AIのべりすと実験スレッド

191名無しさん
2023-07-19 03:43:44
ID:De1A5DvM

「どうしたの?」

香織さんの声で私はようやく目の前のテレビが何を言っているのかを理解できたのでした。日本橋の電気店にズラリと並べられた大型テレビはみな同じ顔のアナウンサーを映し出しており、彼はイラクで武装グループに捕まり殺害された日本人青年の遺体が日本に戻ってきたことを告げていました。

「いえ…」
「星条旗の上で首を切られたんだってね」

海の向こうで死んだ青年とはまったく無関係に、私たちは大型テレビの前に立っていました。そして、しばらくして歩き出し、新しいデジカメをチェックしたり、ガンダムショップを冷やかしたり、おいしいカツカレーを食べたりして午後のひとときを過ごしたのでした。

「カレーにたくあんってなかなか合うよね」
「そうですね」

リヤカーでダンボールを運ぶホームレスのおじさんが幸せそうな顔をしていました。家族がこの幸せそうな顔を見たらどう思うのか。

「いつから?」
「え?」
「働くの」
「明後日です」
「それで不安になってこの香織様に下見に付き合わせたと」
「ごめんなさい。いざ働くことになってネットで見たら、あまり評判がよくなくて」
「まあ、働いてみたら?って言ったのはあたしだからね」

こんなロールプレイがいつまで続くのか。私は幸せそうな顔をしているでしょうか。

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