~手紙より集まりし者達~Worship of nothingness (連続リレー小説)

55コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-27 20:24:17
ID:PTPx8QgA

その命令を聴いたレンブランツは頷き、フェンスの中へと身を投げる。
魔法を放ったあの三人は相当ヘイトが高いだろう。
三人もそれを察してか後方で戦っている。
だがレンブランツは影の世界に住むスタンド…
戦いの際は影から影に乗り移り攻撃を仕掛けるので、然程敵に注目されることはない。

遠くから見ているのではっきりとは解らないがルミナが槍に貫かれている。
あまり苦しそうではないため魔物のものではあるまい。
恐らく援護は近く瑠璃がするだろう。
ルミナ?の周辺の魔物が氷柱で凍らされた。
「凍らされた」と思うと某石仮面の男を思い出したが、それについて深く考えるのはやめた。

…恐らくあの周辺にレンブランツがいる。
「レンブランツ」は「私」…と言える存在なのでレンブランツの五感で感じているものを私自身も感じることができる。
正に「ふたりでひとり」と言った感覚だ。


──それにしても
……巨大な、強靭な魔物は現れないままなのか。
いなくなったことを願おう。

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