~手紙より集まりし者達~Worship of nothingness (連続リレー小説)

1J◆kZDFwAt8do
2016-11-19 23:42:12
ID:cwhX6hiE

このスレはリレー方式で小説(RPG)をやるスレです!
簡単なルールとしては
・出来るだけ周りに合わせるようにする
・自分だけ強い、他人を噛ませ犬にする等の無双行為は禁止

程度のルールさえ守って頂ければ気軽に参加下さい!
まず全体的なストーリーとしては「前作の魔王討伐から一年後。魔王を復活させようとする機関が現れ、それをかつて魔王を倒した者達が再び集まって、その機関を調査する」という感じです。

質問を受け付けるスレも作っているので、参加するときは気軽に質問をください

~あらすじ~

魔王の復活。それを知った世界は混乱に包まれる。魔王は多額の懸賞金を懸けられ、様々な者達が立ち向かい、そして散り、やがて怯えた。
だが、一人の男が討伐隊を名乗り始め、それをきっかけに各地の旅人や勇気ある者が「討伐隊」をその男と共に名乗り始める。
やがて最初に討伐隊を名乗りあげた男は旅の途中で死亡するが、それでも討伐隊は立ち止まらずに魔王の居場所を突き止めたのだ。
決戦、死闘、正に隠れた人類の戦い。討伐隊と言っても所詮は個人で名乗りあげただけ。暗躍ともいえるその討伐隊の戦いは魔王を殺す事によって、やっと世間に活動が公表されるようになったのだった。

魔王の死から一年後。
かつての討伐隊は解散され、彼等は自由に自分の道を歩んでいた。
ある者は裏社会から足を洗い、ある者は自らを高めるため修行をし、様々な自分の道を拓いていた。
だが、そんな彼等に一つの手紙が送られる。

その内容は「魔王を崇拝する機関が発見された」という、非常に不穏な内容だった…

Wiki↓
http://rpg.memo.wiki/lite/d/
前作↓
http://jeison.biz/casphy/old/read.php?cate=talk&no=1662


[編集]
2J◆kZDFwAt8do
2016-11-19 23:44:55
ID:cwhX6hiE

草木枯れ、不毛の山岳にバイクを止め、孤独に佇む男が一人。輸送用の大型バイクに跨がり、病院の住所が綴られた一枚の紙切れを見詰めていた。
その寂しい背中に小さく吹いた冷たい風、彼はバイクのギアを入れて再び走り出した。

魔王の討伐以来、様々な技術が高度になった。緊迫した状況から脱した世界は、開発競争に追われ、今まで首輪を着けていた獰猛な犬を離してやったかのように技術を発展していった。
今までは馬車が通るか、たまに軍用バイクが走るくらいの道路が、一般普及したバイクのお陰で正確に交通機関が整備され、一番の技術力を持った夏の国は、その成長が目に見える様に自分の国を発展していった。

かつて、様々な人種差別や軍の犯罪の隠蔽に溢れた秋の国は、少しずつではあるものの健全化に向かい、既に確立された人種差別は無くなっていた。
そんな中、真っ黒な大型バイクを走らせる男がいた。彼の名はJ。本名はジェーナ・マース。かつてこの地で任務を行っていた元傭兵。
今では金と殺人にまみれた汚れ仕事から足を洗って、今は個人でバイク便を経営している。
薄手の黒いロングジャケットを靡かせながら、その足はとある病院まで向かっていた。

やがてバイクを止めた彼は、病院の待合室へ足を運ばせた。休日の待合室。決して人が少ない訳ではない。そんな中、一人椅子の橋に座るフィリアオーガ族の少女がいた。
真っ白。そう例えた方が良い華奢な彼女の元へ、Jは立ち止まった。

「君がスリア・コリシュマルド。」

真っ白な彼女と対照的な黒い服に身を包んだ彼は、その少女に向かって話しかけた。
名前を呼ばれた少女は、その大きな目を動かしてJを見上げた。

「あっ、あっ!…はい。」

どもった返事。

「連絡は届いている筈だ。」

その返事に、いつもの冷たい口調で返すJ。

「はい。これから宜しくお願いします。」

小さく頭を下げる彼女。Jはついてこいと一言返し、彼女と共に駐車していたバイクへ向かった。
バイクの後部についた箱からヘルメットを取り出し、彼女に被らせる。ゆっくりと彼の後ろに跨がり、そのジャケットの裾を思い切り掴んだ。



数時間は走っただろうか。どの四季の国からも少し外れた一軒家の前に駐車する。

「歩けるか。」

と、J。

「大丈夫です、バイクって、凄く楽しいですね。」

ヘルメットのバイザーの奥から分かる彼女の笑顔。その笑顔を、既に故人となった、Jの記憶に焼き付けられた二人の笑顔と照らし合わせてしまう。
そんな記憶を思いだした彼は、目の奥に移った光景を振り払うように無言で自宅の鍵を開けた。
少女は彼の背中を追うも、無造作に手紙の入ったポストの前で止まる。

「手紙、入ってますよ。」

Jは彼女の言葉に応じて、自分のポストからその手紙を取り出した。
手紙というより真っ赤な封筒のそれは、黒字でこう綴られていた。 


[元魔王討伐隊へ]

と。

3J◆kZDFwAt8do
2016-11-19 23:46:13
ID:cwhX6hiE

「何の手紙ですか。」

スリアは、横から覗くように俺が手に持っている手紙を見た。
真っ赤な封筒に、簡潔に宛先の綴られた手紙。嫌な予感がする面倒な気がする。様々な負の感情が俺の心を打ち付けていた。
後で中身を見よう。今は彼女を家に入れて落ち着かせるのが一番だ。

「ただの連絡簿だ。さぁ、早く中に入りなさい。」

俺は彼女に言った。すると彼女は少し頬を膨らませ、何か不満気な表情で返してきた。

「その言い方、何だかおじさんっぽいです。」

「おじさん?」

「うん。」

軽くショックだ。

「そういえば何歳だ。」

「17です。」

「そうか、俺と3つしか変わらない。」

そう返すと、目を丸くして彼女は驚いた顔になる。

「なんだその顔は」

「いや、何でもないです。家、入りますね。」

彼女は短い髪を揺らして、玄関を抜けた。



その後、彼女に菓子とお茶をもてなした。今はソファーに座ってゆっくりとお茶を飲んでいる。
俺はその間に電話の履歴を確認し、休日出勤はしなくて良いと安心した。そして机に置いたポストに入っていた手紙を手に取った。


[元討伐隊へ]


本当に、非常に簡潔だ。
糊をゆっくりと外し、封筒の中身を取り出す。その用紙には綺麗な字で、高級そうなインクで短く文章が綴られていた。

『元討伐隊へ、唐突にこの手紙を貴方達へ送ったのは、魔王に関しての情報を知らせる為である。
先日、我が国の諜報隊員が不審な動きをする機関を確認したらしく、その機関の経歴を探ったところ、どうやら魔王を崇拝する危険なカルト集団だった。
そんな彼等が目に見える程大きな動きをしているのは、あまり良い事ではないのは確かだろう。
そこで、貴方達へこの手紙を送ったのだ。かつて魔王を討ち倒した貴方達へ。
詳細な連絡は夏の国で行う。明日の13時までに集合してほしい。』

―夏の国より―


内容を読み終え、丁寧に封筒の中に戻した。
どうも胡散臭い。本当に国家関係者からの手紙なのだろうか。本来ならこういう手紙は暗号にする筈だ。
不気味だ。 

そう考え込み、俺が頭を抱えて座り込んでいると、スリアが寄り添ってきてくれた。
俺の肩にそっと手を置いて、その大きな綺麗な目で俺の顔を覗いてきた。

「大丈夫、ですか?」

華奢な声。
俺はその言葉に、頭を抱えている手を机の上に置きなから返事をした。

「大丈夫だ。気にしないでくれ。」

「気にします。」

また怒ったような顔をするスリア。

「本当に、大丈夫なんですか?頭、痛いの?」

「過保護だな、平気だ。」

俺は肩に置かれた彼女の細い手を、優しく退かす。
そして椅子から離れ、食材が保管してある方へ向かう。スリアも後を追ってついてきた。

「昼飯にしよう、何が食べたい……とはいっても、あまり上手いものは作れないけどな。」

その言葉に、彼女は首を振って答えた。

「ううん、病院食よりはずっと美味しいと思います。」

「確かに病院食よりかは味は付いてるさ……。」

俺はハムと、今朝作っておいた薄いスープを温め始める。
今日は、とりあえずゆっくりとしよう。

4O,T
2016-11-19 23:47:11
ID:cwhX6hiE

>>3

私の名は『O,T』
年齢22歳
自宅はなく、結婚はしていない
これといった定職はない。
人気俳優のスキャンダルだとか、強盗殺人やギャング同士の殺し合い現場の写真を新聞社に売って生きている。
「能力」のおかげで侵入も盗撮もし放題だ。最高のスクープを撮れる。
我ながら天職だと自負しているよ。
タバコは吸わない、酒はたしなむ程度。

日課は「人間観察」だ。
これがなかなか楽しい。1年は続けている。
ここで気を付けなくてはいけないのは「バレないこと」だ。
観察のために不法侵入を幾度となく繰り返しているからな⋯
もし見つかると最悪警察に突き出されてしまう。
相手が相手なので斬り伏せられるかもしれない。
だがこの「スリル」がいいんだ。
普通に生きていたらこんな素晴らしい気分にはなれなかっただろう。

『戻ってこい』
と、相棒に司令を出す。
もう10年以上もの関係だ。
「相棒」はすぐに現れた。
私の真下、床を幽霊のようにすり抜けて顔を出す。
その顔はシャレコウベだった。
鉄球を削ってドクロにしたようなルックスの彼は、無機質な単眼と表情で私を見上げる。
次にすり抜けて現われたのはカメラの三脚、彼の下半身だ。
その見た目は三脚というよりも昆虫の脚に近い。
節足の生えた一つ目のドクロ、かなり不吉だが慣れた今では恋しささえ感じられる。

彼の後頭部に空いた横長の細い穴から10枚の写真が飛び出す。
そして彼は私が頼むより前に、単眼から発せられる眩い光で照らしてくれた。
私の今いる場所はとても暗く、写真どころか自分の手さえ見えなかったので助かった。
順番に写真をチェックしていく。
紙切れを眺める1人の男、バイクに跨り走る男、病院の待合室に
で死体のように白い女と話す男。
半分以上が同じ男の写真だった。
彼は人気俳優だとか、近いうちに敵組織と銃撃戦おっぱじめるギャングだとか、そういう人物ではない。
この写真を新聞社へ持ち込んだところで一銭にもならないだろう。
いや、ちょうど「元傭兵に24時間密着!」といった企画が上がっていれば小遣いにはなるかもしれない。

彼こそが「観察」の対象だ。
一年程前からずっと見ているが、まだバレてはいない。

残りの数枚、彼以外の写真に目を通す。
写っていたのは手紙だった。
内容を読んで驚愕する。
一年前の嫌な記憶が蘇ってくる。
「魔王を崇拝するカルト教団」か。
私はその連中についてなにも知らない、音楽の趣味さえも知らない。
だが正気ではないことはこの12文字で嫌という程理解できた。
「正気でない人物」なんて存在は漫画や小説でしかお目にかかったことはないが、私を恐怖させるには十分だった。

彼はその正気でない連中と戦うことになるのだろうか。
組織として動く分、魔王以上に厄介で手強い存在なのだろうか。
しかし、私は彼を一生観察してやると決めたのだ。
例え狂人の巣窟だろうと燃え盛る火山だろうと行ってやろう。

真下の部屋にいる彼をまた見よう。
今度は写真でも相棒を通してでもなく、床に空いた穴に顔を押し付け見ようとする。
死体みたいな女と話す彼が見えた。
彼女が誰なのか、どういった関係なのかは知らないしどうでもいい。
ただ、美しい女性だとは思った。彼女の写真も何枚か持っている。
2人は依然として、屋根裏の私には気付いていないようだった。

5夢生
2016-11-19 23:48:49
ID:cwhX6hiE

私は浅黄夢生 本名はムウ・マロウ・レイ

前は魔王討伐隊に乱入して魔王を倒すのを手伝った

今はとして代々受け継がれている大魔法使いの仕事をしている

そんな平和な日々にこんな手紙が届いた

[元討伐隊へ]

『元討伐隊へ、唐突にこの手紙を貴方達へ送ったのは、魔王に関しての情報を知らせる為である。
先日、我が国の諜報隊員が不審な動きをする機関を確認したらしく、その機関の経歴を探ったところ、どうやら魔王を崇拝する危険なカルト集団だった。
そんな彼等が目に見える程大きな動きをしているのは、あまり良い事ではないのは確かだろう。
そこで、貴方達へこの手紙を送ったのだ。かつて魔王を討ち倒した貴方達へ。
詳細な連絡は夏の国で行う。明日の13時までに集合してほしい。』

―夏の国より―

それはとてもきれいで丁寧な字で書かれていた

明日?! お婆様に伝えなければ・・・

ム「一週間前くらいから教えてくれればいいのに」

ネ「どーした?」

目の前に現れたのは私の使い魔のネム

ム「ついてきて」

ネ「あーうん」

お婆様の部屋の前につくとノックをした

6瑠璃
2016-11-19 23:49:40
ID:cwhX6hiE

「氷球(アイス・ボール)」
 
 木々の間を駆け抜ける私、瑠璃(るり)の背に、無数の氷の球が迫ってくる。それを木に跳び乗って回避。と、思いきや、氷の進行方向が変わり、まるで球に意志があるかのように私を狙ってくる。

 「うわ、えげつない......っ」

 ダンッ、と木の枝を踏み台にして、隣の木に飛び移る。そこから更に跳んで、氷との距離をつくってから地面に着地した瞬間、足元の土が崩れた。

 「落とし穴は聞いてないけど!?」

 落下するぎりぎりでちゃんとした地面に手をつき、体を宙に持ち上げる。そのまま一回転して着地。今度は穴はないみたい。よかった、と息つく間もなく迫る氷に、手をかざした。

 「炎(フレイム)」

 溶けた氷が水になり、足元の土に染みこんでいく。そのタイミングで傍の木の後ろから一人の女が姿を現した。

 「うん、良い感じだね瑠璃」
 「いつの間に落とし穴なんて作ってたの、緋翠(ひすい)」
 「今日のトレーニング終了! さ、帰ろ」

 スルーですか。
 
 「それにしても、1年たってほんと強くなったよね」
 
 「緋翠のおかげだよ。 毎日トレーニングに付き合ってくれてありがと」
 
 「急に旅に出て、いきなり帰ってきたかと思えば『鍛えて欲しい』って......あれは驚いたわ」

 緋翠の言葉に苦笑しながら、私は1年前の自分を思い出していた。魔王討伐隊の一員として闘い、色んな人と出会う中で、いつしか『もっと強くなりたい』と思うようになっていた私は、生まれ育った村で、友人の緋翠にトレーニングのコーチを頼んだ。突然のことに戸惑いながらも引き受けてくれた緋翠は、本当に良い友人だと思う。

 私たちは幼い頃からの友人だから、お互いのことはよく分かっている。だからだろう、緋翠のトレーニングメニューが、私にとって辛いものばかりだったのは。

 最初のうちは、家の庭で新しい魔法を覚えたりしていたが、ある程度覚えたら、近所の森で実践のような練習を始めたのだが......。

 ある時は、魔法を使うなと言われ、森の中をひたすら緋翠の魔法から逃げ続けた。またある時は、魔法しか使うなと言われ、自慢の運動神経を封印された。運動神経の良さが長所のような私にとって、あれはだいぶ辛かったのを覚えている。

 そんなことを緋翠と話しながら家に帰り、郵便受けを開けると、一通の真っ赤な封筒が入っていた。

7瑠璃
2016-11-19 23:50:17
ID:cwhX6hiE

「なんだろ、母さん宛かな......えっ」
 「瑠璃、どしたーーあれ、それって」

 〔元魔王討伐隊へ〕 

 封筒には黒字でそう書かれていた。メンバーの誰かから手紙が来たのだろうか、なんて少し期待して封を開け、中から手紙を出した。そして、私の期待は外れていたことを知る。


 「魔王、カルト集団、夏の国、明日13時......緋翠!」

 ぶつぶつと呟く私を黙って見てくれている緋翠に手紙を押し付け、私は家の中に駆け込んだ。

 「ちょっ、瑠璃!?」
 「召集かかった。 準備してくる!」

 自室に駆け込み、トレーニング用ジャージから着替えて、机の引き出しを開けた。そこには、1年前の魔王戦で使った短剣が入っている。

 「......また、よろしく」

 なんて呟きながら、腰の辺りにそっと入れる。そして、魔法用の杖を掴んで、部屋を出た。そして、台所の母さんに声をかける。

 「母さん母さん! 私、もう一回旅に出ることになった!」

 「あら、行ってらっしゃい。 前の旅の後、あなたすごくいい顔で帰ってきたのよ。 だから今回も、そうなるといいわね」

 「! ありがとう、母さん。 行ってきます」

 何も聞かず、笑顔で送り出してくれる母さんに感謝して、外に出る。

 「私に手紙見せてよかったの?」
 「あ、考えてなかった」

 言われてみれば確かにそうだ。大丈夫だっただろうか。

 「......まぁ、誰にも言わないけどさ。 はい、手紙と、それからこれ持ってって」

 緋翠が、小さなお守りのようなものを渡してくれる。

 「これは?」
 「本当に困ったら開けてみて。 それまで開けちゃ駄目だからね」
 
 分かった、と応えてポケットにしまう。

 「じゃあ、行ってくるね。 夏の国遠いから間に合わないと困るし」

 「あ、送ってあげるよ」

 さらりとそう言った緋翠は、自分の杖を私に向けた。

 「移動(ムーブメント)・夏の国!」

 緑色の光に包まれて、緋翠が徐々に見えなくなる。

 「行ってらっしゃい」

 「ありがとう、行ってきます!」

8高杉
2016-11-19 23:54:58
ID:cwhX6hiE

”明日"は夏の国の王女だった藍の一番下の妹フランの誕生日だ
今、高杉は店にいる

         
        ーーーー高杉 晋助(仮)ーーーー


俺はフランにあげるプレゼントを探している前にネックレス、リストバンドをフランから貰ったのでフランには二個あげようと考えているはものの。。。

高杉「結構プレゼント選びってキツいんだな。。。一個は決まったが   。。。後一個どうしようか。。。ん?」

高杉はガラス張りの中にある物に気付く

高杉「これ。。。フラン喜ぶなあいつはぬいぐるみが好きだからなた   だ。。。値段高けぇ。。。財布どのくらいあるんだ。。。おっ   」

高杉はチェーン付きの財布を取り出した。中を見ると17万くらいあった

高杉「ん~まぁここ最近金使うような暇はなかったもんな。。。それ   でもその前に無駄遣いもしてないしな。。。そういや貯金箱何   個くらいあんだろう。。。」

すると高杉の肩を叩かれる。後ろを見ると椿がいた

         
         ーーー桜崎 椿ーーーー

椿「何してるんだ?」
高杉「ん?今ガラス越しのぬいぐるみ見てだな値段が高いなぁって思   って財布みたら17万くらいあってさ最近全然使う暇なんてな   かったろ?それに俺あんま無駄遣いしてないから金結構あるな   っておもって貯金箱何個かあるし。。。」

高杉は少し自慢気に言うと

椿「そういえば。。。そうだなここ最近使ってなかったからな。。。  それで。。。そのぬいぐるみは?」
高杉「ん?これ」

高杉がガラス越しのぬいぐるみを指差す

椿「。。。7万か買えるね」
高杉「。。。そうだな買えるなちょうど買うか。。。あ~」

高杉は店員を探して見つけると

高杉「あのぉ~~!店員さんちょっと。。。」

この店の女店員が来ると高杉はガラス越しのぬいぐるみを指差す

高杉「あのこれを出してくれませんかね?」
女店員「はいかしこまりました」

女店員はポケットから鍵を取り出すとガラスの鍵穴に差し込み開けた

ガチャーー
女店員「これですか?」
高杉「はい、そうですありがとう御座います」
女店員「ではレジに持っていきますよ?」
高杉「あっありがとう御座います!」

女店員はレジにある方向へぬいぐるみともう一個の物を持って行った

高杉「あとはもうないだろ?」
椿「そうだな。。。行こう」

二人はレジに向かう

高杉「ぬいぐるみともう一個渡したのをありますよね?買います」

女店員は二人にきずいて高杉のを出した

女店員「これですね?」高杉「えぇそうです」
女店員「そちら御一緒で?」
椿「はい」高杉「えぇ。」

女店員は清算するすると

女店員「えぇ。。。合計14万です」
高杉「7万か。。。お前どんくらい持ってる?」
椿「ん?ちょうどあたり」

二人は7万を出す

女店員「ちょうどですね」

二人は女店員からレシートを貰った

女店員「ありがとう御座いましたっ!」

二人は店から出て城に帰る

9高杉
2016-11-19 23:55:31
ID:cwhX6hiE

>>9

近道で行けばただ真っ直ぐに行けば何時間もかからずにいけることは知っていた。二人が店から真っ直ぐあるいて10分くらいだろうか城のしたあたりまでみえてきたあたりから二人の歩きは止まる
そこは魔王が死んだところでもあり討伐隊が英雄となった所でもあるあの場所だ

高杉「あれってさ。。。俺らが殺したようなもんだよな~正直言っ    て」
椿「まぁ。。。そうだねでもいいでしょ?討伐隊が倒したって事で   も?」
高杉「それはそうでいいが。。。あの銅像はどうかと思うが?ポーズ   はいいんだよでも並び方がさ?」

あの場所には今には討伐隊の銅像が立っているだが高杉がいうその並び方とは今の高杉方面から見て一列なのだ高杉はそれに疑問を抱いている

椿「クッ。。。」
高杉「普通横だよな~だって銅像が見ている方面はこっちでもーーー椿「いいから行くぞ?」
高杉「んぁ??あっ。。。うん」

高杉は少しキレ口調ながらも少しぶつぶつ言ったあとおさまった

椿「まぁ、明日はフランの誕生日なんだよ?というか。。。明日何の  格好で出るの?」
高杉「ん~?タキシードだろ」
椿「そうかお前もタキシードか~」
高杉「お前もタキシード?」
椿「あぁそだよ?青色で」

二人はそんな会話するともう城の前についた城の前にいる警備員の確認と入ってからレーザーでご本人再確認これは仮面をかぶっててもバレてしまう最新型の機器だ
その後指紋認証もしてそして通れるようになる。夏の国は結構な警備になっている春、夏、秋、冬の国全部が急激に高度な技術でやくにたっていて武器も珍しいのができている特に春の国夏の国は高度な技術、警備、役立ちの他に軍事まで強くなった秋、冬の国も強くはなっているが軍事は今まで通りの感じだが最近は凄まじい物を作っているという噂もある本当に最近の技術は便利となった

二人が城内に入ってエレベーターに入る高杉は自分達の部屋の階を押したエレベーターが動き出す
ー五分後ー
二人はエレベーターから出て自分の部屋に行くと高杉と椿は荷物を置いて同時にベッドに倒れた

10Na†umマキ★Petora兵長ワサラー団 団長◆40XbC9fmEc
2016-11-19 23:56:21
ID:O4.BQ.yM

明日"は夏の国の王女だった藍の一番下の妹フランの誕生日だ
今、高杉は店にいる

         
       ーーーー高杉 晋助(仮)ーーーー


俺はフランにあげるプレゼントを探している前にネックレス、リストバンドをフランから貰ったのでフランには二個あげようと考えているはものの。。。

高杉「結構プレゼント選びってキツいんだな。。。一個は決まったが   。。。後一個どうしようか。。。ん?」

高杉はガラス張りの中にある物に気付く

高杉「これ。。。フラン喜ぶなあいつはぬいぐるみが好きだからなた   だ。。。値段高けぇ。。。財布どのくらいあるんだ。。。おっ   」

高杉はチェーン付きの財布を取り出した。中を見ると17万くらいあった

高杉「ん~まぁここ最近金使うような暇はなかったもんな。。。それ   でもその前に無駄遣いもしてないしな。。。そういや貯金箱何   個くらいあんだろう。。。」

すると高杉の肩を叩かれる。後ろを見ると椿がいた

         ーーー桜崎 椿ーーー

椿「何してるんだ?」
高杉「ん?今ガラス越しのぬいぐるみ見てだな値段が高いなぁって思   って財布みたら17万くらいあってさ最近全然使う暇なんてな   かったろ?それに俺あんま無駄遣いしてないから金結構あるな   っておもって貯金箱何個かあるし。。。」

高杉は少し自慢気に言うと

椿「そういえば。。。そうだなここ最近使ってなかったからな。。。  それで。。。そのぬいぐるみは?」
高杉「ん?これ」

高杉がガラス越しのぬいぐるみを指差す

椿「。。。7万か買えるね」
高杉「。。。そうだな買えるなちょうど買うか。。。あ~」

高杉は店員を探して見つけると

高杉「あのぉ~~!店員さんちょっと。。。」

この店の女店員が来ると高杉はガラス越しのぬいぐるみを指差す

高杉「あのこれを出してくれませんかね?」
女店員「はいかしこまりました」

女店員はポケットから鍵を取り出すとガラスの鍵穴に差し込み開けた

ガチャーー
女店員「これですか?」
高杉「はい、そうですありがとう御座います」
女店員「ではレジに持っていきますよ?」
高杉「あっありがとう御座います!」

女店員はレジにある方向へぬいぐるみともう一個の物を持って行った

高杉「あとはもうないだろ?」
椿「そうだな。。。行こう」

二人はレジに向かう

高杉「ぬいぐるみともう一個渡したのをありますよね?買います」

女店員は二人にきずいて高杉のを出した

女店員「これですね?」高杉「えぇそうです」
女店員「そちら御一緒で?」
椿「はい」高杉「えぇ。」

女店員は清算するすると

女店員「えぇ。。。合計14万です」
高杉「7万か。。。お前どんくらい持ってる?」
椿「ん?ちょうどあたり」

二人は7万を出す

女店員「ちょうどですね」

二人は女店員からレシートを貰った

女店員「ありがとう御座いましたっ!」

二人は店から出て城に帰る

11J◆kZDFwAt8do
2016-11-19 23:56:21
ID:cwhX6hiE

>>3

昼飯を食べ終わり、彼女は俺の棚にずらりと並んだ本を読みたいと言って、こうして夕方まで読み更けている。
本棚に詰め込んでいた本の殆どは地理や生物学、図鑑などの若い娘にはつまらない物ばかりだが、彼女は目を光らせて楽しそうに読んでいた。

そうか、生まれてずっと病院で隔離されていたという事は学校に通えなかったんだな。恐らく一般的な学習は受けているかもしれないが、こうして本を読んだりするのはあまり経験が無いのかもしれない。
俺もはっきりいって13歳から学校は通えてないも当然だ。だから彼女の気持ちは少しながらも理解出来る。

「本、好きなのか。」

俺はソファーに座って、黙々とページをめくる彼女へ聞いてみた。

「本、好きです。病院じゃ絵本しか無かったから、楽しい。」

「そうか。」

「でも。」

彼女は表情を曇らせた。

「難しい言葉が、多いですね。」

難しい言葉。そうか、やはりそこに息詰まるんだな…。
こればかりはどうしようもない。後でよく読んでいる本に振り仮名でも書いておこう。

「何度も読めば、大体解るようになる。」

「分かりました。」

彼女はそう返して、再び本を読み始めた。
今、彼女が読んでいるのは世界各地に生息している生物の本。一番興味津々に読んでいる。
俺はそんな彼女を横目に、兵器や戦争に関しての本を奥の方へ静かに隠した。



そう悠々と昼を過ごし、昼の残りで夕食を食べた俺とスリア。
見ていて可哀想に感じるぎこちないスプーンの持ち方に目を逸らす食事というのは、心が痛む。
しかし、今日一日はこうやって俺が彼女の面倒を見てやれるが、明日からはそうはいかない。
どうするべきだ、また病院に預けるのか?そんな事したら今度こそ彼女は心を閉ざしてしまいそうだ。
だが国家から呼ばれたのだから、どんな理由があろうとも出向かないとならない。特に俺みたいな前に傭兵をやっている様な雑兵はな。

俺は眠たいといった彼女を俺のベッドに寝かせ、そして窓から覗いてくる月を眺めている。
今日は寝なくて良い。というよりかは、明日の事で頭が一杯で寝れない。

12ハーシー&ルミナ
2016-11-19 23:57:27
ID:cwhX6hiE

__進撃前夜、某所の酒場にて。

『ではお客さん、御注文は?』
「熱い赤ワインを一杯だ、デカンタも一緒にな。」
『ほう、随分とお酒に自信がおありのようで。銘柄はこちらで勝手に決めましょう。暫しお待ちを。』

 夜闇で閉された街角に、ぽつと一つの光が宿る。“The morning star”の看板とOPENの小板が目印の酒場は、旅に疲れた冒険者で賑わうのが常である穴場である。だが、今夜は珍しく来客は少なかった。居るのはただ、小洒落た服に身を包んだ酒場の主に、ボロを纏った似付かわしくない男のみである。
 
『ほら、御注文通りのホットワインですよ。本日は夏の国から取り寄せました、ラルク__』
「ああ、悪いが銘柄の話なら興味ない。てか、アンタ知ってるだろ? 俺が銘柄気にしてられるほど経済状況よろしくないって?」
『フフ、これは失礼。』

 奥に引っ込んでいた酒場の主が、ボロ布男が肘を付くカウンターに、ぶどう酒で満たされた器をコトリと置いた。カウンター越しの応対は二人の間柄を示すには十分であろう。
 
 「しかし、まぁ……なあ? あんたの店も御立派になったもんだ。天井にも粋な装飾付きときてる。」
 ワインを口に流し入れ、男は溜息混じりに呟く。なるほど天井からは爛々と煌めくガラスの置物__魔術灯と呼ぶらしい__があちこちぶら下がり、店内を黄色の光で満たしている。アンティークな時計も12を指してカチコチ鳴っているらしかった。
 ボロ布はデカンタを手にし、温くなり始めた中身をグラスに注ぎ足す。続いて男は言葉を紡いだ。
「それに引き換え……どうだい?俺はこんなナリ。魔王ぶっ潰して大儲け、おんなじ目的で戦った同志なのによ?最後まで“生 き 残 ら な か っ た”お陰でビタ一文支払われねぇんだぜ、まったく……」

 先程のよりも数段深い溜息が、がらんとした店内に木霊する。と、グラスを磨いていた主の手が、ピタリと止まった。貼り付けたような微笑みを浮かべて、彼はゆったりと語り出す。
『おや、その件につきましては……何と言いましょう、御愁傷様でした。貴方に護られなければ、今頃は私も野垂れ死んでいたでしょう。心より御礼申し上げます。』

 グラスを逆さに置いた後、静かにお辞儀をする主。暫しの沈黙が流れる__
『といっても、実物主義の貴方の事だ、私の言葉などでは満足なさらないでしょう。では、どうです。貴方にはこんなものをお贈りしましょう』

(続きます)

13夢生
2016-11-20 00:01:25
ID:dA4kL4oo

>>12
ム「失礼します」

レ「あら、ムウ」

ム「っち・・・」

レ「?!」

婆「ふたりとも! やめなさい」

お婆様がそう言うと二人とも静まってしまった

婆「よろしい ムウ、なにがあったの?」

ム「実は・・・・・・・・ということです」

私は簡単に話をまとめて話した

婆「ふむ・・・いいでしょう。 私が仕事を代わりにします」

レ「え? 私は・・・?」

婆「行きたいのでしょう?」

レ「そりゃあそうよ! 妹が危険にさらされるかもしれないのに」

ム(気持ちわり・・・)

婆「そういうわけだから 行ってらっしゃい これも修行よ」

そう言われると私たちはさっそく準備を始めた

14高杉
2016-11-20 00:03:15
ID:dA4kL4oo

>>10 続き

Joker?。。。あぁ憎たらしい子ね
Jokerを悪くいうんじゃねぇ。。。

お前ら双子は汚ないんだよ!あっち行け!
汚なくない汚ないのはお前らだっ!

椿、柊夜。。。いいか?お前らは強いだが。。。少し欠点があるそれは心だお前らは心が強くないんだ心が強くなきゃ何も出来やしない弱いまんまだだからお前らは強く強くいきるんだその力は守るべき者に使え。。。いいな?

高杉「師匠っ!!。。。夢。。。久しぶりに聞いたな師匠の言葉」

高杉はベッドから起き上がって夢で見た事を懐かしみを感じていた

高杉「強く生きる。。。守るべき者か。。。先生。。。貴方の言葉    と俺のプライドと同時俺は生きています強く生きて守るべき者   を守ってます」

高杉はベッドから離れてリビングに向かい空を見る

高杉「今日は。。。明日が満月か。。。でも今日の月の色は嫌いじゃ   ないな」

高杉は月を見ながらそう言ったまるで“明日何かが起きる予兆のような赤い月“をみながら

15ハーシー&ルミナ
2016-11-20 00:05:35
ID:dA4kL4oo

>>12より続き)
「……あんたも、金については大概だったと思うけどな?ま、いいさ。事実を否定する必要も無し。で、何が贈り物だって?」
 カウンターから乗り出し、贈り物の答えを見出そうと息巻くボロ男。だが、期待感を満面に湛えた男は無視し、主は何処からか取り出して来たティーカップに茶を注いだ。店を仄かな香りが包む。

『貴方は答えを急ぎ過ぎる癖がある。ほら、これでも飲んで落ち着きなさい。こちらも“夏の国”原産のハーブティーですよ。』
 主は自然な流れで“男の顔面を”手で退けた後、ティーカップをカタリと置く。明らかに不満顔へと変貌を遂げるボロ男だったが、いざハーブの香りを嗅いでみると、不思議と怒りも薄れてしまった。軽く咳払いをして、彼はガチャリと皿からカップを取った__

__奇術というのは、正しくこのことを指して言うのだろう。カップの離れた皿の上には、【先程まで無かった筈の】開封痕の無い封筒が現れていた。主が開けるように促すと、男はカップをカウンターへ置き去りにし、ビリリと躊躇無く封を破り捨てた。果たしてそこには手紙があった。宛名は当然のように《元討伐隊へ》。

「……なるほど、“元討伐隊へ”、なんてねぇ。俺も元討伐隊なんだけど? そうかいそうかい、魔王打ち倒した奴じゃなきゃ力不足ってか。あんたにゃ悪いが、“戦没者”はお呼ばれじゃねーそうだ。俺には報せの一つも無かった。」

 右手が最初の数文字をなぞったが最後、手紙はポンと放り投げられてしまった。カウンターを横滑りし、再び主の元へと無念の帰還を遂げた。流石の主も呆れたか、首を横に振りながら深い溜息を吐く。
『まったく……貴方にハーブティーを勧めて正解だった。落ち着いて考えなさい。私は戦闘員としては優秀な方では無かった、寧ろ情報伝達等の裏方仕事が主でした。それでも私には召集が来た__つまり、功績を認められたということに他ならない。それでは貴方はどうだ、情報伝達員としての有望株だった私を、“命を懸けてまで”護り抜いた貴方は? 権利を得るというのが妥当でしょう。』

 眉間の皺が深くなった主は、茶をガブ飲みする男へと諭すように語り掛ける。主の話術が巧みだったのか、はたまた予想外の香りの芳醇さにむせ返ったボロ男が単純だったのか……ボロの男の顔にも、僅かに光が差し始める。
『更に言えば……今回貴方が活躍出来れば、過去の栄光が認められて懸賞金の一部が支払われるかもしれない。あるいは追加報酬だって__』
「__夢じゃない、確かにそうだな……。こいつは見事な贈り物だな、感服だ。」

 先程までの皮肉は何処へやら、皆まで言い終える前に男は結論へと達したようである。さて、時計を見上げてみれば__丁度、長針が半を回ったところであった。笑みを取り戻した主が、再びグラスを手にして語る。
『では、出立の準備を致しましょうか。幸い、“役者”が揃うまでには半日以上猶予があります。それまでは此方で、日常との惜別を味わうというのはどうでしょう。』
「おいおい、寝るつもりは無いのか?」
『寝る間も惜しい。』

 台詞を置き去りに、主は再びカウンターの奥へと消える。暫しの後、出て来た彼の手にはシャンパンが握られていた。慣れた手つきでコルクを抜き取り、2つのグラスへと注ぎ込む。白銀の煌きが、パチパチと両者の門出を祝い続ける__

16夢生
2016-11-20 00:06:42
ID:dA4kL4oo

私と姉は4時から起き、出かける準備をした

ム「短剣ももっといて」

レ「え、それほど?」

ム「最悪・・・死ぬ」

レ「わかった」

そこに使い魔のネムと姉の使い魔ミラエルが立っていた

ミ「準備は万端でございます」

ネ「いつでも出発できる」

レ「ありがとう」

ム「わかった」

婆「生きて帰ってきなさい」

ム・レ「わかりました! おばあさま!」

婆「貴方たちも 娘たちを頼みましたよ」

ミ「御意」

ム「わかりました」

そうすると、婆から小さい水晶をもらった4人は空が蒼くなっていく空へ飛んで行った

17コギトエルゴスム
2016-11-20 00:07:25
ID:dA4kL4oo

暗く淀んだ空、まるでこれから悪いことでも始まるかのような空。

そんな空の下で、俺と機関員フレンは対峙した。

フ「何回やったってお前の敗けだッ!!」

コ「だろうな、あれをやるしかない…か。」

俺はあの旅以降各地を放浪した。
だが、見えたのは人の荒れ果てた世界。
俺の中には、感情が渦巻いていた。悲しいっていうんだろうか。
その感情は、墨に染まっていくかのように黒くなっていった。

フ「何?」

奇妙だった。神の導きのように次第に自分の視界には邪智暴虐な者たちがいた。
ふと俺は心について考えた。

コ「俺の心に眠る力…」

今まで分かってたつもりでいた…定義などで知っていたとしても本質については未だかつて誰も何も分かっていないのだろう。

俺には記憶し忘れない為の脳がある。正確に分析し記憶するための、だ。

だが、俺がそんな種族であっても、いやどんな『種族』であっても『心』には『かなわない』。

俺は悲しみから生まれた闇を押さえきれなかった。
王との面会中だ。その闇が台風のように突然発現した。
王は悲しみに塗られた俺を助けた。

「例え、俺が俺でなくなっても恩をかえさなくちゃあな…!」

俺は気づくと茨のようなものでフレンの首を絞めていた。
ドス黒いオーラを放っていた。


王は戦いの気配が消えたのを察知したのかこちらへ来ていた。

コ「なあ、本当に良かったのか?」

王「…討伐隊員に会えたら…変わっていたかもしれない。」

18J◆kZDFwAt8do
2016-11-20 00:08:40
ID:dA4kL4oo

>>11

朝、俺はシャワーを頭から浴びながら考えていた。もし今日から俺が帰ってこれなかったら、もし俺が死んでしまったら誰があの娘の子守りをするんだ?
答えは俺が死なずに帰ってくれば良いだけだ、それだけだ。
今の俺には帰らなければならない場所がある。今までの俺には無かった場所があるんだ。
非常に単純な答えに着地した俺の心。決心して、シャワー室を出た。
秋の始まりの微妙な肌寒さ。それに包まれながら身体を拭いて、衣を纏い、赤い封筒を持って玄関の方へ向かった。その時だった。

俺のジャケットの裾を掴む細い手。弱々しく引っ張られる身体。
そして小さな声で、俺の服を掴む主は囁いた。

「どっか、行っちゃうんですか。」

弱々しい、華奢で可憐な声。

「すぐに帰ってくる。」

彼女の方へ振り向き、俺は一言返して玄関を出た。


心が痛む。苦しい。こんな痛め付けられるのは二年ぶりだ。
震えそうになる脚を無理矢理動かし、俺はバイクのギアを入れて走らせた。
向かうは、夏の国。

19J◆kZDFwAt8do
2016-11-20 00:17:02
ID:dA4kL4oo

俺はただ無心にバイクを走らせていた。ハンドルを捻り、ゴーグルの外側から映る景色を眺めがら。比較的緩やかな山岳を抜け、技術の発展によって整備された砂漠の道を走る。数年前じゃ考えられない光景だ。
秋に突入したというのに夏の国は未だに暖かい。生温い風が俺の機嫌を悪くする。さらに煽ってくる微量の砂がゴーグルを汚していた。甦る地獄の記憶、俺の不安定な心が、横から叩かれてるような気がした。

数時間は走らせただろうか、目の前に見えてくる夏の国の門。単発色のライフルを持った門番達の前に立ち止まり、俺は配達に来たという口実で入国する。こういう時に郵便職というのは便利だ。傭兵だとどうしても不穏な目で見られる。
封筒の裏側に集合場所らしき住所が綴られていた。俺はその文字が示す場所までバイクをゆっくりと走らせた。
本当に夏の国は素晴らしいな。無駄に高い建造物のセンスは理解できないが、目に映る全ての物が高い技術で作られている。見ていてとても面白い。この高度な技術が全世界に普及される事を願うばかりだ。
そんな景色も徐々に曇り始め、雰囲気というか空気が冷たくなってくる。臭いすら感じる。
周りを見ても人が歩いていない、建造物に光は灯っていない。昼間だというのに不気味に薄暗くなっていく。
やがて、電気を帯びた有刺鉄線が張り巡らされたフェンスで隔離された地区に到着した。そう、封筒に書かれていた集合場所とはここの事だ。
魔王が殺された、爆心地。

俺はバイクを止めて複合剣を取り出す。基本となるツヴァイヘンダー、愛称「アリス」を引き抜き、分厚い刀身の「ブレイカー」を下部に合体する。最後に細身の刀身の「ファング」を二本取りだし、上部にアリスの刀身を挟み込む様に複合させる。
通称複合剣。総重量20キロ、全長170cm。まさに何本もの剣が複合して作り出された大剣。
俺はそれを片手で握り、ゆっくりとフェンスの方へ歩み出した。

20高杉
2016-11-20 00:18:02
ID:dA4kL4oo

>>14

高杉はリビングから部屋の時計を見ると2:22だった

高杉「もう今日か。。。早いな。。。時間はやっぱり」

そんな事を呟いてまた月を見ていると背後から次元の穴が開き始めた戦闘体制に高杉は入ろうとするがその必要はなかった次元の穴から出てきたのは白亜、黒子だった

白亜「痛てて。。。こんばんは~柊夜」
黒子「痛てて。。。こんばんは、柊夜」
高杉「おう。。。で、なんでお前らがこの世界に来た?」

二人が同時に挨拶すると高杉が質問する

白亜「あっそうそう今日はね知らせたい事があるの」
高杉「知らせたい事?」
黒子「はい。。。二つあるのですが1つは今日はこの世界のフラン様が誕生日ですよね?」
高杉「あぁこの世界のフランは今日が誕生日だがそれがどうかしたか?」

高杉はリビングから出て二人を座らせて冷蔵庫にあるオレンジジュースとブドウジュース出しコップ3つ出してコップに注ぎながら答える

白亜「こっちの世界のフランも誕生日なんだよねそれで咲夜がプレゼント何がいいですか?って聞いたら「柊夜の世界に行きたいっ!」って言ったみたいでレミリアは断固反対したけどパチェが説得して「たまには。。。なら行かせましょうか」ってなって皆で次元の穴を開く方法探ってたら私達が博霊神社に行こうとしたらなんかに落ちてそしてここに来れたって言う事なの」

白亜が関節的に言って高杉は納得すると高杉は

高杉「ふーん。。。この世界来る奴は誰だ?」
黒子「えぇ。。。紅魔館、地霊殿はこいし、さとり様が来ましてルーミアはフランの誘いで来ます後霊夢、魔理砂も来ます」

高杉は頭を下げて考えた

高杉「ん~多いな~。。。あぁーまぁ咲に聞いてみるよ。。。で二つ目は?」
黒子「二つ目は。。。あの時はありがとう御座います。。。」
高杉「あの時?。。。あぁアレか大丈夫だよ」
黒子「ですが。。。あの力は乗り移って_______「いいんだって!あぁするしかなかったからなそれに。。。それで止められたならよかったよ」
白亜「。。。本当にごめんなさい」
黒子「ごめんなさい」

二人が深く高杉に謝った高杉は二人の頭を撫でた

高杉「大丈夫だって言ってるだろ?それにあんなにはなってないからな大丈夫。。。」

高杉撫でるのを止めると二人は顔をあげてこう言う

白亜「。。。私達のようにならないでね?」
高杉「!。。フンッなるかよ」

高杉はそう答えた
二人はどうせ明日も来るならと泊まらせて二人をベッドに寝かせ高杉は敷き布団を押し入れから出して敷いて電気を消し寝た

21瑠璃
2016-11-20 00:19:22
ID:dA4kL4oo

>8

 建ち並ぶ高層ビル、忙しそうに歩く人々、遠くの方に見える、城。一年ぶりの夏の国を、私は建物の屋上から見下ろしていた。

 「すーごいところに飛ばしてくれたね緋翠さん......」

 まさかこんな高いとこから入国するとは思ってなかったよ。
 集合まではまだ丸一日あるので、とりあえずホテルで一泊することにした。そのためにはここから降りないと。

 私は人気のない路地を見つけ、そこに向かって飛び降りた。

 「空気床(エア・マット)!」

 そして空中で唱えると、目に見えないけど空気のマットが表れて、着地の衝撃を取り除いてくれた。

 「さてと、ホテル探そ」
  
  *
  *
  *

 翌日、ホテルでしっかりと休んだ私は、目的地に向かった。集合場所は、囲まれた特別な区域だと書かれていたから、そこを探して歩いたり跳んだり買い物をしたりしていると、しばらくしてそこにたどり着いた。

 「わぁ、なんか見たことあると思ったら」

 途中で買ったお菓子を口に放り込み、甘い甘い砂糖のついた指をなめる。

 「ここ、魔王と闘った場所じゃない」

22O,T
2016-11-20 00:20:00
ID:dA4kL4oo

恐らく、一番最初に目的地へ到着したのはこの私だ。
例の手紙を読んだあと私はすぐ準備を整え、集合場所へ向かった。
一足先に行って地理を把握しておかないと途中でJを見失ってしまう。
準備といっても荷物は1日分の食料と写真のみ。
毛布や着替え、水、歯ブラシ、お気に入りの枕、エトセトラは全て能力で用意できた。

私は俗に言う超能力、のような特別な力を持っている。
昨日、写真を渡した相棒こそがその能力だ。
能力に目覚めてから10年以上経つが詳しいことは未だにわからない。
しかし2つだけわかっている事がある。
一つ目はこのシャレコウベは私自身の魂だということ。
なのでこいつが傷つけばそのダメージは私にフィールドバックしてしまう。
私が死ねばシャレコウベも消えるはずだ。
また、指示を出せばそのとおりに動いてくれる。
きっと幽体離脱の一種なのだろう。
二つ目はこいつが持つ能力だ。
かなり突拍子のない話だが、「写真の世界」を作って、その中に入りむ。
それが能力だ。

私はその能力で写真から物を取り出したり、写真の中に入り込める。
バッグにやれ毛布だやれ着替えだと積めこみ、大変な思いをして大荷物を運ぶ必要はない。
写真にまとめてとっておいて、あとから取り出せばいい。
実にコンパクトだ。

手を突っ込んで取り出すのだから当然全身入ることも可能だ。
その力を使ってここまで来た。
まず写真に入って、あとは風や相棒に運ばせる。
砂漠の熱を感じることもなく、なんなく壁も門も飛び越え無事到着。
建物の陰に潜み、一行を待つことにした。
なんとなく一着目はJのような気がした。
1000G賭けてもいい。

予想通り元討伐隊メンバーで最初に来たのはJだった。
賭けには勝った。
Jのことは毎日見ているが、戦士としての彼を見たのは1年ぶりだった。
次に到着したのは茶髪の少女。
どこかで見たような気がしないでもないが、いつもと同じく全く思い出せなかった。
彼女の名前も、なにをしていたかも覚えてない。
元々記憶力が悪い上に1年も前のことだ。当然だろう。

23夢生
2016-11-20 00:20:31
ID:dA4kL4oo

レ「にしても遠いわね」

ミ「仕方ありませんね」

ネ「ちょっと降りて休もうぜ~?」

ム「駄目よ おまけに貴方私の肩に乗ってるだけじゃない 私は魔力使うの!」

レ「あ、あれじゃない? 夏の国」

ム「ほんとだ!」

もう夕日が沈もうとしている

ネ「早くした方がいいとおもうぜ?」

ム「分かってるわ!」

夏の国についた二人の少女はこじんまりとした宿屋に泊った

24ハーシー&ルミナ
2016-11-20 00:21:20
ID:dA4kL4oo

ー某所 酒場ー

__さて、何時間ほど過ぎただろうか。既に淡緑のボトルは数本開いていた。それでも、酒場の主とボロのお客は全く酔った素振りも見せていない。
 
 『ふむ……そろそろ頃合いでしょうか。恐らく、既に“役者”が揃い始めているかと。私の方では旅の準備は整っております。』

 主は徐に時計を見上げた後、徐に呟いた。頭をもたげた男の眼に映る、カウンター奥の倉庫の様が。ダガー数十本に埃被った杖らしきもの、いわゆるペストマスクの2つの窓が此方に睨みを利かせている。男は如何にも満足だと言いたげな表情で口角を吊り上げた。

「趣味の良し悪しは別として……上出来だ。俺もとうに準備は出来てる。そもそも持つもんもまともに無いしな。じゃ、おめかし済んだらさっさと行こうぜ?」
『御意。』

 言葉が終わるが早いか、主は指を高らかに鳴らす。次の瞬間には【先程まで倉庫で燻っていた】ペストマスクと黒塗りの杖がカウンターへと並んでいた。さも当然という風に主はそれらを手に取ると、あっという間にマスクと燕尾服を着けた紳士に早変わりしてしまう。仕上げにシルクハットで髪を覆えば、戸を押し開けて席の男の元まで歩き進む。マスク特有のくぐもった声が語り掛けた。

『では参りましょう。行き先ですが、ええと……夏の国は、都の戦場跡地になります。貴方は目にされたことが無いでしょうがね。』
「おまえはいつも一言余計な……おい待て、杖を持ち上げるなって。確かに目にしたことはないけどな? あんたはあんたで、あん時以来になるだろ?」
『実は私も魔王討伐の顛末は訳あって見ておりませんので、お互い様ですよ。どんなことになっているやら……確認も兼ねて、出発しましょう。』

 主の杖が持ち上げられ、先端が男の肩に触れる__刹那の後、放たれた閃光の中へと二人の姿は掻き消えた。店の時計は尚も時を刻み続ける。店の扉に残された、CLOSEの小板を残して。

-----


 果たして主の予見は当たっていた。二人の冒険者が出現した地点、つまりは戦場跡地には、既に二人の__否、三人と言うべきか__が辿り着いていた。無事集合場所にも到着し、予想通りに他の元討伐隊も集っている。主にとっての誤算があるとすれば__出現位置を盛大に間違えたことだろう。
 主はマスクの奥で表情を歪めていた。本来ならもう少し離れた地点に現れて、自然体で歩いて合流するつもりだった。だがどうだ、この出現位置は? 丁度“大剣使いの傭兵と魔法使いらしき少女の中間”にあたる位置。仮に二人の視界に入っていたなら【虚空】から突然出現してしまったように見えてしまった筈だ。のっけからやらかしてしまった……

 だが、やってしまったものはしょうがない。とりあえず挨拶は済ませておこう……一先ず主、改めペストマスクの老紳士は、フェンスに向けて歩き出す大剣使いの方へ声をかけることにした。

『こんにちは、旅のお方。フェンスに囲まれたこの区域に、何のご用事がおありかな? ……おっと失礼、申し遅れました。私、“元・魔王討伐隊情報伝達員”のルミナ・ウィリアムズと申します。』

 帽子を取り、深い一礼を済ませてから被り直す。聞くまでも無かったが、彼もまた討伐隊として召集に応じたのだろう。所詮は情報伝達担当の自分、覚えていてくれれば話は早いのだが……期待はしないでおこう。

「へー、こんな風になってんだな……。でも、なんでまたフェンスなんてあるんだか。思ったよりも埃っぽいし。」

 ……彼のことは、暫し捨て置こう。随分とお気楽な様子で辺りを見回していらっしゃる。フェンスというのはあれだろう、戦地の復旧作業の為では無いだろうか? それにしては少々物々しい気もしないではないが、今の重要課題はそこではないだろう。

25高杉
2016-11-20 00:22:02
ID:dA4kL4oo

>>20

高杉はまた起きた時計を見ると4:44だった窓を見ると少し明るくなっていて日も半分見えていた高杉は廊下のざわめきに気付き廊下を出るとパーティーの最終準備だった今日は国の王子、王女などたくさん来る。
白亜と黒子は気づいて起きた

白亜「おはよう。。。」
黒子「おはよう」
高杉「おう。。。起きたかこっちのフランの準備なんだすまんな」
白亜「いや大丈夫だよ。。。フニャ」
黒子「えぇ大丈夫です。。。」

そういうが少し眠たそうな二人するとドアにノックが三回鳴ると咲が入る

咲「天月~ちょっといいかし。。。ら。。。天月どう言うこと?」

咲はいきなり怒った
何の事で怒って。。。あぁ

高杉「あぁとね。。。別世界って言ったら大体分かるか?」
咲「。。。別世界?つまり別世界から来たの?」
高杉「さすが頭良くて気が利くわ」
咲「うるさい。。。で?どういう御用件?」

高杉は淡々と二人の事情を話したそして

咲「そう。。。つまりこの世界に来てどうせ今日も来るからと泊まらせたって事ね」
高杉「そう。。。だから咲フランに言ってくれないか今日はお友達が来るよって?」
咲「いいわじゃあ二人はあっちのフランを呼んだ後少し私のところに来て?」
白亜、黒子「あ。。。はい」

二人は返事をして高杉は穴を開けて二人は穴の中に入る

高杉「さてと。。。で~俺に話あんだろ?何だよ?」
咲「あ。。。そう。。。柊夜はもう気付いているんでしょ?。。。」
高杉「ん?何のこと。。。?。。。」

高杉は咲が言いたいことはわかっているどっからか嫌な気を出している奴がいるのは
咲も嘘ついていることは分かっているみたいで目を細めてみている

高杉「。。。ハァ。。。わかってる気の位置的に"あの場所"だな」
咲「えぇ。。。今日はたくさんの客が来るし中には王もいるのよ」
高杉「そうだな。。。」

するとノックがなりドア開くと椿が来た

椿「高杉。。。どっからか。。。」
高杉「分かってる今それを話してる」
咲「実は最近ある噂を聞いて。。。」
高杉、椿「どんな?」
咲「実は魔王の遺体が何者かにとられたのよ。。。」高杉、椿「!?」
高杉「。。。何に使うんだ。。。」
椿「。。。復活」
高杉「。。。今回は討伐隊に任せないか?」

高杉の発言に咲は驚くが椿は納得している

咲「どうして?」
高杉「あいつの体は復活することは恐らくあり得ないあの時複雑に破壊したからな復活したとしても最大まで力を出しきれないはずとは思うが。。。万が一また完全に復活するのなら。。。話は別。。。」
咲「でも!」
椿「大丈夫だよ?討伐隊がやってくれるだしょ?今度こそ」

咲は椿の説得に少し納得したが不満はまだあるみたいだ高杉の部屋からメイドがノックして入った

メイド「咲様ご準備を。。。」
咲「分かったわ。。。それが叶うといいけどね」

咲は小さい声でそんな事を言って部屋から出た

椿「。。。だけどこの気に関係はある?」
高杉「恐らく。。。あるな」
椿「なら。。。 __________________「いいんだよ俺の予測が外れれば行けばいい。。。外れればな」

高杉はそういってベッドに座って椿は何も言わず部屋を出た

26瑠璃
2016-11-20 00:24:00
ID:dA4kL4oo

>>21>>24
 
 とりあえず中に入ってみようと思い、フェンスに近づくと、見知った後ろ姿が目に入った。あの大剣はもしやーー。

 「Jさ......えっ!?」

 刹那、私とJさんの間に、ぱっと2人組が姿を現した。ついさきほどまで誰もいなかったところにいきなり現れたのだ。

 一人は、グレーの瞳の男性。そしてもう一人は紳士風の格好をした、かなり長身の男性だ。Jさんと話しているところを見ると、敵ではなさそう。
 
 あの人たちも移動魔法が使えるのかなぁ、だからいきなり現れたのかなぁ、なんて思いながら彼らの所へ近づいた。

 『.........おっと失礼、申し遅れました。私、“元・魔王討伐隊情報伝達員”のルミナ・ウィリアムズと申します』

 少しずつ聞こえてきた会話に耳を澄ますと、彼らも同じ元討伐隊員だと分かった。人の顔を覚えるのには自信があったんだけど、ごめんなさい覚えてませんでした、と心の中で謝って、彼らに話し掛けた。

 「お久しぶりです! 元討伐隊の瑠璃といいます。よろしくお願いします」

27高杉
2016-11-20 00:24:29
ID:dA4kL4oo

>>25

しばらく経つと次元の穴から人の声が聞こえるすると…

白亜「連れて来たわ」
霊夢「久しぶりね柊夜」
魔理沙「久しぶりのZE☆柊夜!」
レミリア「久しぶりね柊夜」
フラン「お兄ちゃんっ!!久しぶりに遊ぼっ!」
ルーミア「久しぶりなのだー」
こいし「久しぶり柊夜」
さとり「久しぶり柊夜」
高杉「久しぶりだな~フラン後でなっとさて。。。と」

高杉はベッドから立ち廊下に顔を出してメイドに咲を呼ばせて高杉はまた座る

高杉「それにしてもここまで来ると思わなかったな。。。」
黒子「結構来ましたよ夢生は来れなくなりましたけど」
高杉「そうか。。。そのぶん楽しんでてくれ。。。そろそろ始まると確か午後0:00あたりに始まると思うな。。。おっ来たか」

ドアからノックの音がしてすると咲が入ってきた

咲「何のよ。。。え今来たの?」
高杉「そうだが?」
咲「結構多いわね。。。まぁ多いほうが楽しめるわ私は咲よろしく」
全員「よろしく」
咲「貴女達はちょっと私について来て高杉ちょっと連れてくわね」
高杉「あぁ。。。いいぞ」

咲は部屋を後にし黒子達を連れどっかに行った

高杉「さて。。。俺も着替えるか」

高杉はクローゼットを開け着替えた

28コギトエルゴスム
2016-11-20 00:26:28
ID:dA4kL4oo

今日は討伐隊員が集合する日だ。
私は電流の流れるフェンスで囲まれた"爆心地"に来た。
念のために影の世界に身を隠す。

一番先についたのはあの男か…一言で表すとシーカーだ。
探求者というよりは追跡者(ストーカー)だろうか?
気配がまるでない。各宿から集めた記録にも載っていない。
彼も元討伐隊員なのだろうか…?

二番目についたのは大剣を背負う男…。"ジェーナ"
彼は魔兵だろう、目が青いのがそれを象徴している…戦場で無茶して死んでいった私の父さんのように…。

三番目はボブヘアーの彼女。名前は"瑠璃"。
杖を持っているところを見ると魔法使いだろう。
ずいぶんと時間がかかっているが…寄り道でもしたのだろうか?
まあまだ魔物が現れるまで時間はある……

…!?

瑠璃が「Jさん」と呼ぼうとした刹那、影が視界に入る。
…ちょいと驚いたが、実際確かめてみてもう問題ではない。

彼らは元討伐隊員の"ルミナ=ウィリアムズ"と"ハーシー"。
だが彼らは戦死したとこの記録には載っている。
…生還していた、ということにしておこう。

『こんにちは、旅のお方。フェンスに囲まれたこの区域に、何のご用事がおありかな? ……おっと失礼、申し遅れました。私、“元・魔王討伐隊情報伝達員”のルミナ・ウィリアムズと申します。』

瑠璃はごめんなさい覚えてませんでした、という顔を隠しこう言う。
「お久しぶりです! 元討伐隊の瑠璃といいます。よろしくお願いします」

「へー、こんな風になってんだな……。でも、なんでまたフェンスなんてあるんだか。思ったよりも埃っぽいし。」

その会話を横目にハーシーは頭に疑問符を浮かべながら辺りを見回している。

私は指を鳴らすと影の世界から現実世界へ身を移す。

「待ってましたよ、討伐隊の皆さん…。」
「誰だと訊きたそうな顔をされているのでお答えしましょう。私は夏の国復興委員会長、"ファレル・カーライル"…と申します。」
「実はとある依頼と伝言を預かってきたのです。まず、皆さんからの質問があれば、それにお答えしましょう。」

ハーシーがここぞとばかりに言う。
「それじゃあよ、何でここはフェンスで囲まれてんだ?」

「あのフェンスには電流を帯びた有刺鉄線が張り巡らされてありましてね。丁度、今よりも一時間程あとの時間帯になると"魔物"が出没するのです。」
「実は…それらを討伐するのが一つ目の依頼…。」
「…そうですね、ここまで言ったなら"伝言"も伝えておきましょう。そしてこの爆心地の中央に、矢文が届いたのです。

私はその矢文を開いてみせる。
その矢文には

機関員が討伐隊に気づいた。
by 某元討伐隊員より

というとても不穏な内容が記されていた。

29高杉
2016-11-20 00:28:43
ID:dA4kL4oo

>>27

高杉「さて。。。とっ着替え終わったしおめかし終わったし行くか」

高杉は時計を見ると午前12:45だ

高杉「よし。。。行くか。。。。。。。一様持っていくか」

高杉は紅桜と死刀を取り腰に付けた

高杉「シャガル、ゴア起きろ!行くぞ!」

二匹をむくむくと毛布から出てきて高杉に飛び胸ポケットに入った

高杉「さて。。。行くか」

高杉がドアを開けると椿は先に出ていた

高杉「行くか」 椿「あぁ」

二人はパーティー会場に向かうためエレベーターに乗る

        ………五分後………
*パーティー会場*

高杉「お。。。もう結構来てるな。。。」
椿「だな。。。ん?霊夢達か?あれ」

椿が指指すほうにはドレスなどに着替えた霊夢達がいた。するとこっちに気づいた霊夢達はこっちに来る

椿「なんでここに?」
高杉「あっちのフランも誕生日なんだ祝いに何するかってなったらこっち来たいっていったみたいでそれでレミリアが許可してもらってここに来たって訳だ。その服は咲からだろ?」

霊夢「そうよ。。。ところで高杉」 高杉「ん?」
霊夢「あれ全部食べていいの?」

霊夢は涎を垂らしながら聞いてくる

高杉「フッ全部という訳ではないが食べていいぞあんまり食べ過ぎんなよ先に言うが?」
霊夢「分かってるわよっ!」
魔理沙「待つんだ霊夢っ!私も食べるんだZEっ!」
レミリア「これはすごいわね。。。こんなの私も初めてよ」
高杉「カリスマも初めてなんだぁ~へぇ~」
レミリア「刺すわよ?」高杉「ごめんなさい」
レミリア「私達はもう行ってるわ」
高杉「あぁ」

レミリア達はテーブル席へと向かった

高杉「さて。。。と俺らも楽しむか」
椿「そうだね」

高杉達はいろいろな人達へと挨拶などに回った

30J◆kZDFwAt8do
2016-11-20 00:29:32
ID:dA4kL4oo

俺は目の前に広がる惨状を眺めていた。電撃を帯びていてるかのような痛い空気に、フェンスの奥から漂ってくる異様な臭いを感じながら。右手に握る複合剣が怯える。しかしその怯えは、自分の手からの振動であった。
天気が非常に悪くなっている気がする。今にも雷雨が降り注ぎそうだ。きっとこのフェンスの奥から湧き出る邪気がそうさせているのだろう。
俺は一度止めていた足を再び動かし、フェンスの方へ近付いていく。張り巡らされた有刺鉄線には目に見える程の高圧な電流が流れれているみたいで、触れたら怪我どころでは済まないのは確かだ。
そんな中、唯一有刺鉄線が張られていない入り口の方へ歩み寄っていく。

この先か。そう思って扉に手を触れた。そのとき、隣から突然男の声が聞こえてくる。

「へー、こんな風になってんだな…」

その声主の男は、目の前のフェンスを物珍しそうに眺めていた。だが、それよりも目を引いたのは行動ではなく格好だ。まるでボロ雑巾を繋ぎ合わせたような安価な服。繋ぎ目の隙間からは銀色の何かが見え隠れしている。

「でも、なんでフェンスなんてあるんだか…」

男がそのまま言葉を続けながら俺の方を睨んだ。そのグレーの気色のない瞳で。

「なんだ、やっと気付いたのか。」

そのボロ布男は俺の方を振り向いた。やはりその服装は異常だ。

「俺のこと、覚えているか?」

彼は自分の指で自らの頭を指差すようなしぐさをした。

「残念ながら。」

俺は淡白に、冷静に答えた。

31J◆kZDFwAt8do
2016-11-20 00:30:49
ID:H5IbE/xs

「そうか。所詮美味い蜜吸った勝ち組共は俺の事なんか知らねえって訳か。」

ボロ布の男は、有刺鉄線が貼られていない扉へもたれ掛かる。その寂しい瞳で俺を睨んだ。
それに対し、自分はその男に向かって針を飛ばす。

「同情が欲しいのか。」

瞬間、彼は目付きが変わった。

「あ?何間抜けな事を抜かしてるんだお前。」

彼の目が眉で隠れる。明らかに苛立ちを覚えているその顔を無視して、俺は後ろを振り返る。そこには数名の人間が立っていた。一人は少女、この姿は記憶にある。瑠璃だ。もう二人は知らない。
ペスト医師の仮面を着けた男の隣にいる黒い奴はなにやら話をしているようだが。

「待ってましたよ、討伐隊の皆さん…」

その話を黙々と聞く自分。この黒いコートはファレルというらしい。
一方、ペスト医師みたいな奴はその柔らかそうな物腰を変えず、綺麗な姿勢でその話を聞いている。
瑠璃はどうやら困惑しているようだが、そのファレルとかいう男の話を妨げるようにさっきのボロ布の男は口を挟む。

「それじゃあよ、何でここはフェンスで囲まれてんだ?」

彼の質問に、ファレルという男は丁寧に答えた。その回答によると、この爆心地の中央に矢文が突き刺さっていたらしく、その内容は[機関員が討伐隊の動きに気づいた]というものだった。
機関が俺達に気付いた?今こうして寄り集まってる俺達の動きを?こんな嘘を練り混ぜたような話を信じるほど俺は馬鹿じゃない。
ファレルとかいう男はその矢文を読み終えると、その読み終えた紙を折り畳んでポケットに入れようとする。
だが、彼の矢文を握った右手がポケットに突っ込まれる前に俺は複合剣のファングを展開し、左手でファレルの顔面へ突きつけた。

「おっと、これは。」

「その矢文の出所は分かってるのか。機関が俺達を把握したところで何故この爆心地にいる化物達を殺す必要がある。全て答えろ。答えない限りこの凶器は下ろさない。」

ファレルの、やけに整った顔は相変わらず微笑したままだ。俺は左手でファングを突き付けながら、複合剣本体を握ったままの右手で腰の護身銃へ指を掛ける。この護身銃はフリントロック式の安価な小型鉄砲だ。
震える事のない剣先を舐めるように眺めながら、ファレルはこちらをに睨んできた。
険悪な空気、それに割り込むように隣から声が差し込む。

「おーおー、怖い怖い。流石は元傭兵だな、荒事慣れしてる。」

ボロ布の男だ、それに続いてペスト医師の仮面の奴も言葉を投げてきた。

「少し冷静になりましょう。いくら怪しいとはいえ、貴方も自宅にやってきた初対面の配達人を怪しいからと言って殺したりはしないでしょう。」

一言ずつ、丁寧に言葉を並べてきた。

「という事らしいので、その剣を下げてはくれませんかね?」

調子に乗ったようにファレルという奴は俺に言ってきた。

「良いだろう、剣は下げてやる。」

俺は素直にその言葉に従う。
左手に握ったファングを複合剣に戻し、直ぐ様護身銃の銃口をファレルへ向けた。

「さぁ、さっきの俺の質問を答えろ。」

32高杉
2016-11-20 00:31:47
ID:H5IbE/xs

>>29

高杉「あぁ疲れた。。。結構疲れるもんだな。。。」

二人はこの城のスタッフ休憩所の椅子に座りそんなことを言う

高杉「まぁ俺が今どんな事してるかはこの城の奴以外知ってなくて良かったよ知ってたら面倒だしな。。。お前もそうだろ?」
椿「そうだね剣士兼暗殺だからね我は本家にはまだ問題ないみたいだからいいけど」

高杉が椿に聞くとそう言った。
二人は休憩をすまして休憩所から会場の外へと行く

高杉「おっ二人のSPさん警備お疲れ様」
SP「ハッ!ありがとう御座いますっ!」
椿「ほら飲み物だよ」
SP「あ。。。ありがとう御座いますっ!」

高杉は挨拶椿は飲み物をSPにあげた。二人はただの祝いのサプライズだけでなく警備もしているなので一様トイレも行こうとするがトイレへの曲がり門から人声二人はその曲がり門で盗み聞きをする。三人くらいだろうか?話を聞くと……

人「おい。なんかあの魔王を倒された所に急にフェンスがかけられたらしいぞ。。。」
人2「あぁしかもなんかあの英雄の討伐隊がそこにいるらしい。。。」
人「銅像じゃない本物か?」
人2「らしい。。。」 人3「あぁ俺も今のこの時間に来たんだがけどさ何故かあの辺りだけ薄暗く薄い霧に包まれてたんだ。。。」

二人は驚いたあの討伐隊とはもうここには来ることはないだろうとそう思っていた

高杉(本当なら何故戻ってきた!?まさか朝に感じたあのオーラと関係してるのか。。。)
椿(まさか。。。魔王復活との関連があるのか。。。だとしたらなぜこの国であの場所を。。。?魔王の死に場所。。。)
高杉(。。。魔王があの時夏の国しようとした事は。。。破壊だとしたら。。。!今日はフランの誕生日で全て国の王、王女が来ている。。。まさか!)
椿(まさか。。。)
    
  
  魔王がしようとした事を魔王復活の為に夏の国を破壊
         

二人はその予感を感じとりあの場所へと向かう

33コギトエルゴスム
2016-11-20 00:32:26
ID:H5IbE/xs

「さぁ、さっきの俺の質問を答えろ。」
銃口を此方へ向けた彼は言った。

(彼は元傭兵だ、疑り深いのも仕方のないことだろう。)

「…一つ目、矢の出所についてですが─」

俺は矢を取り出し矢に書いてある文字の部分を指す。

「……この文字は?」

この文字は小さく、紙で隠れていた。そして確認したところ…

「"C.E.S"…私は魔王を倒した討伐隊員は全員把握しています。"C.E.S"…これは頭文字…つまり"コギト・エルゴ・スム"さんのことでは?」

「…ならば、ならばなぜこんな回りくどい真似をする?」

彼は険しい顔をより一層険しくさせて問いかける。

「恐らく…此処には機関も現れたという事例があります。恐らく彼はそれを知っていた。その為でしょう。」

「まだまだ納得はいかないが…良しとしよう。二つ目だ。」

「二つ目、何故魔物を駆逐しなければならないのか…ですね?」

「ああ。」

「我々は一年に渡ってこの爆心地を…あの高台から見ていたのです。」
丁度入り口とは真反対にある高台を指した。

「ですが近頃、魔物達の進化が急激に進み始め、それまで一種しかいなかった魔物が種類を増やし、遂には高台にいる監視員を魔法で射たのです。原因は解っていません。」

彼は少し驚いたような顔を一瞬見せる。

「このままでは、いずれはこのフェンスを破り外に出るでしょう。もし魔法も武術も使えない人民と遭遇してしまったら…」

「…どうかこの願いを聞き入れてもらえませんか?私も助力しましょう。魔物を駆逐し、可能であれば進化の原因を探っていただきたいのです。」

34J◆kZDFwAt8do
2016-11-20 00:33:06
ID:H5IbE/xs

>>33

彼がだらだらと話をしている間、俺は迷いなく銃口を向け続けた。あやふやな所が何ヵ所かある。かといって抜け目を突くような事柄でもない。そもそもこの男一人で俺達に伝えに来たという時点で根本的におかしいのだ。

「魔物の掃除程度、軍を出せば良いだろう。しかし、報酬を出すというのならばやってやろう。」

俺はその男へある契約を突き付けた。

「報酬、とは。」

黒いコートの彼は真剣な顔で返答する。それを気にせず俺は口を開く。

「その言葉通りの意味だ。お前が俺に依頼する代わりに、相応の報酬を支払って貰おう。それが出来ないのならば俺は帰る。」

「もし駄目と言ったら。」

「さっき言った通りだ。」

「仲間を置いて自分だけ悠々と帰ると?」

「それがなんだ。」

素早いやり取り。俺が言い返した後に横から槍が飛んでくる。

「なんだその態度は、英雄気取りか。」

俺の隣に歩いてきた男、さっきのボロ布の男だ。短いブロンドの髪を揺らしながら腕を組んで俺を睨んだ。

「…早く答えろ、会長とやらいう奴。」

ファレルは眉を潜める。やがて一時の沈黙の後、先に口を開いたのは彼だ。

「良いでしょう、相応の報酬は充分に支払います。確実に。」

その丁寧な口調を崩さず、ゆっくりと答える。

「しかし、私がこう発言したからには貴方も相応の仕事をこなして貰わないと困ります。さもなくば、貴方に報酬を支払う義務など御座いません。」

「貴方?何を言っている。」

俺は彼の言葉に、当たり前のように返答する。

「報酬は貴方達に、だろう?」

一瞬だが彼の顔が歪んだ。だが、すぐに元の表情へ戻る。隣に立ったボロ布の間髪の男も微笑してファレルを見詰めている。
後ろにいたペストマスクの男は相変わらず、瑠璃は真顔である。

「決まりですね。」

ペストマスクの男は割り込むようにそう言った。隣の瑠璃も、大きく頷く。
それを確認した自分はゆっくりと銃口を下げて、護身用の小型フリントロックピストルを腰に戻した。

「さてさて、話もついた所で…。」

ボロ布の男は腕を組んだまま歩き出す。

「先頭は誰にするよ?」

首を回して俺達にそう言った。

35“夏”の足音 -Lumina phase-
2016-11-20 00:33:51
ID:H5IbE/xs

(>>26から、ルミナ視点)
 大剣使い__確か“J”と名乗っていたか__に向けた挨拶は、背後の魔法使いにも届いていたようだ。まだ年若いだろう彼女は健気に自らの名を名乗ってくれた。いや、名乗られる以前から名は知っていた。このまま背を向け続けるのも瑠璃に対して失礼だ。改めて振り返り、帽子を取って深い一礼。

「無理をなさらなくても結構ですよ、瑠璃さん。貴女とは殆ど初対面だ、覚えていなくても当然のことです。では、改めて……よろしくお願いしますね。」

 口振りから判る。彼女は自分のことを覚えていないだろう。でもそれは大きな問題じゃない。またこうして集えた事実こそが喜ばしいのだから。__今連れて来た“恩人”が聞いてなかったのは幸いだったか。

 フェンスで視界は悪いが、どうやら封筒を送りつけてきたであろう依頼主は到着していないようだ。では暫しの間談笑を楽しもうか__口を開きかけた瞬間、すぐ側でハーシーの目線が動いた。目線の先を辿れば、誰だろうか、黒コートの男が佇んでいた。ファレル・カーライルと名乗る彼、夏の国の復興を一任された存在だという。
 さて、コイツは“裏切り者”の常套句な訳だが……先にハーシーが動いた。先程から呟いてきた言葉そのままの直球な質問。彼だからこそ出来る至極単純な問いに、“裏切り者候補”は丁寧に答えてくれた。

「ふむ、そんなことがあったのですか。魔物……厄介そうですね。いいでしょう、その依頼は受けたほうが良さそうだ。魔物を放置した所で、益があるわけでもないのでしょう?」

 案外ハーシーの目の付け所は良かったらしい。見ないことには何とも言いようが無いが、電気のフェンスがその脅威を物語ってくれる。それだけならまだいい。問題は次の言葉だった。
 矢文。これはまた判断に苦しむ内容だ。討伐隊の動きに“機関”が気付いた……当たり障りのない、それでいて相当重要であろう内容。反応に苦しむ中、突然Jが空気を劈き疾駆した。

36“夏”の足音 -Lumina phase-
2016-11-20 00:34:16
ID:H5IbE/xs

時に紡がれる言葉が状況を打破することはある。時に大胆な行動が全てを覆すこともある。確かにJの牽制は清水に一石投じる結果となったろう。だが、これは__大岩を転がし入れたも同然ではなかろうか? 怪しいところがなかった訳ではないのだが、流石に抜刀というのは……まったく、反応に困る度合いを存分に引き揚げてくれる。このままでは有益な情報も引き出すのが困難だろう、一先ず剣だけでも下ろさせようと口を開くか__マスクの奥に迷いの滲む丁度その時、ボロ布が空気を打ち壊しながら土足で侵入してきた。
彼の空気を読まない姿勢には、時々助けられてしまうものだ。少々のストレスは言い苦しい言葉の潤滑油。

「少し冷静になりましょう。いくら怪しいとはいえ、貴方だって、自宅にやってきた初対面の配達人を怪しいからと言って殺したりはしないでしょう?」

それに、一つ付け加えて言っておこう。「矢文の内容は嘘を吐いていない」と。仮に彼が復興を行うと騙っていたとしてだ、その場合もやはり、我々の動きは確実に気付かれている。つまり、ここでどう足掻いたところで__彼を殺めたところで、迷宮入りもいいところ。ならば騙されてやるのも一興だろう?
------
この際、Jがトンチのように銃を突き付けたことは突っ込まないでおこう。尋問の果てにファレルから引き出せた情報も、凡そ予想から外れたことは見当たらなかった。魔王討伐の功として、働いた分を遥かに超えたものを支払われていたと記憶している。だから報酬も魅力的には感じられなかった。むしろ申し訳ないくらいのものだ。
しかし、これ以上問題が増えるのは頂けない。此処での会議も打ち止めだ。

「決まりですね。」

自分でも半ば強引だとは思う締め方にはなったが。仕事は手早く終わらせてしまった方が良い。いつの間にハーシーは扉の前まで歩き進んでいた。好奇心と気怠さが混じった声が前進を促してくる。……一応此方からも仕掛けてみるか。

「恐らくですが……此処は非常に危険度が高い。当然扉には施錠が施されていると考えるべきです。ファレルさん、貴方は依頼を預かってきたと仰っていましたが、鍵などはお持ちでしょうか?また、出現する魔物を把握していらっしゃるのなら、その特徴や警戒すべき点もご教授願いたい。」

もちろん、前情報がなくても大丈夫だ。能力を使えば鍵も無力化できよう。だが、一応。一応の確認だ。

37夏目☯夢生
2016-11-20 00:34:53
ID:H5IbE/xs

レ「ここね」

お姉様が呟いた前にはとても高い所まであるフェンスだった
近くには見覚えのある人影があった

大きい剣と水色の服の人は_______Jさんと瑠璃さん?
他にもいるようだ

ム「多分あの人たち元・討伐隊の人」

ミ「では行きましょう」

私は瑠璃さんに話しかけた

ム「お久しぶりです ムウです 覚えていますか?」

38高杉
2016-11-20 00:36:11
ID:H5IbE/xs

>>32

二人が走っていくと咲がパーティー会場から出てくる

咲「~♪。。。ん?え、二人共何して___________「レミリアと霊夢に頼んでこの城に結界を貼れっ!!理由は感知仕様に変えれば分かるはずだろ!?」

高杉は咲に言葉を荒して言い城から出た。
二人は城の門に出る出てから真っ先にあの場所へ向かう二人は近道で行くすると

バアァァァン!

いきなりに走る二人の後ろから攻撃される煙の中から人影が二人いる

??「へぇ~アレを避けるとかすごいね。。。」
??「俺らの同時攻撃を避けられるなんて見たことないな」

相手の二人が歩いてくると煙がだんだん薄くなるそこには一人は鎌をもう一人も鎌だ

??「おっと紹介が遅れたこちらがシリアで」
シリア「こちらがキルアです」

二人が名前を言った途端目の前に現れる二人は煽り目で高杉、椿を観察する

シリア「なるほど~なかなかの人だねだけど。。。」
キルア「だね。。。だけど君達はここで。。。」

   ここで死ぬんだよ

二人はそこから鎌で首を切る!______が、そこには二人はいないいるのは建物の屋上だ

シリア「!。。。ハハッ!面白い人達だよっ!」
キルア「いいよ。。。楽しませてよ!」

二人が高杉、椿の上に飛ぶすると二人は横に着地すると回る二人が回ると次の瞬間二人に切りかかろうとするが後ろに立たれる

高杉「。。。もういいかい?」
椿「もういいでしょ?。。。こっちはいそいでるんだよ」

二人はその二人の頭を掴み溝うちして蹴飛ばしたその一瞬も逃さず二人はその二人を蹴り上げ叩き落とした

キルア「グハっ!。。。。このっ。。!?」
シリア「うぅ!。。。貴様。。!?」

二人がそういった瞬間また蹴り上げそこから刀を抜くそして斬った。
二人は地面に叩き落ちた

高杉「邪魔なんだよ」

高杉はそう言うと屋上から走った

39瑠璃
2016-11-20 00:36:44
ID:H5IbE/xs

私のあいさつに、ルミナさんが丁寧に返してくれた。覚えていなくて当然、の言葉にドキリとする。なんで分かったんだろう、そういう素振りは見せてないはずだったのになぁ。

 「ありがとうございます。最初から素直に言えば良かった」

 私は苦笑して頬をかいた。

 少しすると、どこからか男性が現れた。彼は、夏の国復興委員長のファレルと名乗った。ファレルさんは、この区域がフェンスで囲まれている理由を説明し、それから矢文を取り出した。なんでも、機関員が討伐隊に気づいたという。しかも矢の出所は、元討伐隊員のコギトさん。私は驚いて何も言えなかったが、Jさんが動いた。ファレルさんに銃を向けたのだ。

 しばらくJさんとファレルさんのやり取りが続き、私たちは区域内の魔物駆除に向かうことになった。なんとか話がまとまったようだ。安心してほっと息をついた私は、後方から誰か来ていることに気付いた。

 「お久しぶりです ムウです 覚えていますか?」
 「夢生ちゃん! もちろん覚えてるよ、また会えて嬉しい」

 夢生ちゃんの隣にはもう一人女の人がいた。彼女は夢生ちゃんのお姉さんだという。私は彼女にもあいさつをした。
 

40高杉
2016-11-20 00:37:13
ID:H5IbE/xs

>>38

高杉「もう暗くなってやがるな。。。確かここら辺だろ?」
椿「だな。。。なんとかフランの事も間に合えばいいけど」

高杉達がビルの屋上、屋根の上を走って跳んだりしているとあの場所が見えてきたその回りには何故か霧に包まれていて銅像の回りには無かったはずのフェンスと人影が少し見えた。二人はそれが見えると思いっきり足に力を込め跳ぶ。高杉は跳びながら仮面を付け椿は黒いマスクを付ける。
そして二人はだんだん彼奴が死んだ場所へと落ち着地態勢へと体を動かす。そして二人は着地すると少し煙が上がる前に進むとあの討伐隊がいた…目に写るのは銅像、人回りには何故かフェンス内だけ霧がかかってないみたいですこし何者かの目線を二、三人くらい感じる
すると一人の男が聞いてくる

J「お前らは誰だ?」

そんな事を聞いてきた自分達がどうやら誰かまだ分からないらしいだが好都合だった。それに二人は嘲笑い言った

高杉「。。。お前らには関係ないだがひとつ言えるなら止めに来ただけ。。。」

高杉がそう言うとJは何も聞かず下がった

41OT
2016-11-20 23:20:16
ID:H5IbE/xs

一年のブランクがあったもののJはさほど影響はなかったようだ。
躊躇いもなく直ちに銃口を向けた。
流石元傭兵といったところか。
彼ならするだろうと私でさえも予想していた。
緊張こそするが、驚きはしない。

少女が到着した後、続々とメンバーは集まってきた。
浮浪者のような男、不気味なマスクの男、メガネの少女。
いずれも見覚えはない。
いつものように、例外なく忘れたようだ。
そして復興委員会長の男が現れた(名乗ってはいたがこちらも例外なく忘れた)。
その男が伝えた情報だが、どうも違和感を覚える。

まず既に機関に感づかれていた点だ。
手紙が送られてからわずか1日しか経っていないぞ。
にも関わらず討伐隊の動きを把握していただと。
国の内部に潜り込んでいるんじゃあないか?

しかしどこかから漏洩したという事もありえなくはない。
現に部外者の私がこうして集合場所に潜んでいるのだからな⋯。
違和感は払いきれないが、納得しよう。

次に任務について。
これが一番怪しい。
軍を出せばいいだろう。
〝戦闘力の高い元討伐隊のメンバーに雷撃戦をさせた方が速いし安く済む〟
仮りにこのような意図があったとしよう。
だとしてもわざわざ討伐隊に召集をかける必要はない。
傭兵だとかハンターだとか、他に適役がいるはずだ。

その疑問は矢文の主が明らかになった事により晴れた。
元討伐隊メンバーがわざわざまわりくどい方法で伝えたのだ。
機関と急成長した魔物、なにか繋がりがある。
⋯いや待て、だからといって討伐隊を集めてやらせる必要があるか?

何者かに肩を叩かれハッと振り返る。
一瞬冷や汗をかいたがすぐに安穏した。
振り返ると相棒が1枚の写真を咥え浮かんでいた。
写真を取り上げ確認する。
写っていたのは復興委員会長だった。
こちらを、私をしっかりと凝視している。

(まさかこの私に気付くとは⋯⋯何者だ?この男⋯)

そうこうしてるうちに2人組の男が現れた。
忘れもしない、忘れようとも忘れられるわけのない2人だった(例外なく名前は忘れた)。
ここを爆心地へ変貌させたヤツらだ。
先日暇なので城に忍び込んだ際にもヤツらを見た。
英雄扱いで城に招かれ幸せに暮らしているのか。
なんだかムカついてきた。
ヤツがここを破壊した瞬間はきちんと撮ってある。
事が終わったら新聞社に売ってやろう。

42J◆kZDFwAt8do
2016-11-21 01:53:14
ID:Un4uPOl2

>>40

いきなり現れた二つの影、謎の狂気染みた言葉を発言する二人から俺は一旦距離を置いた。

「なんだ、あのあんちゃん二人は。」

俺の隣にいたボロ布の男が呟く。二人とも黒装束に身を包み、肝心の顔面は仮面で隠れていた。
やがてその二人は武器を持ち出す。持ち出すというより空間から抉り取ったように見えた。そのままゆっくりとフェンスの方へ二人は歩み出した。
…一人は聞き覚えのある笑い声を上げながら。

「ククッ…さぁて、お片付けと行きますか。」

瞬間、俺の心に込み上げてくる嫌悪、殺意、苛立ち。こいつの声、こいつは!
二度と忘れなどしない彼奴の声、三度も俺達を襲撃して殺そうとした彼奴の声。

「待て貴様。その声、天月だな?」

俺は複合剣からブレイカーを取り外しながら前をゆっくりと歩む片方の男へ声を掛ける。この言葉に反応したのか、二人とも歩みを止めて、俺が呼び止めた方の男はこちらを振り向いた。
この血に汚れた醜い仮面。やはりこいつは天月だ。

「天月?さぁ、知らないなそんな名前……俺の名前は高杉だ。」

そう返して嘲笑う。

「自分から名前を名乗りあげるなんて随分と間抜けな男だな。何故貴様がここにいるか答えろ。」

俺はこちらをなめてかかる天月に強く返す。すると、そいつは手に持って刀を見せびらかしながら威圧してきた。

「それはさっき言った。お前らには関係ない。雑魚は片隅に怯えていろ。」

「ほざくな、ここで明らかにしてもらうぞ天月よ。貴様ら二人の目的は何なのだ?何度も俺達を殺しに掛かり、この地を爆心地にし、今度は何がしたいんだ?そんなに俺達に干渉して何が満たされるというんだ?」

「…。」

一時の沈黙。
先に口を割ったのは天月だ。

「自分は許されるとでも思っているのか?元傭兵。自分の愛する人を殺しておきながら、今はそうやって悠々と生きて。そういえば、その女の妹を引き取っているんだったな?そいつも殺すのか?」

連続して続く俺への罵倒。そして湧き出る彼への殺意。
俺は無言で天月の方へ駆け出し、ブレイカーを突き刺そうとする。しかし、その刃が当たる寸前に彼は消えた。
俺は背後へ瞬間移動しただろうと予想して渾身の肘打ちを放つが、それも空振りする。

「Jさん!落ち着いて!!」

瑠璃が投げ出したその言葉。完全に逆上した俺の精神はその詞によってやっと正気へ戻って行く。
正に自分を見失っていた。また何もかも投げ出すところだった。しかし、そんな心の静寂もあいつの声によって掻き乱される。

「彼女の言う通りだ……お前はそこでじっとしていろ。」

背後から聞こえる天月の囁き。

「さて、俺達は先に行かせて貰うか。」

俺は振り返ろうとした。
だが、もうそこに彼奴等はいない。

まただ。また彼奴等に全てをぐちゃぐちゃにされる。また俺達は被害を受ける。
そう考えただけでも、俺は今すぐその場に踞りそうになってしまう。

本当に、何がしたいんだ。彼奴等は。

43Na†umマキ★Petora兵長ワサラー団 団長◆40XbC9fmEc
2016-11-21 02:13:34
ID:2kjbzi7o

>>40

さっきから目線を感じる…確か瑠璃と夢生だったか?ずっと見てくるが気にしないで、あと二人くらいのどっからか目線を感じているが一人は分かった恐らくあの戦いの時にいた記者か何かの奴だろうそいつはどうだっていい…もう一人が分からないのだ。どうするか高杉は考える

高杉「。。。どうしたものかな。。。」
椿「あの少女達以外のこの目線の事かい?一人は分かったろ?」
高杉「あぁ全くオーラも霊気も感じられないからそうとうな奴だよそこは褒めたいね?」

そう言って記者が隠れている方角に目を向けた

椿「まぁそれは置いといて。。。あとー人が分からないね」
高杉「あぁ俺もそこが手掛かりなんだよもう一人の目線は感じるが同じ目線の感覚があちらこちら感じて全然わからないんだ。。。」
椿「参ったね。。。」

二人が考えるすると横から次元の穴が何故か開く何者かと体制を整えるが出てきたのは霊夢だった。だが二人まだ戦闘体制のまま…

霊夢「なんで体制整えているのよ?」
椿「貴様。。。霊夢じゃないよね?」
高杉「お前の気が全然違うんだよ城に来た時からそれにあいつは次元を開けない能力だろ?」

そこまで霊夢に言うと霊夢は上を向くすると……

霊夢「やっぱり貴方達のその鋭い観察と察知そして力は凄いわね。。。」
高杉「。。。何者だ」
霊夢「貴方達が知ってる幻想卿の霊夢よ。。。ちょっと違うけど」
高杉「まさか。。。異国者か。。。」
霊夢「異国者。。。この世界もあの世界もそう言うのね。。。まぁ貴方が今から聞くのはどうせ本物霊夢は?だろうけど。。。単刀直入に言うわよ死んだわとっくに何者かにねそこに私が来たのよ幻想卿にこの事しっているのは魔理沙とレミリアだけだわ。。。あの世界で何で私の霊気を感じられなかったかは恐らくこの世界では出やすいのねだからこの世界で気付いたんでしょうね」

霊夢は簡単に説明をし二人は納得する。

高杉「この世界をどうするきだ?」
霊夢「どうもしないわよただこの世界のフランを祝う為に来ただけあとごちそうも」
椿「そうなんだ。。。じゃあこの世界には手は出さないんだね」
霊夢「えぇ。。。何か忘れてるような。。。あ、そうだ黒子と白亜を止めてありがとねあの能力の本当の持ち主は私よ何で私の能力をあの子達が使えたのかは教えないけど貴方は魔王の力だけじゃないのは。。。薄々気づいてるでしょ柊夜?」
高杉「。。。あぁそしてやっと分かったよあんたが俺の暴走の時に聞こえた奴だって」

霊夢はそう言われると少し驚いた

霊夢「アンタ。。。あの時少し自我を持ってたのねえぇそうよその上に神の力を与えたのも私。。。クスクス」
高杉「。。。チッ今ここで殺っても意味はないんだろうな。。。」
霊夢「フフ。。。そうねまぁ城には強力な結界を貼ったわそれは感謝しなさいよ?」
高杉「クッ。。。ありがとな」

気が付くとさっきからずっとこの三人を元討伐隊達は黙って戦闘体制をとっていた
霊夢はそれを見ると笑った

霊夢「私とやりたいならいいけど今はやめたほうがいんじゃないの?それに今やる気ないしね」

元討伐隊達はそれを聞くと武器を降ろす。それをひ見て霊夢はウロチョロし初めた。
どうやら何も言わないところまだ高杉達だと分かってないみたいだひとまず落ち着かせて気を弱める

高杉「椿。。。すまんないきなり意味分からん話になって」
椿「いいさ」
高杉「そうか。。。」

高杉は謝り回りを歩き始め椿はそのまま立ち尽くし察知する

44Na†umマキ★Petora兵長ワサラー団 団長◆40XbC9fmEc
2016-11-21 02:47:15
ID:2kjbzi7o

※修正>>43 >どうやら何も言わないところまだ高杉達だと分かってないみたいだは
無しです

続き

霊夢「そう言えば何であの城の人達は知ってるのにあの人達はあんたの本み_________「黙れ。。。いいいんだよそのほうがちょうどいい」
霊夢「そう。。。」

霊夢は聞き入れ少し黙っていると

霊夢「ところで。。。あそこにいるあの世界で言う天狗よね?」
高杉「あぁそうだなまぁほっとけ」

二人はO.Tの方にまた目を向けるが気にせず調べた

霊夢「。。。あのマスクしてる人。。。強いわよ」
高杉「やっぱり思ってたか。。。それより隣にいる奴がきになるどっかでみた事があるんだよな。。。多分店とかで。。。」

高杉がチラッとその人を見ていると霊夢はフェンスに触るすると

霊夢「このフェンス。。。特殊ね」
高杉「あぁ。。。それは俺も気づいてた」

高杉と霊夢は回りをグルッと歩いて行く

高杉「。。。これは面倒くさい奴等が関わってるな。。。」
霊夢「ここまでこの場所に結界を貼るのはそうとうよ」

二人は椿のもとに戻ると椿は何か察知したらしい

椿「掴めた!。。。この気どっかで」
高杉「どうした椿掴めたって?」
椿「ずっと察知してたらどこかで感じた気だった」

45コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-21 21:41:04
ID:eSWC4sTA


「ふむ、そんなことがあったのですか。魔物……厄介そうですね。いいでしょう、その依頼は受けたほうが良さそうだ。魔物を放置した所で、益があるわけでもないのでしょう?」

「魔物の掃除程度、軍を出せば良いだろう。しかし、報酬を出すというのならばやってやろう。」

私は純粋に疑問だったので
「報酬、とは。」

と口にする。

「その言葉通りの意味だ。お前が俺に依頼する代わりに、相応の報酬を支払って貰おう。それが出来ないのならば俺は帰る。」

念のため、私はダメ元で
「もし駄目と言ったら。」
と一言

「さっき言った通りだ。」

「仲間を置いて自分だけ悠々と帰ると?」

「それがなんだ。」

素早いやり取りだった。彼の目には、声には一点の曇りもない。Jさんにはやるといったらやる…スゴ味がある!

「なんだその態度は、英雄気取りか。」

先ほど口論していたハーシーという男、ボロ布の男だ。短いブロンドの髪を揺らしながら腕を組んで彼を睨む。

「…早く答えろ、会長とやらいう奴。」

俺が眉を潜めたのは嫌悪感からではない。
考えるとき自然とそうなる。癖というヤツだ。

「良いでしょう、相応の報酬は充分に支払います。確実に。」

ゆっくりと答える。

「しかし、私がこう発言したからには貴方も相応の仕事をこなして貰わないと困ります。さもなくば、貴方に報酬を支払う義務など御座いません。」

「貴方?何を言っている。」

やはりそう来た…か。
彼は当たり前のことかのように言う。

「報酬は貴方達に、だろう?」

きっと大丈夫だろう、そう言われるとは思っていたのだ。

俺が頷くと
「決まりですね。」
というペストマスクの男、ルミナ。
隣の瑠璃も、大きく頷く。
彼は護身用のピストルを腰に戻した。

「さてさて、話もついた所で…。」

ハーシーは腕を組みながら歩く。
そして振り向きこういう。

「先頭は誰にするよ?」


「先頭…私の固定観念ですが、近接して戦う人が向いているのでは?」

と言おうとすると謎の二人組が現れる。
彼らの会話を聞くと、敵であり味方、のようだった。


彼らの出現、敵対…はないだろうが彼らとのいざこざが起きないことを願いつつ
皆が意を決するのを見るとフェンスを開ける──

46しいちん
2016-11-22 17:56:41
ID:hPlbzfLM


こんにちは🎈♡

47コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-22 23:04:48
ID:RK9S/GKc

>>36

扉を開ける前、ルミナが問う。

「恐らくですが……此処は非常に危険度が高い。当然扉には施錠が施されていると考えるべきです。ファレルさん、貴方は依頼を預かってきたと仰っていましたが、鍵などはお持ちでしょうか?また、出現する魔物を把握していらっしゃるのなら、その特徴や警戒すべき点もご教授願いたい。」

「勿論、鍵はここに。」
隊員記録にてこの人は物質を「読み古し要らなくなった本同然」に…つまり「鍵」が要らない状態にできるはず…何故鍵なんて持ってるか訊く必要が?裏切って閉じ込めようとしている……とでも思われているのか?

「…魔物については種類が増えすぎているのです。」
「今や何千通りにも及ぶでしょう。文字通りの雑魚もいれば強靭なものもいる。」
「いえ、殆ど強靭なタイプのものしかいない。」
「おまけに半数以上は魔法を使う。警戒すべきなのは「暗い」…ということでしょう。中には奇襲してくる魔物もいます。」

「何故…そうなるまで気づくことができなかった?」

Jは純粋に疑問に思ったのだろう。私も前までは、いや今も疑問に思っている、原因はわかっていない。

「唐突過ぎた、というべきでしょうか。」
「それまで兵で倒せばよかった魔物…ですが、数も増え、やがて兵では敵わなくなったのです。」

そろそろ刻が来る。

「!……来ますよ、奴等が。」
気配を感じた私は言う。

48夏目☸夢生☯ワサラー団副団長! (シス&ブラコン)◆jay6QQeYJY
2016-11-23 13:02:37
ID:tC3na7d6

フェンスを開けると空気が変わった
なんだか・・・前の怪物より強くなっている

「!……来ますよ、奴等が。」

誰かが言ったと途端に
「うががががががががががががががががが!!!!!!!!!!!!」

ミ「なにゃにゃにゃにゃ!?」
ネ「驚きすぎ・・・行くよ! ミラエル」

ム「お姉様も行くよ!」
レ「ええ!」

怪物は私たちに容赦なく襲ってくるが、一瞬で雑魚は片付いてしまった

ム「これぐらい余裕です」


49Na†umマキ★ワサラー団破壊神鬼霊夢Petora兵長 団長◆8BYfGxHt8w
2016-11-23 14:49:33
ID:saSywdlE

>>44-45 >>47-48

高杉「そっか。。。嫌な予感しかしないな何か。。。」

高杉が険しい顔でそういった。すると男がフェンスを開けた

「!……来ますよ、奴等が。」

男がそういうと空気が一変しフェンスの外から禍々しく凄まじい気が感じたそして……

「うががががががががががががががががが!!!!!!!!!!!!」

魔物が凄いいきよいで出て来た。その数は結構多い、その中に少女が二人夢生ともう一人が突き進んだ。
魔物は容赦なくその二人を襲うが一瞬で殺した。

ム「これぐらい余裕です」

それを見ながら二人は

霊夢「ふぅん。。。あの子なかなかね」
高杉「だな。。。アイツ強くなったか。。。さて面倒くさいのは的中したな。。。どうする?椿行くか?」
椿「行くよ。。。柊夜と霊夢は?」

高杉の質問に答えて椿が聞いた高杉霊夢は……
霊夢「面白そうだし。。。行くわ」
高杉「行くに決まってるだろ。。。早く済ませるぞフランにまだ渡してないからな。。。!」
椿「フフ。。。そうだねっ。。!」

霊夢は飛び錫杖を次元から出して一気に倒して行った二人はそこから跳んだ。

霊夢「そんなものなの?もっと来なさいよ」
椿「こんくらいは余裕でしょ?」(笑)

霊夢はどんどん倒していき椿が挑発気味に言う。空中で刀を抜き回転斬りをするそして魔物の群れの中に着地した一瞬、回りにいた魔物は血を吹きながら倒れていく

高杉「当たり前だバーカ。。。霊夢においついてさっさと行くぞ。。!

椿「フフ。。。そうだね!」

二人もそこから一気に突き進んだ

50さあ、開幕の号令を◆X5668N6XH6
2016-11-23 19:56:38
ID:2EfCyrmg

(>>47より)

『これは失礼、不束なことを聞いてしまった。成る程、“暗きに注意せよ”ですか……フフ、私の得意分野というやつですな。』
「魔法は他のヤツらのが上手く対処できんだろ。俺たちゃ魔法耐性ってもんが希薄なようでね。さっ、そろそろ頃合いだな?」

 底知れぬ笑い声の漏れるペストマスクとボロ布が並び立つ珍妙な光景。だが、それも長くは続かない。何故なら__

「さあて、ちょいとスケールダウンはしたかも知れねぇが……討伐隊様の復活だい!叫ぶしか能がねェ雑魚なんざ、適当に薙ぎ払っちまえや!」

 フェンスの解放とほぼ同時に、風が瘴気を運び出す。かつての魔王が残す負の遺産の一端を感じながらも___討伐隊の面々には、とうにそれぞれの“覚悟”が宿っていた。魔物共の怒号を合図とし、彼らは弾けるがごとく疾駆する__!

 魔弾の嵐と剣の舞踏が魔物の群れを蹂躙する中、戦場のど真ん中に老紳士が突如出現する。化物とて自然の理程度は心得ている、故に数瞬は困惑に足が止まってしまう。が、対する老紳士・ルミナの方は魔の物に臆する事もない。遊歩道を散歩でもするように魔物の一体へと近付き、コツン、と手持ちの杖で軽く小突いた。
 当然のことながら、魔物とて黙ってはいられない。明確な怒りの表情を湛えた者共は、猛り狂いつつ鋭利な爪でもってルミナの肉を張り盛んと豪腕を振り抜く___

 
 飛び散る鮮血。響き渡る断末魔の叫び声。爪は確かに肉を捉え、一直線に切り裂いてみせた。


 ただ一つ、一つだけ魔物の群れに誤算があるとすれば。それは、切り裂く対象が“同胞”に切り替わってしまったことだろう__
『元戦闘員でもない私に触れられる時点で、未熟にも程がある。輪廻の輪にでも入ってよく考えなさい、己の敗北の理由。尤も幾らやり直したところで、勝ち目は万に一つもないですが。』

 たった今仲間を殺めた魔物の背後に、現われ出でるは黒づくめの“死神”の影。気配に気付き振り返った彼の双眸には、二本のダガーが丁重にプレゼントされた。
 同胞の死を嘆く間すら冗長。飛び掛かる犬型の魔物。だが、死神が指を鳴らせばあら不思議、全方位をダガーに囲まれた可哀想な犬公の出来上がり。

『魔物とて、命は尊いものだろう? ならばいっそ、己で土に還ったらどうだ。私に挑み、心半ばに散るよりは有意義な死だろうに。』

 死神の言葉は、魔物の群れに沁み渡る程の効力は持たないようだ。あれよあれよと死神の奇術に嵌り、死屍の積み上がる様のなんと儚きことか……。

51さあ、開幕の号令を◆X5668N6XH6
2016-11-23 22:15:19
ID:2EfCyrmg

 さて、ボロ布男ことハーシーの方だが……彼は生憎、“死神”が操るような類の奇術は持ち合わせていない。即ち、生身一つでの正面突破になる。薄々勘付いていた彼は、“服の内から”一振りの刃を躊躇うこともなく引き抜くと、フェンスを越えたすぐ先の地面目掛け、渾身の力を込めて突き刺した。
薄く柔軟な刃はよくしなる、勢いそのままに棒高跳びの要領で飛躍したボロ布は、先陣を切った少女達を飛び越え敵地の真っ只中に転がり落ちた。

「……っテテっと。あー、脚の筋肉強化してたんだけどなぁ……流石にどっかの誰かみてぇにはいかねーか。“英雄気取りさん”よ、アンタはやっぱスゲー野郎みたいだ!」

 皮肉交じりの本心を、“わざとJに聞こえるように”呟くハーシー。そんなヤツ、魔物からすれば格好の獲物に他ならない。先ずは自分がと躍り出る骸骨騎士的な何か。が、振り上げられた剣が脳天をかち割る前に、先程とは異なる刃の一閃が胴体を寸断してしまう。
 続くは“邪視 イービルアイ”。魔力を扱う巨大な目玉が、数本の触手じみた何かを垂らした姿で浮遊している……。空高く浮き上がった“邪視”は、ハーシーに狙いを定め魔力を解き放つ。直線的な朱色のレーザー弾は、彼を捉えきるには少々単純過ぎる__だが、回避する度に着弾地点で小規模な爆炎と化していく。執拗な攻撃に終わる気配は見られない、他の魔物も連動して動き出す……。
 とうとう痺れを切らした彼は、一切の回避を棄てて魔弾を左腕に受けた。爆炎が瞬く間に左腕を焼き尽くし、ただの焼け焦げた肉塊に変えてしまう。

「ウグッ……痛ってェなテメェ!!!!」

 だが……“左腕を喪った割には”随分と軽いリアクションに終始する。寧ろハーシーにしてみれば、回避の手間を削った分攻撃に回せるというもの。魔力の反動で動けないイービルアイを、投擲された“骸骨騎士”の剣が、ダーツでもしているかのように真っ直ぐ刺し貫いた。
 それでもやはり、左腕を喪うことは代償にしては重過ぎた。攻撃の手数が減った彼は、次第に周囲を囲まれていく。正確に、かつ確実に弱点を突いてはいるのだが、右腕だけではどうも火力不足。倒したところで数の暴力には勝ち目が無い。囲いは少しずつ、着実に小さくなっていき……

 遂に、槍の一撃が土手っ腹に深々と突き刺さった。

 先程までの擦り傷とは比べ物にならない出血量。勝利を確信しきった槍の担い手は、次の獲物を屠らんと振り返りつつ槍を引き抜き___
__引き抜けない。まるで地面に打ち込まれた杭でも引き抜くかのような……仕留め切った敵兵にこんなことで煩わせられるとは。きっと装飾にでも引っ掛かったのだろう、やれ除けようかと向き直る。

 この魔物は、油断することもまず無い優秀な兵だった。今だって油断した訳ではない、槍で貫けば、命あるものは朽ち果てるのが道理なのだがら。でも、相手が悪かった。

 槍の柄を掴んで、自ら此方に“刺さったまま移動”してきているなど、誰が予想出来る?

「……誇りに思いな。アンタは、俺を“一度”刺し貫いたんだから。そら、コイツは賞賛の代わりってヤツだよ!」

 槍から騎士が手を離すより遥かに早く、串刺しの男が“左腕の爪”を振り下ろした。“エナメルクロー”……エナメル質に覆われた彼の爪は、魔物を切り裂くのに十分過ぎる硬度を有していた。槍を腹部から“引き抜く”男。不思議なことに、その傷口はあっという間に肉で埋め尽くされてしまった。

「魔法とか使える誰か!ちょいとアレなの見せちまったが、引かないで援護頼む!魔物を動けなくして__」

 ピンピンした様子で辺り一帯に援護を求める。その言葉に応えてか、それとも偶然の援護となったのか__言葉を皆言い終える前に、魔法使いらしき少女、瑠璃が何かを詠唱を開始する。

【《-氷柱(アイス・コルム)-》__ッ!】

 詠唱の終了と同時に大気が揺らぐ。刹那の後、無数の氷柱が立ち昇る。突然の一撃に魔物も対応しきれない。瞬く間に場の魔物達の動きが停止した。動き回る相手ならともかく、止まったサンドバッグなど彼には容易過ぎる。刃を薙ぎ、次々と首を刈っていく。と、不意に立ち止まり、一体の凍り付いた首を手に取る。

「援護サンキュー!あ、英雄さん?こいつ、さっきの針のお返し!はいはい、構えて構えて〜……そいやッ!!」

 返礼がてら、“J”に向けて皮肉めいた台詞と共に敵の生首を投げ付けた。流石のJもこれには対応し切れない……と思われたが、魔兵にされた彼の身体能力と経験値は伊達では無い。生首に向けてバッターよろしく剣の腹をぶつけ、ハーシーの元へと送り返してみせる。彼の横を素通りした生首は、元の身体を含めた氷漬けの魔物達を粉々に砕いてみせた。Jの表情は__呆れとも怒りともつかぬ、何とも言い表しがたいもの。ハーシーの方も予想はしていたため、特に驚いた様子もなくグーサインを返すに留めた。

52J◆kZDFwAt8do
2016-11-24 03:17:56
ID:uT0R2ZLM

>>51

フェンスを開け、その後直ぐ様夢生達が開幕攻撃を行った。巨大な爆発音と煙の中、俺達は突入していく。立ち込める灰色の煙を掻き分け、走り出した。
先陣を切ったのはボロ布の男とペストマスクの男だ。特にペストマスクの男は瞬間移動でもしたかのように先頭を陣取っていた。それでも彼は迫り来る魔物達を翻弄するかのように殺害していく。まるで全てを予知して、起きる出来事を効率よく順調に消化していく仕事のように流れる動きで確実に魔物を仕留めている。
一方、ボロ布の男は俺に向けて嘲罵の言葉を飛ばしながら大きく飛躍した。その後、魔物に囲まれて致命的な攻撃を何度も受けるも、生きてるのがあたかも当然かのように振る舞う彼の姿は不気味に感じた。
彼等の戦闘行動のおかげで後方の方にはまだ敵が攻め混んでいない。

そんな中、俺は小走りで順に襲い掛かる魔物達を一匹ずつ斬り伏していった。一人単身で突撃するのには戦況が苦しすぎる。相手が人間ならまだしも、根本的には俺達以上の能力を持った化け物達だ。そんな奴等にたった一人で死に望むなんて俺には出来ない。
開幕から大きい魔法を放った夢生ともう一人の少女は、自分達が買ったヘイトを気にしてるのか一番後ろからついてしている。今の俺は彼女二人の前衛といった形でゆっくりと足を進めている状況だ。

先程の爆発を放った彼女二人を最優先の攻撃対象として見ているのか知らないが、壁であるこの俺に向かってくる狼型の魔物達、体格は恐らく2mを越えている。
一匹ずつ、次は二匹、そして次はまた一匹と、こちらの手を疑っているかのような戦い方をする魔物。そして今こちらへ飛びかかってきた三匹の魔物。
一番俺との距離が近い目標にブレイカーを投げ付け、後から時間差で飛び掛かる二匹の目標へ跳躍する。顔面に分厚い刀身を受けた魔物の背に足を乗せ、頭蓋骨を叩き割るように抉り込んだブレイカーを引き抜きながらその身を蹴った。
蹴り飛ばした反動をそのままに、大きく口を開いた二匹に向かって水平にブレイカーと本体の剣を差し込んだ。骨の抵抗を受けながら腕力で無理矢理刃を動かして、そのまま二匹の肉体を二つに斬り分けてやった。
やがて宙を舞った俺の体は地面に足を付け、次の目標へ目線をやる。だが、その瞬間であった。

「これ、さっきのお返し!」

と、突如ボロ布の男がそのまま言葉を続けてこちらへ生首を投げて来たのだ。唐突なその行動に疑問を感じるも、俺は偶然瑠璃が氷魔法で動きを止めていた魔物達の方へその生首を打ち返す、ボロ布の男を素通りさせて。
そんな俺の行動にグーサインで返したボロ布の男。なんだこいつは、俺をおちょくっているのか。しかしその余裕を持ったセンスは悪くない。
しかしだ。

俺は彼の後ろに浮遊していた目玉の魔物[イービルアイ]に向かってファングをブーメランのように投げた。
ボロ布の男を大きく囲むように円を作ったファングは、そのまま真横からイービルアイの瞳孔を抉るかのように斬り込む。
回転した勢いで更に眼球を傷を容赦なく広げ、未だにベクトルを失わないファングは刃を眼球の内部へ抉り込ませたところで動きを止めた。

「おっと、これは驚いた。」

その眼球の魔物の前に立っていた男は俺に向かって言葉を放つ。俺はそれを無視するかのように真横を通り抜け、ファングを回収した。

53るりるん@瑠璃
2016-11-25 21:29:14
ID:2Vo8KORg

>51
 
 ファレルさんがフェンスを開けた瞬間、中にいた魔物が一斉に襲いかかってきた。まず夢生ちゃん達が攻撃を仕掛け、そこへハーシーさんとルミナさんが勢いよく飛び込んでいく。私も後を追って走り出した。炎(フレイム)魔法を使って、次々と倒していく。だが、数が多くて自分に向かってくるのを倒すので精一杯だった。他の人の方を見る余裕はない。でもそれだと危ない。そう思った私は、地面に倒れこむ寸前の一体の頭を踏んで宙に飛ぶと同時に、振り返って周りの様子を確認する。

 「………ひっ!!」

 思わず声が出てしまい、慌てて口をふさいだ。私のすぐ傍でルミナさんの体に槍が突き刺さっていたのだ。回復を、と駆け寄ろうとした私は、あることに気付いて足を止めた。確かに血は流れているが、表情があまり苦しそうじゃなかったのだ。それはまるで、『作戦通り』とでも言いたげな、そんな顔ーー。次の瞬間、魔物は倒され、ルミナさんの体は元に戻った。

 「おお………って見てる場合じゃないっ……!」

 嫌な気配を感じて思い切り振り返ると、隙だらけだった私に数体迫ってきていた。周りが見えないのが危なかったから体勢を変えたのに、これでは意味がない。慌てて魔物に手をかざした。

 「魔法とか使える誰か!ちょいとアレなの見せちまったが、引かないで援護頼む!魔物を動けなくして__」

 「氷柱(アイス・コルム)!!」

 ルミナさんの声が聞こえるのと同時に叫ぶと、辺りの魔物が凍って動かなくなった。以前まで目くらましにしかすぎなかったこの魔法も、今では自分の意思で凍らせるところまでコントロールできるようになっていたのだ。偶然だったけど、唱えた魔法が要望にあっていてよかった、とそんなことを思った。

54コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-27 19:48:14
ID:PTPx8QgA

フェンスを開けたその刹那─
魔物達は敵だと認識した私達に襲いかかる。
「『レンブランツ』!」
とスタンドを呼び出す。こいつは俺と同じで独立精神が強いため、命令するしか操る手立てはない。
「魔物を殲滅しろ!」と命令する。
知能は人間並みには高いので魔物と人間を区別できる。

55コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-27 20:24:17
ID:PTPx8QgA

その命令を聴いたレンブランツは頷き、フェンスの中へと身を投げる。
魔法を放ったあの三人は相当ヘイトが高いだろう。
三人もそれを察してか後方で戦っている。
だがレンブランツは影の世界に住むスタンド…
戦いの際は影から影に乗り移り攻撃を仕掛けるので、然程敵に注目されることはない。

遠くから見ているのではっきりとは解らないがルミナが槍に貫かれている。
あまり苦しそうではないため魔物のものではあるまい。
恐らく援護は近く瑠璃がするだろう。
ルミナ?の周辺の魔物が氷柱で凍らされた。
「凍らされた」と思うと某石仮面の男を思い出したが、それについて深く考えるのはやめた。

…恐らくあの周辺にレンブランツがいる。
「レンブランツ」は「私」…と言える存在なのでレンブランツの五感で感じているものを私自身も感じることができる。
正に「ふたりでひとり」と言った感覚だ。


──それにしても
……巨大な、強靭な魔物は現れないままなのか。
いなくなったことを願おう。

56Na†umマキ★ワサラー団破壊神鬼霊夢Petora兵長 団長◆8BYfGxHt8w
2016-11-27 23:21:09
ID:35S25Swo

>>49 

霊夢「あまりにもの多すぎるわ。。。」

霊夢は倒していった後少し休む。するとやっと二人が来た

高杉「どうした?霊夢疲れたのかよ?」
椿「一気に行くからだよ疲れてくるんだよ」

三人で背中を会わせながら話す。

霊夢「う、うるさいわねっ!?私は直ぐに倒せるって思ってたのよっ!」
高杉「油断大敵って言うんだよそういうのはたくっ。。。ちゃんとしろよな?」
霊夢「分かったわよ。。。」
高杉「さて。。。この数は多いな確かに。。。どう行こうか。。。ん?。なんだありゃ!?」

高杉が気がついて指を指すその先には……魔物の軍団の中一際目立ってデカイ奴が一体いるそいつは頭に麦の袋を被せていてそこにデカイ釘が打ち込まれていて身長が300cm以上はあるだろう武器は引きずっていてよく見ると斧と裏側には太いトゲが15本あった。それを見た三人は

高杉「あんなの見たことねぇよ!」
椿「あれは結構強いよ。。。この中でも」
霊夢「面倒さいわね気が増殖してるわ」

三人はこっちにやって来る魔物を倒しながらも驚きを隠せずみている。するとこっちの方向を見たデカ物はその瞬間こっちに走って来ただがデカイからか遅い……

高杉「遅くても怖いなあれは。。。」
霊夢「どうするのよあんなの」
椿「殺るしかないね」

椿がそう言うと二人は頷くそして、高杉の合図で四方八方に別れ高杉はデカ物の目の前他の二人は左右から思いっきり斬る……が左腕だけ切れたがびくともしないその瞬間斬った椿を斧で飛ばそうとするが間一髪避けた

椿「ハァハァ。。。!何なんだコイツ」
高杉「びくしねぇじゃねぇかっ。。。!」
霊夢「再生能力は。。。生憎無いみたいだけど。。。片腕だけでもアレを回せるのね。。。飛んだ怪力だわ」

三人は考えたどうするかすると霊夢は言った

霊夢「デカイ。。。あっもしかして高杉!」
高杉「あぁ!?なんだ!?」
霊夢「一回三人で回り込むわよ!」
高杉「なんで!?」霊夢「いいから!」

三人はその怪物の回りを込みそして後ろから三人で攻撃それに気付くが回る回転が遅いため直ぐに避けられた今度は前から攻撃するとさっき後ろを向いた怪物はこっちに振り向き攻撃するがさっきと同じく直ぐに避けられた

高杉「なるほどねデカくてもその重りのせいで遅いわけだだから走るのも遅かったのか」
椿「いいね!続けて行こうかっ!」

三人は一気にさっきの行動をしたそのおかげで倒れて込んだ

霊夢「やったわね私の作戦のおかげね」
高杉「いや俺のおかげだろ深く斬り刻んでいったからなん?__________「「避けろっ!」」

高杉と椿が気がつくその瞬間怪物は最後を振り絞って武器を投げてきた。そしてギリギリのとこで避けられ椿はナイフを投げ頭に直撃し倒れた

椿「危ない危ない。。。大丈夫?」
高杉「平気だ。。。霊夢は?」
霊夢「大丈夫よ。。。意外とデカイわりにしつこかったわね。。。」

三人は服を叩いて回りを見る

高杉「減んないなぁ。。。こんな人数久しぶりだな」
椿「だね。。。まぁ余裕でしょ三人とも」
霊夢「当然」高杉「勿論さぁ♪」
高杉「さて。。。と行こうか」
霊夢「えぇ」椿「そうだね」

そして三人は走って倒していった

57夏目†夢生 ワサラー団副団長! (シス&ブラコン❤)◆jay6QQeYJY
2016-11-28 07:13:37
ID:N8uTAadg

ネ「なんだぁ!? あの化け物!!」

ミ「それにあの三人・・・それにあの紅白のデカいリボン着けてる人・・・たぶんただの人じゃない」

ム「そうみたいね 巫女らへんかしら?」

58夏目†夢生 ワサラー団副団長! (シス&ブラコン❤)◆jay6QQeYJY
2016-11-29 00:06:16
ID:qwaL4mW.

あげる

59Na†umマキ★ワサラー団破壊神鬼霊夢Petora兵長 団長◆8BYfGxHt8w
2016-11-29 19:44:01
ID:DfGehJFk

>>56

それから次々とデカ物と戦っていると霊夢は止まった

高杉「どうした?」
椿「どうかしたのかい?」

二人の質問に答えない霊夢。すると……

霊夢「この人数にイライラしてきたわ。。。」
高杉「まぁ確かに多すぎるしデカ物がなかなか倒れない始末。。。まぁイライラはしてくるだろうな」
椿「それに。。。斬っても斬っても終わらないしね。。。」
霊夢「そうだけど。。。あまりもの多すぎるでしょ?。。。もういいわ。。。一気に四大階で。。。こいつらを

すべてを消してやるわよ

霊夢が言った瞬間、霊夢から凄まじい気を発したそれがだんだん禍まいてくる。その瞬間凄まじく禍々しい気が辺り一帯にまでまわりが暗くなってくる。霊夢はだんだん浮いてきて赤黒い気が霊夢を包みそして………解き放った。
霊夢の服装の色が黒い紅色に変化する。

高杉「あぁーあ。。。こんなとこで使うなよ。。。」
椿「あれは。。。あの時の?」
高杉「そういやあの話の後ちゃんとまとめていってなかったなあいつから。。。
あの黒子と白亜を暴走させた張本人だよそして彼奴もアレが使える」
椿「その姿は。。。まるで____鬼だね」

二人は霊夢を見ていると錫杖の音を鳴らすと七つの黒いたまが現れたそれを魔物達に放つと大爆破した。

霊夢「まだいるのか。。。ならば。。。」
   ~煉獄 アマテラス~

すると黒い巨大な玉が現れ。それをまた魔物に放つそして魔物の群れに黒い炎が現れ落下すると連続して攻撃になりどんどん倒されていく。

60夏目†夢生 ワサラー団副団長! (シス&ブラコン❤)◆jay6QQeYJY
2016-11-29 20:27:11
ID:qwaL4mW.

夢「あらあらあら~ 短気な巫女ですねぇ?」

私は本当に神に仕えている者なのか気になるほど禍々しいオーラを放つ巫女に近づく

霊「・・・さっきの・・・魔女っ娘」

夢「魔女っ娘じゃありません!! 大魔法使いです!!」

霊「同じでしょう?」

夢「全然違いますよ・・・」

霊「・・・まあいいわ 何の用かしら?」

夢「ふふふ、どんな方なのかと思ったから話しかけたまでですよ」

巫女はどんどんと攻撃をしているが、もっと魔物が出てくる

霊「ちょっと! 見てないで手伝いなさい!!」

夢「いいですよ!」

私は1年前試しに打ってみた『あれ』をもっと強くし、ほかにもいろんな技を習得したのだ 

夢(趣味のあれを参考にして・・・ね)

夢「なんだか不思議です」

霊「はぁ?」

夢「貴方をどこかで見た気がするのです」

霊「あってないわよ」

夢「ええ、だって会っていませんもの」

そんなことを口にして、自分で作った魔導書(と行ってもただのメモ的なもの・・・)をパラパラと開いてピタッと手を止めた

夢「『霊符・・・博麗幻影』!!!」

霊「!! あんた・・・それ・・・・。」

夢「え・・・?! れ、霊夢・・・さん?? 博麗霊夢さんですか!?」

霊「そうだけど・・・知ってるの?」

夢「しってますよ!!!!!!」


61Na†umマキ★ワサラー団破壊神鬼霊夢Petora兵長 団長◆8BYfGxHt8w
2016-11-29 21:34:16
ID:DfGehJFk

>>59-60

すると魔法使いが霊夢に話かけてきた

夢「あらあらあら~ 短気な巫女ですねぇ?」
霊「。。。さっきの。。。魔女っ娘」
夢「魔女っ娘じゃありません!! 大魔法使いです!!」
霊「同じでしょ?」
夢「全然違いますよ・・・」

霊「。。。まあいいわ 何の用かしら?」
夢「ふふふ、どんな方なのかと思ったから話しかけたまでですよ」

霊夢はその魔女っ娘と話ながらもどんどん攻撃するが、もっと魔物が出てきた

霊「ちょっと! 見てないで手伝いなさい!!」
夢「いいですよ!」

霊夢は魔女っ娘夢生にそう言うと、夢生は

夢「なんだか不思議です」
霊「はぁ?何がよ?」
夢「貴方をどこかで見た気がするのです」
霊「会ってないわよ」
夢「えぇ、だって会っていませんもの」

夢生がそう言うと魔導書?かメモ用紙的なものを取り出したそれをパラパラと開いてピタッと手を止めるそして……それを見た霊夢は驚く

   霊符。。。博麗幻影_______!

霊「!! あんた。。。それ。。。。」
夢「え。。。?! れ、霊夢。。。さん?? 博麗霊夢さんですか!?」
霊「そうだけど。。。知ってるの?」
夢「しってますよ!!!!!!」

霊夢は自分の技…いや、スペルが他の奴に使われたのを見て驚く。そしてその夢生が博麗霊夢という名を知っている事にも驚く霊夢は陸に戻るとそこに高杉、椿が来た

高杉「気がすんだのか。。。って夢生!?そういやいたか」
椿「あれ?どこかで会ったよね?」
夢生「ちょっとそれ酷くないですか!?」
椿「まぁまぁ冗談だけど。。。なんで」
高杉「なんで。。。」
霊夢「なんで。。。私のスペル使えるのよ」

三人は夢生に同じ事を同時に聞いた

62夏目†夢生 ワサラー団副団長! (シス&ブラコン❤)◆jay6QQeYJY
2016-11-30 00:17:06
ID:9DdOR6V.

椿「まぁまぁ冗談だけど。。。なんで」
高「なんで。。。」
霊「なんで。。。私のスペル使えるのよ」

私は戸惑った
スペル・・・と言っても見たものを元に、魔法を積み重ねてつくったただの形式が似ているだけの攻撃魔法なのだ

そもそもなぜこれを参考にしているのか

それは避けにくく、被弾すると威力が上がっていることがある。
被弾すると動きも鈍くなるからたくさん向かってくるとどうしようもなくなる
近戦専用のハンターにはとても役に立つ・・・

・・・どう説明しよう

夢「え・・・と・・・・何ででしょう?」

椿「・・・」
高「・・・」
霊「・・・まぁ、後でじっくり聞くとするわ」

椿「そうだな」

夢「今は目の前の敵に集中しましょう」

私はすぐさま頁をめくると次々とスペルカード風の魔法を使う

夢 「禁弾「過去を刻む時計」 無意識「弾幕のロールシャッハ」
   花咲爺「シロの灰」!!」

63破壊神Na†umマキ★Oni-Petora兵長ワサラー団 団長◆8BYfGxHt8w
2016-11-30 20:37:03
ID:VyTEnzRc

>>61-62

夢生は戸惑った。すると

夢「え・・・と・・・・何ででしょう?」

誤魔化すように言う夢生三人はジーと見た
椿「・・・」
高「・・・」
霊「・・・まぁ、後でじっくり聞くとするわ」
椿「そうだね」
夢「今は目の前の敵に集中しましょう」

とりあいず話を後にし周りにいるこの魔物達を倒すことにした。
そして夢生は次々と霊夢の知ってるスペルを出した

 禁弾 過去を刻む時計 
  無意識 弾幕のロールシャッハ
   花咲爺 シロの灰!!

高杉「お前本当にどこで知っだよそれ。。。まぁとりあいずこいつらを先に殺さなきゃなー」
椿「そうだね。。。一気に片付けるかい?」

霊夢はまた空に飛びどんどん弾幕を打っている。二人はその場で話しながらいちいち来る魔物を斬っている。

高杉「そうだな。。。流石に霊夢見たいになるのはなぁまぁいいかやるか椿」
椿「分かったやるんだね」
高杉「おい!!夢生!この場から離れろっ!!」
夢生「えぇ!?なんでってもしかして。。。逃げよう!」
霊夢「思いっきりやるのか?なら手を貸すぞ?」
高杉「あの技やるか?」霊夢「えぇ。。。クスクス」
夢生はいま戦っている場から一旦離れると目の前に結界が貼られ三人を見ている。

   _______須佐能乎_____!

二人からだんだん鎧を纏った人型があらわる高杉は黒、椿は青。そして二人の須佐能乎は天狗に変化し高杉の体に駁模様の呪印が現れ首に白黒の禍玉が出来た。椿には須佐能乎に呪印模様が出来た。そして二人は須佐能乎の翼で飛ぶ。
そして

霊、高
 __絶望 “鮮血の結末“ 滅__
椿
___魔神 死狂い 散___
椿、高
_____五重結界___

結界の上空に巨大な渦巻きが現れ魔物達は急に暴れ出し地面に陣が貼られた。巨大な渦巻きが現代人最大の天敵現実も何もかも全てを飲み込み陣から破裂したりと魔物が片付けるられそして何もかも消え結界内が現実も消え巨大次元の穴が開かれている

高杉「おぉー結構な状況だな」
椿「久し振りにこんな景色みた気がする」
霊夢「椿の死狂いっていいわね高杉のもそれにしてもスッキリしたわ」

三人はそう会話しているが下でそれを見た夢生はしりもちをしていた
三人は陸にもどり高杉、椿は須佐能乎を解除し夢生の元に向かう。

霊夢「どうしたのよしりもちなんてしちゃって」
夢生「。。。。いや。。。結界の中から叫び声とかして。。。」
高杉「それは俺と霊夢のやつだな使えないやつは大抵なにか聞こえる死狂いもそうあれも同じだ」
夢生「あ。。。そうなんですね。。。アハハ。。。」
高杉「こりゃダメだな。。。ちょっと待ってろ。。。あったこれ飲め」

高杉が取り出したのは万能材の飲み薬それを夢生に飲ますすると………

夢生「。。。あれ?体凄く軽いなんで?気持ち悪くもない!」
椿「それは、アロエとバラの性質を少しだけ入れた飲み薬だよアロエは万能とも言われて昔から使われててバラの性質はまぁこの世界とは違うけどアロエと少し同じやつとかあるんだよ」
夢生「なるほど。。。」

夢生は椿の分かりやすい説明により納得した。すると高杉が

高杉「それやるよいくらでも持ってるからなもうひとつあるからそれもやる遠慮しないで貰え」
夢生「え?あ、はい分かりましたありがとう御座います」
高杉「それと。。。お前はなかなかの才能出しなちょっと頭貸せ」

高杉は夢生の頭を触った。高杉が離す

夢生「これって!?」
高杉「お気に入りの技だよあげてやる」
霊夢「へぇーじゃあ私もこれあげる」

霊夢があげたのはスペルカード二枚渡したこの世界での住人は使えないが……夢生か持つと輝きながら消えたが夢生は……

夢生「いいんですか!?これ!」
霊夢「えぇいいわよ」
椿「じゃあ我も」
夢生「この技!。。。ありがとう御座いますっ!皆さん!」
三人「いいのいいの」
高杉「まぁさっき使ったのは教えられないがな。。。教えて欲しければこっちに来てもいいけどね」

高杉は夢生の耳元で言ったするとうめき声がしたその方向をみると多数の魔物が………だが100匹くらいだ

高杉「まだいたか。。。行くか椿、霊夢」
霊夢「えぇ」椿「行こう」

64コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-30 21:38:43
ID:KIPsvIKQ

───パチンッ
指を鳴らす音がした。
ファレルは、いや皆は辺りを見渡していた。

「魔物は…魔物は何処へ消えた…?」
ファレルは言う。

魔物が、突如として消えたのだ。

「……俺たち以外の気配を感じるが…何者だ?」
高杉は言った。

「お呼びかな?」
突如、闇から"黒いコートを纏う者たち"が現れた。
全員顔がフードで隠れており、解らなかった。

「貴様らは……機関!?」
ファレルには彼らは機関だという確信があった。

「…その通りだ。」

ハーシーはここぞとばかりに
「お前ら…確か魔王の復活を目的としてるんだってな。なら、ここで倒すだけだ!」
と言う。

彼らは「…すっかり我らが悪役者扱いだな。」
と冷笑し再び闇に身を隠した。

ファレルは
「待て!」と止めるが、姿を現すことはなかった。

65コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-11-30 21:51:41
ID:KIPsvIKQ

その後。機関の城にて──。

「……」

「フフ、このゲーム、なかなか楽しめそうだ。」

「…楽しむだと…?我らに楽しむ余地などない。」

「お堅いねぇ。」
「ま、それよりも…さ。」

「……気づいたか、そうだな。」

「討伐隊員は、魔物の心を解き放つことができる…。」

「恐らく……魔物達の心と魔王の憎しみに震える念が引き合っているのだろうな。」

66破壊神Na†umマキ★Oni-Petora兵長ワサラー団 団長◆8BYfGxHt8w
2016-11-30 23:04:22
ID:VyTEnzRc

>>63-64

残り100匹を倒すため走る四人。そしてその瞬間パチンッ!という指鳴らしと同時にさっきまでいた魔
物が消えた。四人は止まって辺りを見渡した他の五人も止まって見渡した。

ファ「魔物は…魔物は何処へ消えた…?」

男は言った

高杉「……俺たち以外の気配を感じるが…何者だ?」
 (この気配。。。。さっきの視線と同じ。。。ん?。。。!?)
??「お呼びかな?」
高杉が言ってそう考えていると暗闇から黒いコートを纏った者達が突如現れるそいつら全員顔がフードで隠れており、解らない。恐らく機関だ。それを思った事を言ったのは討伐隊?だった男

ファ「貴様らは……機関!?」

男には彼らを機関だという考えが一緒だった。そしてその集団の中の一人が答えを言った

??「…その通りだ。」

そう言った。ならば……殺すだけだ!と刀を構えたが先にもう一人の男が斬ろうとした

「お前ら…確か魔王の復活を目的としてるんだってな。なら、ここで倒すだけだ!」
と言ったすると集団……いや、機関は再び闇に身を隠そうとする。そして

「…すっかり我らが悪役者扱いだな。」

と黒い笑いをしながら言って消えた

男は
「待て!」と止めるが、もう機関の姿はない。
高杉、椿は刀を鞘に納め言う

高杉「さて。。。俺らは帰る夏の国を守れたんだ。。。充分だ」
椿「今回は、こっちも異変に気付いて来てそこに貴様ら討伐隊が偶然いただけの事。。。そして様子を見て協力しただけの事。。。ここから先の事情は貴様ら討伐隊の仕事でしょう?こっちはそっちの事は触れないので。。。それじゃあ」
霊夢「魔理沙みたいな奴また今度あってみたいわねそれじゃ」

霊夢は元の姿に戻ってそう言い三人は歩を進めた城へと

高杉「あぁー。。。そうだ、あの次元の穴はそのうち消えるから大丈夫だからーそんじゃあ」

67O,T
2016-12-01 00:42:19
ID:oFB75e8U

魔物達は実に多種多様であった。
肉くらい簡単に引き裂く鉤爪を持った者。
中に浮かんだ目玉。
死霊の兵士、大型の狼、クジラ以上の巨体を誇る巨人。
どれもこれも恐ろしい、「魔物」の名に恥じぬ力を持っていた。
しかし百戦錬磨の討伐隊には歯が立たない。
切り刻まれ、凍結させられ、貫かれ、夥しい群れは蹂躙されていく。

私はどうしていたか?
もちろん私は討伐隊を追ってきた者。
魔王からJを救った事だってある。
今更恐れてなんていられない。
能力をフルに使い魔物共を千切っては投げ千切っては投げ、死体の山を築いてみせた。

・・・といいたい所だが現実は非情だ。
さて本当の私の華やかしい功績を挙げてみよう。

まずこっそりJの懐に潜り込んだ。
私の入った写真をポプラに運ばせたのだ。
あの場の誰にも見られずにだ。(もっとも委員長やらやあのクソカス共は私の存在に気付いているがね)
この時点で我ながら大したヤツだと思うよ・・・。誰か勲章をくれ。

二つ目、相棒に撮影をさせた。もちろん私は外へは出ない。
おかげで良い写真が何十枚も撮れた。
最近、ちゃんと定職を取ろうと考えている。
この特ダネを出版社に売りつけて記者としてデビューしてやろう。
この能力があれば編集長にのし上がる事くらい容易い。
そして私を村から追い出しあろうことか下着泥棒のレッテルを貼りやがった村のバカ共を見返してやる。

盗撮していただけじゃあないぞ。
ちゃんと勇敢に戦った。
雷や炎を取り出して怯ませた。
先程も魔物の目玉を見事焼いてやった。
この素晴らしい活躍によりJに攻撃のチャンスを与えたのだ。
さぁ勲章を出せ。

・・・あまり、目立ちすぎるのはマズイ。
近くにいるのがJだけだからまだいい、しかし魔法使いやら能力者に相棒が見つかればどうなるか。
魔物と勘違いされヤツらと同じ末路を辿るハメになるだろう。

唐突に戦闘は幕を下ろした。
幻覚でも見ていたかのように夥しい程の魔物が跡形もなく消え失せたのだ。
あのクソカス共がなにかしたのか?それとも妙なマスクの男がどこかへ瞬間移動させたのか?
そのどちらでもなかった。

魔物の代わりに男達が現れる。機関だった。
全員黒づくめ、恐らくそれが彼らのユニフォームなのだろう。
これから第二ラウンドが、ついに機関との戦いが始まる・・・と思いきや連中は二言話しただけで消えていった。
私はシンパシーを感じるな、などと呑気な事を考えながら撮影を続けていた。

68◆X5668N6XH6
2016-12-08 23:37:52
ID:eeABU04I

age

69尽きない疑問符◆X5668N6XH6
2016-12-09 00:23:00
ID:.keR50pU

ある者は大剣を振るい、ある者は魔法を駆使し、ある者は荒技を用い__そうそう、丁度ハーシーのように骨を砕かせて脳幹を貫くような戦法で、次から次へと魔物の軍団を葬り去る。とうに百匹前後は倒したろうが……魔の群れは寧ろ、より密度を増してきている気がする。無論敗北は無い、だが勝利も見えない。魔物達が根負けしてくれるまで戦い続けるか、さもなくば__微量の恐怖と久々の高揚感が頭を突き抜ける。さて、次は誰を屠る? まずは真正面のボンクラから引き裂いてやろうか。ハーシーは爪の硬化を解くのすら忘れ、赤褐色がこびり付いた刃を真っ直ぐに振り下ろす。風圧に削がれた血糊が飛散し、銀の刃は吸い込まれるように魔物の脳天へ向かっていき……

パチン

「おわぁっっとっ! っとっと……」
ガスリと、地面を削る鈍重な音。ボロ布は見事に醜態を晒すこととなった。刃を引き抜こうと再び力を込めつつ辺りを見回す。醜態とまではいかないまでも、皆それぞれが困惑と喫驚の表情を浮かべていた。一体、この一瞬に何が起きた?

解答は存外早く示された。引き抜いた刃に映り込む、見えてはいけない筈の者達。巫山戯た言葉の組み合わせ方は、声の持ち主の正体を高らかに宣言していた。ならば話が早い、此処で仕留めてしまえばこっちのもの。ハーシーは単純明快な名采配を見せつけんと一歩前に歩み出る。

「アンタら…確か魔王の復活を目的としてるんだってな。なら、ここで倒すだけだ!」

言い終わるよりもずっと疾く、【死神】が動いた。刹那の隙を突いて男達の前に瞬間移動、心臓部を貫かんと仕込み杖が唸る。だが、時既に遅し。剣は空虚を切り裂くに留まった。

『……取り逃がしました、ね。惜しいことをしてしまった。』

何処と無く悔しさの滲む声がマスクにくぐもる。ルミナは片手で数回杖を振り回すと、パッ、と手を離しながら元の直立姿勢に戻った。杖はいつの間にやら老紳士を残して何処かへと消えてしまったようだ。
彼は背後の仲間達へと向き直り、言葉を紡ぎ出す。

『でも、これで幾つか分かったこともありますね。まず一つ、組織は確かに存在している“”ということ。そしてもう一つ、“魔物は野生動物ではない”ということでしょうか。』

(分けます)

70尽きない疑問符◆X5668N6XH6
2016-12-10 21:06:59
ID:kl40pwW.

「“組織は最低限の実力を有している”、ってのも重要だろうよ。まあ、分かったことと同じくらいに謎も増えたけど。」

 すかさずハーシーも口を挟む。手に持っている刃は、ほんの少し先端部が欠けていた。刃を持ち上げ、欠け口の形状を確認。他には目立った損傷もない、戦闘の続行は可能か……。

と、ハーシーが苦笑を漏らした。刃を下ろしたら、“偶然にも”ジェーナと目が合ってしまったから。対するJは相変わらずのポーカーフェイスを貫く。だが__二人はどうやら、互いの視線に共通項を見出したようだった。ブルンと片手で得物を振るい、視線をとある方向へと向ける。徐に、ハーシーの口が開いた。

「例えば……“機関の奴らがどうやって俺達の居場所探り当てたのか”、とかよォ〜。案外“草”ってのがいるのかも知れないな。ほら、不思議には思わねーか。ええ?」

視線の先にある者、それは他ならぬファレル・カーライル。フェンスの意味を問うた時とはまるで違う、鋭い双眸が彼を射抜く。

「いや、あんたのこと疑ってるわけじゃあねぇんだ。ただちょいと違和感があってな……。その矢文、“本当に元討伐隊から送られた”のか? 何か裏付けがあるんなら別だ、けど名前さえ知ってりゃ誰でも騙ることは出来るわけで__」
〈ようやく気付いたところ申し訳ないが、此処では止めておけ。或いは機関の奴らに聞かれている可能性がある。〉

Jの一言がハーシーの追求を遮る。なるほど確かに機関の者達は瞬間移動というより、“最初から全体を俯瞰していた”かのような態度を取っていた。可能性は大いにある。ハーシーは“だな”と軽く頷いて一歩引き下がって見せた。

〈しかし、手頃に訊問……否、情報の整理が出来る場があればいいんだが。〉
『そういうことでしたら』

空を見上げ、呟くJ。そこに人差し指を立てながらルミナが歩み寄ってきた。

『丁度御要望に沿った場所をいくつか知っていますよ。そうですね……“悪魔の森”なら、組織の者も追ってくるのは難しいのでは? 我々の動向も探られにくいでしょう。』

彼の提案は、なんと“悪魔の森”の内部に向かうというもの。当然森に入れば別の危険が付き纏うことになる、あまり賢い選択とは言えないだろう。皆、あまり良い表情では無い……ただ一人、何かに納得したようなハーシーだけを除いて。

「ああ、“悪魔の森の素敵な場所”ね……。その言い方じゃ、初見さんには通じねぇと思うぜー。あ、みんな安心してくれや。全員纏めてコイツが連れてってくれる。魔物とは縁遠い場所にな。」

ハーシーは、敢えてぼかした言葉遣いで場の全員に語り掛ける。魔物とは縁遠い……“悪魔の森”の状況とは合致しない内容の勧告。つまり、それが意味することは__

『ファレルさん、此処に居続けるのは貴方にとっても宜しくないでしょう。取り敢えず、穏やかに語らえる場所に移動しませんか?』

“勿論、移動するかどうかは皆さんに委ねますが”、ルミナは付け加えて告げる。虚無から再び杖を取り出した彼は、片手で静かに自身の前へと持ち上げた。杖の先端が陽光を受けて輝きを放つ。

『同意される際には、この杖に触れてください。この杖が場への鍵となります故に。』

71コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2016-12-11 00:43:58
ID:DXP4FdPE

>>70
「例えば……“機関の奴らがどうやって俺達の居場所探り当てたのか”、とかよォ〜。案外“草”ってのがいるのかも知れないな。ほら、不思議には思わねーか。ええ?」

そう言いながら、ハーシーは他ならぬファレルに目を向ける。その鋭い眼を。

ファレルは険しい顔を更に少し険しくさせる。

「いや、あんたのこと疑ってるわけじゃあねぇんだ。ただちょいと違和感があってな……。その矢文、“本当に元討伐隊から送られた”のか? 何か裏付けがあるんなら別だ、けど名前さえ知ってりゃ誰でも騙ることは出来るわけで__」
〈ようやく気付いたところ申し訳ないが、此処では止めておけ。或いは機関の奴らに聞かれている可能性がある。〉

(別に疑われていたのを気にかけていたんじゃあない…ただ別に気にかかることがあったのだ。)

〈しかし、手頃に訊問……否、情報の整理が出来る場があればいいんだが。〉
『そういうことでしたら』

曇天と化した空を見上げ、考えるJ。そこにルミナが提案をする。

『丁度御要望に沿った場所をいくつか知っていますよ。そうですね……“悪魔の森”なら、組織の者も追ってくるのは難しいのでは? 我々の動向も探られにくいでしょう。』

──そうルミナは提案した。
ファレルはそう言うのなら何か策でもあるのだろうと考えていた、だがそこはファレル。疑り深い性格故にあまり良い顔はしていない。いや皆もだ。ただ一人、何かに納得したようなハーシーだけを除いて。

「ああ、“悪魔の森の素敵な場所”ね……。その言い方じゃ、初見さんには通じねぇと思うぜー。あ、みんな安心してくれや。全員纏めてコイツが連れてってくれる。魔物とは縁遠い場所にな。」

ハーシーは皆に案ずるなと促す
敢えて仄めかした言葉で。

『ファレルさん、此処に居続けるのは貴方にとっても宜しくないでしょう。取り敢えず、穏やかに語らえる場所に移動しませんか?』

“勿論、移動するかどうかは皆さんに委ねますが”、ルミナはそう言い虚無から再び杖を取り出した、片手で静かに自身の前へと持ち上げた。杖の先端が陽光を受けて輝きを放つ。

『同意される際には、この杖に触れてください。この杖が場への鍵となります故に。』

「……私は行こうッ ルミナさんたちを信用させてもらう。」

私の勘が違ったら違ったなりに策は考えてある。

72破壊神Na†umマキ★Oni-Petora兵長ワサラー団 団長◆8BYfGxHt8w
2016-12-11 23:22:10
ID:pGm8f.b2

>>66

>>66

そう言い残し開いた次元の穴へと入る
時空間が歩き一分もしない内に城の近くに着くそこは誰も通らない路地裏で道が暗いそこから三人は歩こうとすると……

高杉「ん?。。。!?」

錫杖が目の前に飛んで来たのだ。三人は避けたすると………

??「流石、最強で最凶の暗殺者天月、椿と異国者の霊夢。。。」

いつの間にか後ろに五人の麦のデカイ帽子で顔を隠した黒い集団が現れる。三人は体制に後ろを向き体制に入るがその後ろにも五人の集団が現れた。三人は黒い集団に囲まれた

高杉「チッ。。。面倒だな」
霊夢「あんた達何者?。。。さっきの機関とは違うみたいだけど?」
??「我らはこの世界で言う魔王を復活させるなどする集団ではない。。。」
椿「じゃあ。。。一体?」

椿がその質問をするとリーダーらしき人物が手をあげると手下は錫杖を降ろすそれを見て三人も降ろすリーダーらしきが質問に答えた

??「我等は天導衆天照院・奈落、竜王院・極楽などの最強暗殺組織が集った組織。。。神王院・神羅」

その名を聞いて高杉と椿が反応した
高杉「!?。。。奈落。。。極楽。。。だと。。。」
椿「。。。どういうこと?」
高杉、椿『奈落はもう壊滅したはずだろ?俺達の手で』
??「あの時は危なかったな。。。まさかアイツの弟子があんな事するとはな。。。全く大したものだなまぁあのままアイツが生きていたらお前らも死んでただろうなどんな力を持とうと。。。そうだ今ここで言うか。。。お前の両親を殺したのは奈落だったお前らの師匠だぞそんな事も知らんで師匠と言ってるのか?笑わ_____________

瞬間、高杉がリーダーを斬った

手下は錫杖で抑えようとするがリーダーが止める

??「ふん。。。所詮は暗殺者なのだよ貴様らは。。。そろそろ退くか」

集団は闇へと消えて行く

高杉「待ちやがれ!」

高杉がまた斬ろうとするがもう居なかった

椿「もう帰ろう城に。。。」

椿がそう言ったが高杉は動かない

椿「どうした高杉行 ______________
高杉「アイツらは恐らくこの世界の魔王を殺した後この世界を支配するだろう。。。なら先にこっちから殺せば彼奴らとも会えるだろ。。。だから行くぞ椿。。。魔王をもう一度殺しに」


73破壊神Na†umマキ★Oni-Petora兵長ワサラー団 団長◆8BYfGxHt8w
2016-12-11 23:40:29
ID:pGm8f.b2

>>72

椿「。。。行くんだね?」
高杉「あぁ。。。悪いが霊夢お前は城に居てくれ」
霊夢「はいはいどうせ言うと思ったわよ行ってらっしゃい」
高杉「あぁ行く」

するといきなり次元の穴が開かれた

白亜「私達も行くわ!」
黒子「私達も行きたいです」

いきなり二人が出てきてそんな事を言った

高杉「やっぱりどっからか隠れて。。。駄目だ来るな」
霊夢「いいじゃない行かせれば?」
高杉「お前まで。。。」
白亜「どうしても行きたいのあの時の恩返しとして。。。」
黒子「あの姿にならないようにそれに私達も強くなりたい。。。」
『だから行かせて下さい。。。!』
高杉「お前ら。。。」
レミリア「行かせてあげてこの子達さっきの聞いて準備までしたんだから椿と柊夜の分まで」
高杉「レミリアまで!?。。。はぁ分かったよ一緒に行くか」
『!。。。ありがとう御座います!』

二人が礼をした。

レミリア「城に何も問題は起きて無いわ王様とかもう無事帰ったわ」
霊夢「だから私達にあとは任せて行きなさいよ」
椿「すまないな今回は」
レミリア「礼をするのは早いでしょ?それは私達にお土産買ってからにしなさい」
高杉「へいへい買っておきますよ」
二人「。。。じゃあ行ってらっしゃい」
高杉「この世界のフランに言っといてくれ絶対次は渡すって」
レミリア「分かったわ。。。フフっ」

高杉と椿は朝日が登り始めた光へ進んだ

74夏目☸夢生☯ワサラー団副団長! (シス&ブラコン)◆jay6QQeYJY
2016-12-14 00:25:25
ID:sXlUIgvA

夢「はぁ・・・いきなり魔物が消えたと思ったら、次から次へと」

私は正直うんざりしていた
気になる点は何個かある

―――なぜ、異世界の者がいるのか
―――魔王を蘇らせる組織をどうしろというのか
まあ、魔王の方は倒せということなのだろうけど、調査からさせるとか
・・・まじないわ

レ「ふ~ん・・・あれが魔王を生き返らせようと言ってる・・・」
ミ「あれは、組織のほんの一部といったところか」
ネ「・・・めんどくさいわねぇ・・・。」
夢「はいはい! めんどくさいけど我慢!我慢!!」

75るりるん@瑠璃
2016-12-17 17:32:28
ID:hqgsybEY

>69-71

 消えた魔物に突然現れてすぐに去った機関。謎は増える一方で、どこから見られているかも分からないような状態では迂闊に話すことも出来ない。じゃあどうしろっていうのよ......。私は目の前の出来事についていくのに必死で、だいぶ混乱していた。どこかで一旦落ち着きたい、と思っていた私にとってルミナさんの提案はとてもいいものだった。だが、

 『……“悪魔の森”なら、組織の者も追ってくるのは難しいのでは? 我々の動向も探られにくいでしょう』

 “悪魔の森”って、それ大丈夫かな......?

 それを言おうか黙っていようか迷っていると、ハーシーさんが口を開いた。

 「みんな安心してくれや。全員纏めてコイツが連れてってくれる。魔物とは縁遠い場所にな」
 
 彼が言うなら大丈夫だろう。だってこの2人、初めて会ったときも一緒にいたし。

 『同意される際には、この杖に触れてください。この杖が場への鍵となります故に』

 その言葉にファレルさんが杖を掴んだ。私もそれに続く。

 「わっ、私も行きます!!」

 ......これで滅茶苦茶危険なところだったらどうしようかな。



 

76J◆kZDFwAt8do
2016-12-21 15:07:35
ID:Qlo06Vxg

>>70

ペストマスクを着けた不気味な男は自分の見解を解説するように言葉を発した。先程の黒い服装に身を包んだ者達を取り逃がした事を悔やむ事なく、冷静に自身の意思を言葉に反映させている。
その見解にボロ布の男も言葉を挟んできた。

互いに疑いに疑いを覆い被せるような会話、この場所へ案内してきた水先案内人が考察の的になった所で俺はそれを遮断した。このままではごった煮になってしまって結論が遠ざかってしまう。だから俺は遮断と同時にこの場で組織達の考察を考えるのは危険だと警告した。

落とし穴に入ってることに間違いは無いのだから、だったら人知れず場で考えれば良いとペストマスクの男は単純で明快な提案をし、自分のテレポート能力で連れていってやろうと皆に伝えたのだった。


「そのテレポート能力は、大型の荷物も一緒に運べるのか?」

俺は彼の杖に触れる前に質問した。

「えぇ、問題ありません。常識の範囲内であれば。」

「なら待ってくれ。」

その答えを聞いて、俺はこの隔離区域に入る前に駐車しておいた大型輸送バイクを持ってくる。
手に握っていてる複合剣も分解してバイクに収納すると、俺は片手でハンドルに触れながら彼の杖へ手を置いた。

77酒場【明けの明星】◆X5668N6XH6
2016-12-29 18:56:22
ID:sIv605C2

ルミナが差し出した仕込み杖、個々で思うところはあったようだが、最終的には同じ選択をしてくれたようだ。改めて全員が揃ったことを確認し、老紳士はマスクの奥で笑みを浮かべた。

『では発ちましょうか。初めての方は目が眩む可能性がありますので、目を閉じることを推奨させていただきます。それでは、3・2・1……』

0のカウントを置き去りにして、皆の姿が消失する。後には、復旧の兆しを見せる荒涼の地に、風が虚しく土を巻き上げるばかり……

【場所:不詳 酒場 -The morning star- 前】

「よっ__とッ! っとっと……。 アイツ、独りで行きやがったな……! あー悪い、アンタら。ルミナは“先に”行っちまったみたいでよ。」

一瞬のうちに浮遊感が通り過ぎると、光景は先程とまるで違っていた。何処か神秘的な空気の漂う地は、悪魔の森のそれと対極にあるかのような雰囲気を醸し出す。が、不思議なことに、連れてきたルミナの姿が何処にも見当たらない。残された一人であるハーシーは、ポリポリと頭を掻きながら皆に振り返った。

「多分ルミナは彼処の中。アイツあんな風して酒場の経営しててさ、それがあの小洒落た建物。ついてきな。あ、もう分かったろうけどここは悪魔の森とは無関係。」

ハーシーは指を一点に向けて差す。その先には、確かに黄色の柔らかな光が漏れる建物があった。彼は言葉を残し、頭の後ろで手を組み歩き出した。口笛の音が高らかに曲を奏でていく……

曲が丁度終わった頃に、ハーシーは木造りの扉の前へ立っていた。打ち付けられた釘に掛かる、“OPEN”の小板。カランカラーン、と鈴の音を響かせて、ハーシーは本日2回目の入店を果たした。

『フフ、先程は失礼しました。片付けを済ませていなかったことを思い出しまして……』
「馬鹿、んなのどうでも良いことだろ。ったく、人に案内放り投げやがって。てか普通は出る前に片付けるよな?」

カウンターの奥に、見慣れない老紳士が一人立っている。銀の装飾眩しい黒ベストに、白いシャツと蝶ネクタイ。柔らかな笑みに銀髪とアンバー色の瞳、そして眼鏡……いかにも“酒場の主”であることを示すかのような風貌の彼。とはいえ、彼が何者かはすぐに察しがつくだろう。カウンターの奥には、先程の仕込み杖と燕尾服、そして特徴的なペストマスクが武具に混じって置かれている。つまり、彼こそがルミナ=ウィリアムズであるというわけだ。

カウンター席にはすでに、ハーシーが腰掛けていた。見れば、カチカチと一定のリズムを刻む柱時計と、その傍らにテーブルもいくつか用意されている。何方の席にも、丁寧にグラスが逆さで置いてある。酒場の主、ルミナが口を開いた。

『では改めて……私は、ルミナ=ウィリアムズです。一応名乗らせて頂きますね。人によっては、私を見るのが初めてということもあるでしょうから。』

カウンターの中から、扉を開けて入ってくる人に挨拶をするルミナ。ハーシーの持つグラスには何か__恐らくは出発前の最後の一杯の残りだろう__が注がれていた。魔力灯がもつ独特の柔らかな光が、店内を満たしていた。

『申し訳ありませんが、まだ何処に何方が座るかがわからなかったもので、まだ飲み物の準備が出来ておりません。何方に座って頂いても結構です……皆さん飲み物のご希望はありますか? 』

78JJJ◆kZDFwAt8do
2017-01-30 00:06:32
ID:3jQfMGT2

俺は何度かテレポートというものを経験した事がある。傭兵時代に、何度か特殊任務で座標移動させられたのだ。
今、自分はバイクのハンドルを握る感覚を脳で感じながら、空間をぶっ飛ぶ感覚も感知している。慣れてしまえば「自分が空間とその合間に挟まれている」という感覚を分かるようになってくる。俺はそれが出来るまでテレポートは慣れているのだ。

奇妙な感覚が消えて、意識のある中で意識が戻る。
視界情報が脳に届くようになり、俺は洒落た酒場の前に立っている事を把握する。

「よっ__とッ! っとっと……。 アイツ、独りで行きやがったな……! あー悪い、アンタら。ルミナは“先に”行っちまったみたいでよ。」

皆もようやく意識が戻ってきたのか、ボロ布の男が謝罪の言葉を皆に贈った。俺は特に気にせず、その場の流れに従って彼の後を追って酒場へ入店する。他のメンバーも後ろからついてきた。

酒の仄かな匂いが漂ってきた。

79コギト=エル=ゴスム ◆gm14eVllVk
2017-01-31 22:37:00
ID:RA0zTnDQ

一番ファレルが心配していたのは…ルミナのマスクの奥でどんな表情をしているか…だ。

『では発ちましょうか。初めての方は目が眩む可能性がありますので、目を閉じることを推奨させていただきます。それでは、3・2・1……』

私はカウントが刻まれてる間にサングラスをかけた。その刹那、私たちは眩い白光に抱擁された。

見よ、前方の景色を!
辺りは『悪魔』の森という異名に相応しくない神秘的な空気感に包まれている。
ハーシーがそれを語ってくれたようだ。

「よっ__とッ! っとっと……。 アイツ、独りで行きやがったな……! あー悪い、アンタら。ルミナは“先に”行っちまったみたいでよ。」

「多分ルミナは彼処の中。」

「アイツあんな風して酒場の経営しててさ、それがあの小洒落た建物。ついてきな。あ、もう分かったろうけどここは悪魔の森とは無関係。」

そう…悪魔の森とは対極なのだ。
ハーシーは持ち前の陽気さを見せるように口笛を吹きながらOPENの看板を提げた酒場 ─morning starへと足を運ぶ。
涼やかな鈴の音色と共に老紳士は現れる。

『フフ、先程は失礼しました。片付けを済ませていなかったことを思い出しまして……』

そう…彼は酒場の主ルミナ=ウィリアムズ。
そう答えたルミナにハーシーは憤りを隠しきれないようだ。
「馬鹿、んなのどうでも良いことだろ。ったく、人に案内放り投げやがって。てか普通は出る前に片付けるよな?」

動じないルミナ。
それを華麗にスルーしながらの挨拶。
まったくブレがない。
『では改めて……私は、ルミナ=ウィリアムズです。一応名乗らせて頂きますね。人によっては、私を見るのが初めてということもあるでしょうから。』

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