に下された負け判定に納得できないからと言って、自分の判定基準が唯一絶対のように主張し続け、その喧嘩にいつまでもとどまって自分の喧嘩の判定を自分でやり続けるなんて、地縛霊かよ。

ボクシングの判定だって審判によって意見が割れることがあるから3人で判定する。微妙な試合は審判によって見方が分かれるんだよ。それを1人の審判に任せるんだから、異論だってあるだろう。だが異論があるからって、負け判定されたほうが審判に殴りかかってどうする?それで審判をノックアウトしたら判定がくつがえるか?
たとえこの問題でアメリカ人が私を論破できたとしても、それはアメリカ人が「南雲との喧嘩」に勝ったことにしかならず、ハイドロとの喧嘩は覆らないんだよ。

先日せっかくアメリカ人とも良い議論ができるかも、と思ったのに、もう付き合いきれん。

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