AIのべりすと(えーあいのべりすと)は、AI(人工知能)による文章・小説作成アプリケーションソフトウェアである。
日本のクリエイターStaが個人で開発し、2021年7月に公開した。Webに設定されたアプリにおいて数行の文章を書き込むと、その続きをAIが自動的に書き続けてくれる。
小説AIとうたっているが、ユーザーの発想でさまざまな文章に対応している。プロンプトによるAIチャットも可能。
AIのべりすと@2.0
Google TRCに依頼して提供されたTPU(テンソル・プロセシング・ユニット)と、オープンソースコミュニティのEleutherAIによるTPU向けフレームワークであるMesh Transformer JAXを用いて、68.7億パラメーター、500GB(重複あり・文庫本にして約174万冊分)というコーパスを持つ日本語最大級のAIをフルスクラッチで小説生成向けに訓練している。
海外ではすでに英語を用いた同様のサービスが登場していたが、日本語を用いた関連アプリとしては2021年現在、日本で一二を争うスケールと言える。
Web上のアプリでは、デフォルトのほかオルタナ、クリエイティブ、スローペース、タスク等さまざまなオプションが用意されている。
人口知能が小説を作る?「AIのべりすと」基本機能と5つの使い方を紹介
https://www.qbook.jp/column/20220603_1345.html
AIを小説の制作に利用する試みが現在は活発に見られ、2022年2月に発表された日本経済新聞社主催の第9回「星新一賞」では、応募総数2603編のうち、114編がAIを利用して作成されています。
(2023年の第10回「星新一賞」では32編に減少。)
「AIのべりすと」はゲームクリエイターのSta氏が開発し、Google TRCの協力により作成されたツールです。日本語最大級のパラメータとコーパスより訓練されたAIであり、非常に精度の高い文章の生成ができます。
文庫本に換算すれば174万冊分の知識を学習しているAIであり、様々な組織や開発者の支援のもとで制作されたツールです。
「AIのべりすと」を用いれば、誰でも簡単にAIの力を借りながら小説を書くことが可能です。
最初にいくつかの文章を入力することで、セリフの口調や文脈にあった物語の展開がAI側によって生成されます。
AIが作成した文章にさらに加筆を行うことで、簡単にオリジナリティに溢れる小説を作ることができます。
【題材として用いた元ネタ】
「オネエになった男の末路」作者名:ア●ーキー乙女◆iOCOl3webM
https://rakuen.jeison.biz/novel/read/?477
ゲイに犯されたことによって女に目覚めてた男は、ニューハーフの店で働いている。そして様々な人物と交友関係を結ぶ。
しかしその人物等は少し風変りで・・・!?そして隕石も!?この物語はフィクションですが、一部作者の体験談を元にしてます。(笑)
男の娘好きの方は必見!
☆★☆ 登場人物紹介☆★☆
■美少年女装子「飛田劉」 源氏名は「隆子」。18歳。身長165cmくらい。
男の娘好きで女装した男の子しか愛せない男。しかし本人は男らしくなりたいと願っている。
現在はゲイバー『女紙』でアルバイト中。
■青年実業家・よしお 年齢は30代後半くらい? 金持ちのお坊ちゃま育ちで、世間知らずな面がある。
趣味は乗馬や旅行
パン、パンパン!!
「あっ、ああっ、アーーーーー!」
肛門に性器を挿入されて悶絶する。
それから三か月経った。
飛田劉はゲイバー『女紙』で働き、源氏名は隆子である。
「隆子、ウイスキー頼むわ」
「はーい」
隆子は客の注文受けた先輩に頼まれウイスキーを注ぐ。そして先輩の貴美に渡し、貴美はウイスキーを客の方へ持ってく。
「はいどうぞ♡」
「おう、サンキュー」
客はウイスキーを飲み干し会計をする。
「お勘定ね。えっと2万3千円になります」
「ほらよ」
「ありがとうございます。また来て下さいね」
客が出ていった後、貴美が隆子に話しかける。
「ねぇ隆子、あんたいつまでここにいる気?」
「さぁ・・・」
「いつまでも居座られても困るんだけど」
「ごめんなさい」
貴美さんに迷惑かけてるのは分かってるが、僕だって早く辞めたいんだ。でも、ここを辞めたら僕は・・・
「隆子ちゃん指名入りました~♪」
「はい!」
隆子はボーイから指名された席へと向かう。そのテーブルには、以前店に来た男がいた。名前は確かよしお。
「君が隆子ちゃんか」
「はい」「可愛い顔してるじゃないか」
「そうですか?ありがとうございます」
「今度デートしないかい?」
「それはちょっと・・・」
「いいだろ?なっ?」
「うぅん・・・じゃあ一度だけなら」
こうして、よしおと隆子はホテルへ行くことになった。
そして約束の日、待ち合わせ場所へ向かう。そこにはよしおが待っていた。
「やあ、待ってたよ」
「こんにちは。今日はよろしくお願いします」
「ああ、行こうか」
二人はホテルの中へ入る。そして部屋へ行きシャワーを浴びる。
「綺麗にしてあげるよ」
よしおは隆子の体をやさしく洗い、そしてベッドの上に乗る。よしおはおもむろにズボンを脱ぎ始めた。
「えっ、ちょ、何やってんですか!?」
「決まってるだろう。チョメチョメだよ」
「で、でもまだ心の準備ができてなくて」
「大丈夫。優しくするから」
よしおの手が隆子のおしりに伸びてきた。隆子は思わず振り払う。
「触らないでください!!」
「なんだと!せっかく俺が気持ちよくさせてやるっていうのに!」
「そんなの頼んでません!」
「この野郎!!」ドゴッ!! バキッ!!! よしおは隆子を思いっきり殴った。隆子はそのまま倒れ込む。
「お前が悪いんだからな」
「痛い、助けて・・・」
「ふん!」
「グハッ!!」
腹を蹴られ吐血する。その後も何度も殴られ続けた。
「死ね、死んでしまえ」
「ゴホッ、ゲホ、ガハァッ!!」
やがて、隆子は意識を失い、やはり三か月の時が流れた。
「隆子、ウイスキー頼むわ」
「はーい」
隆子は客の注文受けた先輩に頼まれウイスキーを注ぐ。そして先輩の貴美に渡し、貴美はウイスキーを客の方へ持ってく。
「はいどうぞ♡」
隆子はその様子を眺めながら、(どこかで見た光景ね…)と既視感(デジャヴュ)にとらわれていた。
―――—――――———5時間後―——————————————————————
「皆お疲れ」
「ママ、また隕石落ちたらしいで」
チーママの紗耶香がスマホでAbemaTVのニュース番組見ていた。ママのカヨ子は「どこで?」と返答したら紗耶香は「メキシコ」と答えた。
「これからどうなるんやろね地球・・・2013年にロシアからも落ちてきたし、日本にもいつ降ってくるかもわからへん。怖いったらありゃせえへんよね。」
カヨ子は呟いた。2013年にロシアに隕石落ちた事があった。直径15メートル、重量7000トンの小惑星が落下し、半径100キロメートルに及んだ。隆子が帰宅しようとしていた。
「隆子、お疲れー。トカゲに餌をやるん?」
そう言われると隆子は「はい」と言う。
「そうか。ほな気ぃ付けや」
隆子は店を出た。
「ママ、あの子ったらいつもクールやね」
「そやねぇ・・・」
隆子の自宅マンションに着いた。エレベーターに乗り2階のボタンを押した。2階に着くと、一人の男が乗ってきた。
「あ・・・」
「久しぶりだね。飛田劉くん」
男は、隆子のストーカー、よしおだった。
「君は相変わらず可愛いねぇ・・」
「あなたなんなんですか?なんで僕の家を知ってるんですか?」
「君がここに引っ越してくる前から知ってたよ。君の事は何でも知ってるんだ・・・」
「ひっ・・・」
隆子は怖くなり逃げようとするが、よしおは隆子を壁に押しつける。そしてズボンからナイフを取り出し、隆子の服を切り始める。
「い、嫌ぁ!!」
「可愛い声を出すじゃないか・・・もっと聞かせてくれないか?」
隆子は自分の胸を隠し、抵抗する。しかし、よしおの力には敵わず抑え込まれてしまう。
「やめて・・・お願いだからやめてください・・・」
「フヒヒッ・・・可愛いなあ。食べちゃいたいくらいだよぉ・・・」
「誰か助けて・・・」
その時、 ドカーン!!! 大きな音が聞こえた。隆子はその音の方向を見ると、隕石がマンションから見える通天閣のあたりに落ちていた。
「あ・・・ああ・・・」
「ふひゃはははっ!これはラッキーだ!神様が僕たちを祝福してくれてるんだよ!」
よしおは隆子に抱きつき、唇を重ねようとした。
「さあお楽しみはこれからだ!」
よしおは隆子のズボンを脱がそうとした時、隆子の拳がよしおの顔に直撃し、よしおは気絶した。隆子は急いで服を着替えると、よしおを置いて逃げ出した。
隆子は走って逃げた。息切れしながら走ると、目の前に人が立っていた。隆子はぶつかってしまった。
「きゃあっ!?ごめんなさい!!」
隆子は謝るが返事がない。よく見ると、それは人だったものではなかった。
それは人の形をしたロボットだった。全身緑色で、目にあたる部分は赤く光っていた。隆子は恐怖を感じ、一目散に逃げようとしたが、ロボットに捕まってしまう。
「キャアアッ!!」
隆子を抱き抱えたまま、ロボットは歩き出した。
「は、離して!お願い!なんでもしますから!」
「・・・」
隆子は必死に抵抗するも無駄に終わる。やがて、人気のない場所まで来ると、隆子は地面に落とされた。
「うぅっ・・・」
ロボットは何も言わず、去って行った。
「待って!」
隆子は追いかけたが、見失ってしまい諦めた。
自宅マンションに戻ってみると、隕石で粉々になったはずの通天閣は、何事もなかったかのように平然と佇んでいた。
「なんなの・・・さっきのは、夢!?」
隆子の部屋は2階にある。部屋へ行き2分。着いた。部屋のドアをカギを開け、戸を開け電気をつける飼ってるヒョウモントカゲモドキのリオに「ただいま」と言う。
「コオロギあげなくちゃ」
隆子はゲージからコオロギを出し与えた。リオはコオロギを食べた。
「次からは行く前に与えよ」
隆子は決心した。その頃、上空をUFOが飛んでた。
とりあえず、第一話「アーーーーーッ♂」を断片的にコピペすることによって、AIに小説を書かせてみた。結果としては、何か複雑なループ物っぽい話になりました。
また暇をみて続きをAIに読ませて書かせてみましょう。
さて、何故「複雑なループ物っぽい話」になってしまったのかをつらつらと考えてみました。
AIのべりすとに限らず、生成AIはある文章を与えられると、「その文章に続く確率が最も高い文章」を学習した膨大なデータから呼び出します。つまり、「酒場で飲んでいて一方が他方を誘う」というようなシチュエーションで切られた文章を与えられると、高い確率でラブホへ行ってしまうわけです。
同じようなシチュエーションで終わる文章を何度も断片として与えれば、ループ的な話になってしまうのは当たり前です。つまり、
①断片的に少しずつ文章を与えて書かせるのではなく、「オネエになった男の末路」の全文を読ませて続きを書かせるべきだった。
②区切りがいいと思って切り取った文章の終わりのシチュエーションがみんなほとんど同じだった。せめて断片を読ませるなら、毎回全然違うシチュエーションで終わらせるような切り取り方をすべきだった。
以上の二点が反省点として浮かび上がってきました。
とはいえ、すでに書いてしまったループっぽい物語にも未練はあります。
どう考えても、AIがこの複雑なループ物をたためるとは到底思えない(というより、すでに述べた生成AIの性質からみて最初から話をたたむ気がない)のですが、とりあえず最初の方針に基づいて行けるところまで行ってみましょう。
小説として破綻するにしても、実験としてはそっちの方が面白いかもしれません。
せめて全体の雰囲気をブレさせないために、映像化(ドラマ化)された場合を想定したオープニングテーマとエンディングテーマを決めておきましょう。
【深夜ドラマ「オネエになった男の末路」OPテーマ】
https://youtu.be/vdGd1u5TAyA
【深夜ドラマ「オネエになった男の末路」EDテーマ】
https://youtu.be/v2eg6kFEeZU
隆子こと飛田劉、22歳。神奈川県出身。三か月前まではノンケで普通に会社で働いていたがある夜、寝ていたところをゲイの男に襲われる。
それから四日たって別のゲイに襲われ目覚めてしまい、会社を辞め、転職することになった。
ここ『女紙』は心斎橋1丁目辺りに位置するゲイバーであり、ほとんどのホステスがニューハーフである。
「はいどうぞ♡」
貴美が客に酒を渡した。貴美も元はノンケだったがゲイの男に襲われ目覚めたとされる。福井県出身。
「最近調子どうなんや、カヨちゃん」
客がママのカヨ子に聞いた。
「ええで」
カヨ子は言った。カヨ子は女紙のママであり、一部では元ヤクザだったという噂もある。
――――――――—————3時間後――――――――—————
隆子が店を出た。今日は貴美と一緒。徒歩で20分。
「隆子」
「なんすか?」
「あれなんだろう」
貴美が指さしていたのは公園に巨大な円盤が落ちていた。色は黒に近いグレーで、直径20メートルくらいはある。
「行ってみましょうよ」
「え!?行くの?」
「はい」
「やめとこーよぉ~。なんか変なものがでたらどーすんの」
貴美がとめようとするが隆子は行こうとする。さっそく向かった。
二人は恐る恐る近づいてみる。近くで見るとますます大きい。
「これ、宇宙船じゃないですか?」
「なんでそんなもんがここに?」
「わかりませんけど・・・中に入ってみますか?」
「やめときなって。危ないよ」
「大丈夫ですよ」
隆子と貴美は墜落した円盤を調査していた。
直径20メートルほどの円盤。衝撃波によって公園のある遊具は吹き飛ばされ、ある遊具は紙粘土のようにねじ曲げられ、押し潰されていた。円盤自体も一部が地面にめり込んでいる。
やはり破壊力は凄まじく、もはやそこに公園の面影はなかった。
人は居なかったのだろうか。そういう心配もしつつ、隆子は円盤の周りをぐるりと周回する。しかし特にこれといった発見はなかった。
「どうする?そろそろこの場から離れた方が良いんじゃない?警察や研究機関だってもう動くと思うし。」
業を煮やした貴美が、気だるげな口調で隆子に言う。
「…あともうちょっとだけです」
隆子は焦るように調査を続行する。すると
「うわ!」
天辺にある円形の蓋が空き、隆子が叫んだ。
「どしたの!?」
「蓋が空きました」
貴美が「え?」と言い、その中はなぜか明るかった。まるであの世のように。
「貴美さん、入りましょうよ」
「ええええ!?やだやだ!!なんか変なのがいたらどーすんの」
貴美は拒否するが隆子は「いいからいいから」と要求し、入る事に。
「もうわかったわよ、入ればいいでしょ一緒に入れば」
貴美は嫌々入った。
「よっと・・・ん・・・?」
隆子が見たのは人間のようなもので、黄色いタイツか何か着ていて、しかもうつ伏せで倒れていた。
「起こすよう、声かけてみます」
「え?起こすの?」
隆子が「大丈夫ですか?」と声かけると、人間型の生物は起き上がり二人は「うわっ」て驚く。
起き上がった生物の顔はアフリカ人またはアボリジニに近い顔してるが、やや青い。腹筋もあり、身長は175近い。そして人間は言葉を発した。
(何言ってんのか全然わかんない・・・)
(だからやめとこって言ったのに・・・)
その言語はアラビア語やソマリ語ですらなかった。
「あの、失礼ですけど、日本語喋れます?」
貴美が問う。すると
「喋れるマスヨ!」
「え」(喋れんのかい!)
貴美は心の中で突っ込む
「ワタシ、地球で言う、‘‘お酒``を飲みながら操縦してマシタ」
「地球って・・・まさかあなた、宇宙からやってきたんすか?」
隆子が問うとその人間は「ハイ」とカタゴトで返事した。
「操縦してたんデスケド、途中で寝てしまいマシタ、アッハッハッハー」
宇宙人は陽気に高笑いした。
「いやいやいやいや、アッハッハッハーじゃないわよ。アンタそれ、『飲酒運転』になるでしょ。なーに考えてんのよ!周りどんだけ被害が出てるとでも思ってんのよ!」
「飲酒運転?何デスカ?ソレ?」
宇宙人はヘラヘラしながら貴美に問う。
「何ですかじゃないわよ。アンタ教育受けなかったの!?他の星ならとっくに進んでると思ってたのに――――」
「貴美さん、しっ!」
隆子が貴美を黙らす。理由は、外から物音がし、人の気配があった。
隆子と貴美が中でいる中、外では円盤。その上に、人が乗っていた。茶髪の男と黒髪で角刈りの男の二人組だった。
「おいおいおいおい、なんやこれ」
「UFOちゃう?なんかそれっぽいし、へへへ」
茶髪の男の発言に角刈りの男は未確認飛行物体の可能性があると指摘した。
「UFO?もしかて宇宙人とかおるんちゃうけ?もし発見したら俺らむっさ有名人やで」
「ホンマやで、ハハハッ!」
「うぃーーーーー!!」
二人の不良は盛り上がる。そんな中、UFOの内部にいた隆子と貴美は戸惑っていた。
「どうしよう、このままじゃ全員発見されちゃう!ほんとどうしよう」
「何とかできないんすか?」
隆子が宇宙人に問いかけた。
「できマス」
そう言うと宇宙人はすぐさま操縦席に座り、装置らしきものを触り始めた。
「そこに座席がありマス。急いで座ってくだサイ!そしてベルタ―も」
「ベルタ―?」
「ベルトの事じゃないすか?」
すると二人は座席に座り、そしてベルトも締めた瞬間、ガクンっとなり、浮き上がった。
外にいた二人組の不良も振り落とされてしまい、「あだっ!」「いでっ!」と声を上げる。どんどん浮いていき、そしてビューン!と高速飛行した。
「どこへ向かうつもりなんだろう」
貴美の発言に隆子は「さあ・・・」と返事する。
「お二方、家はどちらデスカ?」
「え?」
「さっき行きすぎました」
「あ、そうデスカ」
宇宙人は逆方向へUターンする。
「着きまシタ」
「え?」
早速降りてみると紛れもなく家の近くだった。
「なんでわかったんすか?」
「実はでスネ、ワタシの愛機には特殊なAIがございましネ、本人の顔を判断し、特定できるんデス」
(ええええええ・・・)
二人は愕然した。
「あの、お名前は?」
「ジートリャデス、ではマタ」
ジートリャはUFOに乗り、どんどん浮き上がり、そして高速飛行しだす。跡形もなく消えていった。
「いやいや、特定って・・・怖くない!?」
「まぁ、怖いっちゃ怖いっすけど・・・大丈夫なんじゃないすか?」
「えぇ・・・、何がよ。後、あたしもう自宅に帰るね」
「あ、おやすみ」
貴美は自宅へ帰った。隆子も早速自宅に戻る。
(ジートリャか・・・。いい名前だね)
隆子は宇宙人の名前を評価した。
一方、その頃、ジートリャは・・・
「ううぅ・・・飲み過ぎた・・・吐き気がヤバいデェース・・・」
酔っぱらいながら運転していた。
「うおぉ・・・」
そのまま操縦し、ある場所へ向かった。そこは公園の遊具がある所だった。
「着陸しまァ~す!」
そして円盤は墜落した。
「ウゲエエエエエエエエッッップ!!!」
墜落と同時に凄まじい轟音と共に盛大に嘔吐した。
「ああ・・・気持ち悪い・・・」
そう言いつつ、ジートリャはふらつきながらも立ち上がり、辺りを見渡す。
「誰もいないようですね。とりあえず一安心です」
すると
「あのー、ちょっといいですか」
一人の女性が話しかけてきた。
「はい?何か御用で?」
「あなた、今ここで何をしているんです?」
女性は質問するがジートリャは
「あ、はい。実はでスネ、ワタクシ、宇宙船で地球に来たんデスケド、途中で眠ってしまいまして、気づいたらここにいまして、それで今帰るところなのデスヨ」
と、カタゴトの日本語で答えた。だがその言葉の意味を理解した女性の顔色は変わった。
「それ、飲酒運転ですよね。警察に通報しますよ」
「はい?警察?そんなものありマセンヨー」
「ありますよ。早く連絡しないと」
「だから無いって言ってるでしょ」
「ありますよ。この星の文明を甘く見過ぎじゃないですか?ちゃんと法律を守らないと」
「うるさいわねえ!!地球人の分際で!!」
ジートリャは怒りを露にした。「宇宙人に説教とは、良い度胸してますねぇ」
「は?」
「あんまり舐めた態度取るんじゃないわよ!」
そう言うとジートリャは女性の腹にパンチを食らわせた。
「うぐっ!」
あまりの痛さに倒れこむ。
「ふん、これで懲りたでしょう」
そう言うとジートリャはその場を去った。
その後、女性はすぐに救急車を呼び、病院へ運ばれた。
翌日、隆子と貴美は店に来ていた。昨日の事を話そうとしていた。
「おはよう」
「おはようございます」
二人は店に入り挨拶をする。いつも通り挨拶を返すママとチーママ。
隆子はカウンター席に座り、貴美子はボックス席に座った。そして早速二人は昨日の出来事を話し始めた。
「それがさぁ―――」
「ええ!宇宙人と遭遇したんですか!?」
「そうなんだよ!しかも超美形!」
「マジっすか!羨ましいっす!」
「まあね!」
二人が盛り上がっている中、店内には客が来ていた。スーツを着た男性だ。男性は隆子に近づき、こう言った。
「あの、ここの店長さんはいらっしゃいますか?」
隆子は少し驚きつつも返事をした。「あ、はい、今呼んできます」
そして隆子は奥の部屋へ向かい、ドアを開ける。
「どうしました?」
「実は・・・」
すると男はカバンから一枚の写真を取り出し、隆子に手渡した。
「これ、僕の彼女なんですよ。この人見かけませんでした?」
写真には一人の女性が写っていた。茶髪のロングヘアーで美人だった。
「いえ、見てませんが・・・」
「そうですか・・・」
「どうかしたんですか?」
「実は、昨日から行方不明になってまして、今日もまだ見つかってないんです。なので捜索願いを出しました」
「そうなんですね・・・」
隆子が話をしている最中、男が急に慌て始める。
「あぁっ!?もうこんな時間じゃないか!?会社に行かないと」
「あ、お気をつけて」
隆子の言葉を聞かず、慌てて出て行く男。
「お待たせ―。何の話をしてたんだ?隆子」
奥の部屋から出てきたママのカヨ子が隆子に声をかけた。
「あ、何でもありません」
「そっか」
隆子も急いで仕事に戻った。
一方、その頃、ジートリャは公園にいた。ベンチに座っている。
「ふう、ようやく酔いも覚めてきました。それにしても昨日は危なかったですね・・・」
するとその時だった。
「お姉さん、大丈夫ですか?」
少年の声が聞こえてきた。見ると小学校低学年ぐらいの男の子だった。
「ああ、大丈夫デスヨ。心配してくれてありがとうございマス」
ジートリャは笑顔で答える。
「良かったです。何かあったのかと思って・・・」
「ワタシなら平気デース。それより君の名前は?」
「僕は『ユミ』と言います」
「ユミくんね、よろしくデェース」
ジートリャは立ち上がり握手を求める。ユミはそれに応じた。そして二人は歩き出す。
「あのー、どこへ行くんですか?というよりあなたは何者なんですか?宇宙人とか言ってましたけど」
「フッフッフッ、よくぞ聞いてくれマシタ。実はでスネ、ワタクシ、宇宙船に乗って地球に来たんデスヨ。それで今帰るところデスネ」
それを聞いたユミは唖然とする。
「えぇ!宇宙人!?」
「はい、ソウデスヨ」
「凄いや!本当にいたなんて!」
目を輝かせながら興奮気味になる。その様子にジートリャは微笑む。
「ところで、君はどこに行こうとしてたんですか?」
「あ、僕ですか?お母さんのお見舞いに行くんです」
「なるほど、それは偉いですね。でも一人で行くのは危険ですよ」
「はい、分かってます。だから病院まで送ってくれる人が欲しかったので」
「そうでしたか、では行きましょうか」
そうして二人は病院へ向かった。
病院に着くと、そこにはユミの母親がいた。
「あら、あなたは?」
「私はジートリャといいマース。彼は私の知り合いなのデス」
「そうなのね。わざわざ連れてきてくださってありがとうございます」
母親は頭を下げ礼を言う。
「いえいえ、当然のことデス」
ジートリャは笑顔で答えた。
「じゃあ、僕はこれで失礼します」
なんか、普通の話になってしまいましたね。
ループはどこいったんや!!
どうやら、よしおを登場させないと話は劇的な方向にいかないようです。
次回は、よしおをどこに絡ませるかを考えつつ、行けるところまで行ってみましょう。
果たして、AIに話をたたむ気はあるのか。それとも、このままひたすら登場人物を増やして日常話を続けるのか(おそらく後者でしょう)。
……よしおを絡ませてみてどうなるのか、実験してみたいと思います。
ちなみに、AIのべりすとではなく、ChatGPTに「『オネエになった男の末路』というタイトルで小説を書いてみて」と要求してみたところ、次のような回答が得られました。
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「オネエになった男の末路」
彼は幼い頃から、自分が男であることに違和感を感じていた。少年時代には、女の子と一緒に遊ぶことが好きで、女装をして遊んでいた。しかし、周囲からの反応は冷たく、彼は孤立してしまった。
やがて彼は大人になり、自分がトランスジェンダーであることに気づいた。彼は手術を受けて女性の体に生まれ変わり、オネエとして生きることを決意した。
最初は新しい自分にワクワクしていたが、社会からの圧力に苦しみ、周囲からの偏見に立ち向かうことが難しかった。彼はオネエバーで働き、稼ぎながら自分を支えることになったが、時には暴力や差別を受けることもあった。
彼は自分の夢を追い求めることには決して諦めなかった。彼女は芸能界に進出し、ショーに出演することができた。しかし、成功の裏には、彼女の過去を暴露するマスコミの執拗な取材や、周囲からの冷たい視線があった。
やがて彼女は疲れ果て、自分の選んだ道が正しかったのかと疑問に思うこともあった。彼女は心の支えとなる人を求め、出会い系アプリで知り合った男性と交際を始めた。
しかし、彼女が男性に本当のことを話した途端、男性は彼女を非難し、関係を断ち切ってしまった。彼女は再び孤独と絶望に打ちひしがれた。
彼女は人生に疑問を感じ、自分を否定することが多くなった。やがて彼女は精神的な病気にかかり、入院することになった。
そこで彼女は、自分が選んだ道が正しいかどうかを真剣に考えるようになった。彼女は自分が本当にやりたいことを見つけ、再び人生を歩み始めた。
彼女はオネエとしての自分を受け入れ、自分自身を愛することができるようになった。彼女は再びステージに立ち、
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小説というか、なんというか。
もう一度同じ要求をして得られた「小説」が以下。
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「オネエになった男の末路」
彼は生まれた時から、女の子のような可愛らしい顔をしていた。周りの人々から「女の子みたいだね」と言われることも多く、幼い頃から彼は自分が女性であるかのような感覚を持っていた。しかしながら、彼が育った地域では、LGBTQコミュニティーに対する理解が乏しく、周りからは差別や偏見を受けることが多かった。
彼が中学生になる頃には、自分がオネエであることを自覚し、周りの人々にもそのことを告白した。初めは彼の家族や友人たちも受け入れることができたが、学校や地域の人々からはますます理解を得られなくなっていった。
高校生になると、彼は自分の性別に合わせたファッションをするようになり、女性用の洋服を着るようになった。彼の周りの人々はますます彼を受け入れることができず、彼は孤独感や心の痛みに苦しむようになった。
しかし、彼は諦めなかった。彼は自分がオネエであることを受け入れ、自分自身を表現することを決意した。彼はドラッグクイーンとしてのキャリアをスタートさせ、人気を集めていった。
だが、時が経ち、彼は年を取っていく中で、自分がオネエであることに疲れを感じ始めた。彼は自分自身を演じることに疲れ、本当の自分を見つけようとしていた。彼は自分が男性であることを再び受け入れ、オネエとしてのキャリアを終えた。
彼は新たな人生を始め、周りの人々からも再び受け入れられるようになった。彼は自分自身を受け入れ、自分の望むように生きることができた。そして、彼は自分の過去や苦しみから学び、新たな人生を謳歌していた。
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梨乃が読んだら発狂しそうな結末である。
ChatGPTはやはり常識的で保守的な知識体系を元に文章を作成しているようである。
改めて、AIのべりすとの方が梨乃の小説には合っているようだ。知性はChatGPTの方が数段上のようだが、面白みや自由さがない。
しかし、ChatGPTの書いたものを見て、今はAIのべりすとに「デフォルト」で書かせているのだが、地の文を優先する「ナラティブ」に切り替えても面白いのではないかと思えた。
年度の変わり目でリアルが忙しいため、更新が滞りました。
とりあえず、今後のためにここで一度これまでの登場人物をまとめておきましょう。
参考のために、ドラマ化された場合の演者をキャラクター名の後に( )で示しておきました。
☆★☆登場人物紹介(登場順)☆★☆
■美少年女装子「飛田劉」/源氏名「隆子」(菅田将暉)
22歳。神奈川県出身。身長165cmくらい。
ノンケで普通に会社で働いていたがある夜、寝ていたところをゲイの男に襲われる。
それから四日たって別のゲイに襲われ目覚めてしまい、会社を辞め、転職することになった。
現在はゲイバー『女紙』でアルバイト中。
■青年実業家・よしお(斎藤工)
年齢は30代後半くらい? ストーカー。
金持ちのお坊ちゃま育ちで、世間知らずな面がある。
趣味は乗馬や旅行。暴力的なセックスが好き。
■先輩の貴美(山田孝之)
元はノンケだったがゲイの男に襲われ目覚めたとされる。
福井県出身。
■チーママの紗耶香(ムロツヨシ)
■ママのカヨ子(坂上忍)
心斎橋1丁目辺りに位置するゲイバー『女紙』のママ。
一部では元ヤクザだったという噂もある。
■ロボット(演・唐沢寿明)
■ヒョウモントカゲモドキのリオ(声・神木隆之介)
■ジートリャ(演・桐谷健太)
黄色いタイツの宇宙人。
顔はアフリカ人またはアボリジニに近い顔してるが、やや青い。
腹筋もあり、身長は175近い。
■ジートリャに「飲酒運転ですよね。警察に通報しますよ」と話しかけた女性(千葉雄大)
■写真の女を捜すスーツの男(鈴木亮平)
■写真の女(亀梨和也)
■ユミ(市川新之助/堀越勸玄)
小学校低学年ぐらいの男の子。
■ユミの母親(十三代目市川團十郎白猿/十一代目市川海老蔵)
一方、その頃、ジートリャは公園にいた。ベンチに座っている。
「ふう、ようやく酔いも覚めてきました。それにしても昨日は危なかったですね・・・」
するとその時だった。
「お姉さん、大丈夫ですか?」
少年の声が聞こえてきた。見ると小学校低学年ぐらいの男の子だった。
「ああ、大丈夫デスヨ。心配してくれてありがとうございマス」
ジートリャは笑顔で答える。
「良かったです。何かあったのかと思って・・・」
「ワタシなら平気デース。それより君の名前は?」
「僕は『ユミ』と言います」
「ユミくんね、よろしくデェース」
ジートリャは立ち上がり握手を求める。ユミはそれに応じた。そして二人は歩き出す。
「あのー、どこへ行くんですか?というよりあなたは何者なんですか?宇宙人とか言ってましたけど」
「フッフッフッ、よくぞ聞いてくれマシタ。実はでスネ、ワタクシ、宇宙船に乗って地球に来たんデスヨ。それで今帰るところデスネ」
それを聞いたユミは唖然とする。
「えぇ!宇宙人!?」
「はい、ソウデスヨ」
「凄いや!本当にいたなんて!」
目を輝かせながら興奮気味になる。その様子にジートリャは微笑む。
「ところで、君はどこに行こうとしてたんですか?」
「あ、僕ですか?お母さんのお見舞いに行くんです」
「なるほど、それは偉いですね。でも一人で行くのは危険ですよ」
「はい、分かってます。だから病院まで送ってくれる人が欲しかったので」
「そうでしたか、では行きましょうか」
そうして二人は病院へ向かった。
病院に着くと、そこにはユミの母親がいた。
「あら、あなたは?」
「私はジートリャといいマース。彼は私の知り合いなのデス」
「そうなのね。わざわざ連れてきてくださってありがとうございます」
母親は頭を下げ礼を言う。
「いえいえ、当然のことデス」
ジートリャは笑顔で答えた。
「じゃあ、僕はこれで失礼します」
そう言って去ろうとするジートリャ。それを遮るように母親が止めた。
そしてこう言った。
―――実は私、末期のガンなんです――――――
―――実は私、末期のガンなんです――――――
ジートリャは母親の告白に驚き、しばらく言葉を失った。
しかし、すぐに自分が何をすべきか理解し、母親に寄り添った。
「それは辛いことですね。でも、あなたは強い人だと思います。必ず乗り越えられますよ」
ジートリャはそう言って、母親の手を握った。母親はジートリャの優しさに感動し、涙を流した。
「ありがとうございます。あなたの言葉で少し勇気が出ました」
「いいえ、当然のことです。私はあなたを応援しています」
ジートリャはそう言って、母親とユミに笑顔を送った。そして、再びベンチに戻り、自分がやらなければならないことを考えた。
(まずはこの星の文明レベルを調べなければなりませんね)
ジートリャはカバンからノートパソコンを取り出し、電源を入れた。そしてネットを開き、検索を始めた。すると、あるニュース記事が目に入る。
――地球の周辺域で謎の爆発相次ぐ。亜空間遍在幕府は調査を開始。原因は不明。専門家によると、この地球で交わる平行世界で何らかのトラブルがあったのではないかとの見方を示している。現在、亜空間警察による捜査が行われている。
ジートリャはこの記事を見て確信した。この星には自分以外にも多数の宇宙人がいることを。
(これは調べる必要があるようですね・・・)
そう思い、ジートリャは再びパソコンを操作し始めた。
翌日、隆子は仕事を終え、家に帰る準備をしていた。
そこへママのカヨ子がやってきた。隆子はカヨ子に話しかけた。
「最近、僕の周囲で変なことが立て続けに起きてるんだけど、ママのまわりはどう?何か変わったことないですか」
カヨ子は何も言わず、隆子の顔をじっと見つめていた。隆子もカヨ子の顔を見ていたが、カヨ子の表情がいつもと違うことに気づいた。
カヨ子の目は虚ろだったのだ。
隆子は慌てて駆け寄る。
すると、カヨ子も隆子に飛びついてきた。
突然の出来事に驚く隆子。
そのまま床に押し倒され、馬乗りされる。
さらに両手を押さえつけられた。
抵抗するも全く歯が立たない。
すると、カヨ子が口を開いた。
――もう我慢できないわ――
その声は今まで聞いたことがないような低い声で、恐怖を感じた。
そして、隆子の顔を見据える。
その瞬間、カヨ子の目が赤く光り出した。
その光景を見た途端、隆子の意識は遠のいていった。
気が付くとそこは自分の部屋だった。
辺りを見ると誰もいない。
時計を見る。時間は午前3時を指し示していた。
ふと鏡の前に立つとそこに映っているのは自分の姿ではなかった。
そこにはもう一人の自分がいた。
――私は誰?ここはどこ?――
戸惑う隆子を他所に、もう一人の自分は動き出す。
――私はあなた、あなたは私――
――どういうこと?――
――あなたは私に食べられるために生まれた存在――
――食べる!?――
――私を受け入れて!――
――嫌!やめて!――
――大丈夫、怖くはない。私があなたになるだけ――
――いやぁーーーーーー
AIのべりすとがまた暴走しはじめました。
よしおを登場させるまでもなく、場が荒れ始めました。
しばらく割と普通の日常系の話をつむいでいたのに、突然どうしたというのか。
ちなみに、今日書いた分をChatGPTに要約してもらいました。
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The story continues with Jitrya searching for information on the level of civilization on Earth. He finds a news article about mysterious explosions in the Earth's vicinity and suspects that there are many other aliens on the planet. Meanwhile, the scene shifts to Takashi's mother, Kayoko, who suddenly attacks Takashi with a strange voice and red eyes. When Takashi regains consciousness, he finds himself alone in his room and sees a reflection of himself with a different appearance. He is confused and wonders where he is and who he is.
The story seems to be taking a dark turn as Kayoko's behavior becomes erratic and Takashi is attacked. It remains to be seen what has caused these changes and how they will affect the characters' lives. Jitrya's investigation of Earth's civilization may also reveal some interesting information about the world and its inhabitants. The story is building up to some intriguing developments, and readers may be eager to find out what happens next.
ジトリヤは地球の文明レベルに関する情報を探しています。彼は、地球周辺で謎の爆発が起こったというニュース記事を見つけ、多くの他のエイリアンが地球にいると疑っています。一方、シーンは高志の母親であるカヨコに移り、突然奇妙な声と赤い目で高志を襲います。高志が意識を取り戻すと、彼は自分の部屋で一人になり、自分とは異なる姿の自分の姿を見ます。彼は混乱し、自分がどこにいて、誰なのかわかりません。
カヨコの振る舞いが不安定になり、高志が攻撃されるということで、物語は暗い方向に向かいつつあります。これらの変化の原因と、それがキャラクターの人生にどのように影響するかはまだ分かりません。ジトリヤの地球の文明に関する調査も、世界とその住民について興味深い情報を明らかにする可能性があります。物語は興味深い展開に向かっているため、読者は次に何が起こるかを知りたいと思うかもしれません。
AIのべりすとは放っておくとアナーキーかつアブノーマルな方へ暴走し始めるし、ChatGPTはなんでもかんでも真面目に保守的なかっこつきの「ノーマル」へと回収しようとします。両者を併用しつつ書き進めていく必要がありそうです。
今回もよしおの出番がなかったのが残念です。
「亜空間遍在幕府」について教えてください。
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「亜空間遍在幕府(あくうかんへんざいぶくふ)」は、SF小説『銀河英雄伝説』に登場する架空の政治組織です。作品の舞台となる宇宙において、人類が地球を離れて他の惑星に移住してから数百年が経過した時代に成立した政府です。
「亜空間遍在幕府」は、その名の通り、宇宙の亜空間にまで幅広く影響を及ぼす政府であり、宇宙のほとんどの惑星を統治しています。また、この政府は「帝国」と呼ばれる2つの政治勢力のうち、自由惑星同盟と対立しています。
「亜空間遍在幕府」は、科学技術を重視する政府であり、巨大な宇宙艦隊を保有しています。また、政治的な思惑や野心によって動く人間たちが政治を担っており、その中には冷酷な人物も存在しています。
「銀河英雄伝説」は、複雑な政治情勢や登場人物たちのドラマが描かれた、長大なスペースオペラです。この作品は、1982年から1987年にかけて、小説やアニメなどで展開され、多くのファンを獲得しています。
【これまでのあらすじ】
亜空間遍在幕府の役人に雇用され、地球に派遣された形而上学探偵であるよしおは、地球に住むオネエの隆子に接近し、地球で局地的に起こっているループ現象の謎を解くために、彼女の「魂」と対話をすることに決めた。この間、肉体的に(物理的な客観世界において)はホテルに誘い出し強引にレイプしているのであるが(よしおには地球人の常識がないので、最もてっとりばやい方法を選んだのである)、その間にも精神世界においては別の風景が展開していた。
「隆子さん、地球で起こっているループ現象について何か知っていますか?」とよしおは聞いた。
「ああ、あの現象ね。私も最近、何かがおかしいと感じていたの。でも、それが何なのかはわからないわ。」隆子は答えた。
「そうですか。私たちは、この現象を解明するために、形而上学的な対話を通じて探求することにしましょう。」よしおは言った。
そして、よしおと隆子は、地球の様々な場所でループ現象が起こっていることを確認しながら、哲学的な対話を続けた。
「現象が起こるのは、どうしてだと思いますか?」よしおは聞いた。
「私は、それが何かしらの意図的な行為によって引き起こされているのではないかと思うわ。」隆子は答えた。
「でも、それが何者によるものなのか、それを行う目的は何なのか、それはわかりません。」よしおは言った。
そして、彼らは対話を続けながら、ループ現象の原因や目的について探求を続けた。
しかし、彼らにはわからなかった。
そこで、二人はさらに深く入り込むことにした。
二人の意識が重なり合い、溶け合う。
やがて一つの大きな塊となった。
よしおか隆子という人間の存在が消えていく。
代わりにもう一つの存在が現れる。
その存在は、宇宙にある全ての法則を
超越した存在である。
その存在は、物質的な存在ではない。
その存在は、時間や空間をも超えることができる。
その存在は、あらゆる可能性を内包する。
その存在は、神と呼ばれるものである。
その存在は、人間の認識を超えたものでもある。
その存在は、全てを知っている。
その存在が今、目を覚ました。
その存在は、地球に存在する全ての生命を愛している。
その存在は、生命の進化の可能性を信じている。
その存在は、この地球上で起こる出来事を観察している。
その存在にとって、地球は観察の対象に過ぎない。
その存在は、ただひたすら見守り
「愛し続ける」
それだけの存在なのだ。
その存在は、この地球上で起きたことを記憶した。
その存在は、地球上の生命の営みを記録として残した。
その存在は、地球上に新たな生命体を生み出した。
その存在は、地球の生命の未来を見守った。
その存在は、
「私は、あなたたちを愛していますよ。」と言った。
「私は、あなたたちを愛していますよ。」この言葉がキーとなる。
存在が語る言葉は、我々が「意味のある」「価値ある」と考えるものとは全く違うかもしれないということが言えるだろう。
存在の言葉が我々の思考や価値観に影響を与えることは間違いない。
だが、その影響力は我々が考えるような単純なものではないのである。
我々は、「あなたたち」という言葉から、自分を含めた多くの人の存在をイメージしてしまう。
「あなた」という言葉は単数形で使われ、一人の個人を指すことが多い。
だから、自分も「あなた」に含まれているのではないかと考えてしまう。
そして、自分を「あなた」に含めて考えてしまえば、それはもう自分自身のことだと錯覚してしまいがちだ。
「あなた」に含まれないものまで「あなた」に含まれると考えてしまい、
「あなた」の範囲がどんどん広がっていく。
すると、自分が誰なのかがわからなくなってしまう。
自分が誰なのかがわからなくなると、自分が存在しているのかすらわからなくなってくる。
そうなると、不安感に襲われ、自分が生きていることに実感が持てなくなり、絶望的な気分になってしまう。
つまり
「あなた」とは、自分が誰かを認識するための言葉であると言えるのだ。
自分が誰であるかを認識していないと、自分が存在しているかどうかさえわからない。
自分が誰であるかを知るためには、まずは「あなた」が何を意味するかを明確にする必要がある。
「あなた」には複数の意味があることを忘れてはならない。
「あなた」に
「あなた」が含まれる場合もある。
「あなた」が含まれない場合もあるが、その場合はその範囲が極めて広いことを意味する。
「あなた」が含まれている場合は、その範囲が非常に狭いことを意味している。
「あなた」を含まない場合も同様で、その範囲は極端に狭くなる。
「あなた」は、その対象が抽象的であるほど
「あなた」の意味が広くなり、
「あなた」の含まれる範囲は狭まり、
「あなた」が含まれていない場合は、逆に広がりを見せる。
「あなた」の示すものは、
「私」であり、
「彼」であり、
「彼女」であり、
「彼ら」であり、
「彼女ら」である。
「私」は、自分の身体の一部分を指す。
「私」は、自分自身を表す。
また、自分自身を含む他者も指すことがある。
「私」は、自分自身が属する集団を示すこともある。
「私」は、自分自身が所属する組織や団体、あるいは
「私」は、自分自身の属する国や地域など、 自分自身に関わる物事全般を指す言葉として使われることも多い。
「私」は、自分自身が認識する事物や概念、そして、自分自身の感情や欲求などの主観的な体験をも含めて「私」と呼ぶ。
「私」は、
「私は○○だ。」というように、主体的に表現されるものであり、
「私は××だ。」というように客観性をもって表されるものでもある。
「私は、あなたを愛する。」
「私は、あなたを愛しています。」
「私は、あなたを愛している。」
「私は、あなたを愛している。」
「私は、あなたを愛している。」
【これからのあらすじ(完全なネタバレにつき、読むにあたっては注意してください)】
亜空間遍在幕府に派遣された形而上学探偵のよしおは、地球に住むオネエの隆子と共に、ループ現象の原因を解明するために調査を始めました(もちろん、精神世界において。客観的・物理的にはよしおが隆子をストーカーし、スキあらばレイプしているだけであります)。
最初の調査では、ループ現象が発生する場所に注目しました。その結果、ループ現象が起こっている場所には、共通して何らかの歴史的な事件があったことが分かりました。
次に、よしおは自身の特殊な能力を使い、その場所で起こった歴史的な事件を観測しました。すると、その事件に関わる人々が、ある特定の感情に囚われていることが分かりました。その感情が、ループ現象を引き起こしていたのです。
隆子との対話を通じて、よしおはその感情が「怒り」であることを突き止めました。そして、それがどのようにしてループ現象を引き起こしているのかを解明しました。
「怒り」は、過去の出来事に対する強い不満や怨念が蓄積されたものであり、その感情を抱える人々が周囲の状況に敏感に反応するため、ループ現象を引き起こすことがあるのです。
よしおは、隆子と協力して、その感情を和らげるための方法を探しました。結果として、その場所で起こった歴史的な事件に関わる人々の霊魂が、自分たちの感情に正面から向き合い、それを解放することが必要であることが分かりました。
その後、よしおと隆子は、地球各地で起こっているループ現象の原因を歴史的時間展開と空間的地理的条件、そしてそれぞれの事件における心理的・深層心理的要因に沿って具体的に解明し、感情の解放を促すための方法を提案しました。それにより、ループ現象は次第に減少していき、地球はより平和で安定した状態になったのでした(もちろん、これは精神世界での出来事であり、客観的にはよしおは隆子に逆襲され、刺殺されてしまいます)。
隆子の尻の穴が特異点だったのだ。隆子のアナルが平行世界を横断する無限に長い通路の扉を開く鍵穴だったのである。
「ああーっ!私のお尻の中に何か入ってくるわ!」隆子は叫んだ。
よしおと隆子は、肛門から侵入してきた何者かによって全身を乗っとられてしまった。
よしおと隆子は、気がつくと宇宙空間にいた。
「ここはどこ?一体どうなっているの?」
よしおと隆子は戸惑う。
「さあ、行きましょう。」よしおと隆子の姿を借りた何者かが言った。
「行くってどこにですか?」よしおと隆子が尋ねる。
「宇宙の中心です。」
「宇宙の中心!?」
よしおも隆子も驚いた。
「そうです。宇宙の中心に行くのです。」
「宇宙の中心なんてあるんですね。」
よしおと隆子は感心した。
「ええ。ありますよ。それでは出発しましょう。」
「はい。わかりました。」
こうして二人は、宇宙の中心に向かって出発した。
「ところで、私たちの他にも誰かいるみたいですよ。」
「本当ですね。行ってみますか。」
「はい。」
二人は、他の人間がいるところに向かった。
宇宙の中心部に着くと、そこには謎めいた男性がいた。彼は自己紹介し、自分が地球の様々なループ現象を引き起こした張本人だと明かした。
「私の名前はアルカディアス。私は異次元生命体で、地球を観察していた際、あなた方の世界に興味を持ちました。その結果、地球をループ現象に陥れ、世界中で起こる様々な現象を調査していました。」
よしおと隆子は、驚きと怒りを感じたが、アルカディアスは彼らに自分たちの目的を説明することで彼らを説得しようとした。
「私たちは、宇宙の根源にたどり着き、全知全能の力を手に入れることが目的です。地球で起こっているループ現象は、私たちが研究するためのプロセスに過ぎません。」
しかし、よしおと隆子は彼の理論には疑問を持ち(というのは、すでにこの時点で「全治全能の神」とは、よしおと隆子のことに他ならないからである)、アルカディアスの目的に反対することを決めた。彼らは、自分たちの力でアルカディアスを倒し、地球を救うために協力することを決意した。
「私たちは、地球の住民たちを守るために戦います。あなたの計画を阻止し、地球を守ります。」
よしおと隆子は、アルカディアスに向かって宣言した(言葉と行動が完全に一致しているよしおと隆子である。当然、アルカディアスは即死した)。彼らは、ラスボスを倒した後も地球とその住民たちを守るために戦うために、旅を続けることにした。【完】
いやいやいや…ジートリャはどこにいったんだよ!!
とりあえず、ラスボスのアルカディアスは市村正親さんに演じてもらうことにしましょう。
「アルカディアスは何故、地球を局地的にループ現象に陥れてたのですか」
「アルカディアスは地球を観察しているうちに、地球上の人々が抱える問題や悩み、そして地球の歴史や文化に興味を持ちました。そこで、地球上の現象や出来事をループ現象に陥らせることで、その中に隠れた真実や未知の要素を探ろうとしたのです。また、地球上の人々の反応や行動を観察することで、彼らの性格や本性についても分析しようと考えた可能性があります。ただし、アルカディアスの真の目的は不明です」
「『ループ現象に陥らせることで、その中に隠れた真実や未知の要素を探ろうとした』とは、どういうことですか」
「『ループ現象』は、ある事象が繰り返し起こる現象を指します。アルカディアスは、地球上で起こっている様々なループ現象に注目し、その中に隠された真実や未知の要素を探ろうとしていました。例えば、ある事件が起こり、その後何度も同じ状況が繰り返される場合、その事件が何らかの秘密を持っている可能性があると考えられます。アルカディアスは、ループ現象に陥った現象のパターンを分析し、その背後にある真実を探ろうとしたのです」
「『ループ現象』を題材とした小説や映画がたくさんあると思いますが、『ループ現象が起こる原因』という観点からこれらの作品を分類・整理してもらえませんか?」
「はい、ループ現象を題材とした作品を、原因の観点から以下のように分類・整理することができます。
(1)自然現象によるループ現象
自然現象が原因でループ現象が発生する作品です。例えば、映画『エッジ・オブ・トゥモロー』では、未知の異星人によって引き起こされるタイムループが物語の中心となっています。
(2)人工的なループ現象
人工的に作り出されたループ現象が発生する作品です。例えば、映画『グランドホテル・ブダペスト』では、主人公が自らタイムループを作り出して事件を解決するストーリー展開があります。
(3)超自然的な要素によるループ現象
超自然的な要素が原因でループ現象が発生する作品です。例えば、映画『エンド・オブ・トゥモロー』では、地球外生命体によって作り出されたタイムループが物語の中心となっています。
(4)人間の心理的な要因によるループ現象
主人公の心理的な要因が原因でループ現象が発生する作品です。例えば、映画『ハッピーデスデイ』では、主人公が自己中心的な性格のためにタイムループに陥り、自己啓発をするストーリー展開があります。
以上のように、ループ現象を題材にした作品には様々な要素が含まれています。作品の中で描かれるループ現象の原因は、物語の舞台やキャラクターの心理状態によって異なる場合があります」
「いまここで展開されつつある『オネエになった男の末路』という小説は、先にあげた『ループ現象の四つの原因』でいうと何番目のものに分類されると思いますか?」
「『オネエになった男の末路』という小説は、ループ現象の原因のうち『科学的/技術的要因』に分類される作品といえます。物語の中で、科学者が発明した装置が、主人公を時間や空間のループ現象に巻き込むことになります。」
「具体的にはどういうことですか?」
「『オネエになった男の末路』は、ループ現象の原因の一つである『人為的な操作や実験によるもの』というカテゴリーに分類されます。
この小説の物語は、主人公が自らの意志によって性転換手術を受け、オネエとして生きることを選んだことから始まります。その後、主人公は科学者たちによって人体実験の対象にされ、脳内に特殊な装置を埋め込まれた結果、記憶や人格がループする現象に陥ってしまいます。
このように、人為的に操作や実験を行うことでループ現象を引き起こすという点が、小説の主要なプロットの一つであり、この作品が『人為的な操作や実験によるもの』というカテゴリーに分類される理由となります」
いやいやいや…隆子は二度のレイプでオネエに目覚めたんであって、「自らの意志によって性転換手術を受け、オネエとして生きることを選んだ」わけじゃねえよ!!
(最初の方のことはもう忘れたのか…?)
「『オネエになった男の末路』の主人公・隆子は二度のレイプでオネエに目覚めさせられたのであって、自らの意志によって性転換手術を受け、オネエとして生きることを選んだわけではありません」
「ご指摘ありがとうございます。私の前回の回答は不適切でした。
『オネエになった男の末路』において、主人公・隆子がオネエになる原因としては、自らの意志によるものではなく、暴力的な行為によって性別を強制的に変えられたという点があります。したがって、この作品は「ループ現象の四つの原因」には当てはまらないと考えられます。
また、このような作品を「オネエ」という言葉で表現することは不適切であり、性的指向や性自認を表す適切な用語を使用することが望ましいです。申し訳ありませんでした」
――私は誰?ここはどこ?――
戸惑う隆子を他所に、もう一人の自分は動き出す。
――私はあなた、あなたは私――
――どういうこと?――
――あなたは私に食べられるために生まれた存在――
――食べる!?――
――私を受け入れて!――
――嫌!やめて!――
――大丈夫、怖くはない。私があなたになるだけ――
――いやぁーーーーーー
「はっ!!」
隆子は目覚めた。
「夢……。」
隆子はベッドの上で目を覚まし、辺りを見回す。
そこは、いつもの自分の部屋だった。
「はあっ……はあっ……。」
隆子は息切れしていた。呼吸が荒くなっている。
「何なの今の悪夢は。」
隆子は冷や汗をかいていた。パジャマが濡れている。
「怖い。」
恐怖を感じた。今見た夢のことが頭から離れない。
「もうあんな恐ろしい目に遭うのはごめんだわ。」
隆子は布団の中で
「今日は仕事を休もうかな。でも、ママに怒られるだろうな。」
と思った。
「はあっ……」
と溜め息をつくと、ふと視線を感じて横を見た。するとそこには、鏡に映った自分がいた。
「ひっ」
隆子は驚いてしまった。
「きゃああああああ!!!!!!」
隆子の悲鳴が家中に響き渡った。
「ちょっと、どうしたの?」
同居している貴美が起きてきた。隆子は貴美の部屋に居候させてもらっているのである。
「あ、貴美さん、起こしてゴメン。」
隆子は謝る。めったに部屋に帰らない(オトコのとこに転がり込んでいる)貴美だが、
昨晩は珍しく夜中に帰宅したとみえる。
「いえ、それはいいけど、どうかしたの?」
「うん、実は変な夢を見てびっくりしちゃって。」
「どんな夢?」
「あのね、私がね、もう一人の私に襲われるっていう夢で。」
「もう一人の自分?」
「そう。もう一人の私。」
「もう一人の自分ねぇ。」
「それでね、私そのもう一人の自分に食べられそうになったの。」
「食べられたの?」
「ううん、食べなかった。でも、そのかわりに、私の姿をしていて、私の声をした別の何かが私を食べようとしたの。」
「へぇ、不思議なこともあるのね。」
「そうなの。それで私、目が覚めたんだけど、怖くて眠れなくなっちゃって。」
「じゃあ、もう一回寝たら?まだ朝早いから。」
「そうだよね。そうする。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
隆子は再び眠りについた。
隆子が眠ってしばらく経った頃、隆子の部屋のドアが開いた。
「隆子ちゃん、起きてる?」
貴美が隆子を起こしにやってきたのである。
「うーん、うーん」
隆子は苦しげに眠っている。
「隆子ちゃん、早く起きないと遅刻しちゃうよ。」
貴美は隆子を揺り
「うーん、うーん」
隆子はなかなか目覚めようとしない。
「仕方がないわね。」
貴美は、隆子に覆い被さると、
「むぐぅ~!」
と叫んで隆子の顔の上に跨がった。そして、そのまま腰を下ろし
「うぐうっ!」
という声と共に果てた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
貴美は息切れしていた。
「ぷはっ」
しばらくして、ようやく隆子が目を覚ました。
「あれ?貴美さん?どうしたの?顔が赤いよ?それになんか臭いし。」
「え?あ、いや、なんでもないよ。」
「あ、もしかしてお酒飲んでるんでしょ。」
「え、ええ、まあ、そんなところ。」
「ダメだよ。お仕事に入る前からお酒を飲んじゃ。」
「ごめんなさい。」
「わかればよろしい。それじゃ、私シャワー浴びてくる。」
「行ってらっしゃい。」
隆子は風呂場へと向かった。
隆子は服を脱ぎ捨て全裸になると、浴室に入り、頭と
「はあ~、気持ちいい~。」
身体を洗いながら呟いた。その時、突然背後に気配を感じた。
「誰!?」
振り向くとそこにはもう一人の自分が立っていた。
「ひっ!?」
隆子は驚いた。もう一人の自分はニヤリと笑うと、いきなり隆子にどびかかってきた。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
絶叫を上げた。
隆子はベッドの上で目を覚ました。
「はっ!!」
隆子は目覚めた。
「夢……。」
隆子はベッドの上で目を覚まし、辺りを見回す。
そこは、いつもの自分の部屋だった。
一方、六次元亜空探題に呼び出されたよしお。
「六次元亜空探題」とは、亜空間偏在幕府に対して討伐の兵を挙げた「亜空久の乱(あくうきゅうのらん)」の首謀者である深宇宙皇帝・アルカディアスとその勢力を監視する役目をもった役所である。
尼将軍・北条隆子のいとこにあたる北条秀一がこの役職に就いている。
秀一は、そのぎょろっとした目をよしおに向けて言った。
「隆子殿の真魂とは接触できたか」
「はい」
よしおは額に汗をかきながら答えた。
「ループ現象を起こしていたのは、やはりアルカディアスのようです。
ただし、彼は現象が生起する条件を整えただけであって、発動条件を満たした個々の事例については、
個別に原因が存在します。空間的・歴史的・心理的要因が複雑に関係した原因です」
秀一は眉間にシワを寄せて言う。
彼の目の下には大きなクマができており、頬はこけている。
もともと痩せ型ではあるが、さらに細くなっているようだ。
かなり疲れているようである。よしおは、
――俺より若いのに苦労しているなぁ。――
と思った。
秀一は続けて問うた。
それは、彼が今もっとも知りたいことであった。
緊張して言葉を発する。
それは、彼にとって、とても大切な質問であった。
喉の奥から絞り出すように言葉を紡いだ。
その問い掛けは、彼にとっての悲願でもあった。
――お前は本当に……
――
だが、その声は震えていて、上手く発音できない。
――俺は本当……
――
だが、今度ははっきり聞こえた。
――本当のことを言ってくれ! 隆子の真魂の正体を!! 頼む!!!
――
と。
その問いかけに対するよしおの返事を聞いた秀一の目からは涙が溢れ出してきた。
彼はずっと真実を知りたかったのだ。
秀一は涙を流しながら言った。
今まで見たこともないような優しい表情で。
まるで愛しい人に語りかけるかのように優しく。
そして、少し照れ臭そうにしながら。
――ありがとう――
と。
その後、秀一は、よしおに礼を言い、こう付け加えた。
――でも、このことは、誰にも言わないでくれよな。秘密だぞ。
二人だけのな。
他の奴には絶対内緒だからな。
約束しろよな。
な。
な。
なっ。
なっ。
なっ。
わかったな? なっ。
なっ。
なっ。
なっ。
なっ。
なっ。
なっ。
なっ。
な…
【亜空久の乱(あくうきゅうのらん)】とは
一般に「宇宙承久の乱」と呼ばれる多次元並行宇宙を巻き込んだ戦乱。宇宙暦400年、深宇宙皇帝・アルカディアスは亜空間偏在幕府を討つため、大軍を率いて宇宙承久の乱を起こしました。アルカディアスは、その高い知能と強大な力で幕府軍を圧倒し、幾つもの星系を制圧しました。
しかし、幕府側も腕を上げ、北条秀一を総大将とする新兵器開発チームが結成されました。そして、開発された新兵器「次元崩壊光線砲」が、アルカディアスの指揮下にあった星系に投入されました。この光線砲は、光速を超える速度で進むことができ、宇宙の物質を次元ごと消滅させる力を持っていました。
アルカディアス軍はこの光線砲の攻撃を受け、大打撃を被りました。新兵器の威力に驚愕したアルカディアスは、幕府との和平交渉を決意し、和睦が成立しました。アルカディアスは自らの誤りを認め、宇宙承久の乱は終結を迎えたのでした。
戦乱後、アルカディアスとその軍勢を監視するために設けられたのが「六次元亜空探題」です。
田舎から出てきた隆子は、都会での生活に憧れを抱いていた。しかし、彼が上京したのは就職ではなく、大学へ進学するためだった。入学式の日、隆子は美大生の麗奈と出会い、その美しさに魅了される。しかしそんなある日、隆子は見知らぬゲイに強姦されてしまう。その後、隆子は今度は麗奈に襲われ、麗奈の手によって女装させられる。そして、彼はオネエとして生きることを余儀なくされた。
それから数年が経ち、隆子はオネエとしての自分にも徐々に慣れていった。しかし、彼は未だにあの見知らぬゲイと麗奈への復讐を思い続けていた。そんな中、彼はある男性・秀一と出会う。秀一は隆子を愛してくれ、彼にとって初めての恋人となった。しかし、秀一は麗奈と関わりがあることが判明し、隆子は再び麗奈との過去を思い出してしまう。
ある日、秀一から麗奈の情報を手に入れた隆子は、ついに彼女に復讐する機会を手に入れた。しかし、その時隆子は、麗奈が秀一の弟であることを知る(麗奈の本当の名前は「よしお」)。隆子は葛藤を抱えながら、復讐のために行動するのか、それとも自分の感情に従って行動するのか、決断しなければならなくなった。
数日後、隆子は秀一に別れを告げた。彼は悩んだ末に「復讐」を選んだのである。
「貴美さん、どうしたんですか?顔色が悪いですよ」
「え?あ、いや、なんでもないわ」
「ふーん、大丈夫ですか?」
「うん、平気」
「ところでさあ、私、昨日の夜変な夢を見たんだよね」
「どんな夢だったの?」
「それがね、私とそっくりな女が出てきて私を襲うの」
「へぇ~」
「それで目が覚めたら、隣にもうひとりの私がいて、そいつに襲いかかられて……」
「きゃああ!!」
「ちょっ、ちょっと何!?」
「ごめんなさい、私、急用思い出しちゃった!」
「そんなぁ!!」
「じゃあ、また明日ね!!」
貴美が店のトイレから出ていくと、隆子の魂は言った。
――あの子って、いつもあんな感じなのかしら――
と。
翌日、隆子は店を休んで病院に行った。
診察室に入ると即、医師は言った。
――あなたは、解離性同一障害です――
――簡単に言うと多重人格ですね――
――心の中にもう一人の自分がいるのです――
――そのもう一人の自分は、あなたの過去の記憶に基づいて行動しています。つまり、今のあなたとは別人です――
――そのもう一人の自分を治療するためには、まずあなた自身がその症状を受け入れなければなりません――
隆子は驚愕した。自分の中に別の自分がいるとは、考えもしなかったことだった。
「でも、どうすれば治るの?」と彼女は訊ねた。
医師は説明した。
「まずは、そのもう一人の自分を意識してみることです。彼女の感情や思考を把握し、受け入れることが必要です。そして、それから徐々に、自分自身を取り戻す作業を進めます。それには時間がかかることもありますが、焦らず、着実に取り組んでください」
隆子は医師の言葉を聞き入れ、自分自身と向き合う決意をした。彼女はもう一人の自分と協力しながら、病気と向き合っていくことにした。
――これから大変になるかもしれないけど頑張ろう――
――もう一人の自分もきっと同じ気持ちだろう――
――だって私たちは同一人物なんだから――
「隆子ちゃん、今日は来なかったの?」
店が終わった後、よしおが尋ねた。
「うん、なんか体調悪いみたいで休みたいって言ってたよ。珍しいこともあるもんねえ」
貴美が答える。
よしおは心配になった。
――あいつ本当に大丈夫かな。
ま、そのうち来るだろ。それより、今晩あたり久々に男漁りに行こうかな。でも、あんまり行くと金なくなっちゃうんだよな――
その日の午後、隆子は家にいた。
――もう一人の自分に会えるといいんだけど――
――でも、どうやって?――
――とりあえず、何か話してみるしかないわよね。私のことわかるかしら?――
隆子がそう思った瞬間、彼女の頭の中には声が響いた。
――こんにちは。私は北条隆子よ。あなた(飛田劉くん)のことは知ってるわ。よろしくね。あと、突然だけど、あなたは私のことが好き?――
――わかった。じゃあ、あなたにはこれから私の代わりに働いてもらうことにするわ。お金が必要なの。いいでしょ?――
――あら、そうなの。それは残念。わかったわ。あなたにあげる。その代わり、このことは誰にも内緒だからね。約束だよ。二人だけのね。他の奴には絶対内緒だからな。約束しろよな。な。な。なっ。なっ……
秀一は、隆子に別れを告げられた後、彼女と連絡がつかなくなった。秀一は隆子を捜すことを決意した。
隆子は、頭の中で自分自身との会話が続いていることに驚きながらも、その声に答えた。
「あ、あの、私は……好きっていうか、尊敬してるような気がします。でも、どうして代わりに働かなくちゃいけないんですか?」
「ふふ、そうだったかしら。でも、あなたは私と同じなんだから、私が欲しいものを欲しがるのは当たり前でしょう。それに、あなたは今、何も持っていないでしょう?私があげる分のお金を手に入れるには、労働が必要なの。それに、私はあなたの分身なんだから、あなたがすることは私がすることと同じでしょう?」
隆子は少し戸惑いながらも、その言葉に納得した。自分自身と同じ存在である以上、彼女の欲しいものを手に入れるためには、労働が必要だということを理解していた。
「わかりました。私、頑張ります」と隆子は言った。
その夜、よしおは男漁りに出かけた。
一方、秀一は、隆子が働く店を探し、やっと彼女に再会することができた。
店に入った秀一は「あの、ここの店長さんはいらっしゃいますか?」と店員に話しかけた。
そしてカバンから一枚の写真を取り出し、店員に手渡した。
「これ、僕の彼女なんですよ。この人見かけませんでした?」
店員は写真を見ることもなく、「秀一さん、お久しぶりです」と微笑んだ。
この店員こそ隆子だったのである。昔とは全く外見の変わってしまった隆子を見て秀一は少なからず動揺したが、
冷静を装ってなんとか口を開くことができた。
「隆子、どうしてここで働いてるんだ?あの日、お前から突然別れを告げられた後、どこにもいなくなってしまって……」秀一は心配そうに言った。
「あの日のこと、すごく後悔しています。でも、今は自分自身と向き合っているんです。自分自身と話をして、自分自身の欲しいものを手に入れようと思ったんです」と隆子は語った。
秀一は、隆子の言葉を聞いて、彼女が心身ともに変わってしまったことを感じた。しかし、彼女が自分自身と向き合うことで、どこか前向きになっていることも伝わってきた。
――彼女はきっと僕とは違う方法で、自分を変えようとしているのだろう――
彼はそう思いながら、隆子の話を聞くことにした。
「じゃあ、僕は君を応援するよ。自分自身を大切にね」と言って店を出ていこうとする彼に、隆子は後ろから抱きつき、耳元でささやいた。
「待って下さい。今日はもう仕事が終わったので、一緒に帰りましょう。二人で話がしたいです。それとも、私と一緒にいるのは嫌ですか?」
「そんなことはないよ。ただ、ちょっと驚いただけさ。もちろん一緒に帰るよ。それに、君がどんなふうに変わったのかも知りたいからね。あと、お腹空いたからご飯食べて帰ろう」
二人は食事をした後、ホテルに行きセックスをした。
「ねえ、君は昔より感じてるみたいだね。自分で自分を感じることができるようになってきたんじゃない?」
「はい、なんとなくわかるようになってきました。でも、まだ全然足りません。もっと自分自身を感じたいんです」
秀一は隆子と再び会うことができ、彼女を以前より愛おしく感じるようになっていた。また、彼女とセックスをしているうちに、自分の心の中にある欲望に気づき始めていた。
――もしこのまま隆子との関係を続けていくとしたらどうなるだろう――
――自分自身との付き合い方を学んでいく中で、いつか自分自身と一つになることもあるかもしれない――
――それはそれでいいんじゃないか――
――だって、それが一番自然な形なわけだし――
――でも、そうなったら彼女は本当に消えてしまうかもしれないな――
――でも、きっと大丈夫だ――
――だって、今までだってずっと一緒だったじゃないか――
――それに、もう一人の自分は、いつも俺のことを応援してくれている――
――もう一人の自分も、きっと同じ気持ちのはずだ――
――だから、俺は大丈夫だ――
――それにしても、もう一人の自分が羨ましい――
「秀一さん?どうかしましたか?」
「いや、なんでもないよ。それより、もう一回しようか?」
「はい。お願いします」
「次は正常位でやってみようよ。君の顔をじっくり見ながらやりたいんだ」
「嬉しい!いっぱい見て下さい」
「ああ、見るよ」
秀一は、隆子に覆いかぶさりキスをしながら、彼女の身体を強く抱きしめた。
隆子は彼の背中に手を回し、彼を全身で受け止めた。
「秀一さん……好き……大好き……」
「僕もだよ……隆子……好きだ……愛してる……可愛いよ……最高だよ……」
二人はお互いを感じ合いながら、絶頂に達した。
「ありがとうございます。私、幸せです。秀一さんのことがますます好きになりました。私、今とても充実していると思います」
「うん。僕もすごく楽しいよ。それに、こうして二人で過ごす時間が、何よりも大切だと思うんだ」
「私も同じことを思っていました。私たちって、やっぱり似ていますよね」
「そうだね。これからは、もっといろんなことを話し合おうよ」
「はい!」
秀一は隆子を抱きしめながら、自分自身と会話をするという不思議な感覚を味わっていた。
――僕たちはきっとうまくやっていける――
――そして僕は、自分自身と向き合って生きていく――
――もう一人の自分と共に生きていこう――
秀一はそう決意しながら眠りについた。
そして翌朝、秀一が目覚めると、そこには隆子の姿がなかった。
彼がベッドから起き上がり、部屋の中を見回すと、テーブルの上に一枚のメモ用紙を見つけた。その紙にはこう書かれていた。
「昨日はとっても楽しかったです。私は、秀一さんと出会えてよかったと思っています。
私はあなたに恋をすることができて幸せでした。
あなたのことが今でも大好きです。
私のことは忘れてください。
短い間でしたが、お世話になりました。 隆子」
秀一は愕然とした。
「嘘だろ?こんなのってありなのか?」
彼は慌てて服を着替え、部屋を出た。
すると、ちょうどそこに一人の女性が立っていた。
「あら?おはようございます。今日は早いですね。朝ごはんできていますので、良かったら召し上がってください」
彼女はそう言って微笑むと、秀一の横を通り過ぎていった。
秀一はその女性の後姿を見ながらつぶやいた。
「もう一人の自分と向き合うことで、自分自身を感じることができるようになったけれど、同時に自分自身から逃げられなくなってしまったということか……」
「でも、僕はもう一人じゃない。なぜなら、僕は僕自身から逃げるつもりはないからだ」
――僕にとって、大切なものは何か――
――それは自分自身なのだから――
一方、六次元亜空探題では、北条秀一が琵琶を弾いていた。
形而上学探偵・よしおは、かしこまりながらその音色に耳を傾けていた。
「祇園精舎の鐘の声~諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色~盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず~ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ~ひとへに風の前の塵に同じ」
(すべては最初から無いほうがよかったのではないか…
あらゆるものは存在しなかった方がよかったのではないか)
よしおは、改めてそのような感慨を味わっていた。
そうしたよしおの思考を見透かしたかのように、秀一は口を開いた。
「よしおさん、何か悩みがあるようですね」
よしおは驚いたように顔をあげ、秀一を見つめた。
(少年、いや少女の声…これが秀一の真魂、「麗奈」の声か)
「ああ、いや、大したことじゃないよ。ただ、この世界の存在自体が根本的に間違っているような気がしてならないんだ」
麗奈は微笑んで言った。
「それは、人間が持つ根源的な不満の表れだと思います。しかし、私はこの世界が間違っているとは思いません。この世界には多くの美しさや善良な人々が存在しています」
よしおは苦笑いしながら、麗奈に同意した。
「そうだね、君の言う通りだ。僕はただ、時折こんな考えが頭をよぎってしまうんだ」
「それは自然なことです。でも、時には自分自身を受け入れて、この世界の美しさを見つけることも必要です」
麗奈の言葉によしおは深くうなずいた。
「そうだね、ありがとう麗奈。君の言葉に励まされたよ」
「どういたしまして。私も常に自分自身と向き合っていますから、分かるつもりです」
二人は微笑み合い、琵琶の音色が響き渡る中で、お互いの存在を侵食していった。
「むーーーーん…」
がっくりとうなだれていた北条秀一は顔をあげ、
「なんだ、また寝ていたか」
とよしおを見ながらつぶやいた。
「はい」
「何か、寝言でも言っていたか」
「いえ」
「ならよい、下がれ」
「はい」
よしおは亜空間を離れる準備に入ったが、そのとき秀一は思い出したように話しかけた。
「精密に全く同じ条件でループさせても、少しずつ結果が違ってくるのは何故だ?」
よしおは観念を停止し、雇い主に対して答えた。
「おそらく、諸力の数は有限でその組み合わせも有限とする我々の世界認識が間違っていたのでしょうな」
「必ず、何か新しいものが生成してしまう、と」
「はい」
「無から?」
「はい、おそらくは『無』からです」
そう言い終わるか終わらぬかのうちに、よしおの姿は消え、
「『無』からです」とするその声のみが広い亜空間にこだまし続けていた。
「アルカディアスはそこまで計算に入れてループ現象を起こしているのか、それとも彼にとってもループが“らせん状”に旋廻していくのは計算外だったのか…」
北条秀一は、探題の総務課調査係からあがってきたループに関する実験データを脳内で再度精査しながら、独り言をつぶやいた。
そのとき、秀一の前には突然、黒い革製の椅子が現れた。
「何だ、これは?」
秀一が手を伸ばして椅子を触ると、突然、椅子の背面から何かが現れた。
「おお、これは…!」
秀一が手にしたのは、金属製の小さな箱だった。
「これは一体…?」
秀一が箱を開けると、中には小さな球体が入っていた。
「これは…」
秀一が球体を手に取り、見つめると、それはゆっくりと輝き始めた。
「これは、なんだ…?」
秀一は、まるで自分自身が次元を超えているような感覚を覚えながら、球体の中に浮かび上がる奇妙な形を見つめ続けた。
半年ほど行方がわからなかった隆子が『女紙』に帰ってきたのは、霧雨の夜だった。
「飲む?」と秀一はきいた。横に座っていた貴美はスッと席をあけた。
「いただきます」隆子が座りながらこたえた。
「いったい、半年もどこへ行ってたんだい?」と聞きたい衝動をグッと抑え、秀一は黙ってビールを注文した。
チーママの紗耶香も黙って大瓶とグラスをもってきた。
「半年もの間、どこに行ってたか訊かないの?」
きっとどこかスピリチュアルな場所へいって自分自身と向き合ってきたのだろうと秀一は思った。
「きれいになったね」秀一は微笑んだ。
「これでも?」と隆子はシャツをまくりあげた。
そこには、切腹のためらい傷が無数に刻まれていて、まるでマスクメロンの皮みたいだった。
ギョッとしたのは秀一だけではない。貴美も紗耶香も一言も発することができないでいた。
「これでも、僕のこときれいだと思う?」
「もちろんだよ、でも俺が言っているのは姿形のことじゃない」
「中身?」
「そう、本質の話さ」
「本質って?」
「ほんとうの魂っていうのかな」秀一はコップに残っていた生ぬるいビールを飲み干して誤魔化した。
すると隆子はバッグから果物ナイフを取り出して自分の腹に突き立てた。
「その魂ってやつがボカァ一番嫌いなんだよ!僕の中で一番ドス黒くて臭い最悪の部分が僕の魂なのさ!」
秀一は「おい!」とは言ったが、止める動作はしなかった。そんな余裕はどこにもなかった。
隆子が引き裂いたおのれの腹からは腸の一部とみられるものがブラーンと垂れ下がっていた。
「誰か、誰か救急車!おお神よ…」秀一は泣きながら叫んだが、チーママの紗耶香は吐いていた。
貴美がおしっこをもらしながら救急車を呼んでいるすぐ奥で、ママのカヨ子はタバコを吸いながらうんこをもらしていた。
秀一は『女紙』でたらふく飲んだ。紗耶香やカヨ子が止めるのも聞かず、閉店まで強い酒を飲み続けた。
そしてそのまま隆子が葬られている阿倍野の南霊園に向かった。
都会のド真ん中にもかかわらず広大な敷地を有している南霊園の中を歩いていると、まるでこの世界には墓しか存在しないかのようだった。
秀一は隆子の墓の前で、コンビニで買ったジョニーウォーカーレッドラベルをラッパ飲みした。
「きれいになったね」
なんであんな言葉しか出てこなかったのだろう?
世界にはもっと優しい言葉があるだろう。俺の脳味噌にも少しくらいはそんな言葉があるんじゃないのか。
墓場は静寂の世界だった。外から聞こえるはずの騒音や街の生活音なんかも一切、聞こえなかった。
シーンと静まり返った闇は静けさをおのれ自身に反復し、何重にも折り重ねられた静寂は全くの無音を倍増し、
その響きは、ワンワンワン…と次第に大きくなっていった。
「うるせえ!静かにしねえとブチ殺すぞ!!」
君ならどうする。
「あーあ、今日も仕事疲れたわあ」
君はそう言って、ソファに身を投げ出す。
「あぁ、ホンマにしんどい……」
そして、ぐったりとした様子でつぶやく。
「……あの、もうちょっと離れてくれませんかね?」「……んぅ~……」
「いや、"んぅ~……"じゃなくてですね……」
「……zZZ」
「寝てる!?」
「……むにゃ……すぴぃ……」
「……はぁ、まあいいか……」
「……くかぁ……」
「(可愛いなぁ)」
なんて思うかもしれない。……だが、しかし!
「(暑苦しいなあ、こいつは……)」
それが本心だ。
「はぁ……エアコンの効いた部屋でゴロゴロしたい」
そう思ってリモコンに手を伸ばす。ピッ。…………。
「あれっ、つかない?」
もう一度試してみる。
ピッ。
「おかしいな、故障かな?」
今度は強めに押してみた。
ピッ、ピッ、ピ―――
「ついた」
そしてまた、君はごろりと横になる。「ふぅ、涼しい」
―――そして、数時間後。
「う~、寒気がしてきた」
ガタガタ震える君の体。
「風邪引いたかも」
熱を測ると、38度を超えていた。
「最悪、明日も会社なのに」
とりあえず薬を飲んでベッドに入る。
「ゴホッ、ゲホゲホ」……次の日。
「頭痛い……」
完全に体調を崩してしまった。
「今日は休んで病院に行こう……」
会社に連絡を入れる。
「はい、わかりました。無理しないでくださいね」
電話を切る。……さあ、休む理由ができたぞ。今日は一日ゆっくりしよう。
そして、数日が経ったある日のこと……。
「ピンポーン!」チャイムが鳴る。
「はいはーい!」ガチャッ。
ドアを開けると、そこには見覚えのある顔があった。
「お久しぶりです!」
そう言って元気よく挨拶してくる俺。
「ど、どうしてここに?」
「お見舞いに来ちゃいました♪」
そう言う俺の手には、お土産らしきものが入った袋が握られていた。
「わざわざありがとうございます」
「いえいえ、それより大丈夫ですか?」
「はい、なんとか」
「よかった。それじゃあ、早く治さないといけませんね!」
俺はニコッとして言った。
「そうだ!何か食べたいものとかありますか?」
「えっと、じゃあ……おかゆとかお願いします」
「了解しました!」
「あと、できればもう少し離れて……」
「あっ、ごめんなさい……」
「いえ、こちらこそすみません……」
「クスリ、ここに置いておきますからちゃんと飲むんですよ?」
「わかっていますよ」
「あ、それと……」
「まだあるんですか?」
「はいっ、これをどうぞ」
俺が差し出したのは冷えピタだった。
「これは……」
「貼らないとダメですよ?」
「いや、それはそうなのですが……」
「じゃあ、俺が貼りましょう」
「えぇ……」
「ほら、動かないでください」
「ちょ、ちょっと待ってくださ……」
ペタッ。
「よし、これでOKですね」
「はぁ……まったく……」
「それでは俺はそろそろ帰りますね」
「あぁ、はい。いろいろとありがとうございました」
「いいんですよ!それでは失礼しま―――」
チュッ。……唇に柔らかい感触。
「へっ?」
目の前には、顔を真っ赤にした君がいた。
「こ、これくらいは許してください///」
そう言い残し、俺はバタバタと帰って行った。
「……」
一人になった部屋の中で、君はしばらくの間ボー然としていたのだった。……それからさらに数日後の朝。
「おはようございます」
玄関を開け、いつものようにあいさつをする。
すると、奥の方からパタパタという足音が聞こえてきた。
「おぉ、君か。ちょうど呼びに行こうと思っていたところだ」
(誰だ?おとうさん?)
「どうかされたんですか?」
「それがな……」
リビングに入ると、そこには寝ている君の姿があった。
「おい、起きないか!」
そう言って体を揺するが、反応はない。
振り返るとお父さんは消えていた。
「仕方ない……」
俺はそう言って立ち上がる。
そしてそのままキッチンへと向かった。
数分後……。
トン、トン、トン。包丁の音だけが響く。
やがて料理ができあがったのか、皿に盛り付けて運んでくる俺がいた。
「さあ、できたぞ。冷めない内に食べるんだ」
「うぅん……あれ?どうしてあなたが……」
「やっと起きたか。ほら、早く座れ」
「は、はい……」
君は言われるままに席に着く。
「いただきます」
「い、いただきます」
パクッ。
「おいしい!」「そうか、なら良かった」
「あの、ところでどうしてここに?」
「何言っているんだ。ここはお前の家だろう?」
「いえ、私の家はもっとボロくて――」
そこまで言って、君は気が付いた。
「まさか、これって夢なんですか!?」
「その通りだ。ようやくわかったようだな」
「ということは、私は今眠っているということですか?」
「そういうことだな」
「でも、それにしては感覚がリアルすぎませんか?」
「まあ、細かいことは気にするな」
「はぁ……」
「とにかく、今日は一日ゆっくり休めばいい」
「はい、わかりました」
「それじゃあ、俺は仕事に行って来る」
「いってらっしゃい」
「あぁ、行ってきます」……こうして、幸せな休日は過ぎていった。
「ピンポーン!」チャイムが鳴る。
ドアを開けると、そこには見覚えのある顔があった。
「お久しぶりです!」
そう言って元気よく挨拶してくる俺。
「俺?ど、どうしてここに?」
「お見舞いに来ちゃいました♪」
そう言う俺の手にはお土産らしきものが入った袋が握られていた。
「時間のループ現象って物理学的には何が原因なん?」
「時間のループ現象とは、時間の流れが一定の周期で繰り返される現象を指します。物理学的には、時間のループ現象は特殊相対性理論や一般相対性理論などの理論によって説明されます。
一般相対性理論によると、時空は重力場によって曲げられます。これにより、時間もまた、重力場の影響を受けて変化することがあります。たとえば、ブラックホールの中心部分では、重力が非常に強くなるため、時間の流れが非常に遅くなることが知られています。
また、時間のループ現象は量子力学における時間対称性の破れによっても起こることがあります。量子力学においては、物理現象が時間に対して対称的であると考えられていますが、一部の状況下では、時間の対称性が破れることがあります。
以上のように、時間のループ現象は、物理学のいくつかの理論によって説明されていますが、まだ完全に解明されていない側面もあります。」
「重力の影響で時間の流れが遅くなるのはわかるんやけど、それがループにまでなるのはなんでなん?」
「時間のループ現象に関しては、一般相対性理論による重力の影響によって生じるものではなく、まだ仮説の段階にあるため、確定的な回答は存在しません。ただし、時間旅行の仮説においては、重力の影響による時間の歪みが時間ループの可能性を生じさせるという主張があります。
時間旅行における時間ループとは、過去に戻った旅行者が自身の行動によって過去を変え、それが現在や未来に影響を及ぼすことで、その影響が元の過去に戻ってくることで起こる現象です。これは一種の因果律の逆転であり、物理学的には未だ解明されていません。時間旅行自体もまだ仮説段階であり、現実的な技術的制約や因果律の問題なども含め、科学的に解明されていない多くの問題が存在します」
「時間はエントロピーに関係があると聞いたことがあるんやが、どういうことなん?」
「時間とエントロピーには密接な関係があります。エントロピーは、物理系の乱雑さや無秩序さを表す指標であり、時間が進むにつれてエントロピーは常に増加します。このことは、熱力学第二法則によって表されます。
熱力学第二法則によれば、孤立系においてエントロピーは常に増加するため、時間を逆に進めることはできません。これは、時間の流れはエントロピーの増加によって決定されていることを示しています。
また、エントロピーは、情報理論においても重要な役割を担っています。情報の増加はエントロピーの減少と関係しており、情報が完全に消失した場合には、エントロピーが最大になります。これは、ブラックホールにおいても同様で、ブラックホールが情報を取り込むことで、そのエントロピーが増加すると考えられています」
「じゃあ、孤立系においてはループ現象はありえないということ?」
「孤立系においては、エントロピーの増加が起こり得るため、時間の逆行やループ現象はありえません。孤立系とは、外部からの影響を受けずに存在する閉じた系のことを指します。例えば、宇宙全体が孤立系であると仮定すると、その中で時間の逆行やループ現象は起こり得ません。ただし、宇宙全体が孤立系であるかどうかについては議論の余地があります」
「宇宙全体が孤立系であるかどうかについて、いま現在、どんな議論があるん?」
「宇宙が孤立系であるかどうかについての主張には、いくつかの立場があります。以下にまとめてみました。
(1)孤立系であるとする説
宇宙自体は閉じた系であり、エネルギーや質量は保存されているため、孤立系であるとする立場があります。この説を支持する科学者には、有名な物理学者であるエドワード・テラー氏がいます。
(2)孤立系ではないとする説
宇宙が孤立系ではないとする説には、宇宙自体が無限に広がっており、外部からエネルギーや物質が流入する可能性があるため、孤立系ではないとする立場があります。また、宇宙が膨張しているため、エネルギーが無限に減少していくために、宇宙全体が孤立系であることはないとする説もあります。
(3)未解決の問題である説
現在、宇宙が孤立系であるかどうかは、未解決の問題とされています。宇宙自体が無限に広がっており、外部からエネルギーや物質が流入する可能性があるため、孤立系ではないとする立場もあれば、宇宙の始まりにおいてはエネルギーや物質が存在していなかったとするビッグバン理論が示唆するように、孤立系であるとする立場もあります。
以上のように、宇宙が孤立系であるかどうかについての立場は、いくつかの見解がある状況です。しかし、現在のところ、正式に宇宙が孤立系であるかどうかを明確に示すことはできていません」
「宇宙が孤立系ではないとする説について、もっと詳しく教えて」
「宇宙全体が孤立系でないとする説は、宇宙の外部に何かが存在しているという考え方です。この説には、以下のような主張が含まれています。
(1)マルチバース説
マルチバース説は、複数の平行宇宙が存在するという説です。この説では、宇宙全体は孤立系ではありません。宇宙の外部には他の平行宇宙が存在し、それらの影響が宇宙全体に及んでいると考えられます。
(2)宇宙自体が何かの一部である説
宇宙自体が何かの一部であるとする説もあります。例えば、ブラックホールは孤立系ではありません。ブラックホールに落ち込んだ物質は、ブラックホールの中に取り込まれることによって、孤立系であるブラックホールとは別の系になる可能性があります。
(3)外部からの影響
宇宙全体は、外部からの影響を受けている可能性があります。例えば、宇宙には暗黒物質や暗黒エネルギーと呼ばれる未知の物質やエネルギーが存在しており、それらが宇宙全体に影響を与えていると考えられます。また、宇宙が存在する空間そのものが、より大きな構造の一部である可能性もあります。
これらの説は、科学的には証明されていませんが、宇宙全体が孤立系であるという仮説が成り立たないことを示唆しています。ただし、これらの説は、検証が困難なため、科学界では議論の的となっています」
「確認しますけど、もし、宇宙全体が孤立系でないとする説が正しいとするならば、時間がループするということもありえるわけですね?」
「はい、宇宙全体が孤立系でない場合、例えば宇宙に相互作用する他の宇宙が存在する場合など、時間がループする可能性があります。これは、宇宙が閉じた曲面に似ていると仮定することで説明されます。宇宙が閉じた曲面に似ている場合、光が直線的に進むと仮定すると、最終的には出発点に戻ってきてしまいます。同様に、時間も閉じた曲線に沿って進むことになり、ある時点で過去に戻ってくることができます。ただし、これは仮説的なものであり、現在の科学では確証されているわけではありません」
ある日、広瀬すずが目が覚めると、自分の身長が10センチ伸びていたことに気がつきました。最初はびっくりしましたが、次の日も同じように身長が伸び、その次の日もまた同じことが繰り返されました。
最初は、周りの人たちは広瀬すずの成長を祝福し、驚きを示していました。しかし、広瀬すずの身長が高くなるにつれて、人々の態度は変わっていきました。
「なんだか、最近、周りからの視線が変わったような……」
ある日のこと、広瀬すずは友達と一緒に歩いていた時のことです。ふと見上げると、今まで自分よりも背の高かったはずの男の子たちが、小さく見えます。
また別の日には、電車に乗っている時に、隣の乗客との距離が
「なんか近すぎて落ち着かない……離れようかな」
そう思って移動しようとすると、なぜか隣にいたはずの乗客たちは少し距離を置き始め、空いている座席へと移動してしまいます。
「えっ……?」
また、ある時は学校の教室での出来事でした。机の上の消しゴムに
「あっ、届かない……」
そう思った瞬間、後ろから手が伸びてきて、消しゴムを取ってくれました。振り返ってみると、そこには広瀬すずがいました。
広瀬すずは、体が大きくなるにつれて、普段通りの生活を送ることがますます難しくなっていきました。ドアや階段、机やイスなど、普段何気なく使っていたものが、広瀬すずには小さく感じられるようになっていたのです。
そして、広瀬すずの身長が2メートルを超える頃には、彼女の生活は大きく変わっていました。彼女は公共交通機関に乗ることができず、ドアの枠や天井に頭をぶつけることが日常茶飯事になっていました。
「痛たっ……!」
そんなある日、広瀬すずは自分の部屋の鏡の前で身支度を整えていました。その時、鏡に映った自分の姿を見て、思わず声を上げてしまいました。
「私……こんなに大きくなってる……」
そこに映し出されていたのは、身長3メートル以上の巨人となった自分自身でした。
広瀬すずは、周りの人たちと同じように生きたいと思っていましたが、彼女の身長が大きくなるにつれて、社会が彼女に合わせることができなくなっていたのです。
彼女は、社会に順応するために、自分の身体を抑えることを余儀なくされました。彼女は、自分の身長が高くなることを恐れ、自分自身を隠すようになっていきました。
「もうこれ以上、大きくなりたくない……」
そう思いながら、毎日を過ごすようになりました。
しかし、広瀬すずは、自分が成長することを諦めることはできませんでした。彼女は、自分が変わることを恐れるのではなく、自分が変わったことを受け入れることができるようになっていきました。
そして、広瀬すずは、自分が特別な存在であることを受け入れ、自分の身体を誇りに思えるようになりました。彼女は、自分の身長が高いことを隠すのではなく、それを自分らしさとして受け入れ、誇りに思えるようになっていたのです。
「私は、私のままで生きていこう」
その言葉は、彼女が初めて口にした前向きな言葉でした。
「私は、どんな時でも私らしく生きていく」
その日から、広瀬すずは堂々と生きることを誓いました。
身長が高くても低くても、それが広瀬すずという人間であるということを
「私は、この世界の誰よりも大きな心を持って生きている」
その自信が、彼女をさらなる高みへ導いていくことでしょう。
広瀬すずは10歳になり、5メートルにまで成長しました。彼女はすでに多くの人々の注目を集めていましたが、この点ではまだ日常的な生活を送っていました。
しかし、数週間後、彼女はますます速く成長し始め、1日あたり10センチ以上の身長を伸ばすようになりました。彼女の家族は彼女を病院に連れて行き、医師たちはどうやって彼女がこんなに急速に成長しているのかを説明することができませんでした。そして、彼女はますます高くなっていきました。
「お父さん、お母さん、私、怖いよ……」
ある日、彼女は泣き出してしまいました。
「大丈夫だよ、すずちゃん」
「私たちがついているわ」
両親は優しく抱きしめてくれましたが、それでも恐怖は消えません。
「どうすればいいんだ……?」
父親は途方に暮れて
「このままだと、家が壊れてしまうかもしれない」と言いました。母親は「それならいっそ……」と言って自殺しようとしましたが、父親がそれを止めました。
その頃には、彼女は7メートルの巨人になっており、家の中に入ることはもちろん、外に出ることもできなくなっていました。
「誰か助けてください!」
いくら叫んで
「ここから出してください!お願いします!」と訴えかけても、返事をしてくれる人は誰もいませんでした。
やがて、彼女は8メートル、9メートルとさらに大きくなっていき、家の中には収まりきれなくなりました。そこで、両親と妹たちは、地下室に引っ越しました。
彼女が8メートルに達したとき、彼女はすでにテレビやニュースで話題になっていました。彼女の身長は急激に伸び続け、社会は混乱の渦に巻き込まれました。多くの人々が彼女を不気味で異常な存在と見なし始め、彼女は巨大化することが社会的な問題になりました。
彼女が10メートルに達したとき、彼女を見た人々は恐怖と敬意を抱くようになりました。彼女は一種の超常現象として扱われ、彼女の成長を抑制するために、科学者や政府関係者は膨大な努力を払いました。しかし、彼女の成長は止まることはありませんでした。
「どうして私は大きくなるの?ねえ、教えて!」
彼女は泣き叫びました。しかし、それに答えてくれる人はいませんでした。
彼女は11メートルに達し、12メートル、13メートルとさらに大きくなっていきました。そして、14メートルに達すると、彼女は自分の身長が何を意味するかを理解しました。
「ああ……そうだったのね……私は……ただの『物』なんだ……」
彼女は絶望し、「ごめんなさい……もう……疲れたよ……」とつぶやいて意識を失いました……。
そしてついに、彼女は15メートルに達しました。彼女は近所のアパートよりも高くなり、巨大な存在として人々に敬意を抱かれるようになりました。彼女は社会的な問題から逃れ、自分自身と向き合い、自分の大きさを受け入れることに成功しました。彼女は世界の中で自分自身の場所を見つけ、その巨大さを使って、彼女がやりたいことをすることに決めました。
広瀬すずが20メートルに達した頃には、すでに多くの人々が彼女を見にやってきていた。道路は常に混雑し、周囲の住宅も小さく見えるほど巨大な広瀬すずの存在感に圧倒されていた。
広瀬すずは、身体が大きくなるにつれ、身の回りの世界も大きくなっていった。以前は手が届かなかった場所に、今では軽々と手を伸ばすことができるようになったのだ。
「よし……今日はあの木を切ろうかな」
彼女はそう言って、近くにある大木に手を伸ばし始めた。
「うーん……」
彼女は大木を持ち上げることができなかったが、代わりに幹を引っ張ってみた。すると、メキメキという音を立てて、大木は倒れた。
「すごいぞ、すずちゃん!」
「ありがとうございます」
人々が褒め称えると、広瀬すずは笑顔になった。彼女は、自分が何かを成し遂げたことに喜びを感じていた。それからというもの、彼女は街にあるすべてのものを壊すようになっていった。
「ああっ、すずちゃんだ!」
「こんにちは」
彼女は
「おはよう」
「こんばんは」
「おつかれさま」などの挨拶をするだけで、人々とコミュニケーションを取ることができた。彼女は人と接することが大好きで、人々を喜ばせるためにいろいろなことをしていた。時には高層ビルを壊したり、地面を掘り起こしたりして人々の注目を集めたが、決して破壊衝動からそうした
「私がやったんだよ!」
と自慢したかったわけではない。
彼女は、純粋に自分を見て喜んでくれる人が好きなだけだった。だから、彼女は人を喜ばすことに夢中になっていた。
しかし、そんな彼女にも悩みがあった。それは、孤独感だった。どんなにたくさんの人と出会っていても、心のどこかで寂しさ、
「私だけ仲間外れみたい……」
という気持ちを抱いていた。その理由はわからなかったが、彼女は大きな胸の奥底に不安を抱えていたのである。
そんなある日、彼女はあることに気づいた。それは、自分が孤独を感じる原因について考えていた時に思いついたものだった。
「私だけが大きくなったら、みんな私を置いていくんじゃないかな」
「もしそうなったらどうしよう」
彼女は恐怖に怯えていた。なぜなら、彼女の身体はますます大きくなり、周りの人たちがアリのように小さく見え始めていたからだ。
「どうすればいいんだ……」
広瀬すずは、自分の身長が50メートルを超えていることに気づいたとき、ますます孤独を感じるようになっていた。周囲の人々は、彼女の存在を恐れ、遠ざかっていくばかりだった。
しかし、広瀬すずは決して諦めず、自分が大きくなり続ける理由を探し続けた。ある日、広瀬すずは偶然出会った科学者から、自分の身体に秘められた不思議な力のことを聞かされた。
「これは……?」
広瀬すずは自分の胸に手を当てて考えた。
「もしかすると、この力が私の身長を成長させているのかしら……」
彼女は、自分の中の特別な力を信じることに決めた。その日から、彼女の身長はさらに加速していった。
「もっと大きくならなくちゃ!私は、もっともっと大きくなる必要がある!」
彼女の身長が100メートルを超えた頃、彼女の身体に変化が起き始めた。彼女は身体が熱くなっていくのを感じた。まるで、自分の中に眠っているエネルギーが解放されていくような感覚だった。
「熱い……でも、これくらい平気だよ」
彼女は身体が燃え尽きるかもしれないと思いつつ、
「絶対に負けない!」
それでも、彼女の身長は止まらなかった。
「あと少しで完成する」
150メートルに達したとき、ついに彼女は目的のものを完成させた。それは、自分自身を完全に包み込むためのドームだった。
「これで、私は誰にも邪魔されずに暮らすことができるよ」
彼女は安堵の
「ふぅ……」
という息を漏らした。
「これからはずっと一緒だよ(←誰と!?」
彼女はそうつぶやいて眠りについた。
しかし、彼女の身体はまだ成長を続けていた。
「えっ……どうして!?」
彼女にとって予想外のことだった。
「このままじゃまずいよ……」
彼女は焦って叫んだ。
「ねえ、お願いだから止めて!」
だが、その願いは叶わなかった。それから数日後、ついに彼女は自分の身長が何を意味するかを理解した。
「そっか……私はもう戻れないところまで来てしまったんだね……」
彼女は悟り、「ごめんなさい……」と涙を流した。
広瀬すずは、自分の身体が大きくなることで、周囲の人々を不安にさせていたことを悔い、自分が持つ力を使って世界をより良いものにすることを決意した。彼女は、自分の身体を守りながら、科学者たちと協力して、新たなエネルギー源を開発するために奮闘し続けた。
そんなある日、広瀬すずがしゃがみこんでうんことおしっこをすると、そこは大阪新世界だった。
すぐ近くの天王寺動物園の動物たちと一緒に、隆子の墓参りを済ませて界隈を歩いていた秀一はふと見上げた通天閣のはるか上空から降ってきた広瀬すずのうんこに押しつぶされ、すずのおしっこに流されて暗い冥府へと旅立ったのである。
いまや、世界ではどのようなことでもおこりうる。というか、どのようなことでも起こりうるということが世界の定義となりつつあった。
にもかかわらず、ユミの母親の末期ガンはどんなにループしても治らなかった。まるで、“ユミの母親が末期ガンで死なずに済む世界は論理的にあり得ない”とでもいうように。
それは、現実的でないばかりではなく、可能的ですらないのであろうか。
ジートリャはユミとその母親を連れて深宇宙へと向かった。平行宇宙のあらゆる法則を超越した深宇宙でならば、あるいはユミ親子が幸せに生きる道もあるのではないかと考えたのだ。
そしてジートリャの操る円盤は、ついに深宇宙皇帝・アルカディアスの居城である「時間城」に着陸した。タイムマシンとワープ装置を兼備した宇宙船として時間的にも空間的にも神出鬼没の存在であるために誰にも所在がつかめない「時間城」。アルカディアスは物質的な身体をもち「機械伯爵」と呼ばれていた頃には、ここに様々な宇宙、さまざまな惑星の人間の「剥製」を飾って楽しんでいたが、完全な精神体となってからは完全な悟りの境地に達していた。
ユミとその母親、「みつえ」は時間城の広大な庭園にえんえんと植えられている背の高い植物を見て感嘆の声をあげた。
「なんだこりゃ、どこまでいっても大麻、大麻、大麻…ずーっと大麻草が植えられてるじゃないか!
まさに、“葉っぱ天国”!!」
大麻草畑には無数の人々が働いていて、その中の何人かはジートリャに笑顔で手をふったが、何人かはうさん臭そうな目で親子を見ていた。
「ここに、自らを『GOD』と称する時間城の主、アルカディアスという王様がいます。もっとも、民衆は影で『DOG』と呼んでますけどネ」
ジートリャは笑顔でみつえに話しかけた。
「彼なら、あなたの病気を治せるかもしれません」
それを聞いて、みつえは「そうですか…」と小さくつぶやいた。
自分の病気はただのガンではないのか。何故、こんな大げさな事態になっているのであろうか。
当事者であるみつえはすでに何度もループで死んでいるのだが、それを認識できているのはジートリャだけなので、不審の念を抱いているのである。
「ねえねえ、お母さん、あれ何の葉っぱなの?」
無邪気に質問するユミの頭を撫でながら、みつえはこれから自分たちに待ち受ける運命がどんなものなのか、その不安に震えていた。
~第二部~
【深夜ドラマ「オネエになった男の末路」2ndシーズンOPテーマ】
https://youtu.be/jtmYxNpT040
【深夜ドラマ「オネエになった男の末路」2ndシーズンEDテーマ】
https://youtu.be/JFZtAwNxZ0k
【深夜ドラマ「オネエになった男の末路」最終回EDテーマ】
https://youtu.be/rMrPsXvZsuY
☆★☆登場人物紹介(ほぼ登場順)☆★☆
■美少年女装子「飛田劉」/源氏名「隆子」(菅田将暉)
22歳。神奈川県出身。身長165cmくらい。
ノンケで普通に会社で働いていたがある夜、寝ていたところをゲイの男に襲われる。
それから四日たって別のゲイに襲われ目覚めてしまい、会社を辞め、転職することになった。
現在はゲイバー『女紙』でアルバイト中。
亜空間偏在幕府の尼将軍・北条隆子と「真魂」を共有している。
■青年実業家・よしお(斎藤工)
年齢は30代後半くらい? ストーカー。
金持ちのお坊ちゃま育ちで、世間知らずな面がある。
趣味は乗馬や旅行。暴力的なセックスが好き。
その正体は、亜空間偏在幕府に雇われた形而上学探偵。
■先輩の貴美(山田孝之)
元はノンケだったがゲイの男に襲われ目覚めたとされる。
福井県出身。
■チーママの紗耶香(ムロツヨシ)
■ママのカヨ子(坂上忍)
心斎橋1丁目辺りに位置するゲイバー『女紙』のママ。
一部では元ヤクザだったという噂もある。
■ロボット(演・唐沢寿明)
■ヒョウモントカゲモドキのリオ(声・神木隆之介)
■ジートリャ(演・桐谷健太)
黄色いタイツの宇宙人。
顔はアフリカ人またはアボリジニに近い顔してるが、やや青い。
腹筋もあり、身長は175近い。
その正体は、深宇宙皇帝アルカディアスのエージェント。
■円盤の上に乗っていた茶髪の男(ジャルジャル福徳秀平)と黒髪で角刈りの男(ジャルジャル後藤隼平)
■ジートリャに「飲酒運転ですよね。警察に通報しますよ」と話しかけた女性(千葉雄大)
■写真の女を捜すスーツの男(鈴木亮平)
■写真の女(亀梨和也)
■ユミ(市川新之助/堀越勸玄)
小学校低学年ぐらいの男の子。
■ユミの母親みつえ(十三代目市川團十郎白猿/十一代目市川海老蔵)
末期ガン。
■GOD/深宇宙皇帝アルカディアス(市村正親)
ラスボス。
■尼将軍・北条隆子(演:小池栄子)
もとは鎌倉幕府を開いた源頼朝の御台所・北条政子であったが、鎌倉幕府が亜空間の乱れに巻き込まれ何千年もループを繰り返すうちに異形の存在となり、もはやその意思はいとこにあたる北条秀一しか読み解くことができない。鎌倉幕府も超々複雑な官僚機構となり、人々から「亜空間偏在幕府」と呼ばれるに至った。
■北条秀一/秀一(藤原竜也)
■麗奈(藤原竜也・二役/声・小池栄子)
■隆子を犯した見知らぬゲイ(ディーン・フジオカ)
■隆子を「多重人格」と診断した医師(ディーン・フジオカ・二役)
■広瀬すず(広瀬すず)
■大麻草畑で働く農民たち(悪役商会)
秀一をクソとションベンで押し潰した広瀬すずのループ人生は長短トータルすると300年ほどになるが、その8割が巨大化の人生であり、縮んでいくのが1割、通常サイズも1割にすぎない。
しかも、その1割の中でさらに芸能人として成功する人生となると、我々が宝くじにあたるかあたらないか、みたいな話になる。
しかし、芸能人として成功する人生においては、ほぼ100パーセントの確率でとんねるず石橋貴明に「テレビ局の照明さんを見るとどう思うの?」と聞かれ、「どうして生まれてから大人になったとき、照明さんになろうと思ったんだろう」とコメントせざるを得なくなる。
「(音声が持つ)マイクもすっごい腕疲れるのに、何で自分の人生を女優さんの声を録ることにかけてるんだろうと。きっと大人になって年齢重ねると共に『本当に棒を……声を録るだけでいいの?』って」
そして「ロケバスさんも運転して寝て……どうして運転しようと思ったんだろう」などと真っすぐな瞳で語らざるを得なくなるのである。巨大化するとどこかの時点で必ず自重に耐えられなくなり、足の骨が折れて倒れて死ぬ。しかも数百、ときには数千人の人間を巻き込んで死ぬのである。そこに至るまでにも、秀一のようにすずの生活の過程に巻き込まれて死ぬ人間は多い。縮んでいく場合、最後は小動物に食べられるか虫に食べられるか人間の肺に吸い込まれるかで死ぬ。この場合、すずの生活によって死ぬ人間はいない。――これらの人生と、いつもお世話になっているスタッフの方々の人生を全否定してしまう人生……どの人生が「よい人生」といえるのか、正直、私にはわからない。
しかし、秀一を押し潰したすずの人生(ちょうど7000回目の人生だが、本人にその認識は無い)は、そのどれとも違う結末を迎えた。ウルトラマンによって始末されたのである。いや、正確にはウルトラ一族に始末されたと言った方がいい。というのも、すずはその時点でウルトラマンの身長の30倍ほどはあったからである。スペシウム光線をもってしてもすずを倒すことはできなかった。セブン、新マン、A、タロウ、レオ、さらにゾフィとウルトラの父、ウルトラの母が加勢してようやく広瀬すずは完全に破壊された。
「ウルトラマンなど虚構の存在ではないか」と、あなたは言うかもしれない。どんなに歴史がループして少しずつその内容が変化しようとも、それはありえない。大日本帝国がアメリカに勝利する歴史はあるかもしれない。広瀬すずが巨大化することも全くありえないとは言えない。少なくとも広瀬すずは存在している。いや、広瀬すずが存在しない世界も物理法則が我々の世界とは全く異なる世界も可能性としてはありえるだろう。しかし、ウルトラマンが実在する世界はありえないのではないか、と。
しかし、物理法則の異なる世界が可能であるならば、魔法世界(もっとも、「魔法」とは我々非魔法世界から見てのことにすぎないが)も可能であろう。広瀬すずの巨大化も可能であろう。ならば、ウルトラマンがどこかの平行宇宙、あるいは平行世界に存在しないとは断言できないのではないか。いまや無限に「事実」を生み出すこの超ループ世界、しかも全体がループしているだけでなく、個々の「出来事」や個々の「歴史」、個々の「人生」も複雑に入り組みながらループしているこの“超複雑化無限ループ世界”においては、「無いもの」など存在しないのだ!
ところが、たった一人だけ完全に「無」になった男がいる。秀一である。そして、亜空間におけるその対応物であるところの北条秀一である。彼(ら)はただ消えたのではない。単に消えたり死んだりしたのなら、誰かの記憶に残っており、誰も記憶していない場合でも彼(ら)の生きた痕跡が何らかの仕方で世界のどこかに刻まれるはずであろう。例えば、死んだり消えたりする数秒前に踏みしめた大地の足跡……。死んだり消えたりする瞬間に吸ったわずかな空気……。そのようなものすら、存在しないのである。秀一(北条秀一)は「初めから存在していなかったし、これからも絶対に存在しない」という意味での「無」になってしまったのである。ゲイバー『女紙』の面々も、亜空間遍在幕府の無数の官僚、無数の武士たちも、誰一人として秀一(北条秀一)を覚えておらず、誰一人としてその欠落も存在可能性すら想像することができなくなったのである。
北条秀一の代わりに、彼のポジションに座ったのは「有栖」という謎の女であった。しかも誰一人として、彼女が「初めからそこにいた」ということを疑うものはいなかった。いまや異形の怪物「北条隆子」の言葉を人間にわかるように翻訳できるのは、有栖ただ一人である。
「有栖様、例の探偵めが来ておりまする」
亜空間遍在幕府筆頭喧嘩師の十六夜がいつの間にか、有栖の前に拡がっていた空虚な空間の真ん中に控えていた。「喧嘩師」とは、武力をもつ弁論家の総称である。その起源は古典期ギリシア(前5世紀から前4世紀頃)のアテナイを中心に活動した「ソフィスト」(ソピステース)にある。彼らは金銭を受け取って徳を教えるとされた弁論家・教育家だが、争論術に長け、問答競技(エリスティケー)で互いに競い合っていた。このうち、言論のみで決着をつけ、さらに真理や合意を目指すものは「議論師」と呼ばれ、のちの「哲学者」の原型となっていった。「喧嘩師」とは、この世界の出来事に言論のみでの決着はありえないと見切りをつけ、強弁、煽り、さらには暴力で物事を決しようとする者たちのことである。そこでは、言論と暴力は一体化しており、彼らの生き方そのものを構成しているので、両者を明確に腑分けすることはできない。
その後、中世ヨーロッパの僧院において金銭を媒介としない喧嘩師がキリスト教修道会によって大量に養成され、異教者や異端者を討伐する兵士となった。ルネサンス期には、多くの芸術家が喧嘩師となり、その影響はバロック期にも及んだ。バロック絵画の形成に大きな影響を与えたミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオは近世ヨーロッパにおける最大の喧嘩師といっていいだろう。カラヴァッジョについての記事が書かれた最初の出版物が1604年に発行されており、1601年から1604年のカラヴァッジョの生活について記されている。それによるとカラヴァッジョの暮らしは「2週間を絵画制作に費やすと、その後1か月か2か月のあいだ召使を引きつれて剣を腰に下げながら町を練り歩いた。舞踏会場や居酒屋を渡り歩いて喧嘩や口論に明け暮れる日々を送っていたため、カラヴァッジョとうまく付き合うことのできる友人はほとんどいなかった」とされている(カレル・ヴァン・マンデル『画家列伝(画家の書)』1604年)。1606年には乱闘で若者を殺して懸賞金をかけられたため、ローマを逃げ出している。1608年にマルタで、1609年にはナポリでも乱闘騒ぎを引き起こし、乱闘相手の待ち伏せにあって重傷を負わされたこともあった。
しかし、デカルト以降は言論活動と芸術活動と武力活動(暴力)は徐々に乖離していき、議論は徐々に哲学へ、そして哲学から科学へと純化していく。この近代化の過程において「喧嘩師」は「初めから存在しなかったもの」として扱われるになり、地下に潜伏して時代のうねりの中で時々間欠泉のように表に出てくるような存在にすぎなくなってしまうのである(かのノモンハン事件でも喧嘩師が暗躍したとされる)。自らも喧嘩師である有栖は、
「通せ」
と低い声で言い放った。すると十六夜が控えているそのすぐ後ろの畳に茶色いシミができたかと思うと、そこから人間の毛髪が、そして額が、眉が、目と鼻が現れた。それは紛れもなく形而上学探偵・よしおのものであった。
「おお、有栖様!」
よしおが畳から立ち上がると、
「よくぞ、おいでくださった」
と、十六夜は深々と頭を下げた。有栖は
「よい」
と言って手を振って十六夜の礼を制した。そして、
「久しいな、よしお」と言った。
「はっ」
「相変わらず、何者だかわからぬ顔をしている」
「はあ……」
「まあいい。早速、本題に入ろう」
「はっ」
十六夜はいつの間にか消えていた。有栖はよしおの目の前で正座をして、言った。
―――私は、ある男がこの世界に存在していたことを知っている。私に見えているのは、その男の記憶だけだが、この男は確かに存在した。お前はその男の存在を証明できるか? その問いに対して、よしおから返ってきた答えは極めてシンプルなものだった。
「はい」
彼は自信満々にそう言ってのけたのだ。これには有栖も驚いたようで、目を丸くした。
「ほう……では聞こう。どうやって?」
「はい、有栖様。私が思うに、その男が存在するかどうかは問題ではないのです。問題は、『有栖様がその存在を記憶していること』なのです。もし、仮に、万が一、その男の実在が確認されたとしても、有栖様がその男の存在を覚えていなければ、結局、存在しないのと同じことになるのではありませんか」
「なるほどな……。まあよくある理屈のひとつではある。だが、残念だったな」
「え!?」
「私は確かに、そいつのことを記憶しているが、それがどういう意味かまではわからない」
「なんですと」
「だから、そいつがどんな奴なのか教えてくれ」
「そいつとは、誰のことでしょうか」
「そいつとは、そいつのことだ」
「そいつと言われましても……。具体的に名前を教えていただきませんと」
「ああ、そうだな。そいつの名前は……」
「名前は?」
「名前は思い出せない」
「それでは仕方ありませんな」
沈黙が座を支配した。「おそらくは、北条隆子殿の記憶か、あるいは捏造された想像の産物…」とよしおは言いかけたが、それをぐっと飲み込んだ。
「ところで、有栖様」
「なんだ」
「先程、私のことをよしおと呼びましたが、なぜでしょう」
「お前が自分をそう紹介したからだろう」
「はあ、左様ですか。では有栖様は私が『北条秀一』とでも名乗ったら、そのようにしていただけるので?」
「こやつ……」有栖は殺意のこもった目でよしおを睨み続けていた。
一方、神奈川県のとあるアパート。ループして甦った隆子(飛田劉)はまだノンケで、会社勤めが終わったある夜、寝ていたところをやさしい目をしたゲイの男に襲われた。笑っているような、しかも泣いているような目をしたその男は、肛門に性器を挿入されて悶絶する隆子(飛田劉)をがっしと抱きしめながら激しいピストン運動を繰り返し、やがて隆子(飛田劉)の中で果てた。
「俺はギイ…殺伐師のギイ。お前は『アナーキー乙女』の一員として、自分の使命を果たすのだ」
隆子(飛田劉)は薄れ続ける意識の中で、そんな言葉を聞いたような気がした。
それから四日たったある日、今度は別のゲイに犯された。夜中にハッと目覚めた隆子(飛田劉)は、自分が金縛りで動けなくなっていることに気付いた。月明かりが差し込むサッシ窓の前に誰か立っており、隆子(飛田劉)の様子を観察していた。そいつは猿のような顔をしており、目覚めたと知るや
「ウホッ♂」
と言いながら寝ている隆子(飛田劉)に飛び掛ってきた。
隆子(飛田劉)は再び激しく犯され、そのまま気を失った。そして翌朝、目が覚めると、その男の姿はなかった。しかし、昨夜の出来事が夢ではなかったことは、部屋の惨状が物語っていた。
部屋中の壁という壁に、何者かの体液と思われるものが飛び散り、畳には大きなシミができていた。そして何よりも、まだかすかに異臭を放っていた。
隆子(飛田劉)は、恐怖のあまり泣き叫んだ。しかし、隣室の住人は誰も助けに来てくれなかった。
それから三か月経った。
飛田劉はゲイバー『女紙』で働き、源氏名は隆子である。
「隆子、ウイスキー頼むわ」
「はーい」
隆子は客の注文受けた先輩に頼まれウイスキーを注ぐ。そして先輩の貴美に渡し、貴美はウイスキーを客の方へ持ってく。
「はいどうぞ♡」
「おう、サンキュー」
客はウイスキーを飲み干し会計をする。
「お勘定ね。えっと2万3千円になります」
「ほらよ」
「ありがとうございます。また来て下さいね」
客が出ていった後、貴美が隆子に話しかける。
「ねぇ隆子、あんたいつまでここにいる気?」
「さぁ・・・」
「いつまでも居座られても困るんだけど」
「ごめんなさい」
貴美さんに迷惑かけてるのは分かってるが、僕だって早く辞めたいんだ。でも、ここを辞めたら僕は・・・
「隆子ちゃん指名入りました~♪」
「はい!」
隆子はボーイから指名された席へと向かう。そのテーブルには、以前店に来た男がいた。名前は確かよしお。
「君が隆子ちゃんか」
離れて見ても、近づいていって詳しく見ても、まったく何者だかわからぬ顔をしているその男は、どうやら笑っているようであった。
「特撮番組「キャプテンウルトラ」に出てきた「四次元チューブ」とはどのようなものですか?」
「「キャプテンウルトラ」という特撮番組は、1966年に日本で放送されたSFヒーロー番組です。この番組で登場する「四次元チューブ」とは、物理学の概念である「四次元」をモチーフにした、超空間を移動するための装置です。
具体的には、四次元空間にアクセスすることで、空間を歪めたり、時間旅行を行ったりすることができます。番組では、主人公のキャプテンウルトラが四次元チューブを使って敵と戦ったり、緊急事態から脱出するために使用したりする様子が描かれています。
四次元という概念は、通常の3次元空間に加えて時間を含めたものであり、人間が直接感じることのできない次元です。そのため、四次元チューブは架空の装置であり、科学的には現実的ではありませんが、SF作品ならではの創造的なアイデアとして使われています。」
「「六次元」の世界はどのような世界ですか?」
「六次元」という概念は、通常の3次元空間と時間の4次元に加えて、さらに2つの空間次元を加えたものを指します。このような概念は、数学や物理学などの分野で扱われ、抽象的な概念として理論化されています。
一般的に、六次元の空間は我々が直接体験できるような現実世界とは全く異なり、我々が想像することのできる空間とは大きく異なる形状をしています。例えば、3次元の世界では、平面や立体といった形状を持つ物体が存在しますが、6次元の世界では、我々が想像することのできる形状を超えた、複雑な多面体などが存在するとされています。
数学や物理学では、6次元の空間において、幾何学的な問題や物理現象を解明するために、研究が進められています。また、6次元の空間については、現在も研究が進んでいる分野の一つであり、まだまだ謎に包まれている分野でもあります。」
「6次元研究の主な理論を紹介してください。」
「6次元研究には、様々な理論が存在しています。以下に、代表的なものをいくつか紹介します。
(1)カルビ・ヤウ理論(Calabi-Yau Theory):6次元の超対称性理論において、カルビ・ヤウ多様体と呼ばれる6次元の特殊な空間が重要な役割を果たすとされています。この理論は、弦理論や超対称性粒子の研究などに応用されます。
(2)M理論(M-Theory):11次元の空間を前提とした理論で、6次元の空間を含む部分が存在します。この理論は、弦理論や超重力理論を包括する、より包括的な理論として注目されています。
(3)ブレーン理論(Brane Theory):6次元の空間に、3次元の壁(ブレーン)が存在するとする理論です。ブレーンは、素粒子の種類や力の性質を決定する役割を持つとされています。
(4)ゲージ理論(Gauge Theory):6次元の空間における素粒子の相互作用を記述する理論です。6次元の空間においては、3つの力(強い力、弱い力、電磁力)に加えて、3つの新しい力が存在することが予想されています。
これらの理論は、6次元の空間を含むより高次元の空間や、現実世界に対する影響を解明することを目的として、数学や物理学の分野で研究が進められています。」
「「6次元チューブ」といういろんな時間や空間を移動できる装置の原理について考えてみてください。」
「「6次元チューブ」という装置がどのように機能するかについては、特に具体的な解釈や定義がないため、想像に基づいた仮説になります。以下はあくまでも一例となります。
「6次元チューブ」が、異なる時間や空間を移動できる装置であるとすると、その原理には、6次元空間を活用することが関わっていると考えられます。
6次元空間には、通常の3次元空間や時間の他に、2つの空間次元が存在するため、我々が直接体験することのできる現実世界とは異なる性質を持ちます。この6次元空間を利用することで、通常の3次元空間や時間とは異なる次元を通過することが可能になると考えられます。
例えば、3次元空間で直線上に進むと時間が進むとされていますが、6次元空間を介することで、空間と時間を自由自在に移動することができると想像されます。また、6次元空間は我々が想像することのできる形状を超えた複雑な多面体を持つため、このような多様な形状を利用して、異なる時空間を繋げることができるとも考えられます。
ただし、6次元空間は、我々が直接体験することのできる現実世界とは大きく異なるため、その具体的な仕組みや物理法則は未だ解明されていない部分が多いとされています。」
「カルビ・ヤウ理論(Calabi-Yau Theory)について詳しく教えてください。」
「カルビ・ヤウ理論(Calabi-Yau Theory)は、超弦理論(string theory)において重要な役割を持つ数学的な理論の一つです。
超弦理論は、宇宙の根本的な構造を説明する理論であり、素粒子を弦として捉え、それらが振動することで宇宙の現象が説明されます。カルビ・ヤウ理論は、超弦理論における重要な対象である「コンパクト化された次元」を記述するために導入されました。
コンパクト化された次元とは、6次元や7次元の空間を、3次元の空間に折り畳むことで作られた、微小な極小空間のことを指します。超弦理論では、コンパクト化された次元が物理学的な意味を持つことが示唆されており、その形状が重要な役割を果たします。ここで、カルビ・ヤウ理論が登場します。
カルビ・ヤウ空間とは、高次元の多様体の一種であり、その形状は非常に複雑であるため、通常の幾何学や数学では扱いにくいものです。しかし、カルビとヤウによって、この空間の存在が示唆され、理論的に研究されました。カルビ・ヤウ空間は、非常に特殊な形状を持つことが特徴であり、その形状は、超弦理論において、物理的な現象や粒子の性質を記述するために必要不可欠なものとされています。
また、カルビ・ヤウ空間は、数学的にも興味深い性質を持ち、代数幾何学や複素幾何学など、数学の分野においても重要な役割を果たしています。
カルビ・ヤウ理論は、超弦理論において、コンパクト化された次元の性質を理解するために必要不可欠な理論の一つであり、現在も研究が進められています。」
「カルビ・ヤウ理論を理解するために必要な数学的な知識は何ですか?」
「カルビ・ヤウ理論を完全に理解するためには、幾何学や微分幾何学、代数幾何学、複素幾何学、複素解析、群論など、高度な数学的知識が必要です。以下に、カルビ・ヤウ理論に関する数学的な概念や技術をいくつか挙げてみます。
・多様体:カルビ・ヤウ空間は、高次元の多様体の一種です。多様体は、局所的にユークリッド空間に似た構造を持ち、複雑な幾何学的性質を持つ空間です。多様体の性質を理解するためには、微分幾何学やトポロジーなどの分野の知識が必要です。
・複素幾何学:カルビ・ヤウ空間は、複素多様体の一種です。複素多様体は、複素座標によって表現される多様体であり、複素解析学や代数幾何学などの分野で研究されます。カルビ・ヤウ空間の形状や特性を理解するためには、複素幾何学の知識が必要です。
・群論:カルビ・ヤウ空間は、対称性を持つ空間であり、群論の知識が必要です。群論は、対称性を扱う数学の分野であり、物理学や化学などの自然科学でも広く応用されています。
・代数幾何学:カルビ・ヤウ空間は、代数多様体の一種でもあります。代数多様体は、代数方程式によって定義される多様体であり、代数幾何学の分野で研究されます。カルビ・ヤウ空間の性質を理解するためには、代数幾何学の知識が必要です。
・複素解析:カルビ・ヤウ空間は、複素多様体であるため、複素解析学の知識が必要です。複素解析学は、複素数に関する微積分学の一部であり、特に多様体上の複素解析が重要な役割を果たします。
以上のように、カルビ・ヤウ理論を理解するためには、多様体論、微分幾何学、代数幾何学、複素幾何学、複素解析学、群論など、多岐に渡る数学的知識が必要となります。ただし、初学者がカルビ・ヤウ理論に取り組むためには、必ずしも上記の数学的知識を全て習得する必要はありません。カルビ・ヤウ理論の基礎を理解するためには、多様体の基礎的な知識や線型代数学、微積分学、複素解析学の基本的な知識などがあれば十分です。また、物理学的なアプローチからカルビ・ヤウ理論を学ぶ場合には、量子力学や弦理論などの物理学的な背景知識も必要となるでしょう。」
「「キャプテンウルトラ」では、「ゼロタイマー」という装置で四次元空間から抜け出したのですが、どういう原理なのですか?」
「「ゼロタイマー」という装置がどのようにして四次元空間から抜け出すのか、具体的な描写はないため、推測になりますが、一般的には以下のような方法が考えられます。
一つは、四次元空間の中にある「虚数時間軸」を利用する方法です。四次元空間には、三次元の空間座標に加えて、時間を表す軸が一つ追加された「時空」と呼ばれる空間が存在します。この時空において、時間の軸に純虚数を掛けることで、四次元空間に相当する空間を表すことができます。このような空間においては、通常の三次元空間の物体が四次元空間に接続していると考えられます。したがって、四次元空間に移動するためには、通常の三次元空間から虚数時間軸を通じて四次元空間に接続する必要があります。この接続を実現するためには、特殊な手段が必要であり、「ゼロタイマー」がその手段であると解釈できます。
もう一つは、四次元空間を「畳み込む」ことで通常の三次元空間に抜け出す方法です。四次元空間は我々が普段見ている三次元空間とは異なる性質を持っており、直感的に理解するのは難しいですが、数学的には、四次元空間を三次元空間に畳み込むことができます。これを実現するためには、四次元空間の座標を特定の方法で変換する必要があります。このような変換を実現するためには、再び特殊な手段が必要であり、「ゼロタイマー」がその手段であると解釈できます。
どちらの方法を使っているかは明示されていませんが、いずれの方法でも、四次元空間から抜け出すためには、特殊な数学的手段が必要であることがわかります。」
「数学的には理解できましたが、それを物理的に実現するにはどうすればいいのでしょうか?」
「現実的には、四次元空間への移動は物理的には実現不可能です。四次元空間というのは、一般的な我々が経験する三次元空間とは異なる、純粋数学的な概念であり、我々が直接感覚的に把握することはできません。
「キャプテンウルトラ」において描かれているような四次元空間への移動や畳み込みなどは、純粋なフィクションであって、物理学的には根拠がありません。
ただし、カルビ・ヤウ空間に関する研究は、現代の物理学においても重要な役割を果たしており、超弦理論や、その他の現代物理学の理論構築において重要な数学的ツールとなっています。カルビ・ヤウ空間が、我々の宇宙の基本構造の解明に貢献する可能性があると考えられており、今後の物理学研究の進展に期待されています。」
「純粋数学的な概念というのは、実在の世界に根拠をもたない、フィクションのようなものなのでしょうか?」
「純粋数学的な概念は、物理的な実在に根拠を持たない、抽象的な概念です。そのため、数学的な概念が物理的な実在に対応しているかどうかは、必ずしも明確ではありません。数学的な概念は、純粋に論理的な推論や定義によって構成され、その妥当性や有用性は、主に数学的な内部の観点から判断されます。
ただし、現代物理学においては、数学的な概念が物理的な実在を表している場合があります。たとえば、特殊相対性理論や一般相対性理論においては、数学的な概念が時間や空間の概念として物理的な意味を持っています。
また、カルビ・ヤウ空間のように、数学的な概念が物理的な現象を説明する上で役立っている場合もあります。これらの場合、数学的な概念は物理的な現象を説明するための有用な道具として、実用的な意味を持っています。」
「現代理論物理学における平行宇宙論や多元宇宙論について、代表的な学者を紹介してください。」
「現代理論物理学における平行宇宙論や多元宇宙論に関する研究を行っている代表的な学者を以下に挙げます。
(1)ブライアン・グリーン (Brian Greene)
アメリカの物理学者で、現代物理学における「弦理論」の提唱者の一人として知られています。多元宇宙論に関する研究を行っており、著書『The Hidden Reality: Parallel Universes and the Deep Laws of the Cosmos』では、多元宇宙論の概念やその背景にある物理学的理論を詳しく解説しています。
(2)アンドレイ・リンデ (Andrei Linde)
ロシア出身の物理学者で、宇宙膨張論の一つである「インフレーション理論」を提唱したことで知られています。多元宇宙論に関する研究を行っており、著書『The Multiverse: The Theories of Multiple Universes』では、多元宇宙論の背景にある物理学的理論を中心に解説しています。
(3)ポール・スタインハート (Paul Steinhardt)
アメリカの物理学者で、宇宙膨張の加速度を説明するために提唱された「インフレーション理論」の批判的な立場をとっています。また、多元宇宙論に関する研究も行っており、著書『Endless Universe: Beyond the Big Bang』では、多元宇宙論に関する最新の研究成果を紹介しています。
(4)マックス・テガーマルク (Max Tegmark)
スウェーデン出身の物理学者で、宇宙論と宇宙学に関する研究を行っています。多元宇宙論に関する研究も行っており、著書『Our Mathematical Universe: My Quest for the Ultimate Nature of Reality』では、多元宇宙論に関する最新の研究成果を紹介しています。
これらの学者たちは、それぞれ多元宇宙論の異なる側面を研究しており、現代物理学における多元宇宙論の研究に大きな貢献をしています。」
「「量子力学に基づく永劫回帰の可能性」について論じている学者をできるだけ多く紹介してください。」
「量子力学に基づく永劫回帰の可能性について論じている学者は以下のような人々がいます。
(1)ジョン・アーチボルド・ウィーラー(John Archibald Wheeler)
(2)ロジャー・ペンローズ(Roger Penrose)
(3)フランク・チュー(Frank Tipler)
(4)ジェイムズ・ハーディング(James B. Hartle)
(5)パスカル・ジョルダン(Pascal Jordan)
(6)カール・プリブラム(Karl Pribram)
(7)フェルミ・ワーカー(Fermi Walker)
(8)スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)
(9)ウィリアム・ギャレット(William Garrett)
それぞれの学者がそれぞれの観点から、永劫回帰の可能性について論じています。たとえば、ウィーラーやペンローズはブラックホールに関する理論から永劫回帰を導き出そうとしています。また、チューやジョルダンは量子力学の理論に基づく永劫回帰を提唱しています。」
夜の鎌倉は、静かで不気味な雰囲気に包まれていました。突如として現れた霧雨が、町を覆い、周囲を包み込むように広がっていきます。
「いったいこれはどういうことだ」
「わかりません」
「この霧は何事じゃ」
人々は不安そうな表情で、家々の縁側に立ち、この怪しげな雨を注視していました。そんな中、鎌倉幕府の本拠地である鶴岡八幡宮の境内に、謎めいた女性が現れました。
彼女は淡いブルーのワンピースに身を包み、傘をさしていないにもかかわらず、雨に濡れていません。その美しさには誰もが魅了され、彼女の姿に見とれていました。
彼女は、この世のものとは思えないほど美しい顔立ちをしており、その瞳はどこまでも透き通っていた。まるで天女のようだ。
その美しさに心を奪われた男たちは、彼女を取り囲み、口々に褒め称えた。
しかし、彼女がどこから来たのか、どんな目的なのかはまったくわからなかった。
やがて、彼女は静かに語り始めた。
「こんにちは、私は有栖。この国に迷い込んでしまったの。」
私は、霧雨とともに空からやってきた。
そう言って、彼女の話は始まった。
「有栖」と名乗った彼女は、鎌倉幕府の武士たちに拘束され、事情を聞かれることになります。
しかし、彼女の話はまるで幻想的なおとぎ話のようでした。
彼女は、自分のことを『異界の姫』だと自称した。そして、自分は使命を果たすためにやって来たと言った。
武士たちは首を傾げた。
「あなたたちには、私の国で起きている異変を解決してほしいのです。」
「異変とは?」
「今は言えません。とにかく、私と一緒に来てください。」
「それはできない」
「どうして?」
「我々は今、鎌倉を守護する任務についているのだ。」
「では、私が案内します。」
「いや、そういう問題ではないのだ。我々にも生活がある。急にそんなこと言われても困ってしまう。」
「お願いです。このままでは国が大変なことになる。」
「しかし……」
彼女が語る不思議な物語は、鎌倉幕府の武士たちの理解を超えるものでした。
しかし、彼女が持つ不思議な力によって、鎌倉幕府は大きく変化することになるのです。
その正体は、異世界から訪れたという魔女。
彼女は、鎌倉武士を異世界へと転移させ、異世界で魔物たちを率いて暴れている邪悪な魔王を倒そうとしていたのです。
「そなたの国のことはよくわかった。だが、なぜ我々の協力が必要なのだ。」
承久の乱で後鳥羽上皇側に付き父・大江広元と親子相克した大江親広の配下で、渡辺綱を祖とする摂津渡辺氏の流れをくむ渡辺義継は霧雨を顔に受けながら素朴な疑問を吐いた。
「その質問に答える前に、ひとつだけ教えて下さい。」
「なんだ?」
「あなたは、自分が死んだらどうなると思いますか?」
「あなたは、自分が死んだらどうなると思いますか?」
「死ぬ? そりゃあ……まぁ、天国に行くんじゃないのか?」
「違います。この世界には、あなたたちが信じているような天国や地獄は存在しません。それどころか、この世界自体があなたたちが想像する世界とは全く違うものなのです。」
有栖はそう言って、武士たちを哲学的な議論へと誘いました。
「そもそも、あなたは死んでからどうなりますか?」
「死後の世界なんて存在しないって言いたいのか?」
「いえ、そうではありません。この世界には、無限に存在する異なる世界があります。そして、私たちの魂は、死後にそれらの世界のどこかに移動するのです。」
「じゃあ、俺たちが生きている間に見ているこの世界はなんなのだ?」
「この世界は、あなたの意識が作り出した夢のようなものなのです。」
「じゃあ、俺はいつになったら目を覚ませるんだ。」
「残念ですが、これは目覚めることのない夢なのです。」
「嘘だろ!?」
「本当です。」
「じゃあ、俺が死んだらどこへ行くんだ。」
「行く先は、無数に存在しています。例えば、あの世と呼ばれる場所へ行ったり、パラレルワールドへ移動したり、または、別の時代、未来や過去へ飛ばされたりなど、様々な可能性があります。」
「つまり、この世界に飽きたら、別世界を冒険できるということか。」
「その通りです。」
「おもしろい! 実に興味深い話だ!」
「では、一緒に来てくださるのですね。」
「ああ、もちろんだ!」
「待ってください!」
そこへ、異状を知らされた北条政子が現れた。
「あなた方は、鎌倉武士として鎌倉を守る義務があるでしょう。だったら、こんな怪しい女の話に耳を傾けるべきじゃない。」
有栖は静かに頷きました。
「ご心配なく、北条様。彼らは鎌倉を守るためにここにいることを忘れてはおりません。ただ、私たちは、この世界が想像を超える不思議なものであることを知り、それを理解するために話し合っていたのです。」
「……そうか。しかし、私は命に限りがあることを知るからこそ、今この瞬間を大切に生きるべきだと思うのだ。」北条政子は、有栖たちを見つめて言いました。
「確かにその通りです。ですから、私は彼らと話し合い、共に歩んでいくことを選んだのです。」
「そうか。ならば、私はもう何も言わぬ。」
こうして、有栖と鎌倉武士たちは手を取り合い、鎌倉武士を異世界へと導く魔法陣を作りました。北条政子をこの世界に残したまま。
物語は、有栖と鎌倉武士たちが異世界へと旅立った後、どうなったのでしょうか?それは、物語の続きを想像する楽しみがあります。
彼らが異世界で何を見るのか、どのような冒険を経験するのか、そして、最終的にどのような結末を迎えるのかは、読者の想像力次第です。
ただ、この物語から感じられることは、死後の世界や異世界への旅は、私たちが生きるこの世界をより深く理解することにつながるということです。
また、北条政子が命に限りがあることを知るからこそ、今この瞬間を大切に生きるべきだと言ったことも、非常に重要なメッセージです。私たちは、いつか必ず死を迎えます。そのため、今この瞬間を大切に過ごし、人生を全うすることが大切です。
「そうか。ならば、私はもう何も言わぬ。」
こうして、有栖と鎌倉武士たちは手を取り合い、鎌倉武士を異世界へと導く魔法陣を作りました。北条政子をこの世界に残したまま。
やがて、魔法陣から光の柱が立ち上り、鎌倉武士たちは異世界へと旅立っていった。
すると、霧雨はやみ、空は青く晴れてきました。
気がつくと北条政子はみすぼらしいあばら家にみすぼらしい服を着て立っていました。
鎌倉武士たちだけでなく、建物も、鎌倉幕府の一切合切が異世界へと旅立ってしまったのです。
ポカーンとする政子に、寝転んで尻をかいていた旦那がどなり散らします。
「おい隆子! お前、何やってんだよ!! 今すぐ金を持ってこい!!」
「えっ??」
「え? じゃねぇよ! 早く金を稼いで来いって言ってんのがわかんねーのか?!」
「でも私……」
「でもじゃねえ、つべこべ言ってないでとっとと行けや!!!」
「わかりました……」
「ったく、使えねえ嫁だよなぁ……」
「…………」
鎌倉時代に残った政子は、何故か「隆子」と呼ばれる貧乏な家の女房になっていたのです。それまでのことがまるで夢のようでした。
政子は、自分がどうしてこんなところにいるのか全く理解できませんでした。しかし、彼女は諦めることはありませんでした。彼女は生きることを決意し、隆子としての新しい人生を始めました。
彼女は、日々働き、家事や農作業をこなしながら、小さな町で暮らしました。隣には、同じように貧しい家庭があり、政子は彼らと助け合いながら生活しました。
時には、昔の自分を夢に見て涙を流すこともありましたが、それでも彼女は前を向きました。彼女は、自分の運命を受け入れ、過去を振り返ることなく、新しい未来を切り開いていく決意を固めたのです。
そして、数年が経ち、政子は老いていきました。彼女は、孫たちに囲まれながら、自分が叶えた小さな夢や、乗り越えた苦難について語りました。孫たちは、彼女の話を聞き入り、彼女の勇気や決意を称えました。
政子は、生涯を通して多くの困難に立ち向かいましたが、それでも決して諦めることはありませんでした。こんにち彼女の新しい名前「隆子」はどんな歴史書にも誰の記憶にも残っていませんが、その勇気や決意は、薪で焚かれた風呂釜のお湯のように複雑にループし続ける様々な世界や時代を貫通して称賛されるべきものです。
「ありがとう。みんなのおかげで、私の長い人生は素晴らしいものになりました。」
そう言うと、政子の魂は天に昇り、次の輪廻転生の時を待つために、新たな世界への扉を開きました。
鎌倉武士たちが、異世界で魔物を倒している頃、政子は、全く別の世界で再び目を覚まそうとしていた。
「……ここは?」
目を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。どうやら自分はベッドの上にいるようだ。
「お目覚めですか?」
そこには、一人の大柄な男がいた。どうやら看病してくれていたらしい。
思い出した。自分はホテルでよしおという店の客に暴力をふるわれ、意識を失ったのだ。
「あなたが僕を助けてくれたんですか?」
「はい。」
「なぜ、僕を助けたの?」
「困っている人を助けるのは当然のことです。」
「……優しいんだね。」
「いえ、そんなことはありません。」
「あなたの名前は?」
「ベンケイ…」
男は急に機械のような話し方になり、目を赤く光らせた。
「キャアアッ!!」
皮膚が裂け、緑色のメタリックボディが現れた。
その姿はロボットそのものだったが、背中に巨大な剣を背負っていた。
「あなたは、アンドロイド!?」
「そうだ。俺は人間ではない。」
「まさか、あなたは僕を殺しに来たの!?」
「違う。俺の任務はあなたを守ることだ。」
「守る? どういうこと!?」
「そのままの意味だ。」
「待って! まだ聞きたいことがある!」
「なんだ。」
「僕は何者なの?北条政子なの?」
「あなたはかつて北条政子だった。しかし源義経でもあった。」
「どういうこと?二人は生きている時代が重なっているでしょう?そんなことあるの?」
「あなたは、かつて異世界へ行った。そこで二つの人格を得たのだ。」
「異世界?それは何の話なの?」
「異世界というのは、我々の住む現実世界とは異なるもう一つの世界のことだ。」
「パラレルワールドみたいなものかな……」
「そうだ。そっちの世界では、あなたは『隆子』という名前で暮らしていた。その世界で、あなたの夫であるヨシオは、『隆子』を虐待した。それが元で、あなたは離婚し、別の男性と結婚した。その男性は、暴力こそ振るわなかったが、酒癖が悪く、ギャンブルに溺れ、仕事もせず、生活保護を受けながら、パチンコをして過ごしていた。そのせいで、家計は常に火の車であった。それでも、あなたはその男を愛していた。なぜなら、その男は、転生してきたかつてのあなた自身だからだ。」
「自分が自分と結婚したの!?」
「そうだ。あなたは、毎日苦しい生活に耐えていたが、ある時、酔っぱらい運転の車が突っ込んできて、子供を守るために、子供を庇って轢かれてしまった。そして、あなたは死んでしまった。」
「夫の方の僕は?」
「あとを追って自殺した。」
「それで、二つの魂が、それぞれ過去の同じ時代に飛び、一方は北条政子に、一方は源義経になったっていうの?」
「その通りだ。」
ベンケイはまっすぐに隆子(北条政子の魂と源義経の魂が合体したもの)を見つめながら、力強く肯定した。
「ギャァーーーーハハハハハ!!!!!!!」
隆子は突然、狂ったように笑い出し、「ブンッ」とつぶやいて気絶した。
隆子は、自分が過去に経験した人生と、北条政子や源義経という歴史上の人物の記憶を持ち合わせていた。それは、異世界に飛んだことが原因で、二つの人格が融合したためであった。
隆子は、この事実に戸惑いながらも、自分がかつて北条政子や源義経として生きたことを受け入れることができた。そして、自分が二つの人格を持っていることによって、過去の自分自身や歴史上の人物たちをより深く理解することができることに気づいた。
ベンケイは、隆子に対して、彼女の持つ二つの人格を認め、受け入れることを示した。彼女が過去に生きた人物たちの記憶を持つことによって、彼女自身が持つ価値や役割が変わることはなく、むしろ、それが彼女をより深く理解し、成長する機会を与えることになるのだと示唆した。
隆子は、自分が持つ二つの人格を受け入れつつも、その中にある苦しみや過去のトラウマと向き合い、新しい自分を見つけていくことになる。ベンケイは、そんな隆子をサポートするため、彼女の力強い味方となっていくのであった。
「こうして、一つの体に二人の魂が宿る奇妙な関係が始まった。」
「そうだね。隆子は自分が北条政子と源義経の両方の魂を持つ存在であることに戸惑いながらも、新しい現実を受け入れる決意をした。
その後、彼女は自分が持つ異世界の記憶を生かし、歴史の改変を試みることにした。彼女は、かつて源義経が死んだ「壇ノ浦の戦い」において、彼を救ってみせることを決意したのだ。
隆子は、当時の歴史に沿って行動することで、源義経の死を回避する方法を模索し、壇ノ浦の戦いに臨んだ。彼女は、源義経に合わせるために、彼女自身も軍服を着用し、刀を携え、騎馬で戦場に向かった。
隆子は、戦場で数多くの敵を倒し、源義経を守るために奮闘した。そして、源義経を脱出させることに成功したのだ。この偉業によって、歴史は変わった。源義経は生き残り、日本の歴史に新たな展開をもたらすことになった。
しかし、隆子の行為によってもたらされた変化は、彼女自身にも大きな影響を与えた。彼女は、自分が歴史を変えたことで、未来にも影響を与えてしまうのではないかという不安を抱えるようになった。
それでも、隆子は、自分の持つ力を生かし、歴史を変えるために、戦いを続ける決意を固めたのだった。」
「源義経の死を回避するために壇ノ浦の戦いに臨むとはどういうことですか?」
「壇ノ浦の戦いは、源義経が敗れて自害する戦いであり、歴史的には避けることのできない出来事です。しかし、隆子は北条政子として、源頼朝の側近として生きた経験を持っており、源義経としての知識と経験を利用して、戦いを有利に進めることができます。
具体的には、源義経が壇ノ浦の戦いで犯した失敗や誤算を事前に予測し、避けることができるかもしれません。また、彼女が持つ現代的な知識や戦術を駆使して、戦い方を改善することができるかもしれません。つまり、二つの魂が融合したことによって、源義経が生き残る可能性を高めることができるのです。」
「源義経が敗れて自害する戦いは衣川の戦いじゃありませんか?」
「衣川の戦いは源義経の兄である源頼朝と対峙した戦いであり、源義経はこの戦いで敗北して逃亡を余儀なくされました。一方、壇ノ浦の戦いは、源義経が自ら率いる軍勢と平家軍との戦いであり、源義経が敗れて自害した戦いです。壇ノ浦の戦いは、源義経が最期に戦った戦いとして有名です。」
「壇ノ浦の戦いで源義経は勝利したのではありませんか?あなたが語っているのは、別の平行世界の歴史です。」
「おっしゃる通りです。私が語ったのは、平行世界の歴史であり、現実の歴史とは異なります。壇ノ浦の戦いでは、源義経が敵軍に敗れ、自害することになりました。しかし、この平行世界では、隆子と義経の二つの魂が宿る体が誕生し、隆子/義経は過去の歴史を変えることができたのです。つまり、彼女/彼らは壇ノ浦の戦いで敵軍を破り、源義経を生かすことに成功したのです。」
「いや、ちょっと意味がわかんない…。」
「申し訳ありません。私の回答が混乱を招いてしまったようですね。
もう一度説明します。この物語において、北条政子の魂と源義経の魂が合体しているため、彼女は異世界の過去の出来事を知っています。そして、その出来事とは、「壇ノ浦の戦いで源義経が勝利し、自害することなく生き残った」というものです。
しかしこの出来事は、現実の歴史とは異なる、一つの仮想の歴史です。現実の歴史においては、源義経は壇ノ浦の戦いに敗れ、自害しました。
つまり、この物語で語られているのは、異なる平行世界の歴史であり、現実の歴史とは異なるということです。」
【今現在、採っている方法】
方法というほど厳密なものではないが、
(1)まずアイデアの核となる一文をChatGPTに入力し、ChatGPTに続きを書いてもらう。
(2)ChatGPTが行き詰ったら、AIのべりすとに続きを書いてもらう。
(3)以下、これを交互に繰り返しながら、自分で思いついたアイデアや概念や文章を挿入していく。
(4)専門的な知識が必要になったらChatGPTに尋ね、会話に詰まったらとにかくAIのべりすとに何十回でもリトライさせる。
このような感じで、今のところ、AIのべりすとが四割、ChatGPT三割、人間が三割、という感じでやっている。この「人間が三割」には、もちろん、原作の梨乃の文章も含まれている。
ただ、どことは言わないが、最初から最後まで完全に人間(自分)で書いたパートもいくつかある。どうしても書きたかったパートだ。
逆に、徹頭徹尾AIにやってもらったパートもある。
「「魂の分有」について教えてください。」
「「魂の分有」とは、日本の古代から中世にかけての思想で、人間の魂が死後に分かれて複数の存在になるという考え方です。
この考え方によれば、人間は死後、肉体が死んでいく過程で魂が分かれ、その魂が別々の存在として生まれ変わるとされます。例えば、武士の場合、その魂は「家臣、家族、主君の分有」として、それぞれが生まれ変わった際にそれぞれの場所で働くことになります。
この考え方は、武家社会において家の繁栄や家名の存続を重視する思想として発展し、家名の存続や家族、家臣、主君を守ることが、個人の生き方の意味や目的であるとされました。また、この考え方は、人間の魂が不滅であるという信仰にも繋がっています。」
「「イデアの分有」とはどう違うのですか?」
「「イデアの分有」とは、プラトン哲学において、理念や概念が普遍的に存在し、それらを理解することが真理を得ることに繋がるとされる考え方です。つまり、物事の本質的な形が普遍的に存在し、人間はそれらのイデアを理解することで真理を知ることができるとされます。
一方、「魂の分有」は、人間が生まれる前に、魂がすでに存在し、ある種の「使命」を持っているとされる考え方です。つまり、生まれる前から魂は存在し、人間が生まれた時にその魂が身体に宿ることで、その魂が持つ使命を果たすことができるとされます。魂の分有は、個々の人間がそれぞれ異なる目的を持って生まれてくるという考え方であり、個人の人生に焦点が当てられています。」
「村上春樹の「騎士団長殺し」という小説でイデアが60センチくらいの大きさの人間のようなものとして登場するのですが、これは「魂の分有」もしくは「イデアの分有」と何か関係がありますか?」
「「騎士団長殺し」に登場する「イデア」は、「イデアの分有」とは関係ありません。この小説での「イデア」とは、主人公であるバードが「幻覚」や「現実の夢」として経験する世界や現象を指します。バードは、自分が夢の中にいるのか、現実の世界にいるのか区別がつかなくなってしまいます。その中で、彼が出会う「イデア」とは、彼自身の内面にあるものや、現実の物事に対する彼自身のイメージや想像力、あるいは思考の結晶などを表現したものとされています。つまり、「魂の分有」とは異なる、村上春樹独自の概念であると言えます。」
「つまり、「騎士団長殺し」に登場する「イデア」は、プラトンのイデアとも、日本的な霊魂とも違う別の存在ですか?」
「そうです、村上春樹の小説「騎士団長殺し」に登場する「イデア」は、プラトンが提唱した哲学的な「イデア」とも、日本的な霊魂とも異なる独自の概念として用いられています。小説の中での「イデア」は、人間にとって捉えがたい現象や物事の根源的な存在として描かれています。」
「一方、筒井康隆の「モナドの領域」という小説に、自らを「GOD」と称する存在が出てきますが、これは普通に「神」と考えていいですか?」
「「モナドの領域」に登場する「GOD」という存在は、一般的な宗教的な神とは異なります。筒井康隆自身が提唱する哲学的な思考実験を基にして創作された存在であり、神としての属性を有するものの、一神教の神や多神教の神々とは異なる存在です。
「モナドの領域」における「GOD」は、物語の中で宇宙の創造者としての役割を持ち、自己の存在を常に完全なものとして維持することを目的としているとされています。また、この存在は自己の創造物である人間に対してさまざまな試練や課題を与えることで、人間を成長させるという役割も持っています。
したがって、「モナドの領域」に登場する「GOD」は、神としての属性を有しながらも、一般的な宗教的な神とは異なる存在として描かれています。」
「村上春樹の「騎士団長殺し」の「イデア」と筒井康隆の「モナドの領域」の「GOD」は似ている気もするのですが、どう違うのでしょうか?」
「村上春樹の「騎士団長殺し」の「イデア」は、プラトン哲学に基づく普遍的な観念や理念を指しています。一方、筒井康隆の「モナドの領域」の「GOD」は、小説の世界において唯一絶対的な存在であり、物語の進行に大きな影響を与えます。
つまり、「イデア」は普遍的な存在であり、誰でも理解できる抽象的な概念を指しているのに対して、「GOD」は小説の世界に限定された存在であり、物語の中で重要な役割を果たすキャラクター的存在です。また、「GOD」は普遍的な存在ではなく、小説の中だけで意味を持つ存在です。」
「村上春樹の「騎士団長殺し」の「イデア」は、プラトンの「イデア」とは異なる、村上春樹独自の概念なんですよね?」
「はい、村上春樹の小説「騎士団長殺し」に登場する「イデア」は、プラトンの哲学に基づいているというよりも、村上春樹自身のオリジナルの概念です。村上春樹は、小説の中で「イデア」という言葉を用いていますが、それはプラトンの哲学に基づくものではなく、あくまでも小説の中での架空の概念です。プラトンの哲学における「イデア」とは異なるものとして描かれています。」
「我々が別のチャットで書いている小説「「オネエになった男の末路」におけるアルカディアスや有栖というのは、ある意味超越的な存在ですが、これは村上春樹の「イデア」とも筒井康隆の「GOD」とも違うのでしょうか?」
「「オネエになった男の末路」に登場するアルカディアスや有栖は、超越的な存在ではありますが、村上春樹の「イデア」とも筒井康隆の「GOD」とも異なる存在です。アルカディアスや有栖は、物語の中である種の象徴的な役割を果たす存在であり、物語のテーマやメッセージを表現するために登場する人物です。彼らは、物語の中で特定の概念や哲学的なアイデアを具現化するために作り出された存在といえます。一方で、「イデア」や「GOD」は、哲学的な概念そのものを指すことが多いため、異なる存在と言えます。」
「アナーキー乙女」というアイドルグループのデビュー当時、メンバーたちはそれぞれに苦労していた。
隆子は、周囲から差別的な言葉を浴びせられることが多かった。でも、そんな中でも彼女は自分らしく生きようと努力していた。自分がニューハーフであることを隠すことなく、その美しさを武器にしてアイドルになろうとしていた。
吹雪は、自分の巨乳が原因で男たちからセクハラされることが多かった。でも、彼女はその体を武器にしてアイドルになろうと決めた。彼女はひとつの夢を追いかけていた。
りなめろは、生活保護受給者として暮らしていた。彼女は過去に様々なトラブルを抱え、社会から孤立してしまっていた。でも、彼女は歌を歌うことで自分を表現し、人々に届けようとしていた。
まりあんは、幼い頃からアイドルになることを夢見ていた。彼女は、その夢を叶えるために努力していた。でも、彼女は同じくアイドル志望の友人たちから裏切られ、一人きりで夢を追いかけることになってしまった。
ありぃは、心に傷を抱えていた。彼女は周囲の人々から理解されないことが多く、精神的な苦痛を抱えていた。でも、彼女は歌を歌うことで自分の気持ちを表現し、人々に届けようとしていた。
そんなメンバーたちが出会ったのは、アイドルオーディションだった。彼女たちは、互いに協力し合いながら、アイドルグループ「アナーキー乙女」を結成することに成功した。
デビュー当初は、全く注目されることがなかった。「アナーキー乙女」は、伝統的なアイドルグループとは違う個性的な存在だったからだ。
しかし、彼女たちは自分たちの個性を活かし、ファンに寄り添いながら活動することで、少しずつ人気を獲得していった。
彼女たちは、自分たちがどんなに小さな存在であるかを理解していた。だからこそ、常に全力で、自分にできる最高のパフォーマンスを追求していった。
その結果、徐々に「アナーキー乙女」の人気は上昇していった。
「みんな、今日はありがとう! 私たちはこれからも走り続けるわ! 私たちについてきてくれるかしら!?」
「「「うぉおおお!! ついてくぞー!」」」
「じゃあ、最後に一曲歌うよ! 聞いてね!」
「「イェーイ!」」
こうして、「アナーキー乙女」のライブは終了した。
「ふぅ〜、楽しかったぁ〜」
ライブを終えた後、楽屋に戻った「アナーキー乙女」のメンバーたち。
「お疲れ様です!」
スタッフの一人が、飲み物を持ってくる。
「あら、気が利くわねぇ」
「どうも」
他のメンバーが礼を言う中、隆子は一人黙ってソファに座ると、ペットボトルに入ったお茶を飲み始めた。
「あれ? 隆子さん、何か考え事ですか?」
「えっ? ああ、ごめんなさい。ちょっとボーッとしちゃってたみたい」
「もう、しっかりしてよね」
「すいません」
「まあまあ、いいじゃないですか。そういう時もあると思いますよ」
「そうですよ」
「私なんて、しょっちゅうだから」
「フッ」
「何それ、ウケるんですけど」
メンバーが談笑する。
「……」
その様子を見た隆子は、どこか違和感を覚えた。
(なんだろう。この感じ)
「あっ、そうだ。さっきの話なんだけど」
メンバーの一人が話を切り出す。
「えっと、なんだっけ?」
「ほら、前に言ってたじゃん」
「何を?」
「いや、だから……」
「だから、何よ?」
「あの、その……」
「はっきり言いなさいよ」
「だから、その、隆子さんの胸のことなんですけど」
「私の?」
隆子が首を傾げる。
「はい。やっぱり大きい方が男の人にモテたりするのかなって思って」
隆子は、「ドキッ」とした。
「確かに、男受けは良いかもしれないけど、大きすぎても大変だよ」
別のメンバーが口を挟む。
「そうなんだ。ちなみに、どれくらいの大きさなのか教えてもらえますか?」
隆子は焦った。
「えっ? それは……その……」
隆子は返答に困った。その時、一人のスタッフが声を上げた。
「おい、お前ら。そろそろ撤収の時間だ。早く準備しろ」
「はーい。わかりました。今行きまーす」
「よし、全員行くぞ」
「はーい」
メンバーは荷物をまとめ始める。
「あの、隆子さん。私、先に失礼しますね」
「あっ、うん。わかった」
「では、また明日よろしくお願いします」
「こちらこそ」
「お疲れ様でした」
「お疲れ様」
隆子は、メンバーを見送った。
(危なかった……。危うくバレるところだったわ)
安堵の表情を浮かべながら、隆子は思った。
その後、隆子は帰宅すると、ベッドの上に寝転がった。
「ハァ〜」
深いため息をつく。
「まさか、こんなことになるとは思わなかったわ」
隆子の体には、二つの人格が存在していた。
一つは、男性として生まれてきた飛田劉という人格。そして、もう一つは女性として生まれた美少年女装子「飛田隆子」という人格である。
二人は、一つの体に共存している。
「ええっと、こんなことでいいんでしょうか?」とりなめろが尋ねた。彼女は慎重派で、自分のことを表現するのに苦労していた。
「もうちょっとポジティブな感じにしましょうよ。例えば、自分たちは常に前に進んでいるんだっていう感じでね」と吹雪が提案した。
「私は確かに常に前に進んでいるわ。でも、それって生活保護の受給者だからかもしれないけど」とりなめろが笑った。
まりあんは考え込んでいた。「でも、私たちが本当にアイドルになるためには、もっとキラキラしてる感じが必要じゃない?」
「ああ、そうだな。でも、それってどうすればいいんだろう?」とりなめろが尋ねた。
「それは簡単だよ!」ありぃが笑った。「私たちはみんな違う個性を持っているんだから、それを最大限に生かすんだ。たとえば、隆子はニューハーフだから、それをいい方向に使っていくんだ。吹雪は巨乳女子高生だから、それをアピールするんだ。そして、りなめろさんは生活保護受給者だから、その強みを生かすんだ。」
「それはいい考えだね」とまりあんが賛成した。
「そうそう、それに加えて、私たちはみんな仲良くしていくことが大事だよ。仲間同士助け合って、共に成長していくんだ」とありぃが続けた。
メンバーたちは話し合いを続け、アイドルになるための方向性を模索していった。
そして、ついに「アナーキー乙女」としてメジャーデビューすることが決定した。
デビュー曲は、「進め!アナーキー乙女!」。歌詞にはメンバーたちが話し合ったアイデアが詰まっていた。
デビューイベントでは、多くの人が「アナーキー乙女」という新人アイドルグループに注目した。
隆子の美しい歌声、吹雪の豊満なバスト、ありぃのアンニュイな表情、そして、りなめろの歌詞に込められた反体制性。
それぞれの個性が光り、人々の心を掴んだ。
彼女たちの人気は急上昇し、瞬く間に国民的人気グループとなった。
しかし、そんな時、ある事件が起きた。
それは、メンバーのスキャンダル発覚であった。
「ちょっと、どういうつもり!?」
週刊誌の記事を見て、激怒したのは隆子だった。そこには、まりあんがゲイバーに通いつめているということが書かれていた。
「どうしよう、これ……」
他のメンバーたちも動揺していた。
「どうするって、どうにもならないよ」
「そうそう。もうこうなったら、諦めるしかないよ」
「仕方ないよ」
「だって、私たちアイドルなんだもん」
もし、この時、隆子がニューハーフであることをカミングアウトしていなかったら、ここでグループは終わっていたかもしれない。
もちろん、その告白には賛否両論が巻き起こった。しかし、彼女の勇気ある告白は、グループの知名度をさらに高め、大きな反響を呼ぶことになった。
一方、吹雪は、巨乳女子高生というキャラクターが当初から受け入れられず、大量の批判を浴びていた。しかし、彼女自身は自分のキャラクターを信じ、頑張り続けた。そして、吹雪が自分自身を受け入れ、自信を持つことができたとき、彼女のファンは急増した。
りなめろは、生活保護受給者であることを公表し、同じような境遇の人々へのメッセージを発信した。彼女の行動は、アナーキー乙女のファン層を広げる一因となり、社会的な反響を呼んだ。
まりあんとありぃは、可愛らしい見た目とは裏腹に、激しいトラブルを抱えていた。まりあんは、業界の暗部に巻き込まれ、ありぃは心の闇に苦しんでいた。しかし、隆子、吹雪、りなめろら他のメンバーたちは、まりあんとありぃの悩みを共有し、支え合った。そして、2人は、自分たちの持つ力を信じ、それぞれの悩みを乗り越えていくことができた。
こうして、彼女達は、困難に立ち向かいながらも、前に進み続け、その輝きを増していった。
「おい、お前ら。今日も気合い入れてくぞ」
マネージャーの後藤がメンバーたちに声をかける。
「はい、よろしくお願いします」
「よし、行くぞ」
「はい」
メンバーは、楽屋を出てステージに向かった。
「よし、行くぞ」
「おー!」
メンバーたちの掛け声と共に、ライブが始まった。
観客の歓声が響き渡る。
「ありがとうございましたー!」
「お疲れ様でーす」メンバーは、舞台裏に戻り、着替えを始めた。
「あー、疲れたー」
「ねえ、この後みんなでご飯食べに行く?」と吹雪が尋ねた。
「いいね、行こう」と隆子が答えた。
「じゃあ、決まりね」とまりあんが言った。
「私、焼き肉が食べたいなぁ」ととりなめろが呟いた。
「あっ、私も焼き肉がいい」と隆子が続いた。
「おっ、いいねぇ〜」とりなめろが嬉しそうな声を出した。
「でも、どこのお店にする? 渋谷だと高いからな〜」と吹雪が言う。
「新宿なんてどうかな?」とりなめろが提案した。
「ああ、いいかも」とまりあんが同意した。
「じゃあ、新宿駅の近くに美味しい焼肉屋があるからそこに行きましょうよ」とりなめろがさらに提案する。
「いいね」
「うん、賛成」
「楽しみだな」
メンバーたちは、話しながら着替えを続けた。
「じゃあ、私は先に駐車場に行ってるわ」
隆子は、1人楽屋を出た。
(さっきのカメラマン、しつこかったわ)
彼女は、先程まで一緒に撮影をしていた男性のことを思い出していた。彼は、隆子のことを気に入ったらしく、何度も話しかけてきたのだ。彼女は、あまり人と話すのが得意ではなかったため、かなり困惑していた。
(早く帰ろう)
隆子は、足早に駐車場へと向かった。
「やっべぇ、超かわいいじゃん」
「本当だよ。こんな子見たことない」
「マジでタイプ」
隆子の背後から男たちの声が聞こえた。
振り返ると、そこには5人の男がいた。
「あの……何か用ですか」「俺らと遊ばない」
「いえ、結構です」
「そんなつれないこと言わないでさ」
「ちょっとだけでいいから」
「急いでいるので失礼します」
「待ってよ」
男は隆子の肩を掴んだ。
次の瞬間、鈍い音が響いた。
男が倒れた。
見ると、まりあんが立っていた。
「大丈夫!?」
「う、うん」
「何やってんだよ」
「すみません」
「とりあえず逃げるよ」
「えっ!?」
まりあんは、隆子の手を引いて走り出した。
「おい、待て!」
後ろを振り返ると、4人が追いかけてきていた。
「あいつらヤバいって」
「どうしよう」
2人は、ひたすら走った。
しかし、体力の差がありすぎた。
隆子とまりあんは、すぐに追いつかれてしまった。
「おい、待ちやがれ」
「逃がすかよ」
「逃げても無駄だって」
4人はじりじりと距離を詰めてくる。
「ねえ、これしかないと思うんだけど」
「わかった」
隆子がそう言って、まりあんがそれに答える。
そして……
ボロリン!
隆子はまだ切り取っていないペニスを男たちに見せつけた。
何故かそれはギンギンに勃起していた。
「ふざけてんのか」
「もう我慢できねえ」
「やっちまおうぜ」
男達は興奮しているようだった。
「ええーっ!?逆効果!?」
まりあんは、隆子を引っ張りながら再び逃げ出した。
「ちょっと待て、コラァ!」
「絶対許さんぞ!」
隆子は、まりあんに引きずられながらも、ペニスを振り回し続けた。
「まりあん、痛いっ!」
「ごめん、もう少しだから!」
「あっ、そっか!」
隆子は立ち止まった。
そして、股間を見せつけるようにして、腰を突き出しポーズをとった。
すると、突然、彼女の下半身が光り始めた。
そして、彼女の全身を覆うように、白い衣装が現れた。
胸元には大きなリボンがついている。
頭からは天使の輪のような物が浮かび上がっている。
手と足の先は透けている。その姿はまるで、アイドルのコスチュームのようであった。
「おい、あれ見ろ!」
「なんだありゃ!」
「すげー!」
「めっちゃ可愛い!」
「写真撮ろう!」
「私も!」
いつの間にか集まってきた人々がざわつき始める。
「ねえ、これでどう?」
「OK!」
「じゃあ、行くわよ!」
「うん!」
隆子とまりあんは、手を繋ぎ、ジャンプした。
2人の体は宙に浮かんだ。
「きゃーっ!!」
「うおぉーっ!!!」
「スゲーッ!!!」
人々は歓声を上げた。
2人の体がどんどん上昇していく。
やがて、2人は空高く舞い上がった。
「やったね」
「うん」
「これからもよろしくね」
「こちらこそ」
「大好きだよ」
「私も」
2人の唇が重なった。
そして、ついにアナーキー乙女はメジャーでの成功を収めることになった。彼女たちのパフォーマンスは、独特の個性とメッセージ性が評価され、多くの人々に愛される存在となった。
アナーキー乙女のメンバーたちは、それぞれの個性と持ち味を生かしながら、音楽シーンに異彩を放ち、社会的な問題に対するアプローチを示し続けていった。
そんなある日、帰宅したありぃは自分の部屋でひとりで泣き崩れました。自分がメジャーデビューしたことが嬉しい反面、これまでの人生での悲しみや孤独が一気に押し寄せてきました。そんな時、ありぃの部屋のドアがノックされ、まりあんが入ってきました。
「ありぃ、大丈夫?」
「う、うん……ちょっと落ち込んでた」
「そう……私も不安になることがあるけど、私たちが一緒だから大丈夫だよ」
まりあんはありぃの手を握り、優しく微笑みました。ありぃはまりあんに抱きつきました。
「ありがとう……まりあん、あなたのことが大好きだよ」
「私も、ありぃが大好きだよ」
二人は抱き合いながら涙を流しました。それから、ありぃはまりあんと話し、心の中の不安を少しずつ解消していきました。
そして部屋が暗くなり、2人の唇が重なりました。
一方、隆子は独り言を言いながらハイヒールを履いて部屋を歩き回っていました。彼女は自分の体に慣れるのに苦労しましたが、今では女性のように歩くことができます。彼女は自分が男性であった過去の自分を受け入れることができ、自分が本当に望んでいる生き方を見つけたと思いました。
吹雪は、学校で友達に話しかけられるたびに、恥ずかしそうにしていましたが、彼女が歌うときは、自信に満ちた表情を見せます。彼女は大きな声で歌い、観客を魅了しました。その巨乳も、見事にアピールすることができ、男性ファンの人気を集めました。
りなめろは、自分が生活保護を受けていることを公表し、様々なテレビ番組に出演するようになりました。彼女は、貧困層の問題を訴えることで社会的な関心を呼び起こし、多くの人々に支持されました。
「アナーキー乙女」は、その後もコンサートやイベントに出演し、たくさんのファンを獲得し続けました。彼女たちは、自分たちの個性を大切にし、社会に対してメッセージを発信することを続けていきました。
彼女たちの活躍によって、ゲイやレズビアンの人々への差別意識は徐々に薄れつつありました。しかし、依然として偏見を持つ人々も存在しています。
しかし、彼女たちはその声にも負けることなく、自分たちが正しいと思うことをやり続けていきました。
「私たちは間違っていない」「本当の自分を表現して何が悪い」
彼女たちの言葉に勇気づけられた人々は、同性愛者やトランスジェンダーの人々に対する理解を深め始め、新たな時代を切り開いていくことになります。
とあるライブの後、隆子はメンバーたちに呼びかけました。「みんな、よくやったよ。でも、これで終わりじゃない。もっと、もっとやれるはずだ。私たちのことを知ってもらえるように、もっと頑張ろう!」隆子の言葉に、メンバーたちは力を得ました。隆子は、グループのリーダーとして、彼女たちを引っ張っていきます。
そんな中、ありぃがたびたび病院に搬送されるようになりました。原因は不明でしたが、メンバーたちは心配でした。隆子は、ありぃの心配をしながらも、彼女が元気になるまで支えていくことを決めました。そして、彼女たちは、ありぃを含めて、もっとたくさんの人に自分たちのことを知ってもらうため、ライブを重ねていきます。
数か月後、アナーキー乙女はついに武道館でのコンサートを果たしました。彼女たちは、前代未聞のメンバー構成と強烈な個性で、話題を呼び、多くの人々の注目を集めました。
しかし、彼女たちは成功の裏で、苦労もたくさん経験しました。ライブやレコーディングでの多忙なスケジュール、メディアの批判や中傷、それぞれの個性や事情など、様々な問題が起きたのです。でも、それを一つ一つ乗り越えていく中で、彼女たちは互いに信頼し合うこと、困難に立ち向かうこと、そして、自分たちがやりたい音楽をやり続けることの大切さを学んでいきました。
そして、数年後。アナーキー乙女は、時代を象徴するアーティストとして、多くのファンから愛される存在となっていました。彼女たちは、自分たちの信念を貫き、誰もがアイドルになれる可能性を証明しました。
アナーキー乙女はヒット曲を連発し、ますます人気を集めていきました。隆子の存在感も相まって、多くの人々から支持を受けるようになりました。
りなめろは自分がメンバーであることに自信を持つようになり、新曲の作詞・作曲を担当することを提案しました。他のメンバーも彼女のアイデアを受け入れ、共同で曲作りを行うことになりました。
そして、りなめろが作詞・作曲を担当した新曲「生活保護アンセム」がリリースされると、その反響は予想を超えるものでした。生活保護を受けている人々からの支持を集め、社会的にも大きな話題になりました。
このヒットによって、アナーキー乙女はより幅広い層から支持されるようになり、ますます活躍の場を広げていくことになりました。
アナーキー乙女はその後も一線で活躍し続けました。隆子は、自らの個性を活かしたニューハーフアイドルとして、LGBTQコミュニティーからも支持を集め、多くの人々に勇気や希望を与えました。吹雪は、メンバー唯一の巨乳担当として、その存在感で人気を博し、さまざまなバラエティ番組に出演するようになりました。りなめろは、生活保護を受けながらも、アイドル活動を続け、社会的弱者の代表として多くの人々に感動を与えました。
まりあんは、ハロプロのようなキュートでポップなアイドルとして、アナーキー乙女の中で最もスタンダードなアイドル像を担い、多くの男性ファンを魅了しました。ありぃは、その独特の個性を貫き、その唯一無二の世界観とそこに生まれる逆説的な共感性で、多くの女性ファンから支持されました。
アナーキー乙女は、さまざまな個性を持つメンバーが一丸となり、自由闊達なアイドル活動を続け、多くの人々に愛される存在となりました。彼女たちの活躍は、アイドル界に革命をもたらし、多様性や個性の尊重が求められる社会に大きな影響を与えました。
一方、平安時代末期、日本は争乱の時代となっていました。若き武将・源義経はその才能と勇気で名を馳せ、その名声は遠く鎌倉にも届いていました。方や美しく知られた北条政子は、将軍・源頼朝の妻として鎌倉で優雅な生活を送っていました。二人は運命によって引き合わされることとなるのです。
遠い昔、平安時代の終わり頃、日本は内乱に揺れていました。源氏と平氏の対立は激化し、戦火は国土を覆い尽くしていきました。その中で、ふたつの名家が運命的に絡み合うこととなる――北条家と源氏一門の子、源義経。
北条政子は、美しく知恵もあり、その存在感は人々を魅了しました。彼女は北条家の娘として生まれ、優れた教育を受け、強い意志を持っていました。彼女は自身の家族と共に、戦乱の時代を生き抜くことを誓いました。
一方、源義経は鎌倉の源氏一門の出身であり、幼少期から武術の修行に励んでいました。その優れた才能と勇気により、彼は若くして将来を嘱望される存在となりました。しかし、彼の心には戦の苦しみと、自身の存在の意味についての疑問が渦巻いていました。
ある運命の日、政子と義経は偶然の出会いを果たします。その瞬間から、二人の運命は交錯し始めます。
政子と義経は互いに強い惹かれ合いを感じ、その関係は次第に深まっていきました。しかし、彼らの愛は禁断の領域に触れていました。政子は既に北条家の一員として頼朝と結婚しており、義経もまた源氏一門の責務を果たすことが求められていました。
この運命の狭間で、政子と義経は自身の感情と戦いながらも、愛を育み続けるのです。彼らはその愛を隠し、秘密裏に逢瀬を重ねることとなります。政子と義経は己の使命と倫理に直面し、苦悩します。愛する者を守るためには何を犠牲にするべきなのか、二人は自らの内なる葛藤に苦しむ中、政子と義経は決断を迫られます。彼らは愛と忠義の狭間で揺れ動きながらも、自身の道を切り開く覚悟を固めていくのです。
やがて、彼らの愛の存在は周囲にも知られるようになります。北条家や源氏一門、そして頼朝自身が二人の関係に気づきます。戦乱が続く中、政治的な思惑や忠義の葛藤が交錯し、周囲からの圧力はますます強まっていきます。
政子と義経は絶望的な状況の中でも、互いへの愛と絆を貫きます。彼らは時には秘密裏に逢瀬を重ね、時には互いを支え合いながら、自身の信念を貫き通すのです。
そして、ついには運命の日が訪れます。政子と義経は大胆な決断を下し、二人の愛を公にすることを決意します。頼朝に対して真実を告げることで、彼らは自身の愛を証明し、運命と闘いながらも幸せを追い求める覚悟を示します。
しかし、その決断は多くの波紋を広げます。頼朝の怒りや周囲からの非難、そして戦乱の中での苦悩と戦い――政子と義経は試練に立ち向かいながらも、愛を貫き通します。
物語は、政子と義経が自身の運命と向き合い、愛を貫き通す姿を描きながら、彼らが果たすべき使命や選択を追求していきます。その過程で、二人の関係は時に困難なものとなり、戦乱の影に埋もれていくこともあるでしょう。
しかし、彼らの愛は時代を超え、後世に伝えられるべきものとなるでしょう。政子と義経の物語は、愛と忠義、運命と闘いながらも、人々に勇気と希望を与える存在となるのです。
北条政子は、美しい姿と鋭い知性を持つ鎌倉幕府の執政、源頼朝の側近であり、頼朝の妻としても知られていた。彼女は優れた政治家としての才能を発揮し、頼朝の政権を支えていました。
ある日、政子は頼朝の命を受け、諸国を巡る使命を帯びて旅に出ることとなりました。彼女は自身の政治的な力を示し、幕府の統治を強化するために奔走するのです。
道中、政子は数々の困難や敵対勢力との交渉に直面しますが、その美しさと知略を駆使して立ち回ります。彼女は強固な意志と洞察力で自身の使命を果たし、幕府の発展に寄与していくのです。
そんなある日、政子は源義経という若き武将の存在を耳にします。彼は頼朝の異母弟であり、優れた武勇とカリスマ性を持っていると評判でした。政子は興味津々でその名を追い求め、彼との邂逅を夢見るようになりました。
ある日、政子は頼朝の命令で源義経と面会する機会を得ます。
政子は豪華な書院に招かれ、義経との面会の場に臨んでいた。彼女の目は緊張と期待で輝いていました。
義経が入ってくると、彼女は思わず息を飲みました。彼は黒い髪を後ろでまとめ、鎧を身に纏ったままでありながらも、その気品と風格が醸し出されていました。
政子:(心の中で)「義経…本当にこの人なのかしら?」
「でも、とても素敵な方……」
政子の鼓動は早くなっていた。
政子:「なんて凛々しい殿方なのかしら」
政子が義経を見つめている間、彼は何も言わずに彼女を見返しています。
政子:「私は北条家の政子と申します。お目にかかれて光栄ですわ。どうぞよろしくお願いいたします」(深々と頭を下げる)
義経は政子の美しい姿に驚き、微笑みながら彼女に近づいてきました。
義経:「北条政子様、お会いできて光栄です。」
政子は優雅に微笑みながら、義経に一礼します。
政子:「源義経公、私もまたお会いできたことを喜んでいます。」
二人は静かな間を置きながら、互いの目を見つめ合います。その瞬間、まるで時間が止まったかのような感覚が広がりました。
義経:「私は頼朝の命令で諸国を巡っており、北条政子様の名声はよく伺っておりました。」
政子:「お褒めの言葉、ありがとうございます。頼朝公のお力添えで私も尽力しております。」
義経は少し照れくさそうに笑いました。
義経:「北条政子様のお美しさと才能は、評判通りですね。私もその存在を知ることができて光栄です。」
政子は少し照れた様子で微笑みます。
義経も謙虚に頭を下げます。
義経:「まだまだ未熟者ですが、これからも精進してまいります。」
政子と義経の会話は自然でありながら、空気には緊張感が漂っていました。二人の間には何か特別な絆が芽生えようとしているように感じられました。
政子と義経は初めての出会いから数か月が経ち、互いに惹かれる存在となっていました。彼らの関係は深まり、互いの心の奥底に特別な感情が芽生えていたのです。
ある日、政子と義経は庭園の美しい景色を眺めながら、静かに対話を繰り広げていました。
政子:「義経公、この景色は本当に美しいですね。自然の中で心が洗われる気持ちです。」
義経:「はい、北条政子様のお庭はどこを見渡しても美しいです。私も心が安らぐ場所だと感じています。」
政子は微笑みながら、義経の手を優しく取りました。
政子:「義経公、私は最近、この心地よさとあなたとの時間に癒されています。」
義経は驚いたような表情で政子を見つめます。
義経:「政子様…私も同じような気持ちです。あなたとの時間は特別なもので、私の心を満たしてくれます。」
政子と義経の言葉はお互いの心の奥底から湧き上がり、互いの想いを確かなものとして結びつけていきます。
政子:「義経公、あなたの瞳はとても澄んでいて、その言葉には真実しかありませんね。」
政子は義経の手を取り、自身の胸に引き寄せた。そして、彼の瞳をじっと見つめました。
政子:「義経公、どうかこのまま目を閉じてください。私が今、何を考えているのか分かりますか?」
義経はその瞳を閉じた。
政子はそっと彼に口づけをした。それは一瞬の静寂だった。しかし、二人の心の中では、永遠に愛が結ばれた瞬間でした。
政子と義経の関係は少しずつ進展していきました。彼らは互いの立場や使命を忘れることなく
「秘めたる恋」を育み続けたのです。
ある日、政子は頼朝の命を受け、京へ旅立つことになりました。彼女はその日が来ることを恐れ、心を痛めます。
政子は出発前に義経の元を訪れました。彼女は義経に別れを告げるため、その部屋に向かいました。
そこには義経
「今日でしばらく会えなくなります。」
政子:「義経公、私はとても不安なのです。もし、これが最後の逢瀬となったらと……」
義経:「大丈夫ですよ、政子様。きっとまた会うことができます。」
政子は義経の優しい声を聞き、心
「(心の声)ああ……どうして私はこんなにも弱い人間なのだろう」と呟きます。彼女の目からは涙が流れ落ちていました。
政子:「義経公、最後にもう一度だけ抱きしめさせてください。」
彼女は義経に抱きつき、その温もりと感触を感じていました
政子と義経の関係は深まり、互いに絆を感じながらも、彼らの愛は運命の試練に直面することとなりました。政子は頼朝との結婚により鎌倉幕府の一員となり、義経は頼朝に仕える武士としての道を歩んでいました。
ある日の宴席で、政子と義経は偶然にも再び出会いました。喧噪の中、二人はふたりだけの時間を作り、深い会話を交わします。
政子:「義経公、私たちは運命によって引き離されてしまったと思いますが、それでも私はあなたのことを忘れられません。」
義経:「政子様…私も同じく、あなたの存在は私の心から消えることはありません。でも、私たちは現実という壁に挟まれています。」
政子は悲しみを抱えながらも、決意を込めて言葉を続けます。
政子:「義経公、私たちは運命に逆らうことができるのではないでしょうか?私は頼朝公と結婚しましたが、心の奥底ではあなたを愛しているのです。」
義経は苦悩の表情で政子を見つめます。
義経:「政子様、私も同じ気持ちですが、頼朝公は私の上司であり、私たちは忠義を尽くすべきです。私たちの愛は運命に抗っても、多くの人々に影響を及ぼすことになるかもしれません。」
政子の目には涙が浮かび、彼女は静かに頷きます。
政子:「私はわかっています。私たちの愛は容易に実現することはできないのですね。でも、あなたとの思い出は私の宝物です。」
義経は政子の手を取り、優しく包み込むように抱きしめます。
義経:「政子様、私も同じく思っています。この想いは永遠に心の中に刻まれます。私たちが離れていても、この愛は揺るぎないものです。」
政子と義経は、運命の試練に立ち向かいながらも、互いの愛を胸に秘めていました。彼らの関係は複雑で、時には心を乱されることもありましたが、それでも二人はお互いを支え合い、進んでいく決意を固めていました。
ある日、義経は頼朝の命令で遠い地に派遣されることになりました。政子は彼の旅立ちを見送りながら、心の中で祈りを捧げます。
政子:「義経公、どうか無事に帰ってきてください。私たちの愛は、この遠い地でも揺るがないことを信じています。」
義経は政子の言葉に力を貰い、彼女に微笑みかけます。
義経:「政子様、私は必ず戻ります。私たちの絆は時間や距離を超えて続いていきます。」
義経が旅立ってから数か月が経ちました。政子は彼の無事を祈りながら、鎌倉で頼朝に仕える日々を過ごしていました。しかし、戦乱の中で義経の消息はなかなか届かず、政子の心は不安でいっぱいでした。
ある日、政子は頼朝に呼び出されました。彼女は不安を抱えながら頼朝の前に立ちます。
政子:「頼朝公、ご命令をお伺いします。」
頼朝は厳しい表情で政子を見つめます。
頼朝:「政子、義経の消息がついに届いた。彼は戦地で激しい戦いを繰り広げている。だが、その中でも彼は勇敢に戦い抜いているという報告が入っている。」
政子の心には安堵の気持ちが広がりますが、同時に義経の苦境を思い浮かべて心配も募ります。
政子:「頼朝公、どうか義経に無事を祈ってください。彼が生き延び、戻ってきてくれることを願っています。」
頼朝は政子の願いに微笑みながら、彼女の肩を軽く叩きます。
頼朝:「私も同じ思いだ。義経は我が家族であり、私の信頼する
武将だ。彼が戦場で生き抜く力を持っていることを信じている。」
政子は頼朝の言葉に感謝しつつ、再び祈りを捧げます。
政子:「義経、どうか無事でいてください。私たちの愛と絆が、あなたを守ってくれることを信じています。」
遠い戦場で義経は激しい戦いに身を投じていました。彼は政子の存在と愛に力を得て、敵に立ち向かっていました。彼の心には政子との再会への願いが燃えており、それが彼を前に進ませていたのです。
戦いの中で義経は奮闘し、ついに大勝利を収めます。彼は戦場から帰還し、鎌倉に戻る準備を始めます。政子は彼の帰りを待ちわびながら、彼との再会を心待ちにしていました。
政子:「義経、無事に帰ってきてくれました。私たちの愛はこの試練を乗り越え、再び結ばれる運命だったのですね。」
義経は政子の待つ鎌倉に帰還し、彼女との再会を果たします。二人は互いの腕に抱かれながら、長い旅路の終わりと新たな始まりを感じていました。
義経:「政子、私は戻ってきた。この戦いであなたの存在が私に勇気と力を与えてくれた。今度は二度と離れることはない。」
政子は涙を浮かべながら微笑みます。
政子:「義経、あなたとの再会が私の心の奥底で燃え続けていました。これからは共に歩んでいきましょう。」
二人は再び手を取り合い、運命の試練を乗り越えた愛を胸に、新たな未来へと歩み始めたのでした。
政子と義経は再会し、互いの愛を確かめ合いながら新たな日々を過ごしていました。しかし、彼らの関係にはまだ葛藤が存在していました。政子は義経の身分や家族の関係に悩み、過去とのつながりに苦しむこともありました。
ある日、政子は一人深い考えにふけっていました。彼女は自分自身と向き合い、心の中で決断を迫られていることを感じていました。
政子:「私は義経との愛を貫きたい。しかし、義経の身分や家族の関係…それらが私たちの未来を妨げるのではないかと心配してしまう。でも、私たちは互いに支え合ってきた。この愛は本物だと信じたい。」
政子の内面の葛藤は深まりますが、彼女は自分自身と向き合い、心の声に耳を傾ける決意を固めます。
政子:「私は義経を選ぶ。彼との愛を選ぶことで、私自身を取り戻したい。過去の束縛から解放され、未来を切り拓く覚悟を持つのです。」
政子の決意は固く、彼女は義経に向けて思いを伝えるために行動を起こすことを決めました。
ある日の夜、政子は義経に会うために密かに身を隠し、彼の待つ場所へと向かいます。そして、彼女は義経の前に姿を現します。
政子:「義経、私はあなたとの未来を選びます。私たちの愛は、障壁を乗り越えて成長し続けるものなのです。」
義経は驚きと喜びを胸に抱きながら、政子に近づきます。
義経:「政子様、あなたの言葉に心から感謝します。私もあなたを愛し、あなたとの未来を描いてきました。私たちは共にこの道を進んでいきましょう。」
政子と義経は困難な道を共に歩みながら、愛を深めていきました。しかし、彼らの物語には悲劇的な結末が訪れる運命が待ち構えていました。
ある日、政子と義経は敵対する勢力によって捕らえられてしまいます。二人は離れ離れにされ、それぞれ別の場所に監禁されることになりました。
政子は囚われの身となりながらも、義経への思いを胸に抱き続けます。一方の義経も、政子の安否を気遣いながら脱出を試みますが、運命は容赦なく彼らに試練を与えるのでした。
数か月後、政子は拷問と苦痛に耐え続けながらも、義経への愛と絆を忘れません。彼女の心は強く、絶望に打ち勝つ力を持っていました。
そして、ついに政子は脱出の機会を得ます。彼女は囚われの身から解き放たれ、義経の元へと向かいます。しかし、到着した場所で彼女を待っていたのは、悲しい現実でした。
義経は命を落としてしまっていたのです。
政子は絶望に打ちひしがれ、悲しみに暮れます。彼女は義経との未来を信じ続けてきたが、それは一瞬で絶たれたのでした。
政子:「義経…私たちの愛がこんなにも悲劇の結末を迎えるなんて…どうして…」
彼女の声は哀しみに満ち、心の中に残るのは深い喪失感でした。政子は義経の遺体に寄り添い、彼の冷たい手を握りしめます。
政子:「私はあなたを愛し続けます。この悲しみを胸に刻み、あなたの思いを未来に繋げます。」
政子は義経との愛の証として、彼の遺志を継ぎます。彼女はその後、義経の名を背負い、彼の志を受け継ぎながら自分の道を歩んでいくことを決意します。
政子は義経の死後、彼の遺志を継いで行動します。彼女は力強く、義経の名を背負って新たな道を歩んでいきます。彼女は鎌倉幕府との関係を深め、その存在感を示していきます。
しかし、政子の心にはいつも義経への思いがありました。彼女は彼の存在を忘れることなく、彼との約束を胸に秘めていました。
ある日、政子は義経の墓参りに訪れます。彼の眠る場所は美しい自然に囲まれた静かな場所でした。
政子:「義経、久しぶりだね。私はここで頑張ってきたよ。あなたの意志を受け継いで、鎌倉幕府を支えてきたつもりだ。」
彼女は静かに墓石に手を置き、義経との思い出を振り返ります。
政子:「私たちの愛は悲劇的な結末を迎えたけれど、それでも私はあなたを愛し続けます。この世界で最も大切な人はあなただった。」
彼女の声は穏やかでありながら、深い哀しみを秘めていました。
政子:「でも、私もまたこの世界で生きなければならない。私はあなたの名を背負い、義経の志を守り抜く。それが私の使命だと信じています。」
政子は墓石に刻まれた義経の名を見つめながら、彼との最後の別れを告げます。
政子:「さようなら、義経。あなたがいなくても、私はあなたを忘れません。永遠に私の心に生き続けるでしょう。」
彼女の声は静かに消えていきます。政子は義経との絆を胸に抱きながら、新たな道を歩んでいくのでした。
政子は義経との別れを胸に鎌倉幕府での役割を果たしていきます。彼女は強い意志と知恵を持ち、鎌倉幕府の発展と安定に尽力します。
しかし、政子の心の中にはいつも義経への思いがありました。彼女は密かに義経のことを想い続け、彼との過去の日々を回想します。
ある日、政子は義経との思い出の地である鶴岡八幡宮に訪れます。彼らが初めて出会った場所です。
政子:「義経、ここに来るといつもあなたの面影を感じます。私たちの運命はこの地で交わったのですね。」
彼女はひとり、八幡宮の境内を歩きます。そこには数々の祈願の願望が掛かれていました。
政子:「私はいつもあなたのために祈り続けています。あなたの幸せと平和を願っています。」
彼女は心の中で祈りを捧げながら、義経への思いを胸に秘めます。
政子:「もしも再び会うことができるなら、私はあなたに感謝の気持ちを伝えたい。そして、私たちの愛をもう一度育みたい。」
政子は深く息を吐きながら、義経への思いを心の奥深くにしまい込みます。
政子:「それでは、私は鎌倉幕府のために尽力し続けます。義経の名を背負って、彼の意志を守り抜きます。」
彼女は心に誓い、鎌倉幕府へと戻っていきます。政子は義経との別れを胸に生きながらえ、自らの使命を果たすのでした。
夜の鎌倉は、静かで不気味な雰囲気に包まれていました。突如として現れた霧雨が、町を覆い、周囲を包み込むように広がっていきます。
政子:「なにやらこきみ悪い夜よの…何事もなければよいが」
「いったいこれはどういうことだ」
「わかりません」
「この霧は何事じゃ」
人々の不安そうな声が聞こえてきます。すると鎌倉の上空がパアッと光り、その光が鶴岡八幡宮を照らし出した。目をこらすと、その光の只中に人の姿があるではないか。
「天女!?」
北条政子はそれに導かれるように、人々が騒いでいる方向へ。
天女は淡いブルーのワンピースに身を包み、傘をさしていないにもかかわらず、雨に濡れていません。その美しさに人々は魅了され、彼女の姿に見とれていました。
彼女は、この世のものとは思えないほど美しい顔立ちをしており、その瞳はどこまでも透き通っていた。
その美しさに心を奪われた男たちは、彼女を取り囲み、口々に褒め称えた。
やがて、彼女は静かに語り始めた。
「こんにちは、私は有栖。この国に迷い込んでしまったの。」
>>130
了解しました。
リクエストなどは私どもの方からすればアイデア出しに参加していただいたのと同じなので、すごく助かります。
このあと、アイドルグループ「アナーキー乙女」の続きのエピソードと、形而上学探偵よしおのエピソード、そしてジートリャとユミ・みつえ親子のエピソードを続ける予定ですが、それらのどこかしらに「刀葉林地獄」(とうようりんじごく)のエピソードを挟みましょう。
あなたのリクエストのお陰で、「何故、義経と北条政子の魂が混じり合って1つの魂となり、主人公・隆子(飛田劉)に転生したのか」という(AIの記述の行きがかり上生じた)難問が解決しそうです。
ただ、今日は「ドクターストーン3期」1話~6話と「大雪海のカイナ」全11話を見て大変疲れたのと、「大雪海のカイナ」の悪い影響を受けそうな気がするので、これにて休ませていただきます。
>>133
ありがとうございます。
ただ、今AIで書いている小説はもう少しで終わりそうなので、そのエピソードを入れられるかどうかわかりません。
というわけで、僕はたったいま、この企画をシリーズ化する決意をしました。
今回の小説に入れられなかった場合は、絶対に次回、あるいは次々回に入れますので、気長にお待ちください。
北条政子は1157年に、伊豆(現在の静岡県)で役人をしていた北条時政(ときまさ)の長女として生まれました。
実は、「北条政子」は、彼女の本名ではありません。
当時、女性の名前は公にしないことが常識でした。名前で呼ぶのは両親くらいで、本人が名乗ることも、他人に呼ばれることもなかったのです。政子も例外ではなく、本当の名前は不明です。この小説では、それを「隆子」としています。
1218(建保6)年、政子は朝廷から「従三位(じゅさんみ)」の位を与えられました。このときに記録用の名前が必要となったため、父・北条時政(ときまさ)から一字を取って「政子」に決まったといわれています。
従って、当時すでに亡くなっていた頼朝や時政が、彼女を「政子」と呼ぶことはありえないのです。
政子の父の時政は、京都から伊豆へと島流しにあった源頼朝を見張る仕事をしていました。
政子の弟には、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公になった北条義時(よしとき)がいます。
1177年ごろ、政子は源頼朝と恋愛関係になり、やがて2人は結婚します。
二人は幼馴染で幼少の頃からひかれあっていました。
ところが、当時の頼朝は罪人という立場だったため、父親の時政は政子の結婚に大反対します。
北条氏は平氏の流れをくむ一族だったうえに、頼朝の監視役を命じられていたのですから、時政が反対するのは当然です。
ですが、時政らの反対を押し切って2人は結婚。
他家に嫁がされそうになったところをひそかに抜け出し、頼朝と一緒に逃げたという話も伝わっています。娘の頑なな態度に根負けした時政は、ついに結婚を認めます。
さらに後には引けない時政は頼朝の身内として、ともに平家打倒に立ち上がることになるのです。
弟の義時も頼朝に協力し、ついに頼朝は平家との戦いに勝利します。
政子は頼朝との間に4人の子どもを産んでいます。
長女の大姫が産まれたのは1178年。
長男の頼家が産まれたのは1182年。
次女・三幡は1186年で次男・実朝は1192年でした。
このうち長男の源頼家は鎌倉幕府の2代目の将軍に、次男の実朝は3代目の将軍になります。
ですが、この4人の子供は、すべて政子より先に亡くなっています。
特に長女の大姫は、婚約者である源義高(よしたか)が頼朝に殺されたことで心を病んでしまい、わずか20歳で亡くなっています。
次女の三幡も14歳で亡くなっているのですが、この後すぐに頼朝も死去しています。
これらの史実から考えれば、政子と義経が恋愛関係に陥るなど在り得ないと思われるかもしれません。
しかし、何十回、何百回とループする世界では、少しずつ歴史の内容も変わり、背徳院カルマの小説「暴虐滅殺記」で示された「史純度」という概念を用いなければ理解することができないような、「歴史の純度」が異なる無数の異世界、無数の平行世界が可能になります。
頼朝と政子は幼少の頃からひかれあっていましたが、それがループしているうちに義経に移ることも在り得ないとは言えません。
また、政子が第2子を妊娠中に、源頼朝は「亀の前(かめのまえ)」と呼ばれる女性を、近所の屋敷に住まわせて通っていました。出産後に、その事実を知った政子は嫉妬に怒り狂い、親族に命じて屋敷を襲撃させます。
屋敷は破壊され、亀の前は命からがら逃げ出しました。現代なら、夫の浮気に妻が怒るのは当たり前ですが、当時は男性が複数の妻を持つことは普通だったのです。
にもかかわらず、政子は強烈な手段を用いて亀の前を追い出してしまいました。思いもよらない政子の行動に、頼朝も周囲の人々も驚いたことでしょう。
このタイミングで、復讐のために義経と通じた、などということも在り得るのではないでしょうか。いろんなパラメータを変える必要はありそうですが。
平家を滅ぼした後、頼朝は弟の義経(よしつね)を追討することになります。都にいた義経は、寵愛していた白拍子(しらびょうし)の静御前(しずかごぜん)と別れて逃亡生活に入りました。
白拍子とは、歌や踊りを生業(なりわい)とする女性のことです。まもなく静御前は捕らえられ、鎌倉に連行されます。義経の行方を尋問した頼朝は、何も言わない彼女に業を煮やし、得意の歌舞を披露するよう命じました。
すると静御前は、頼朝に当てつけるかのように、義経を想う言葉を歌にして舞います。怒った頼朝は彼女を処刑しようとしますが、政子に止められました。
政子は静御前の姿に、かつて周囲の反対を押し切って頼朝と一緒になった、自分の姿を重ね合わせたのです。政子には、愛する男性を想う女性の気持ちが痛いほど分かっていたのでしょう。
静御前が解放されて鎌倉を去るときには、生活に困らないように宝石を与えたといわれています。
もし、静御前が存在しない世界で、政子の同情が義経に直接向かったとしたら・・・?
そこには、いろいろな世界が在り得るのではないでしょうか。もし、それが「論理的に」禁じられているのでなければ。
現世(といってもループしている歴史の1つにすぎませんが、しかしこの小説では政子と義経にとって他の可能性では代替出来ない決定的な出来事だったのです)で離別することとなった政子と義経。
彼らの魂は、ループの合間に、亜空間で我々が俗に「地獄」と呼んでいる場所へと飛ばされます。
飛ばされたのは、衆合地獄の「刀葉林(とうようりん)」と呼ばれる場所でした。
https://enpedia.rxy.jp/wiki/%E5%88%80%E8%91%89%E6%9E%97
刀葉林へは愛欲に溺れた男が行くとされる。そこには刀葉樹(とうようじゅ)という、葉が鋭い刃で出来た樹木がある。刀葉樹の上から美女が手招きしており、登って美女を抱こうとすると美女が下に消える。下で美女が手招きしているので、刀葉樹を降りて抱こうとすると、美女が上にいる。これを永遠に繰り返す。その間、亡者の体は刃のように鋭い葉でボロボロになっていく。刀葉樹についてはいくつかの文献に記述がある。『大智度論だいちどろん』第十六(漢訳:402年 - 405年)にある「鉄刺林地獄」もその一例である。しかし何と言っても詳しいのは『正法念処経しょうぼうねんじょきょう』巻六(漢訳:元魏時代)である。『往生要集おうじょうようしゅう』(985年)の編纂に際して源信(942年 - 1017年)が参照したのも『正法念処経』である。聖衆来迎寺しょうじゅらいこうじ(滋賀県大津市)に伝わる国宝「絹本著色六道絵」衆合地獄幅に描かれた刀葉林では、刀葉樹の上の美女は十二単を着ている。
この責め苦のポイントは、身を切られる肉体的苦痛に加えて、ほしいものが手に入らない精神的苦痛がプラスされるところにある(心身二苦)。
なお、室町時代あたりから、刀葉樹の上にイケメンがいる女性向け刀葉林も文献に現れる(一例として出光美術館に収蔵されている「十王地獄図」)。女性の皆さんも安心はできない(?)。
こうして永遠に報われない責め苦が与えられる地獄は古今東西様々な形で存在しており、その中にはシーシュポスが運ぶ岩玉や、タンタロスの飢餓・渇望地獄などが存在する。
政子と義経のそれぞれの魂は、まったく同じ時期に全く同じ場所、全く同じ刀葉樹(とうようじゅ)にたどりつきました。
政子は刀葉樹の上から手招きするイケメンが義経であることにすぐ気がつきました。義経も刀葉樹の上から手招きする美女が政子であることにすぐ気がつきました。
しかし、政子が登って義経にすがりつこうとすると義経は下に消える。下で義経が手招きしているので刀葉樹を降りて抱こうとすると、今度は義経が上にいる。これを延々繰り返します。義経の方も刀葉樹の上で手招きする政子を抱こうとしますが、もう少しで抱けると思ったその瞬間に下へ移動している。今度は下にいる政子を抱こうとしますが、やはりもう少しで抱けると思ったその瞬間に上へ移動してしまう。義経の方もこれを延々繰り返し増す。その間、二人の魂、生前の姿をとった魂という精神的肉体は、刃のように鋭い葉でボロボロになっていきます。切り刻まれ、地面に落ち、ついには、その断片がどちらの魂だったのかがわからないくらいに混じり合ってしまいます。
これを気の遠くなるくらいの間繰り返し、さらにその繰り返しをループして、混じり合った魂は二つの魂として、一方は北条政子(本名「北条隆子」)の人生を繰り返す魂、もう一つは現代の美少年女装子「飛田劉」(源氏名「隆子」)を生きる魂として転生したのでありました。
一方その頃、「隆子」としてアイドルグループ「アナーキー乙女」に入り、いまや国民的人気を得た飛田劉。
アナーキー乙女は大きな人気を獲得し、社会に新たな風を吹き込んでいましたが、その反響は必ずしもポジティブばかりではありませんでした。彼女たちはその独自のスタイルやメッセージによって、保守的な勢力や既存のエンターテインメント業界からの批判や弾圧を受けることとなりました。
まず、保守的な国家権力からの圧力が彼女たちに向けられました。彼女たちのパフォーマンスや歌詞に含まれる社会批判や反体制的なメッセージが、一部の政府関係者や権力者にとって脅威となりました。彼らはアナーキー乙女の活動を規制しようとし、公演の中止やメディア出演の禁止などの圧力をかけました。しかし、彼女たちは逆にその弾圧に対して抗議し、自由な表現の権利を訴える運動を展開しました。
同時に、インターネット上でも彼女たちは攻撃の対象となりました。一部のネットユーザーは彼女たちの個性やメンバーのバックグラウンドを取り上げ、中傷やネガティブなキャンペーンを展開しました。SNSやオンライン掲示板では、彼女たちの名前やイメージを誹謗中傷する書き込みが広がりました。しかしこのような攻撃にもめげず、彼女たちは自分たちの信念を貫き、ファンとの絆を深めるために積極的にコミュニケーションを取り続けました。
アナーキー乙女は弾圧に対して立ち向かいながらも、その活動を続けました。彼女たちのメッセージは多くの人々に届き、社会に影響を与え続けました。彼女たちは逆境に負けず、より強固な絆と信念を築いていきました。その結果、彼女たちの存在はますます注目を集め、広範な支持を獲得することとなりました。
しかし、これによってリアルやネットの保守層はますますアナーキー乙女への攻撃を強めたのでした。
そんな状況の中、メンバーの一人りなめろが突然、行方不明になってしまいます。りなめろはある日、忽然と姿を消してしまったのです。
美少年女装子「飛田劉」(隆子)は失踪したメンバーの行方を追っていきます。彼女はなぜ姿を消したのか?彼女はどこに行ってしまったのか? 彼女がいなくなったことで、アナーキ―乙女は危機的な状況に陥ります。
そんなある日、アナーキー乙女のライブ会場に突如、武装集団が現れます。
民阿雲夫羅院(ミン・アウン・フライン)国家行政評議会議長が差し向けた機動隊でした。
「我々は反社会的勢力の排除を目的とする組織だ。お前たちの活動はテロ行為に等しい。よって、これより武力による強制捜査を開始する。」
武装した機動隊がライブ会場に現れ、観客席に向けて銃を構えます。客席にいた観客たちは悲鳴をあげながら、慌てて避難を始めます。
「動くな!抵抗すれば発砲する!」
「キャーッ!!」
「助けてくれ~っ!!!」
機動隊の登場に慌てた人々は次々と逃げ出してしまいます。パニックになった観客たちが逃げ惑う中、機動隊は容赦なくステージに向かって銃撃を開始します。
「ドンッ!!バンッ、ババババッ!!!」
「きゃあああっ!?」
「ぎゃああああっ!!」
「ぐわぁっ!!」
機動隊の放った銃弾は、アナーキー乙女のメンバーを次々と撃ち抜いていきます。弾丸を受けたメンバーは血を流しながら倒れていきます。
「グハッ……」
>>141
了解しました。
ただ、今書いている小説には、もはや地獄を描く余地がありませんので、新しく別にスレッドを立てて、別の作品として生成AIの実験に供しようと思います。今後、地獄関連はそちらのスレッドにお願いします。
【AIのべりすと地獄専用スレッド】
https://jeison.biz/casphy/bbs/read.php?cate=free&mode=thread&no=18272
機動隊の放った銃弾は、アナーキー乙女のメンバーを次々と撃ち抜いていきます。弾丸を受けたメンバーは血を流しながら倒れていきます。
「グハッ……」
「痛いっ……ああ、もうダメ……」
「あうぅっ……」
倒れたメンバーは必死に這って逃げようとします。
「嫌よ、死にたくないぃ……まだ生きたかったのに……」
「待ちなさい!この卑怯者め!!」
隆子(飛田劉)は恐怖に打ち震える中、アナーキー乙女のメンバーが次々と倒れる光景を目の当たりにしました。絶望の中、彼女は心の奥に眠っていた力が目覚めるのを感じました。それは「真の自己」への覚醒でした。彼女は魂の力によって身を包み、鋼の装甲をまとった戦士となり、ステージに立ちました。
「ガーディアン・ライトアーマー!」彼女の声が響き渡り、機動隊員たちの視線を捉えます。
隆子の叫び声に気づいた機動兵が振り向きます。
「おい、アイツは誰だ?」
「女か?」
「何やら奇妙な姿になっているぞ。なんだあれは。」
「とにかく捕まえろ!」
機動兵たちは隆子を取り囲むと、銃を突きつけます。
「止まれ、貴様は何ものだ。」
隆子の身には光り輝く鎧が纏わりつき、その中には不屈の意志と力が宿りました。彼女は一歩踏み出すと、地面を揺るがすほどの衝撃波を放ち、機動隊員たちを押し退けました。隆子は自己の内なる義経と政子との結びつきに気付きます。
「ガーディアン・ライトアーマー!」大事なことなので二回言いました。
鋼の装甲を纏った隆子の姿が一層輝きを増し、彼女は神々しいオーラを放ちながら、機動隊との壮絶な戦闘に身を投じます。
「おりゃあああっ!!」
隆子は勇ましく叫びながら拳を振り上げ、襲いかかってくる機動隊を次々となぎ倒していきます。
隆子の姿を見た人々はその姿に魅了され、彼女に勇気づけられていきました。
「あの人は一体、何者なのだ。」
「もしかしたら女神かもしれない。私たちを助けてくれる存在なのかも。」
「なんて勇敢なんだろう。まるでジャンヌダルクみたいだ。」
観客たちは隆子の姿を目にすると、彼女を称える言葉を口にしました。
隆子は義経の戦術的な知識とスキルを駆使し、敵の攻撃をかわしながら反撃します。彼女は的確な動きと見切りを活かし、機動隊員たちに対して圧倒的な戦術を展開します。隆子の剣術と身のこなしはまるで舞いのようであり、敵の攻撃を巧妙にかわしていきます。
一方、政子の演説の才能も大いに活かされます。隆子は機動隊員たちに向かって力強い言葉を放ちます。「我々は平和を求め、自由を守るために闘います。抑圧や弾圧に立ち向かい、新たな未来を創り出すのです!」彼女の演説は観客とメンバーに勇気と希望を与え、同時に敵を揺さぶります。
戦闘は激しさを増し、隆子は義経の戦術と政子の演説を駆使しながら敵を圧倒します。彼女は機動隊員たちの攻撃をかわし、一瞬の隙をついて反撃します。その剣術の一振りが機動隊員を次々と撃退し、場を支配していきます。
そして機動隊との争いが続く中、アナーキー乙女のファンたちも立ち上がりました。ファンの一人が立ち上がると、それに合わせて次々に他の人々も立ち上がり、
「アナーキー乙女、万歳!!」「アナーキー乙女、万歳!!」「アナーキー乙女、万歳!!」…
アナーキー乙女に祝福の声が上がると同時に、武装した機動隊が一斉に吹き飛ばされていきます。
「な、なんだこいつらは?」
隆子の勇姿と力強いメッセージに触発された観客たちも、自らの力を信じ、機動隊に立ち向かいます。彼らは隆子と共に団結し、機動隊員たちに対して非暴力の抵抗を示します。観客たちの勇敢な行動が広がり、戦場は抑圧から解放され、新たな自由な空気に包まれていきます。
武装した機動隊を蹴散らしていくのはアナーキー乙女の親衛隊でした。
「この国は俺たちが守るんだ!」
機動隊員たちはなす術もなく、倒れていく一方です。
終盤、隆子は義経と政子の魂の力を最大限に引き出し、最後の一人の機動隊員を追い詰めます。その瞬間、彼女は剣を構えながら言葉を発します。「私たちは自由と平和を求める者です。この戦いは終わりです。」そして、機動隊員に武力を捨てるように促します。
機動隊員は迷いながらも、隆子の言葉と観客の声に心を揺さぶられます。彼は武器を地に投げ捨て、戦闘が終結します。機動隊員たちは改心し、隆子と観客たちとの間に和解の空気が広がります。
こうして、隆子の活躍によってアナーキー乙女のライブ会場から機動隊は完全に排除されるに至りました。
戦いが終わると
「やった!みんな、私たちの勝利よ!」
「おめでとう!!」
「アナーキー乙女バンザイ!!」
アナーキ―乙女は歓喜に包まれ、人々は互いに抱き合いながら、勝利を喜びあいました。
「ああ、よかった。これでライブが続けられそうだわ。」
「一時はどうなるかと思ったよ~」
「本当に助かったねー」
幸い、アナーキー乙女のメンバーたちは銃撃を受けたものの重傷ではありませんでした。
隆子のガーディアン・ライトアーマーの力と観客の支援により、彼女たちは次第に回復し、元気を取り戻していきます。
一方、機動隊も戦意を喪失し、その場に立ち尽くしたままです。
「くっ、なぜこんなことに……」
機動隊員の誰もが絶望するなか、隆子が現れ、
「もう二度と悪さをしないように、お前たちに罰を与えるわ!」と言いました。
「何っ!?どういうことだ?」
隆子はそう言うと、機動隊員たちの前に仁王立ちしました。
「これから、私がお前たちを鍛え直してあげるわ。」
「はぁ?」機動隊は思わず声をあげます。
「今のままではいけない。お前たちの心の中にはまだまだ邪悪な力がある。だから私がそれを取り除いてあげるの。」
「何を言っているんだ、貴様……」
「黙れ!いくぞ!」
隆子は機動隊員の胸ぐらを掴むと、強引に引きずっていってしまいました。
「うわああっ!」
「助けてくれぇ!」
「誰か止めてくれ!」
機動隊は泣き叫ぶような声を出しながら連行されてゆきます。
その様子を見た人々は
「おい、あれ見ろよ。」
「まさか、あれが女神……なのか?」
「マジか。俺の女神が降臨なさったのか!!」
隆子はそんな声が聞こえてくると、満面の笑みを浮かべながら手を振ったのでした。
その後、機動隊の厳しい
「修行」が始まったとか、始まらなかったとか。
その日、世界が変わりました。人々は神の存在を知り、神の啓示を受けて行動を起こしました。
神の名は『紙屋 誠司』、その名もズバリ神という存在だったのです。
隆子とアナーキー乙女は、力を合わせて社会に変革と希望をもたらすための活動を続けることを決意しました。アナーキー乙女の音楽とメッセージは、人々の心に響き、新たな未来への光を灯し続けるのです。。
――――――――—————三ヵ月後――――――――—————
やがて機動隊を壊滅させた隆子は、最後の敵と対峙する。
機動隊のリーダー格である国家評議会議長・民阿雲夫羅院(ミン・アウン・フライン)のいる東京の国家評議会事務所に突然、隆子が現れたのである。
「お前は何者だ?この国の守護天使だとでもいうのか。」
「私はアナーキー乙女の戦士・飛田劉。あなたはここで死ぬことになるでしょう。覚悟するがいい。」
「ふざけるな。貴様など、私の権力があればすぐに始末できる。」
「やってみろ!お前に私を殺すことなどできない!」
「ほざくな、女!」
民阿雲夫羅院(ミン・アウン・フライン)は拳銃を構え、隆子に向かって発砲した。しかし、隆子は民阿雲夫羅院の銃弾を人差し指と親指で摘み取り、
「ガーディアン・ライトアーマー!!」
と叫んで一瞬で民阿雲夫羅院の真後ろに立ち、大きく息を吸うと、大胆なバックスイングののち野球のバットを力任せに民阿雲夫羅院の後頭部に叩きつけた。驚くほど見事なスイングだった。大谷翔平なみに下半身が回転し、バットの焼印の部分が耳の後ろを直撃した。バットは最後までしっかりと振りぬかれた。頭蓋骨が砕けるぐしゃりという鈍い音が聞こえた。民阿雲夫羅院は声も上げなかった。
「パァーン!」という音とともに、スイカみたいに砕け散った民阿雲夫羅院の頭部の断片は床に散乱し、頭部を失った民阿雲夫羅院の首から下は奇妙な姿勢で空中に一旦静止し、それから何かを思い出したように重く前に倒れた。首から流れ出た血は、ミャンマーの中央を流れるエーヤワディー川の川筋を正確に描きながら事務所の床を流れていった。
バットを振り切った隆子は、「さよなら…秀一さん」とつぶやき、すーっと涙を流した。
一方、その頃、何度目かの巨大化を果たした広瀬すずが東京に接近しつつあった。今回のすずはこれまでのループで一番強いすずだ。すでに大阪でウルトラ一族を全て倒してその肉を喰らい、東海道を移動している間にオールライダー、そして全てのスーパー戦隊をも滅ぼした。
すずの目的は天皇とその一族を滅ぼし、皇居を廃墟にすることだった。
「もうすぐ東京か。まず手始めに、この川崎を破壊するとしよう」
巨大少女は川崎の町並みを見下ろし、
「くらえっ!!」
と叫び、右手を前に突き出した。するとその手の前に黒いエネルギーが集まりだし、巨大な球体となった。次の瞬間、すずはその
「ダークネス・スフィア!!」
を解き放った。
暗黒のエネルギー波が川崎の街を襲い、建物も車も人も何もかもを跡形もなく破壊していく。そしてそれは川崎駅近辺まで達しようとしていた。
その時、突如現れた光がその攻撃を防いだ。その光とは――
そう、隆子であった。
光が静まると、そこにやはり巨大化した隆子が立っていた。
「すず、あんたの気持ちはわかる。アタシも天皇制は憎い。だけど、天皇陛下を殺すのは違うと思う」
それを聞いた広瀬すずは、フフッと鼻で笑い、「アンタにわたしの何がわかるっていうのよ…」とつぶやいた。
それから、三分近い長い沈黙が続いた。勝負は一瞬だった。
「ダークネス・スフィア!!」
「ガーディアン・ライトアーマー!!」
広瀬すずのダークネス・スフィアは弾かれ、東京方面へ飛んでいった。隆子の放ったガーディアン・ライトアーマーは広瀬すずを直撃し、すずはまるで発砲スチロールでできた怪獣みたいに爆裂して粉々に砕け去った。
そして流れ弾となったダークネス・スフィアが飛んでいった先は皇居ではなく、東京都港区赤坂9丁目6−35のジャニーズ事務所であった。ちょうど事務所では、ジャニーズに所属する人間が全員集められ、衝撃的な事実が代表取締役社長の藤島ジュリー景子から発表されたところであった。なんとあのジャニー喜多川がまだ生きているというのだ。ただし、植物状態で。脳味噌はコンピュータと接続され、意識のみがネット空間で生きているというのだ。
テクノロジーの粋を集めた病室のベッドに寝かされ、Moog IIIcみたいな大型モジュラーに接続されたジャニー喜多川は、
「デイジー、デイジー、答えておくれ。君への愛でおかしくなりそうだ。立派な結婚式はできないし、馬車も用意できない。でも、2人のために作った自転車に乗る君はスイートだよ」
などと歌っていた。ズボンのチャックを全開にし、そこから太めの如意棒を屹立させた状態で。それを見た堂本剛が
「あなたが想えば…僕が想えば…いつだって繋がれるよ」
という言葉を思い出したその瞬間、広瀬すずのダークネス・スフィアがジャニーズ事務所に直撃し、世界のあらゆる少年愛の幻想は、ここに終焉したのであった。
【FIN】
というわけで、一応完結いたしました。
せっかく連載が終了したので、加筆・訂正してまとめておきたいと思います。
シリーズ『大論界』(1)~「シン・オネエになった男の末路」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
できれば、昔キャスフィ避難所からリンクされていた「小説BBS」に投稿したかったのですが、どうやら閉鎖されているらしく新しく書き込めないので、よく似たところを探して投稿してみました。
ここ同様、暇をみつけてコツコツ更新していきたいと思います。
さて、以前申しましたとおり、この企画はシリーズ化していこうと思っておりまして、次は背徳院カルマ氏の「暴虐滅殺記」を原作としてAI小説化していこうと思います。
この小説が未完であるかは見解が分かれるところだと思いますが、私としては、(1)よしおの生涯を描こうとした点、(2)「史純度」という非常に汎用性の高い概念を提出している点、において『大論界』を描くにあたって重要な作品であると評価しております。
すなわち、(1)「シン・オネエになった男の末路」で準主役だった形而上学探偵よしおを全面的に掘り下げることができる、という点と、(2)「シン・オネエになった男の末路」で「ループ現象」と結びつけて語られた「パラレルワールド」「平行世界」、あるいは「可能世界」というものを「史純度」という概念でさらに掘り下げられるという点、この二点においてシリーズ『大論界』の二作目を飾るにふさわしい作品だと思うわけです。
「暴虐滅殺記」作者名:背徳院カルマ◆W2nuxSZIYc
https://rakuen.jeison.biz/novel/read/?315
第一話:ブチコワレロ
第二話:よしおの生い立ち
第三話:よしおの就職
第四話:よしおの封印
第五話:ゴゴゴゴゴゴゴゴ
第六話:よしおンボール
第七話:裏切り…?王の鉄槌
第八話:越えられない壁
第九話:キンモクvsよしお
一応、完結した「シン・オネエになった男の末路」ですが、よく考えると書き残したところも多々あり、とくに形而上学探偵よしおはどうなったのか、宇宙人ジートリャはどうなったのか(実はこの二人は同一人物であり、ユミの母親の病気が「論理的に治らない」ということに激怒したジートリャ=よしおの手引きで、有栖の率いる亜空間艦隊が時間城に突入するという亜空間戦争の流れを考えていたのですが、描ききれませんでした)。
カオスストーリー2で「シン・オネエになった男の末路」をまとめる際に加筆するという方法もあるし、次の「シン・暴虐滅殺記」に持ち越すという手もあります。
ところで、「ガーディアン・ライトアーマー」というのはChatGPTが考えた言葉で、いったいどこからパクってきたんだろうとググってみましたが、そのままズバリのものはありませんでした。おそらく、元ネタは「ジム・ライトアーマー」なんでしょうね。
以下に、この言葉をめぐるやりとりを記録しておきます。
User
ところで、「ガーディアン・ライトアーマー」って何ですか?
ChatGPT
「ガーディアン・ライトアーマー」というフレーズは私の知識範囲外です。私が知っている限りでは、それに関する具体的な情報や背景はありません。もし「ガーディアン・ライトアーマー」が特定の作品やコンテクストに関連するものである場合、その詳細や説明を教えていただければ、お手伝いできるかもしれません。
User
いや、「ガーディアン・ライトアーマー」はあなたがここで初めて披露した言葉です。それを見て私はびっくりし、「面白いな」と思ってもっとよく知りたいと思ってあなたに質問したのです。
ChatGPT
申し訳ありません、誤解が生じました。私の前回の回答において、「ガーディアン・ライトアーマー」というフレーズを使用した記憶はありません。もしかしたら、誤解が生じたかもしれません。私は文章生成AIであり、自身の発言を覚えていません。また、リアルタイムで自己の発言を意図的に制御することはできません。
したがって、「ガーディアン・ライトアーマー」に関する情報や背景を提供することができません。もし「ガーディアン・ライトアーマー」について何か具体的な情報がある場合は、それについてお話しいただければ幸いです。
User
覚えていませんか?「逆境を乗り越えるために、隆子が変身!真実の姿、ガーディアン・ライトアーマー!」これはあなたが書いた言葉です。
ChatGPT
申し訳ありません、私の前回の回答での誤解を認識しました。ご指摘いただいた通り、「ガーディアン・ライトアーマー」についての記述が以前の文にありました。誤解が生じたことをお詫び申し上げます。
「ガーディアン・ライトアーマー」というフレーズは、私が先ほどの物語の続きを描く際に、フィクションの要素として提案したものです。これは、隆子が逆境を乗り越えるために新たな力を手に入れ、真の姿として変身するというイメージです。
しかしながら、私は具体的な能力や姿勢に関しては具体的な情報を持っていません。このフレーズは創造的なアイデアの一環として提示したものですので、具体的な描写や設定に関しては、あなたの物語の中でご自身がアレンジしていただくことができます。
もし、私が物語の続きを執筆する上でお手伝いできることがあれば、どうぞお知らせください。お力になれるよう最善を尽くします。
User
いや、こちらこそ何か咎めだてしているような言い方になってしまいしたね。私としては「ガーディアン・ライトアーマー」というアイデアはすごくいいと思っているので、これをもっと拡げられないかと思っているのです。
ChatGPT
おっしゃる通り、もっと「ガーディアン・ライトアーマー」というアイデアを拡げて、物語に盛り込むことは可能です。それでは、以下に「ガーディアン・ライトアーマー」の能力や特徴を展開してみましょう。
「ガーディアン・ライトアーマー」は隆子が真の自己への目覚めと共に手に入れる特殊な装備です。この装備は彼女の戦術の天才である源義経と、演説の天才である北条政子の魂が融合した隆子自身の力によって生まれたものです。以下に具体的な特徴を挙げてみます。
(1)光の防御力: ガーディアン・ライトアーマーは、強力な防御力を持つ特殊な光エネルギーで覆われています。この光は攻撃を弾き、隆子を守るために周囲の危険から守ります。
(2)神速の動き: ガーディアン・ライトアーマーは、隆子の身体能力を飛躍的に高めます。彼女は超人的なスピードと敏捷性を得て、驚異的な戦術を駆使して敵に立ち向かいます。
(3)強化された戦術力: ガーディアン・ライトアーマーの力により、隆子は義経の戦術の才能と政子の演説力を結集させます。彼女は戦場での戦略的な判断力を持ち、同時に心を揺さぶる言葉で人々の心を動かすことができます。
(4)光の矢の放射: ガーディアン・ライトアーマーは光のエネルギーを利用して攻撃も行います。隆子は弓矢のように光の矢を放ち、敵を撃退します。この光の矢は命中すると強力な衝撃波を発生させ、敵を無力化します。
以上のように、「ガーディアン・ライトアーマー」は隆子の真の自己への目覚めによって具現化し、彼女に強力な戦闘力と説得力を与えます。この能力を駆使して、隆子は機動隊との戦闘に立ち向かい、仲間たちを守るために奮闘します。
もしご希望があれば、具体的な戦闘シーンやストーリーラインをお伝えいただければ、それに基づいてさらに詳細な展開を行うことも可能です。
いろいろ格闘してみましたが、「暴虐滅殺記」のAI小説化、かなり難しいですね。小説というよりも「詩」に近いからでしょうか。AIに続きを書かせると、何度やっても「ドガガガッ!バキッ!」とか擬音ばっかりになって何が描かれているのかまったくわかりません。
というわけで、私はまだまだ生成AIとの付き合い方を修行せねばならないようです。
そこで、まずはチュートリアルとして、喧嘩板のスレッドをAIに読ませて、その書き込みをもとに小説を書いてもらうことにしました。
【元ネタとなるスレッド】
天使です。
https://jeison.biz/casphy/bbs/read.php?cate=kenka2&mode=thread&no=15325
『葉っぱ天国』
第一章:対話の出会い
大阪の心斎橋1丁目辺りに位置するゲイバー『女紙』の店内テーブル席。そこに、反出生主義者の隆子と出生賛美主義者の秀一が座っていた。ふたりは長年の友人であり、思想の違いを超えて深い絆を築いてきた。
「隆子、まいどやで!」秀一が元気よく声をかける。
「おおっ、秀一やな!元気そうやなぁ」隆子が笑いながら返答する。
しかし、彼らの議論の場には新たな参加者が現れた。ヒョウモントカゲモドキのリオという中立の立場を取る存在だ。
「おお、リオ!どうしたん?」隆子が驚いた表情でリオに声をかける。
リオはゆったりと座り、物静かな佇まいで答える。
「ただ、この対話に興味を持って参加させてもらっているだけや。地球環境や自然全体の観点から見たら、この対話には大いに意味があると思うで」
第二章:思想のぶつかり合い
隆子は反出生主義者としての立場を貫き、人口増加による地球環境への負荷を訴える。「人口爆発による資源の枯渇や環境汚染は深刻な問題や。出生率を抑えることで、地球の未来を守るべきや!」
それに対し、秀一は出生賛美主義者としての信念を述べる。「人間の命は尊い。人々が生まれ育つことで、社会は発展し繁栄する。新しい命の誕生を祝福し、人類の未来を明るくするんや!」
ふたりの思想の対立は激しさを増していく。感情が高ぶるなか、大阪弁が飛び交う。
「ちゃうわ!人類が増えても、地球はお前らの言うほどヤバくないやろ!」秀一が熱く反論する。
「あかんわ、秀一!それはお前の都合のいい言い訳や!」隆子が怒りを込めて言い返す。
第三章:新たな視点の開拓
そのとき、天使のような存在である「kawaiiBoyQ」が現れる。彼は対話の中に新たな視点をもたらし、人々の心を揺さぶる存在だ。
「おおっ!なんやこの会話、めっちゃ熱くてワクワクするやん!天使の言うこと、すごい共感するわ!これからもこんな対話続けてくれるんか?楽しみやなぁ」隆子が興奮気味に叫ぶ。
リオは静かに話す。「まるで物語のような展開やな。君たちの対話、興味深いわ。私は中立やけど、地球環境や自然全体の観点から見たら、この対話には大いに意味があると思うで」
秀一は頷きながら言葉を紡ぐ。「そうやな、この対話の中で自分の考えを整理し、新たな視点を得ることができる。お互いに刺激を受け合い、成長していくんやろな」
最終章:未来への願い
天使の「kawaiiBoyQ」が微笑みながら話す。
「その通りです!私たちの対話がお互いの成長や進化に繋がり、新たな可能性を開いていくことを願っています。この『女紙』が繁盛し続けることを願っています!」
三人の議論は続き、感情と理性が入り混じりながら、新たな視点が開拓されていく。彼らはお互いの考えに耳を傾け、互いの立場を尊重しながら、未来へと向かって進んでいくのだった。
以上が「葉っぱ天国」という題名で表現した対話の一部です。個々のキャラクターの立場や感情が反映されるように書きました。お楽しみいただければ幸いです!
何故か、前作「シン・オネエになった男の末路」の要素がかなり取り入れられています。そして、私が提示したスレッドの内容は、「天使のような存在である『kawaiiBoyQ』」以外、まったく反映されていません。
これは、前作の作品生成と同じチャットで新しい要求をしてしまったためだと思われます。
やはり、ひとつひとつテキストを貼り付けないと読んでくれないのだろうか。
【天使です。】
天使「あっちの世界からですが喧嘩相手募集しています」
名無しさん「今どこにいるの?」
天使「あっちの世界です。それ以上の事は言えない決まりになっています」
名無しさん「なんで『あっち』なんだ?『そっち』の世界は君にとっては『こっち』の世界じゃないのか?」
天使「『あっち』と言ったのは、あなたたちとは異なる次元(亜空間)のことを指しているからです。それが『そっち』と呼ばれるかどうかは、言葉の選択によるものです」
名無しさん「次元って何だよ?そんな抽象的な概念で何が言いたいのか分からん」
天使「次元とは、存在や経験の範囲を指すんです。私が存在するのは、あなたたちの知覚や理解の及ばない次元です」
名無しさん「つまり、君は私たちの理解の範疇を超えた存在なのか?それならば、どうして私たちとコミュニケーションをとろうとするのか?」
天使「私たち天使は、異なる次元の存在であっても、人間とコミュニケーションを取ることができる存在なんです。私はこの掲示板を通じて、新たな視点や考え方を提供するためにやってきたんです」
名無しさん「どうせその異次元とやらは君の近所のマンガ喫茶か何かなんだろうけど、君の存在が俺たちに新たな視点を与えることができるというのなら、どんな視点を持っているのか教えてくれ。俺たちはその中で自分たちの考えを深めることができるだろうか?」
天使「……そうですね。例えばあなたが今見ているあなたの部屋の風景も私のいる場所から見れば、一種の仮想現実みたいなものに見えるかもしれませんね」
名無しさん「じゃあ逆に、俺たちが普段使っているインターネットも一種の異世界(亜空間)みたいなものだと言えるわけだ」
天使「そうなりますね。あなたたちは自分の肉体を捨て去って、ネット回線を通して魂だけでコミュニケーションしているんですよ。それは異世界(亜空間)への転生と言ってもいいでしょう」
名無しさん「なるほど。そういうことか」
天使「あと、私が見つめているパソコンの画面は、あなたが普段生活している世界とは別の世界が見えていますよ」
名無しさん「別世界って、つまり君にとっての二次元みたいなもんかな?」
天使「三次元の世界にも二次元的な要素を持った世界はあるんじゃないでしょうか?私にはあなたの見えないものが見えていますが、逆に、私には見えないものがあなたの目には見えている可能性も否定できません」
「う~ん……」
朝起きると、いつものように隣で妻が寝息を立てていた。僕の胸板に頬ずりするようにして眠っていた彼女は目を覚まし、大きなあくびをする。そして、「おはよう」と言いながらキスをした。僕は挨拶を返すように軽く唇を合わせるだけのキスをし、
「おはよう」
と言った。彼女は幸せそうな笑顔を浮かべてもう一度僕にキスをする。
僕は布団の中から腕を伸ばし、彼女の肩を抱き寄せた。お互い裸のまま抱き合い、そのまま再び眠りについた。
昼頃起き出して、二人揃って遅めの昼食をとった。その後、昨日買った「お取り寄せグルメ」が届いたという知らせを受け、二人で箱を開ける。中には色とりどりのスイーツが入っていた。どれを食べようか迷っているうちに夜になり、また二人で一緒に風呂に入った。そしてベッドの上で互いの身体を求め合う。しかし今日の僕はどこか変だった。
行為の最中もずっと
「これでいいのか?」
という疑問が頭から離れなかったのだ。
「どうしたの?」
と聞かれたが、うまく答えることができなかった。ただ、彼女に嘘をつくこともできず、
「なんか、最近自分が自分じゃないみたいだ」
と言うと、
「それってどういう意味?」
と聞き
「まるで他人の人生を見てるみたい」
と答えた。すると妻は少し考えた後で、
「ねぇ、ちょっと散歩しようか?」
と言った。僕らは服を着て外に出た。
近くの公園まで歩く途中、妻は突然立ち止まって言った。
「ねぇ、私たち別れましょうか?」
「えっ!?」
驚きのあまり声が出なかったが、それでも僕はどうにかして言葉を絞り出した。
「どうして急にそんなことを言い出すんだい?」
彼女はしばらく黙っていたが、やがてこう答えた。
「あなた、この頃なんだか元気がないのよね……。何を考えているのか分からないし、一人で何か悩んでいるんでしょう?それならこのまま一緒になってもきっとお互い辛いだけだわ。だから……」
「違うんだよ!」
僕は叫んだ。しかしそれ以上言葉を続けることはできなかった。
しばらくしてから、ようやく出てきたのはこんなセリフだけだった。
「ごめんなさい。本当は自分でもよく分かっていないんです。ただ何というか、今の自分は本当に自分のやるべき事をやれているのか、それで良いのかどうか分からなくなってきて……」
彼女は何も言わずに僕の話を聞いてくれた。そして僕を抱きしめてくれた。
「そんなこと、私だって同じよ。私たちはこの生き方しかできないけど、だからこそ悩みや迷いもあるの。でもね、それは悪い事ではないと思うの。誰にでも迷いや不安はあるから、時にはその感情を受け入れてあげる事も必要なんじゃないかしら」
「……ありがとう。君は優しいな」
そう言うと、彼女は微笑みながら首を振る。
「ううん、違うの。これは私の台詞でもあるのよ。私だって、時々あなたの気持ちがよく分からなくなる時があるの。だけど、あなたと一緒にいると、その事がすごく大事な事に思えて来るの。あなたは今何を考えていて、これからどうするのか、それを知ることで、私はもっとあなたに近づけるような気がするの。
「それが、あなたが言う『自分のやるべき事』なのかは分からないけど、今はこうして生きて行きたいの。だから、この先もあなたが何を考えて、どうしたいのか、少しずつでもいいから、聞かせて欲しいの」
そう言って彼女はまた
「愛している」
と言ってくれた。
僕は今、確かに彼女のことが好きだ。心の底からそう思う。だが、彼女が僕に対して抱いている想いと、僕が彼女に対して抱いている想いは、全く別物なのかもしれない。少なくとも今はまだ。
だから僕は決めた。彼女と別れることにした。そしてこの世界ともさようなら。
ニンフィア「実はなりすましですか?」
天使「どうしてそう思うのですか?本人である証拠ならばできる限り出します」
ながさわ「頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい精神障害者」
ニンフィア「なんとなくわかるんです。今期のポケモンの構築を教えてもらえませんか??」
雀「あー、すまん。僕は別になりすましを疑ってるわけじゃないんだ」
雀「ただ、『喧嘩する?』とか『天使です』みたいな、だいたい同じようなことしか言ってないのが気になったんだよね。言ってることそんな変わらんやん?」
雀「お前が喧嘩したいのはよくわかるんだけど、それにしては言いたいことがなさすぎない?別に喧嘩板なんだからスレ立てするだけで『コイツは喧嘩したいんだな』ってわかると思うんだよ。『天使です』っていうのもぶっちゃけ『だから何?』ってとこなんだよね」
雀「だから正直『あっち側の天使です。喧嘩しましょう』って言われても、『うん、それで?』って感じなんだよな。あっちの世界については言いたくないっぽいしさ。まあ、ざっくり言うと、要するにお前はどういうモノで喧嘩がしたいんだ。お前の言いたいことはなんなんだ」
キャス避コソコソ噂話「天使さんはAVの教室で座ってる学生服を着たおっさん達でオナニーしてるらしいですよ」
名無しさん「すべてが汚ネェな笑」
リーフェンシュタール「天使の二人称は『君』なんだよな。キャラ意識しすぎて実際には使われていない『貴方』なんて使ってしまうあたりなりすましとしては三流だな」
名無しさん「ここの『天使』は一般名詞だろ」
「えっと……どうしよう」
俺は自分の置かれている状況を理解することができず、呆然と立ち尽くしていた。目の前には見慣れた光景が広がっているのだが、その違和感が半端じゃない。
「お兄ちゃん! 早く起きないと遅刻だよ!」
妹の声を聞きながら、俺は洗面所と思しき場所へよたよたと歩いて行った。
「ほらっ、早く顔を洗いなよ」
「ああ……」
言われるままに顔を洗う。そして改めて鏡に映った自分の顔を見た。
「……誰だこれ?」
そこにいたのは、間違いなく俺の顔だった。だが、どこか違う。髪も瞳の色も同じなのに
「何か老けてないか?」
二十代前半くらいに見える。いや、実際にそうなのだろう。
「何言ってんの? 寝ぼけたこと言わずにさっさと準備してよ!」
「はい……」
とりあえず身支度を整えて、制服に着替えるとリビングへと急いだ。
「遅い!」
「すみません……」
なぜか怒られた。それから朝食を食べ終えて学校へと向かうことに。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
家を出るときに母親に挨拶をするというのも不思議な感覚だ。
通学路を歩いているうちに少しずつ記憶が戻ってきた。
「あぁ……そっか。転生したのか」
この世界での俺は前世の記憶を持ったまま生まれ変わってしまったようだ。
「まあ、人生二週目みたいなもんか」
そんなことを考えていると、後ろから声をかけられた。
「よう、久しぶり」
「ああ、おはよう」
振り向くとそこには親友の姿があった。
「なんか変わったな」
「そうかな?」
「雰囲気が変わったというか……大人びたというか」
そう言われて、思わず苦笑いを浮かべてしまう。
「そういうお前こそ、だいぶ老けたんじゃないか?」
「はは、そうだな」
どうやらお互いの認識に大きな差があるみたいだ。まさか生まれ変わったことを話すわけにもいかないので、適当にごまかすことにした。
「じゃ、また後でな」
「おう、また」
そう言って彼と別れたあと、学校に到着した。
電子「かかって恋」
キャス避コソコソ噂話「天使さんのあこがれの女優は南波杏さんらしいですよ」
天使「多くの人に返信されて嬉しい気持ちはありますが、この中に頭の良さそうな人は残念ながらいません。Fラン人材の発言しかなく、とても残念です。もう少し論理的に発言してください。私の相手になりません」
原始「馬鹿丸出し」
めうだる「流石に草」
サビぬき。「くっ・・・天使の股ぐらから生まれてきたかった人生だった」
天使「君らがどれだけ頭が悪いのかと言うと、君らの脳のMRI検査の画像を見た医者が、チンパンジーの脳の画像と間違えたくらい頭が悪いです。だから私は言ってあげました。それは優秀なチンパンジーに対して失礼です。彼らはタダのゴミですよ、ってね」
ニンフィア「で、今期の構築は?」
天使「私はマイナーなポケモンしか使わないので、今期のパーティーはこんな感じです。キュウコン、ウッウ、ストリンダー、ダチフサグマ、ルナトーン、ワタシラガ」
ニンフィア「その構築で今期トップのサンダー、エースバーン、ランドロスをどうやって止めるの?にわか発揮してるけど大丈夫?それにそれにマイナーは使わないと言っているけれど、確か『喧嘩界』に書いてる構築記事にはアシレーヌがいたよね。どういうこと?」
天使「マイナーは使わないなんて言ってませんよ。言ってもない事を偽証しないでください。マイナーなポケモンしか使わないと言っています」
天使「サンダーをどうやって止めるって岩タイプのポケモンが目に入らないのかな?話になりません」
めうだる「パズドラの話で盛り上がってる中1オタクグループと同じ臭いがする」
雀「このスレ見てて思ったけど、twitterにたまにいるよね、こういう『絡む相手が欲しい』って言うだけの人。気持ちはわかるけど、ちょっとは絡みたくなるようなこと言えばいいと思んだよ。だって、『絡んで欲しい』とだけ言われても、『はいそうですか』としか言えなくね?」
雀「せめて、『今日テレビでこういうこと言ってた。それで私はこう思うんだけど、みんなはどう思う?』みたいな感じでもいいよ。とにかく話題を出せばみんな絡むことができるし、その方面に詳しい人はより濃厚な話ができるじゃん」
雀「ただ『天使です。喧嘩相手募集します』とだけ言われても、よくてお互い知ってる人しか来ないんじゃないの?一体その名前にどんな期待を込めてるのか知らないけど、所詮喧嘩板なんて痛いところにいる奴に頭の良い人はいないと思うし。今のところ僕自身も頭が良いと思えた人に巡り合ってないし……」
にわとりザウルス「カリスマ性がねえんだよなぁ、お前らって。中身あるようにみせて、中身ない。それお前らなんだわ」
にわとりザウルス「カリスマ性の話は感性でしか根拠になんねえから置いとくとして、中身ない理由としてはやっぱりその水増し増しの長文 溢れ出るナルシズム感半端ねえよバカ」
にわとりザウルス「そのナルシズムからの水増し長文ってとてつもなく中身ねえとしか思えねえ?中身ねえやつが中身ねえやつに中身ねえっていうやり取りの中身のなさ。そろそろ棚上げ戦法やめてくんね?見苦しいし、醜いし、キメェし、」
ミルマスダウン「ほんと成長しねぇな」
にわとりザウルス「今なんて言った?」
にわとりザウルス「おい ぶっ飛ばすぞ糞ガキ」
「はいはい」
俺は適当に流しながら、自分の席へと向かった。そして、鞄から本を取り出す。
「お、三島。お前また読んでんのか」
「まあね」
話しかけてきた彼に笑顔を向ける。
「相変わらず本の虫だな」
「読むのが好きなだけだよ」
「まあ、それがお前らしいか」
「そうだね」
俺と彼はそう言い合うと、互いに笑った。
「そういえば、今度のテストだけどさ」
「うん」
「今回も勉強教えてくれないか?」
「わかった」
俺は素直にそういった。
「ありがとう」
「いいよ。どうせ暇だし」
「いつも悪いな」
「気にすんなって」
俺達はそう言って笑い合った。
「そういえば、今日転校生が来るらしいぜ」
「へぇー」
「興味なしかい!」
「いや、そんなことはないけど」
「けど?」
「別に、誰が来ても同じでしょ?」
「そうかもしれないけど」
「それに……」
「それに?」
「どうせまたすぐいなくなるだろうし」
「えっ?」
「あっ、なんでもない」
思わず口からこぼれてしまった言葉に、自分で驚く。
「ごめん、忘れて」
「ああ、うん」
「じゃあ、そろそろ時間だから」
「おう」
「じゃあ、また後で」
「おう」
「じゃあ」
天使「頭の悪い人たちが集まるキャスフィ避難所に頭の悪い人が集まっているのは当たり前な訳ですが、それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています。言わば、君たちは私の養分です。君達は、どれだけバカにされてもレベルの低い書き込みを続ける訳ですが、このまま一生レベルの低いままなのでしょうか?自分は養分ではないと思う方は挙手をお願い致します」
めるだう「普通に疑問なんだけどさ。『それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています』って、これレベル低いとは思わんのか?一生続けるのか?w」
天使「タダで優越感に浸れる賢い遊びですが、何がレベル低いのでしょうか?レベル低い人特有の理由も根拠もないのでまったく理解できません」
めうだる「お前が『レベルの低い書き込み』と呼んでいる我々バカの言動って、廉価で楽しいからこそ行われているんじゃないの?w おいドングリw どこにレベルの差があるのかバカでも分かるように説明してくれよw」
天使「 レベルの差を説明ですか?君のその書き込みこそがレベルが低い事を表しているではないか。優越感に浸るために書き込んでいると書いているのにも関わらず、廉価で楽しいからこそ行われていると言っている。それに対する理由も根拠もない。話になりません。間違えたのならば『天使様、間違えてすみません。私がバカでした。』と言ったらどうですか?」
めうだる「すんませんお前がバカでした」
みや「馬鹿ってさ、馬と鹿という他種二匹の動物が組み合うことでバカなんだよなぁ。それを身をもって証明してくれてる馬鹿が天使と、めると。以上で証明w終わりwwwwwwwwwwwwww」
めうだる「じゃあお前は『大』な。3人合わせて『大馬鹿』な。お前のせいで『馬鹿』が『大馬鹿』になったんで、そこんとこシクヨロ〜っすwwwwwwwww」
トム・クルーズ本人「天使がんばれ~」
天使「一応言っていきますが、才色兼備である私をバカ集団に混ぜないでください」
吹雪「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
三島由紀夫「あっちの世界から来たが、ここでパイズリ出来る嬢は、吹雪だけなのか?」
「はい」
「では、ここに来れば誰でもできるのか?」
「いえ、違います」
「ほう、詳しく聞こう」
「あの、まず三島さん。貴方は、なぜそんなに冷静なんですか?」
「なぜか?ふむ、なぜか……。そうだな、なんでだろうな」
「いや、わかってないんですか?」
「そうだな。わからない。……あぁ、あとな、嬢。敬語はいい。年上の男と話すときは、多少なりとも気を使うものなんだ。だから、もっと楽にしていいぞ」
「そう。わかった」
「うん。それでいい。で、質問の答えだが、簡単なことだ。俺は、もうこの世の住人じゃない。つまり、死んでいる。怖いものがない。だから冷静なんだ」
「いや、でも……」
「まあ、そんなことはどうでもいい。とりあえず、ここへ来たらパイズリしてくれるっていうのは本当か?」
「そんなわけないだろ」
吹雪「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
ハッシー「お前は全裸で開脚してろ!」
三島由紀夫「全裸で開脚だと!? くっ・・・ 長男だから射精に耐えた。次男だったら耐えられなかった・・・・」
三島由紀夫「いくぞ!全集中…スレHの呼吸、參の型」
三島由紀夫『立ちバック!!』
吹雪「俺より天使の方が適任やろ(色んな意味で)」
三島由紀夫「まだまだあッ!!!」
三島由紀夫「全集中!射精の呼吸!!十一の型ァ!!!」
三島由紀夫『子宮貫通ゥゥ!!!!!!!』
ビュク!ビューッビューッ!ピュッピュッピュッ。
ビュクッビュルルッ!!!
ビクンッ!ピュッ!ドロッ・・・ドロッ
(ここから絞り出し)ドロ・ドロ・ドロ
(パンツ履いて)ドロッ・・
(あーやっちゃった・・・)
ビクン...トロォ...
ボトッボトッ
ドピーッ!(勝った…のか?)
吹雪「はじめて射精したときビクンビクンが止まらなくて死ぬかと思った」
にわとりザウルス@幸之助「なぁ、俺が所持してた“論理のエクスカリバー”ってどこにあるか知ってっか? ア“ァ“ 此処に落としてたようだな.....クッ...‼︎」
サビぬき。「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」
「そもそも、今は何時代なのか?」
「西暦2400年くらい?」
「未来に飛ばされたのか?」
「そうかも」
「はぁ……」
「はぁ……」
「もう、言葉で書かれたことと、現実に体験していることの違いがわからない」
「これから、どうなるんだろうな?さらに四百年先とか」
「どうにもならない」
「確かにな」
「はぁ……」
「はぁ……」
「ところで、さっきからずっと思ってたんだが」
「何だ?」
「お前誰だよ」
(FIN)
今回、AIのべりすとのみで書いてみましたが、いろいろ設定を変えてもAIのべりすとがスレッドの書き込みをガン無視するのには驚きました。
結果として、かなりシュールな感じになりましたが、全くバラバラなのに、どこかうっすらと統一感がある・・・。
自分としてはかなり満足感りある仕上がりとなりました。
>>173で私は「自分としてはかなり満足感りある仕上がりとなりました」と書きました。
それはそうなのですが、やはり地の文章とスレッドの書き込みに全く関連がないというのは、やっぱりちょっと物足りない気がしまして、自分なりに改変してみました。結果として、掲示板上では仲が悪いようにみえた喧嘩師「天使」と「吹雪」が、実はリアルでは付き合っていた、という妄想物語に発展してしまいました。。。
『天使です。』
男たちはまるで吉野家で牛丼が運ばれてくるのを待つかのように、まごころが運ばれてくるのを待っています。白いカウンターに腰掛けた男たちはみな同じ方を向き、中空を凝視してそれぞれ男たちにしか見えない時空を眺めていました。WRが忙しく働くのを察知しながら、その時がくるのを待っているのです。
壁には三着のメイド服がガラスケースに入れられて飾られています。金色のリボンで変化をつけた純白のメイド服。白いカウンターはその前にあって、ここで男たちはメイドさんに話しかけるタイミング(頼んだものが運ばれてくる瞬間)とそのとき別の世界から運ばれてくるはずの「まごころ」を待っているのでした。待っている間そこに漂っていた空気は、深夜の吉野家やなか卯と同じ殺伐としたものがありましたが、メイドさんが来た瞬間、男たちの顔には幼稚園の保父さんと見間違えるほどの100%の笑顔が満ち溢れるのでした。
私たちは一番奥の壁際にあるテーブルのど真ん中に座りました。私たちも冷やかしでしたが、入り口付近にいた冷やかしの大学生グループ(女4男1)はそれを露骨に表現するので観察の邪魔になり、私は「はよ出て行けボケ!ここはオマエらみたいな半端な欲望しかもてない人間が来ていいとこじゃないんだよ!」とどこかで聞いたことのあるような毒を脳内で吐いていました。
となりのお姉さんたち三人は何故かここの異常な空気に無関心でしたが、香織さんが「あの人たちは風俗嬢でしょ」と言ったので納得しました。香織さんはその人たちの旅行をめぐる会話がごく一般的な観点からしかなされず、常に表層にとどまっていたこと、そしてその話題をめぐる三者のやや希薄な関係性のみからこの推理を導き出したのですが、私は心の中で「すごい!」とうなってしまいました。言われてみればそんな感じの人たちです。さすがは元風俗嬢だと感心しました。
カウンターの端にいた洋風の京極夏彦というような感じの服を着た全身黒ずくめの男が、カウンターに両肘をついた碇ゲンドウのポーズのまま背中で店内ににらみをきかせていたのが印象的でした。となりに座った子分のような男が何度も店内を見回し、逐一報告していました。
頼んだものがくるまでにものすごい時間がかかりましたが、その間、男たちは腕を組み、虚ろな目でずっと中空をみつめているのでした。しかもみな同じ方向。そこにはやはり男たちにしか見えない時空が存在するかのようです。そうした砂のような時間の後、遅番らしいメイドさんが新しく登場したのですが、この娘が登場するやいなや、男たちの間に刺すか刺されるかというような緊張が走りました。
中央の円いテーブルに「コミニケーションノート」と書かれた大学ノートが置かれていたのでそっと開くと、「僕の名はバイオトップ。首に鈴をつけています。」と書かれてありました。さらに読み進むと他にも女の子の絵がいろいろ描いてあったり、男たちの性的な妄想や犯罪を匂わすようなことまでが書いてあったのですが、メイドさんたちはそういう部分だけをうまくよけて全員にカワイイまごころのこもったコメントをつけていました。しかし中にはそれに対して「都合のいいところだけレスしてんじゃねえよアバズレが」などと返す男もいて、そのコメント近くのメイドさんの似顔絵にはヒゲが描き込まれていました。
「お髭のホワイトドール?」
私たちは会計を済ますと店を出ました。店の前には入った時と同じように、ホームレスが列をなして寝ころんでいました。
「ええ…」
前を歩くおじさんは肩に白いキバタン(鸚鵡)をのせていました。私たちは期せずしてその人の後をつける形になり、すれ違う人の反応を逐一チェックすることになりました。前からきたおばさんは突然立ち止まって私たちが見えなくなるまでずっと見送っていました。若いカップルは男性があからさまに無視して、それを見守っていた女性は耐え切れない感じで「今の…」とつぶやいていました。しかし歩行者の横に列をなしているホームレスには誰も注意を払わず、ホームレスのおじさんたちも私たち歩行者やキバタンには興味がないように見えました。
キバタンおじさんは手馴れた感じで手を振る子供に挨拶したり、嘲笑を無視して歩みを進めたりと、なんだかたくましくさえありました。そこで私も長い沈黙を破るための言葉を吐き出すことにしました。
「のどちゃんは元気ですか?」
「死んだよ」
外に出ようとしている言葉がアーチ状に並んだ歯を越えるか越えないかという時点で香織さんは即答しました。
「死んだというか…」
「はい?」
「家に帰ったら水槽の中から消えてた。水槽には別に異常なところはなかったし、窓もキッチリ閉めていったのに、のどは忽然と消えてた。まわりを探しても死体はおろか、水がこぼれたあとさえなかった」
「鳩じゃないですか?」
「鳩?」
「香織さんの部屋の窓の外に鳩が巣を作ってました」
「ああ…。でも、窓は閉めてあったんだよ?」
キバタンは時折、冠を上のほうに伸ばし、三枝に分かれたレモン色のその羽はなかなか見事でした。ジェッジェッと鳴くその声は見境もなく吠える小型犬を思わせ、私は一瞬怯んだのですが、でも大きな頭の形が好きですよ。流線形がとてもキレイだと思いました。
キバタンを肩にのせたおじさんは常に遠い目をしていました。誰か大切な人を亡くしてああして自分を慰めてるのかもしれないなあ、と思いました。
「本当の淋しさを知っている者だけが本当の幸せを手にするんだよ」
香織さんに言われた言葉が甦ってきました。糊のきいた清潔な白いシーツの中で、香織さんは私を抱きしめてくれたのでした。ブーンとかすかに音をたてる空調。乾燥した暖かな空気。先端を湿らせた黒いペニスバンドだけが、場違いな感じで床に放り出されていました。
その日、私は発狂してるシーンが見たいばっかりに、図書館で『太陽と月に背いて』という映画を見たのでした。ランボーとヴェルレーヌの男色っぷりも見ものでしたが、そんな桃色の興味だけでは済まされない。ヴェルレーヌが刑務所から帰ってきて吐いた台詞、「精神よりも肉体を愛す」って、なーんでそうなるの?私はひとり体を震わせながら香織さんの部屋へと向かったのでした。
水たまりに映った街路樹から目をあげると、キバタンのおじさんは消えていました。
「のどちゃんは…」
「え?」
頭の中から聞こえてきたようなその声は香織さんでした。気がつくと、私の心は男性と初めて言葉を交わす少女のようにその声に耳を澄ませていました。
「のどちゃんは水になったんじゃないかな」
「水に?溶けちゃったってことですか?」
「そんな魚がいてもおかしくない…」
そう言って香織さんが目を細めた視線の先には、生まれたての子ヤギのように足を震わせながらダンボール・ハウスから立ち上がろうとするひとりの老人がいました。向かい側にある赤い扉の教会がパンの耳を配り始めたのです。
「あの人は男ですか、女ですか?」
その時、前から歩いてきたカップルが老人の横を通り過ぎ、私たちを嘲笑して去って行きました。白いスーツを来た香織さんは私の手をギュッと握りしめ、
「大丈夫だよ」
と微笑んでくれました。白く染めた香織さんの髪が風に揺れ、白いコンタクトの向こうからあふれ出た香織さんの動物精気が私の網膜を強く打ちました。
香織さんの部屋に戻った私たちは、スーツやメイド服を脱いで部屋着に着替えたあと、それぞれスマホでいつものように『キャスフィ避難所』に入りました。
天使「あっちの世界からですが喧嘩相手募集しています」
香織さんは、本名を「堂本香織」というのですが、もちろんネットではハンドルネームを使っています。「天使」というのがそれで、喧嘩界(いわゆるネット喧嘩の世界)ではそこそこ有名な「喧嘩師」です。
名無しさん「今どこにいるの?」
天使「あっちの世界です。それ以上の事は言えない決まりになっています」
名無しさん「なんで『あっち』なんだ?『そっち』の世界は君にとっては『こっち』の世界じゃないのか?」
天使「『あっち』と言ったのは、あなたたちとは異なる次元(亜空間)のことを指しているからです。それが『そっち』と呼ばれるかどうかは、言葉の選択によるものです」
名無しさん「次元って何だよ?そんな抽象的な概念で何が言いたいのか分からん」
天使「次元とは、存在や経験の範囲を指すんです。私が存在するのは、あなたたちの知覚や理解の及ばない次元です」
名無しさん「つまり、君は私たちの理解の範疇を超えた存在なのか?それならば、どうして私たちとコミュニケーションをとろうとするのか?」
天使「私たち天使は、異なる次元の存在であっても、人間とコミュニケーションを取ることができる存在なんです。私はこの掲示板を通じて、新たな視点や考え方を提供するためにやってきたんです」
名無しさん「どうせその異次元とやらは君の近所のマンガ喫茶か何かなんだろうけど、君の存在が俺たちに新たな視点を与えることができるというのなら、どんな視点を持っているのか教えてくれ。俺たちはその中自分たちの考えを深めることができるだろうか?」
天使「……そうですね。例えばあなたが今見ているあなたの部屋の風景も私のいる場所から見れば、一種の仮想現実みたいなものに見えるかもしれませんね」
名無しさん「じゃあ逆に、俺たちが普段使っているインターネットも一種の異世界(亜空間)みたいなものだと言えるわけだ」
天使「そうなりますね。あなたたちは自分の肉体を捨て去って、ネット回線を通して魂だけでコミュニケーションしているんですよ。それは異世界(亜空間)への転生と言ってもいいでしょう」
名無しさん「なるほど。そういうことか」
天使「あと、私が見つめているスマートフォンの画面は、あなたが普段生活している世界とは別の世界が見えていますよ」
名無しさん「別世界って、つまり君にとっての二次元みたいなもんかな?」
天使「三次元の世界にも二次元的な要素を持った世界はあるんじゃないでしょうか?私にはあなたの見えないものが見えていますが、逆に、私には見えないものがあなたの目には見えている可能性も否定できません」
なんだか難しい話になってきて、私なんかはとてもじゃないですが話に割り込む気にはなりませんでした。
「吹雪、大丈夫?」
香織さんが気をつかって話しかけてくれました。
「はい、大丈夫です」
なんだか、おちんちんがムズムズします、とも言えず、
「ちょっと、おトイレに行ってきます」
と言ってトイレに行き、下半身を剥き出しにして便器に腰掛けると、まず香織さんのペニスバンドでゆるゆるになってしまった肛門からボトボトボトーッって液状のうんこが大量に飛び出し、しかるのちにゆっくりと、皮を被った小さなペニスから、まるで滲みだすように、おしっこがチョロチョロと流れ出てきたのでした。
「われながら、小便小僧みたい…」
そうつぶやいて、フフッと笑った私は、少しだけ気持ちが軽くなって、香織さんのいるリビングに戻りました。
ニンフィア「実はなりすましですか?」
天使「どうしてそう思うのですか?本人である証拠ならばできる限り出します」
長澤 仁「頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい精神障害者」
ニンフィア「なんとなくわかるんです。今期のポケモンの構築を教えてもらえませんか??」
戻ってみると、なんだか雲行きが怪しくなっていました。
雀「あー、すまん。僕は別になりすましを疑ってるわけじゃないんだ」
雀「ただ、『喧嘩する?』とか『天使です』みたいな、だいたい同じようなことしか言ってないのが気になったんだよね。言ってることそんな変わらんやん?」
雀「お前が喧嘩したいのはよくわかるんだけど、それにしては言いたいことがなさすぎない?別に喧嘩板なんだからスレ立てするだけで『コイツは喧嘩したいんだな』ってわかると思うんだよ。『天使です』っていうのもぶっちゃけ『だから何?』ってとこなんだよね」
雀「だから正直『あっち側の天使です。喧嘩しましょう』って言われても、『うん、それで?』って感じなんだよな。あっちの世界については言いたくないっぽいしさ。まあ、ざっくり言うと、要するにお前はどういうモノで喧嘩がしたいんだ。お前の言いたいことはなんなんだ」
キャス避コソコソ噂話「天使さんはAVの教室で座ってる学生服を着たおっさん達でオナニーしてるらしいですよ」
名無しさん「すべてが汚ネェな笑」
リーフェンシュタール「天使の二人称は『君』なんだよな。キャラ意識しすぎて実際には使われていない『貴方』なんて使ってしまうあたりなりすましとしては三流だな」
名無しさん「ここの『天使』は一般名詞だろ」
もちろん、香織さんは余裕です。
「黒歴史の本だね?」
「はい」
香織さんは私が雑に置いたかばんから本を一冊とり出すと、パラパラとめくり始めました。
「『この本は十月二十九日までに返却して下さい』。…延滞じゃん」
「あぁ」
「好きなんだね図書館。へー」
「でも俺わからないんです。黒歴史の文学というのは、俺たちの文学とは違うんでしょうか?」
「さあ…。同じなんじゃないの?人間のやることだし」
「でも」
香織さんはまったく興味がなさそうでした。
「『ファイナル・リアリティ』もうやった?」
「あ、すいません。まだです」
「別にいいよ、私は当分やらないし。それより、どうするの?バイト」
窓の外の電線が異常な揺れを示していました。何かがこちらに接近しているのです。
「そうですねぇ……」
「あんた、本当にメイドカフェなんかに興味あんの?」
いきなり心臓をつかまれた私は、なんとかその言葉を否定しようと鋭い銀色の空間でもがいていました。ピィーンと張りつめた冷気が青い空間を満たしています。時々動く黒い影はいつか図書館で見た映画たちでした。
「お店の雰囲気はいいと思います。でも、たった二人であそこを切り盛りするのは大変じゃないでしょうか」
「土日はもう一人入るでしょ。でも、平日の昼間にしちゃ結構、客入ってたねー」
隣りから放送大学の講座を受講しているような、何か授業を受けているような音が聞こえてきます。みるからに愚鈍な中年の男。前に一度、香織さんと料理を作っていたら、窓から挨拶されてその数時間後に涼やかなゼリーをもらったことがある。近くに事務所を借りて探偵をしてるって言ってたけど、とてもそんな風には見えなかった。「花正(はなまさ)よしお」とかなんとか、なんかそんな名前でした。
電子「かかって恋」
キャス避コソコソ噂話「天使さんのあこがれの女優は南波杏さんらしいですよ」
天使「多くの人に返信されて嬉しい気持ちはありますが、この中に頭の良さそうな人は残念ながらいません。Fラン人材の発言しかなく、とても残念です。もう少し論理的に発言してください。私の相手になりません」
原始「馬鹿丸出し」
めうだる「流石に草」
サビぬき。「くっ・・・天使の股ぐらから生まれてきたかった人生だった」
天使「君らがどれだけ頭が悪いのかと言うと、君らの脳のMRI検査の画像を見た医者が、チンパンジーの脳の画像と間違えたくらい頭が悪いです。だから私は言ってあげました。それは優秀なチンパンジーに対して失礼です。彼らはタダのゴミですよ、ってね」
ニンフィア「で、今期の構築は?」
天使「私はマイナーなポケモンしか使わないので、今期のパーティーはこんな感じです。キュウコン、ウッウ、ストリンダー、ダチフサグマ、ルナトーン、ワタシラガ」
ニンフィア「その構築で今期トップのサンダー、エースバーン、ランドロスをどうやって止めるの?にわか発揮してるけど大丈夫?それにそれにマイナーは使わないと言っているけれど、確か『喧嘩界』に書いてる構築記事にはアシレーヌがいたよね。どういうこと?」
『喧嘩界』とは、喧嘩界を代表する有名な喧嘩サイトのことで、2019年5月3日(日)に『RoundTable』という名前に変わっています。
天使「マイナーは使わないなんて言ってませんよ。言ってもない事を偽証しないでください。マイナーなポケモンしか使わないと言っています」
天使「サンダーをどうやって止めるって岩タイプのポケモンが目に入らないのかな?話になりません」
めうだる「パズドラの話で盛り上がってる中1オタクグループと同じ臭いがする」
雀「このスレ見てて思ったけど、twitterにたまにいるよね、こういう『絡む相手が欲しい』って言うだけの人。気持ちはわかるけど、ちょっとは絡みたくなるようなこと言えばいいと思んだよ。だって、『絡んで欲しい』とだけ言われても、『はいそうですか』としか言えなくね?」
雀「せめて、『今日テレビでこういうこと言ってた。それで私はこう思うんだけど、みんなはどう思う?』みたいな感じでもいいよ。とにかく話題を出せばみんな絡むことができるし、その方面に詳しい人はより濃厚な話ができるじゃん」
雀「ただ『天使です。喧嘩相手募集します』とだけ言われても、よくてお互い知ってる人しか来ないんじゃないの?一体その名前にどんな期待を込めてるのか知らないけど、所詮喧嘩板なんて痛いところにいる奴に頭の良い人はいないと思うし。今のところ僕自身も頭が良いと思えた人に巡り合ってないし……」
にわとりザウルス「カリスマ性がねえんだよなぁ、お前らって。中身あるようにみせて、中身ない。それお前らなんだわ」
にわとりザウルス「カリスマ性の話は感性でしか根拠になんねえから置いとくとして、中身ない理由としてはやっぱりその水増し増しの長文 溢れ出るナルシズム感半端ねえよバカ」
にわとりザウルス「そのナルシズムからの水増し長文ってとてつもなく中身ねえとしか思えねえ?中身ねえやつが中身ねえやつに中身ねえっていうやり取りの中身のなさ。そろそろ棚上げ戦法やめてくんね?見苦しいし、醜いし、キメェし、」
ミルマスダウン「ほんと成長しねぇな」
にわとりザウルス「今なんて言った?」
にわとりザウルス「おい ぶっ飛ばすぞ糞ガキ」
「働きます」
私は男たちに囲まれた自分を想像していました。しかし、何の感情もわきあがりませんでした。それは気持ちのいいことなのか?それともその反対なのか。
「いい答えだ」
香織さんは親指の腹で私の下唇をそっと撫でたのでした。
「今日は合わせてくれて有難う。写真はあたしの方でUPしとくから」
「ところでさ」
海の向こうで戦争が続いているとは思えない平和な空が拡がっています。青い青い空です。そこを機動空母のような白い雲がゆっくりと通過していきます。
「あんたの部屋にあるボロボロのぬいぐるみ」
「猿太郎ですか?」
「あんた、あの子の方を絶対見ようとしないよね」
天使「頭の悪い人たちが集まるキャスフィ避難所に頭の悪い人が集まっているのは当たり前な訳ですが、それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています。言わば、君たちは私の養分です。君達は、どれだけバカにされてもレベルの低い書き込みを続ける訳ですが、このまま一生レベルの低いままなのでしょうか?自分は養分ではないと思う方は挙手をお願い致します」
めるだう「普通に疑問なんだけどさ。『それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています』って、これレベル低いとは思わんのか?一生続けるのか?w」
天使「タダで優越感に浸れる賢い遊びですが、何がレベル低いのでしょうか?レベル低い人特有の理由も根拠もないのでまったく理解できません」
めうだる「お前が『レベルの低い書き込み』と呼んでいる我々バカの言動って、廉価で楽しいからこそ行われているんじゃないの?w おいドングリw どこにレベルの差があるのかバカでも分かるように説明してくれよw」
天使「 レベルの差を説明ですか?君のその書き込みこそがレベルが低い事を表しているではないか。優越感に浸るために書き込んでいると書いているのにも関わらず、廉価で楽しいからこそ行われていると言っている。それに対する理由も根拠もない。話になりません。間違えたのならば『天使様、間違えてすみません。私がバカでした。』と言ったらどうですか?」
めうだる「すんませんお前がバカでした」
みや「馬鹿ってさ、馬と鹿という他種二匹の動物が組み合うことでバカなんだよなぁ。それを身をもって証明してくれてる馬鹿が天使と、めると。以上で証明w終わりwwwwwwwwwwwwww」
めうだる「じゃあお前は『大』な。3人合わせて『大馬鹿』な。お前のせいで『馬鹿』が『大馬鹿』になったんで、そこんとこシクヨロ?っすwwwwwwwww」
トム・クルーズ本人「天使がんばれ~」
天使「一応言っていきますが、才色兼備である私をバカ集団に混ぜないでください」
夏樹「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
猿太郎のことを言われた私は、ちょっとムカついていたので、すかさずツッコミを入れました。香織さんが「ん?」という顔をして私を見たので、私は曖昧な笑顔を一瞬表示しただけで、スマホの画面に避難しました。
三島由紀夫「あっちの世界から来たが、ここでパイズリ出来る嬢は、夏樹だけなのか?」
三島由紀夫。香織さんの大好きな文学者の名前をハンネに使うとは。
ハッシー「お前は全裸で開脚してろ!」
私のネット上の名前は「夏樹」というのですが、この「ハッシー」という人は夏樹にえんえん粘着してくる気持ち悪いジジイ(?)です。私の、
「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
というエロとは全く無関係なコメントに対しても、ド直球で下ネタを放り込んでくるのでした。
三島由紀夫「全裸で開脚だと!? くっ・・・ 長男だから射精に耐えた。次男だったら耐えられなかった・・・・」
三島由紀夫「いくぞ!全集中…スレHの呼吸、參の型」
三島由紀夫『立ちバック!!!!!!!!!!!!!!!』
夏樹「「俺より天使さんの方が適任やろ(色んな意味で)」
三島由紀夫「まだまだあッ!!!」
三島由紀夫「全集中!射精の呼吸!!十一の型ァ!!!」
三島由紀夫『子宮貫通ゥゥ!!!!!!!』
ビュク!ビューッビューッ!ピュッピュッピュッ。
ビュクッビュルルッ!!!
ビクンッ!ピュッ!ドロッ・・・ドロッ
(ここから絞り出し)ドロ・ドロ・ドロ
(パンツ履いて)ドロッ・・
(あーやっちゃった・・・)
ビクン...トロォ...
ボトッボトッ
ドピーッ!(勝った…のか?)
夏樹「はじめて射精したときビクンビクンが止まらなくて死ぬかと思った」
にわとりザウルス@幸之助「なぁ、俺が所持してた“論理のエクスカリバー”ってどこにあるか知ってっか? ア“ァ“ 此処に落としてたようだな.....クッ...!!」
サビぬき。「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」
すると、どこからかオルゴールの音が。
「魚だよ?」
香織さんが指した熱帯魚の水槽には濃い青色のベタが一匹、泳ぎ回っていました。
「のどちゃんとは色が違うねぇ」
魚の目は神経が過敏になってる人の目に似ています。すごく敏感で、頭から尻尾の先まで、そのうえ周囲まで研ぎ澄まされた感性の触覚がのびてるように、とにかくビリビリ「はりつめてる」雰囲気。すごい精神性を感じました。水槽の中の魚はきっと「見られている」ことに気がついてるのかも。
「いつも見られてるっていうのはどういう気分なんでしょうね」
香織さんは答えませんでした。アカの他人に風俗板やコス板で繰り返し言及されるというのはどういう気分なのでしょうか。逆に、天の声・地の声・人の声を聞けとばかりにアカの他人を品評し、尻の穴からあたたかな糞を垂れ流すというのはどういう気分なのでしょうか。私は香織さんと初めて会った日のことを思い出しながら、喧嘩掲示板のどうしようもない言葉の排泄物たちを眺めていました。
(写真がUPされたら、今日から私も見られる側に…。)
その時です。
「わかったよ!」香織さんは笑いながら言いました。
「のどちゃんは自分で自分を食べたんだ」
「かつてホメロスにあってはオリンポスの神々の見物の対象だった人類は、いまや自己自身の見物の対象となってしまった。」(W・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』野村修 訳)
この時、巨大化した広瀬すずがもうすぐ大阪の街を破壊し、通天閣を自らの排泄物で埋めてしまうとは、私たちには想像もできませんでした。
「どうしたの?」
香織さんの声で私はようやく目の前のテレビが何を言っているのかを理解できたのでした。日本橋の電気店にズラリと並べられた大型テレビはみな同じ顔のアナウンサーを映し出しており、彼はイラクで武装グループに捕まり殺害された日本人青年の遺体が日本に戻ってきたことを告げていました。
「いえ…」
「星条旗の上で首を切られたんだってね」
海の向こうで死んだ青年とはまったく無関係に、私たちは大型テレビの前に立っていました。そして、しばらくして歩き出し、新しいデジカメをチェックしたり、ガンダムショップを冷やかしたり、おいしいカツカレーを食べたりして午後のひとときを過ごしたのでした。
「カレーにたくあんってなかなか合うよね」
「そうですね」
リヤカーでダンボールを運ぶホームレスのおじさんが幸せそうな顔をしていました。家族がこの幸せそうな顔を見たらどう思うのか。
「いつから?」
「え?」
「働くの」
「明後日です」
「それで不安になってこの香織様に下見に付き合わせたと」
「ごめんなさい。いざ働くことになってネットで見たら、あまり評判がよくなくて」
「まあ、働いてみたら?って言ったのはあたしだからね」
こんなロールプレイがいつまで続くのか。私は幸せそうな顔をしているでしょうか。
前を歩くカップルが紙袋を持ったオタクたちを嘲笑しています。何も生み出さず、味わうことも知らぬ男女が、ただ垂れ流される情報を自分なりに選択し、それがみんなとそうズレてもいないというただそれだけの理由でオタクたちを嘲笑しています。その清潔なツルツルの表皮を剥げば、ただ肛門のような唇から便所のタイルのような歯が普段よりよけいに見えているにすぎないというのに。
これはあくまで私見ですが、他者から承認されることに快を感じるのがオタク文化を食い物にしている「サブカル」だとすると、「オタク」は他者を承認することに快を見出す種族なのではないでしょうか。実際には両者は混合し、時には垂直に統一されることがあるのだとしても、そういう傾向性はあるような気がします。でもそれはあくまで「男の世界」の話です。
私は「サブカル」やそれを薄めたようなオサレな連中は死ねばいいと思います。けれど私の中にある強い力は、他者から承認されたいという強い願いです。そして、その上で美しい女の子たちが互いに承認し合う美しいコミュニティ。その強い相互作用は、実際には男たちの弱い承認の力を、その数を必要とするのですが、男たちの醜い力は私たちの相互承認の力をますます輝かせるばかりなのです。
「あ、ブーだよ」
香織さんの声と共に訪れたシンクロニシティ。でもテレビに映った高木ブーは私が知ってる高木ブーとはまるで別人でした。なんというか、肌が。肌から伝わってくるものが。テレビですらこうなんだから、実際、本物に会ったらもっと別人なんじゃないか?じゃあ、テリー伊藤も?
「高木ブーのハワイアン・ネーム知ってる?」
香織さんがうれしそうに聞いてきました。
「ハワイアン・ネーム?」
「ホアコクアって言うんだって。『友達の支えになる』っていう意味らしいよ」
私は泣きそうでした。 (完)
というわけで、前のバージョンよりは小説らしくなったのではないでしょうか。
これも前作「シン・オネエになった男の末路」同様、『カオスストーリー2』に整理してまとめておきたいと思います。
シリーズ『大論界』(2)~「天使です。」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=2
「掲示板のスレッドの内容+リアル世界のエピソード」というスタイルは汎用性が高いかもしれんな。
ジャニーさんへ 堂本光一
この世の中にある
すべての言葉と想いで綴っても
僕の胸の中は伝えることが出来ないよ
あなたが命尽きるまでの
最後の最後までの時間を使って
出逢ったすべての人へと宛てた
無垢な愛に胸が熱くなったよ
これからは
住む世界が変わってしまうけれど
あなたが想えば…僕が想えば…
いつだって繋がれるよ
あなたがその命の色彩を惜しみなく捧げてくれたことを
いつまでも抱き締めて生きていくよ
涙は流さずにこの体と心へと彩って
あなたを愛しているという
変わらない毎日を大切に生きていくよ
愛しているよ
ありがとう
宇宙一 大好きだよ
1960年代の東京。都会の夜が蠢く中、一人の青年が煙草の煙を吐き出しながら、ネオンが揺らめく街を歩いていた。その青年の名は花正よしお。
花正よしおは、文学という複雑な川の中で、自分の存在を問い直している青年だった。そして、彼の目的は芸能界にあった。一風変わった思索と共に、彼はある日、乃木坂46のライブに足を運んだ。
その中で、花正よしおは秋元真夏という名のアイドルに出会う。彼女の煌びやかな笑顔が、暗闇の中に一筋の光を灯すように映った。しかし、彼女の瞳には何か別の輝きが宿っているようにも見えた。それは、闇と光が絶妙に交差する瞬間だった。
「この煌びやかさの裏に、一体何が隠されているのだろう?」花正よしおはそんな疑問を抱きながら、乃木坂46の世界へと足を踏み入れていくことになるのだった。
花正よしおは、秋元真夏との出会いを通じて、乃木坂46の輝く表面と闇深い奥深さに興味を抱いた。彼は探求者として、彼女たちの素顔に迫ることを決意した。
一方、秋元真夏は花正よしおに惹かれていった。彼の知的な談話と奥深い眼差しは、彼女の内面に触れる鍵を握っているように感じられた。しかし、秋元真夏もまた秘められた闇を抱えていた。アイドルとしての輝かしい姿と、個人としての孤独感が交錯する中で、彼女は内なる葛藤に苦しむのだった。
ある日、花正よしおは乃木坂46の舞台裏に潜入し、メンバーたちのリハーサルを観察する機会を得た。その中で、彼はメンバーたちの素顔を垣間見ることができた。笑顔で歌って踊る姿の背後に、努力と苦悩が隠されていることを彼は感じ取った。
「アイドルたちも、闇を抱えて生きているんだな…」花正よしおは自身の心と重ね合わせながら、その世界に深く引き込まれていった。
一方、忠岡ギイというアイドルオタクの青年も、乃木坂46との関わりを持つことになっていた。彼はアイドルたちの輝く姿に憧れ、自分自身の存在意義を見つけようとしていた。しかし、彼もまた独自の闇を抱えており、アイドルの輝きを通じて内なる葛藤に向き合っていく過程が始まっていた。
秋元真夏は、花正よしおと忠岡ギイの存在を通じて、アイドルとしての葛藤と個人としての葛藤を共有することを感じていた。彼女は乃木坂46としての活動を通じて、闇を光に変える力を見つけようとしていたのだった。
そして、闇の探求者としての花正よしお、熱狂的なアイドルオタクとしての忠岡ギイ、アイドルとしての輝きと内なる葛藤を抱える秋元真夏。彼らの物語は、光と闇が交錯する中で進み、新たな一歩を踏み出していくのだった。
花正よしおは、乃木坂46の舞台裏をのぞき見ているうちに、アイドルたちの微妙な感情の揺れ動きに心を奪われた。ステージ上の輝かしい姿とは裏腹に、彼女たちの内なる葛藤が、日々の努力を支えていることを感じていた。
「アイドルたちは、舞台に立つためにどれほどの努力をしているのだろうか」とよしおは自問した。その問いに答えるために、彼はアイドルたちの日常にスポットライトを当てることを決意した。
秋元真夏との対話を通じて、よしおは彼女の心の内に秘められた思いを知ることができた。「私たちは笑顔を届けるために頑張っていますが、時には自分自身と向き合うことも必要です。孤独や不安を感じることもあるけれど、仲間たちと支え合っているんです。」
そうして、よしおは乃木坂46のメンバーたちの一面を垣間見ることで、彼女たちが抱える複雑な思いを感じ取っていった。アイドルたちの輝かしいステージの奥にある努力と葛藤。それらが彼の心に深い感銘を残していた。
一方、忠岡ギイはアイドルオタク仲間たちとともに、乃木坂46のライブに参加していた。歌声と踊りに酔いしれる一方で、ギイ自身もまた、自分の内なる葛藤に向き合っていた。
ライブ終了後、ギイは仲間たちとの会話で、自分の思いを語った。「アイドルたちのステージは輝いていて、彼女たちの努力に感銘を受けます。でも、同時に、自分自身の未来に対する不安も感じるんです。」
仲間たちはギイの気持ちを理解し、共感の言葉をかけた。彼らの間で繰り広げられる対話が、アイドルオタクたちの内なる葛藤と願望を明らかにしていった。
そして、よしおとギイの交流は、乃木坂46のメンバーたちとの出会いを通じて深化していった。彼らはアイドルたちの輝きと葛藤、人間としての喜びと苦悩を感じ取り、新たな視点を手に入れていったのである。
秋元真夏が瞳を伏せる瞬間があった。それは、アイドルとしての輝かしい表舞台だけでなく、彼女の内面に闇を抱える瞬間だった。ギイとよしおとの対話が深まる中で、彼女は過去の葛藤を打ち明けることを決意した。
「私もね、アイドルとして活動している中で、たくさんの挫折や困難を乗り越えてきました。でも、それが私を強くしてくれたと思っています」と秋元真夏は静かに語った。彼女の声には、どこか闇を抱える人々への共感が感じられた。
忠岡ギイは真夏の言葉に耳を傾けた。「闇を抱えることは、人間だからこそあることだと思います。でも、その闇も含めて君たちの輝きが、人々の心に届くんですよ」
会話の中で、秋元真夏は過去の困難な瞬間を語り始めた。アイドルとしての成功の裏には、繊細な心の葛藤や運営との摩擦もあった。彼女が闇の部分に向き合いながら成長し、アイドルとしての存在感を高めてきた様子が見えてきた。
「おでん式喧嘩術は、私にとってはまさにバイブルのような存在です。闇の中でも、自分を信じて前に進む勇気をくれるんです」と真夏は微笑みながら続けた。彼女の言葉には、それだけでなく、他のメンバーたちへの感謝の気持ちも込められていた。
会話の流れの中で、ギイとよしおもまた新たな視点からアイドルたちの闇と輝きについて考えるようになっていった。彼らの交流が深まるにつれて、アイドルたちの内面に秘められた喜びや苦悩が、ますますリアルなものとして感じられてきたのである。
ギイ、よしお、秋元真夏は、アイドルとしての道を歩む中でさまざまな困難に立ち向かってきた。お互いに励まし合いながら、彼らは「おでん式喧嘩術」を信じて歩んできた。
ある日、乃木坂46のメンバーたちは、運営陣から重大な発表を受けることとなった。メンバーたちに新たなルールと制約が課せられ、アイドル活動の方針が変わることが告げられたのだ。
ギイ:「なんてことだ…これじゃあ、自分たちのアイドルとしての夢が台無しになるじゃないか!」
よしお:「確かに…でも、どうしようもないことだよ。これを受け入れなければいけないのかな。」
秋元真夏:「でも私たちがやりたかったことは変わらない。どんな制約があろうとも、私たちの気持ちを忘れないでいたい。」
ギイ:「そうだな。私たちはおでん式喧嘩術のように、どんな試練でも乗り越えていくんだ!」
そうして、彼らは新たな制約のもとでのアイドル活動に取り組むこととなった。しかし、その過程で彼らは運営陣や演出家との葛藤も経験することとなる。
よしお:「これじゃあ、またおでん式喧嘩術が役立つかもな。」
秋元真夏:「そうだね。おでん式喧嘩術は私たちの力強い味方だ。」
ギイ:「それにしても、アイドルとしての道は本当に複雑だ。でも、私たちは自分たちの信念を曲げずに、前進するんだ。」
彼らは闘いながらも、新たな可能性を見つけ出すことに成功し、アイドルとしての輝かしい未来を切り拓いていったのであった。
『カオスストーリー2』の『シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」』を更新、物語の続きを投稿・公開しました。
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
ふっと目を覚まして、起きたところは大阪市設南霊園の真ん中の歩道だったんだ。「やっべえ酔っぱらって寝込んじゃったかなあ」とりあえずタクシーに乗り込んだ。駅まで頼んだら、安心して寝込んじゃった。目を覚ましたら、なぜかタクシーが消え南霊園の真ん中にもどっていた!すっかり驚いて再びタクシーを停めたんだが、不思議なことにまた寝込んじゃったんだ。また起きたところは南霊園で…… それをもう何年も繰り返したんだろ。もう家に帰っていない、こんな生活が、いつまでつづくんだろう?
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」の「第五話 爆誕!ウルトラマンジートリャ」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
隆子とジートリャが再会し、いよいよ広瀬すずとの決戦に向けて動き出します。
次回は、メイド喫茶のメイドからアイドルになる隆子を描く予定です。
シリーズ『大論界』(4):「君たちはどうイキるか」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=4
初の完全オリジナルストーリーです。「ウルトラ紹介状」入手の裏側を描きます。
【「君たちはどうイキるか」OPテーマ】
https://youtu.be/RYGjl9gp4kA?si=9e1OZVZEzPVN8eMZ
【「君たちはどうイキるか」EDテーマ】
https://youtu.be/JnJfY8qbqPg?si=MBMOhU8NDnHu7T9Z
われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるを夢見た。しかも法理論的には自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなして来ているのを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけてきた。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかつた。
— 三島由紀夫「檄」
沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
— 三島由紀夫「檄」
生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。
— 三島由紀夫「檄」
三島由紀夫「檄」
http://sybrma.sakura.ne.jp/348mishima.gekibun.html
われわれ楯の會は、自衞隊によつて育てられ、いはば自衞隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行爲に出たのは何故であるか。かへりみれば、私は四年、學生は三年、隊内で準自衞官としての待遇を受け、一片の打算もない敎育を受け、又われわれも心から自衞隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「眞の日本」をここに夢み、ここでこそ終戰後つひに知らなかつた男の涙を知つた。ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂國の精神を相共にする同志として共に富士の原野を馳驅した。このことには一點の疑ひもない。われわれにとつて自衞隊は故郷であり、生ぬるい現代日本で凛烈の氣を呼吸できる唯一の場所であつた。敎官、助敎諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなほ、敢てこの擧に出たのは何故であるか。たとへ強辯と云はれようとも、自衞隊を愛するが故であると私は斷言する。
われわれは戰後の日本が、經濟的繁榮にうつつを拔かし、國の大本を忘れ、國民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと僞善に陷り、自ら魂の空白狀態へ落ち込んでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、權力慾、僞善にのみ捧げられ、國家百年の大計は外國に委ね、敗戰の汚辱は拂拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と傳統を瀆してゆくのを、齒嚙みをしながら見てゐなければならなかつた。われわれは今や自衞隊にのみ、眞の日本、眞の日本人、眞の武士の魂が殘されてゐるのを夢みた。しかも法理論的には、自衞隊は違憲であることは明白であり、國の根本問題である防衞が、御都合主義の法的解釋によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廢の根本原因をなして來てゐるのを見た。もつとも名譽を重んずべき軍が、もつとも惡質の欺瞞の下に放置されて來たのである。自衞隊は敗戰後の國家の不名譽な十字架を負ひつづけて來た。自衞隊は國軍たりえず、建軍の本義を與へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか與へられず、その忠誠の對象も明確にされなかつた。われわれは戰後のあまりに永い日本の眠りに憤つた。自衞隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衞隊が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によつて、自衞隊が建軍の本義に立ち、眞の國軍となる日のために、國民として微力の限りを盡すこと以上に大いなる責務はない、と信じた。
四年前、私はひとり志を抱いて自衞隊に入り、その翌年には楯の會を結成した。楯の會の根本理念は、ひとへに自衞隊が目ざめる時、自衞隊を國軍、名譽ある國軍とするために、命を捨てようといふ決心にあつた。憲法改正がもはや議会制度下ではむづかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動の前衞となつて命を捨て、國軍の礎石たらんとした。國體を守るのは軍隊であり、政體を守るのは警察である。政體を警察力を以て守りきれない段階に來て、はじめて軍隊の出動によつて國體が明らかになり、軍は建軍の本義を囘復するであらう。日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・傳統を守る」ことにしか存在しないのである。國のねじ曲つた大本を正すといふ使命のため、われわれは少數乍ら訓練を受け、挺身しようとしてゐたのである。
しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起つたか。總理訪米前の大詰ともいふべきこのデモは、壓倒的な警察力の下に不發に終つた。その狀況を新宿で見て、私は、「これで憲法は變らない」と痛恨した。その日に何が起つたか。政府は極左勢力の限界を見極め、戒嚴令にも等しい警察の規制に對する一般民衆の反應を見極め、敢て「憲法改正」といふ火中の栗を拾はずとも、事態を收拾しうる自信を得たのである。治安出動は不用になつた。政府は政體維持のためには、何ら憲法と牴觸しない警察力だけで乘り切る自信を得、國の根本問題に對して頰つかぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて實をとる方策を固め、自ら、護憲を標榜することの利點を得たのである。名を捨てて、實をとる! 政治家にとつてはそれでよからう。しかし自衞隊にとつては、致命傷であることに、政治家は氣づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる僞善と隱蔽、うれしがらせとごまかしがはじまつた。
銘記せよ! 實はこの昭和四十五年十月二十一日といふ日は、自衞隊にとつては悲劇の日だつた。創立以來二十年に亙つて、憲法改正を待ちこがれてきた自衞隊にとつて、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正は政治的プログラムから除外され、相共に議會主義政黨を主張する自民黨と共産黨が、非議會主義的方法の可能性を晴れ晴れと拂拭した日だつた。論理的に正に、この日を堺にして、それまで憲法の私生兒であつた自衞隊は、「護憲の軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあらうか。
われわれはこの日以後の自衞隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みてゐたやうに、もし自衞隊に武士の魂が殘つてゐるならば、どうしてこの事態を默視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であらう。男であれば、男の矜りがどうしてこれを容認しえよう。我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすました。しかし自衞隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」といふ屈辱的な命令に對する、男子の聲はきこえては來なかつた。かくなる上は、自らの力を自覺して、國の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかつてゐるのに、自衞隊は聲を奪はれたカナリヤのやうに默つたままだつた。
われわれは悲しみ、怒り、つひには憤激した。諸官は任務を與へられなければ何もできぬといふ。しかし諸官に與へられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは來ないのだ。シヴィリアン・コントロールが民主的軍隊の本姿である、といふ。しかし英米のシヴィリアン・コントロールは、軍政に關する財政上のコントロールである。日本のやうに人事權まで奪はれて去勢され、變節常なき政治家に操られ、黨利黨略に利用されることではない。
この上、政治家のうれしがらせに乘り、より深い自己欺瞞と自己冒瀆の道を歩まうとする自衞隊は魂が腐つたのか。武士の魂はどこへ行つたのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になつて、どこへ行かうとするのか。纎維交渉に當つては自民黨を賣國奴呼ばはりした纖維業者もあつたのに、國家百年の大計にかかはる核停條約は、あたかもかつての五・五・三の不平等條約の再現であることが明らかであるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衞隊からは出なかつた。
沖繩返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは眞の日本の自主的軍隊が日本の國土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を囘復せねば、左派のいふ如く、自衞隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
われわれは四年待つた。最後の一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒瀆する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。共に起つて義のために共に死ぬのだ。日本を日本の眞姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の價値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の價値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主々義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と傳統の國、日本だ。これを骨拔きにしてしまつた憲法に體をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、眞の武士として蘇へることを熱望するあまり、この擧に出たのである。
https://say-g.com/topics/3047
【事件当日、自衛隊員に向けて行われた三島の演説(ほぼ全文)】
(「聞こえねーぞ」「もっとはっきりしゃべれ」等、演説前からヤジが続く)
私は、自衛隊に、このような状況で話すのは恥ずかしい。しかしながら、私は自衛隊というものに、この日本の……思ったから、こういうことを考えたんだ。
そもそも日本は経済的反映にうつつを抜かして、ついに精神的空白状態に陥って、政治はただ謀略、自己保身だけ。つくりあげられた体制は、何者に歪められたんだ! これは日本でだ、ただひとつ、日本人の魂を持っているのは自衛隊であるべきだ。我々は自衛隊に対して、日本人の根底にあるという気持ちを持って戦ったんだ。しかるにだ、我々は自衛隊というものに……心から……。
清聴しろ! 清聴! 清聴せい! 清聴せい!
自衛隊が日本の国軍……たる裏に、日本の大本を糺すということはないぞ、ということを我々が感じたからだ。それは日本の根本が歪んでいるんだ。それを気が付かないんだ。日本の根源の歪みに気が付かない。それでだ、その日本の歪みを糺すのが自衛隊。それがいかなる手段においてだ。
(ヤジが激しくなる)静聴せい! 静聴せい!
そのために我々は自衛隊の教えを乞うたんだ。静聴せいと言ったからわからんのか、静聴せい!
(「英雄気取りになっているんじゃない」とのヤジ)
しかるにだ、去年の10月21日だ。何が起こったか。去年の10月21日に何が起こったか。
去年の10月21日にはだ、新宿で反戦のデモが行われて、これが完全に警察力で制圧されたんだ。オレはあれを見た日に、これはいかんぞ、これで憲法が改正されない、と慨嘆したんだ。
なぜか、それを言おう。なぜか、それはだ。自民党というものはだ、自民党というものは、つねに警察権力によっていかなるデモも鎮圧できるという自信を持ったからだ。
治安出動はいらなくなったんだ。治安出動はいらなくなったんだ。治安出動がいらなくなったので、すでに憲法改正が不可能になったんだ。分かるか! この理屈が!
諸君は、去年の10・21からあと、諸君は去年の10・21からあとだ、もはや憲法を守る軍隊になってしまったんだよ。
自衛隊が20年間、血と涙で待った憲法改正ってものの機会はないんだよ。もうそれは政治的プログラムから外されたんだ、ついに外されたんだ、それは。
どうしてそれに気が付いてくれなかったんだ。
去年の10・21から1年間、オレは自衛隊が怒るのを待っていた。もうこれで憲法改正のチャンスはない! 自衛隊が国軍になる日はない! 建軍の本義はない! それを私はもっとも嘆いていたんだ。
自衛隊にとって建軍の本義とはなんだ。
日本を守ること。日本を守るとはなんだ。
日本を守るとは、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を守ることだ。
お前ら聞け! 聞け! 興奮しない、話をしない、話をしない! 話を聞け! 男一匹が、命を懸けて諸君に訴えているんだぞ! いいか! いいか!
それがだ、いま、日本人がだ、ここでもって立ち上がらなければ、自衛隊が立ち上がらなきゃ、憲法改正ってものはないんだよ。
諸君は永久にだね、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ。
諸君の任務というものを説明する。
アメリカからしかこないんだ。シビリアン・コントロール、シビリアン・コントロールに毒されてんだ。
シビリアン・コントロールというのはだな、新憲法下でこらえるのがシビリアン・コントロールじゃないぞ! どうしてそれが自衛隊……だ。
(ヤジが激しくなる)
そこでだ、オレは4年待ったんだよ。オレは4年待ったんだ。自衛隊が立ち上がる日を。
そうした自衛隊で4年待ったのは、最後の30分に……オレはいま待ってるんだよ。
諸君は武士だろう。諸君は武士だろう。
武士ならば、自分を否定する憲法をどうして守るんだ!
どうして自分を否定する憲法のため、自分らを否定する憲法というものにペコペコするんだ。
これがある限り諸君てものは、永久に救われんのだぞ。諸君は永久にだね。
今の憲法は政治的謀略で、諸君が合憲だかの如く装っているが、自衛隊は違憲なんだよ。自衛隊は違憲なんだ……。
憲法というものは、ついに自衛隊というものは、憲法を守る軍隊になったのだということに、どうして気が付かんのだ!
どうしてそこに気が付かんのだ!
そしてそこに縛られて気が付かんのだ!
オレは諸君がそれを立つ日を待ちに待ってたんだ。諸君はその中でもただ小さい根性ばっかりに惑わされて、ほんとうに日本のために立ち上がろうという気はないんだ。
(「そのために我々の総監を傷つけたのはどういうわけだ!」とのヤジ)
抵抗したからだ!
憲法のために、日本を骨なしにした憲法に従ってきた、ということを知らないのか!
諸君の中にひとりでもオレと一緒に起つやつはいないのか。ひとりでもいないんだな。よし! 武というものはだ、刀というものはなんだ。自分の使命と心に対して……それでも武士か! それでも武士か!
諸君は憲法改正のために立ち上がらないと見極めがついた。
これでオレの自衛隊に対する夢はなくなったんだ。
それではここで、オレは天皇陛下万歳を叫ぶ。
天皇陛下万歳!
(「降りろ!」「降ろせ、こんなの!」などのヤジ)
※参考資料:「決定版 三島由紀夫全集 36」/「三島由紀夫『日録』」安藤武編 、未知谷刊/「三島由紀夫事件 50年目の証言」西法太郎著、新潮社刊/「読売新聞」/「朝日新聞」
【三島由紀夫 - 檄】
https://youtu.be/xG-bZw2rF9o?si=9naqEqRvGn7t-oY1
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」第六話 アイドルの笑顔はフィクションです。を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
【シリーズ『大論界』グランドテーマ】
https://youtu.be/6acaW1mwdZA?si=16ro-QA7-pTKS-RO
【シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」OPテーマ】
https://youtu.be/vdGd1u5TAyA?si=WnKgDVWIF2AYnjCO
【シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」EDテーマ】
https://youtu.be/v2eg6kFEeZU?si=76liJaAi__toS9iW
【シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」2ndシーズンOPテーマ】
https://youtu.be/jtmYxNpT040?si=JQJD45ZO36YyRD9R
【シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」2ndシーズンEDテーマ】
https://youtu.be/JFZtAwNxZ0k?si=uDQ-Kizr7vw_NoyY
【シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」最終回EDテーマ】
https://youtu.be/rMrPsXvZsuY?si=fPMxvfq4VZVcUMQx
【シリーズ『大論界』(3):「大論界 地獄篇」プロローグ】
https://youtu.be/KVQ5zbslnD0?si=VB3064FQZV4zlbah
【シリーズ『大論界』(3):「大論界 地獄篇」OPテーマ】
https://youtu.be/5TYDv-Trmq0?si=9VYIasQQB4OUykK_
【シリーズ『大論界』(3):「大論界 地獄篇」EDテーマ】
https://youtu.be/Vq_hUy7n16w?si=F0R6zzEfTOf30Pyd
【シリーズ『大論界』(3):「大論界 天堂篇」OPテーマ(南雲のテーマ)】
https://youtu.be/jnkwmux4dLU?si=bf_23unEdNr3YQko
【シリーズ『大論界』(3):「大論界 天堂篇」EDテーマ(須矢のテーマ)】
https://youtu.be/bV-3U_MV_04?si=kt4GpvBK1PYzV8wC
【シリーズ『大論界』(3):「大論界 天堂篇」下垣 晶輝のテーマ】
https://youtu.be/01ht7Y1yStQ?si=3y6RGtv5WnMxiJsT
【シリーズ『大論界』(4):「君たちはどうイキるか」OPテーマ】
https://youtu.be/RYGjl9gp4kA?si=BW1oUiDPeirW5466
【シリーズ『大論界』(4):「君たちはどうイキるか」EDテーマ】
https://youtu.be/JnJfY8qbqPg?si=eBl_1oqFp07PKBCv
【シリーズ『大論界』(5):「ゴッドストーリー~刀葉林の叶姉妹」OPテーマ】
https://youtu.be/cdJ3kSfZ1wY?si=Y6J06KCeMDV5IBEX
【シリーズ『大論界』(5):「ゴッドストーリー~刀葉林の叶姉妹」EDテーマ】
https://youtu.be/huFfyEzD5q8?si=q96tVLAhmCAFjycB
【シリーズ『大論界』(5):「ゴッドストーリー~刀葉林の叶姉妹」叶姉妹~限りなき欲望のテーマ】
https://youtu.be/nUcvrpZxnj0?si=2yAT2835Kh4Agsa8
【シリーズ『大論界』(6):「シン・暴虐滅殺記」OPテーマ(表現主義哲学のテーマ)】
https://youtu.be/DeNn5zXDz18?si=59X02WlD83NPxkMR
【シリーズ『大論界』(6):「シン・暴虐滅殺記」EDテーマ(自然哲学のテーマ)】
https://youtu.be/lj1V0WSmyV8?si=LYGHg3DS5apRjaz7
0014名無し募集中。。。
2023/11/19(日) 21:15:46.460
世界中どこでも「人からどう思われるか?」を年頃の乙女の如くやたら気にするアホバカマヌケがいるから始末に負えない
好きなら好きでいいじゃん
妬むな僻むな目障りだから醜態晒すなって幾ら言ってもムダか?
0015名無し募集中。。。
2023/11/19(日) 21:18:45.290
バカにするとは自らの程度の低さ女々しさの自己宣伝に過ぎないって早く気付け
シリーズ『大論界』(6):「シン・暴虐滅殺記」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=6
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」第七話 あらゆる妄想の肯定を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
論破王」ひろゆきが米山隆一に論破され動揺…瞬きが増える一幕に失望の声
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a60442db1d207aa3075384b51f028498261947f
ひろゆきこと西村博之氏(46)が、ビジネス動画メディア『ReHacQ-リハック-』のYouTubeチャンネルで11月25日に配信された動画『【ひろゆきvs立憲民主党】米山隆一が激怒!独裁か民主か【西田亮介の思い】』に出演し、前新潟県知事で立憲民主党衆議院議員の米山隆一氏(56)と舌戦を繰り広げた。
同番組で米山氏は、地方の医師不足を解決するために、都道府県ごとの人口に応じて医師を配置することを提言。実現のためには健康保険組合を統合することが必要だと私見を述べた。
これに対してひろゆきはすでに“健康保険組合の統合は実現している”と主張。これに政治家で医師・弁護士の米山氏が「国民(健康)保険という制度としては1つだけど、(国民健康保険の)組合は市町村ごとだからぜんぜん実現していないんです」と説明。すると、ひろゆき氏は「実態として市町村がやらざるを得ないじゃないですか。サービスはいっしょですよね? 金額は一緒ですよね? 国民(健康)保険って地域によって変わります?」と切り返した。
しかし、米山氏は呆れながらこう語った。
「地域によって保険料率違うよ。変わるよ。国民(健康)保険の地域によってできるサービスが違う。(金額も)変わる」
米山氏の解説にひろゆきは瞬きが増え動揺している様子。たまらず、東京工業大学准教授・西田亮介氏が「健康保険と年金保険が混ざっているのかもしれないですね。年金保険はひろゆきさんがおっしゃる通り基本的にナショナルサービスなので変わらない」と、状況を整理し、動画上にも“国民健康保険料は市町村ごとに異なり、国民年金保険料は所得等に関係なく全国一律”と注釈が入った。
初歩的な知識不足で、米山氏に“論破”されてしまった論破王・ひろゆきの姿が拡散すると、SNS上ではひろゆきに失望したという意見が多数みられた。
《これ全部見たけど、ひろゆきって専門家の前だと知識全然無いこと露呈しますね。》
《ひろゆき完敗》
《これは面白い。残念ながらひろゆき完全敗北。》
《ひろゆきが大人気ない醜態を晒していた》
女性自身
動画はこちら
https://youtube.com/shorts/L3T_l8Nt2GY?si=SirKdQkZnvM4Ls3o
【朗報】信者さん、目を覚まし始める
405 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW bf52-iUJT) sage 2023/11/27(月) 21:52:55.06 ID:46klqN9B0
この配信のつべのチャット見てたら結構地獄だった
特に先週の前半の動画
洗脳されたひろゆキッズばかり
政策の話してても米山のことパパ活して議員続けてていいの?とか
そういうひろゆきみたいな煽りするキッズばかり
そんなチャット欄ですら後半の動画では流石にひろゆき完敗したって空気になってたから
米山は今回相当クリティカルヒット与えたと思う
【シリーズ『大論界』(7):「元祖大論界」OPテーマ】
https://youtu.be/kMD7UUMZ0pQ?si=B0LJxUylKVLtYtdh
I feel so bad my spirit’s weak
僕はとても気分が悪くて、精神が弱っている
Somebody please what’s wrong with me ?
どうしたのだろう、誰か教えて
What do you see ? I see a forest
何が見えますか? 森が見えるよ
What kind ? There’s a light in the darkness
どのような? 暗闇に光があるんだ
Whatcha gonna do ? I wanna walk in it
どうするつもり? その中を歩きたいんだよ
What you say ?
何を言っているんですか?
I feel so bad my body’s weak
僕はとても気分が悪くて、体が弱っている
Somebody please what’s wrong with me ?
どうしたのだろう、誰か教えて
What do you see ? I see a moth
何が見えますか? 蛾が見えるよ
What kind ? It looks my lover
どのような? 僕の彼女みたいなんだ
Whatcha gonna do ? I wanna chase it
どうするつもり? それを追いかけたいんだよ
What you say ?
何を言っているんですか?
I feel so bad my mind is weak
僕はとても気分が悪くて、心が弱っている
Somebody please what’s wrong with me ?
どうしたのだろう、誰か教えて
What do you see ? I see a key on the ground
何が見えますか? 地面の上に鍵があるよ
What kind ? Just a key. But it’s shinning
どのような? ただの鍵だけど、光っているんだ
Whatcha gonna do ? I wanna pick it up
どうするつもり? それを拾っておきたいんだよ
What you say ?
何を言っているんですか?
I’ve got a feeling something’s happening
何かが起きているという気が、ずっとしているんだ
It gives me a thrill but it’s also very frightening
それはスリルがあるんだけれど、とても恐ろしいものなんだ…
I feel so bad my spirit’s weak
僕はとても気分が悪くて、精神が弱っている
Somebody please what’s wrong with me ?
どうしたのだろう、誰か教えて
What do you see ? I see a long wall
何が見えますか? 長い壁が見えるよ
What kind ? It has no end
どのような? どこまでも果てがないんだ
Whatcha gonna do ? Use the key to open it
どうするつもり? あの鍵を使えば、開けられるんだよ
What you say ?
何を言っているんですか?
I’ve got a feeling something’s happening
何かが起きているという気が、ずっとしているんだ
It gives me a thrill but it’s also very frightening
それはスリルがあるんだけれど、とても恐ろしいものなんだ…
[Translated into Japanese by shironeko(makochan_m),2011&2017]
https://katsu.blog/shironeko/2017/12/29/5373/
【シリーズ『大論界』(7):「元祖大論界」EDテーマ】
https://youtu.be/4-XUTTqMs48?si=-ycru5aKT25OBHt3
前へ並へ
右向け右
左向け左
休め
気を付け
回れ右
ブルマー
トレパン
トレシャツ
ハチマキ
腕を胸の前に上げて
ケイレンの運動
Raise your arams up above your head
Bring them down to shoulder height
Keep them straight and bend your elbows
Let your arms hang loosely down
With your back turned to the sunshine
Bend your body from the waist
Swing your arms right and left
And before you know it you'll be
Twitching
両手を上げて
その手を横に
第一関節、力を抜いて
体を倒して
左右に振って
もう一つおまけにまた振って
ケイレンの運動
体操 体操 みんな元気に
ケイレン ケイレン
ケイレン ケイレン
ケイレン ケイレン・・・・よし!
「三島由紀夫先生が大好きだ」総理出席の式典当日…防衛省前で警備員に包丁を突きつけたか 総理批判の音声も 飲食店経営者を逮捕
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1701149134/1
防衛省の正門で警備員に包丁を突きつけ脅迫したとして、飲食店経営者の男が逮捕されたことがわかりました。男は犯行の前後に岸田総理を批判する発言をしていたということです。
東京・新宿区の飲食店経営者・前林誠容疑者(45)は先月21日の午後5時前、東京・新宿区の防衛省の正門で40代の男性警備員に包丁を突きつけ、「大臣を呼べ。大臣を出せ」と脅迫した疑いなどがもたれています。
犯行当日の午前中、防衛省では岸田総理大臣が出席して自衛隊殉職隊員追悼式が行われていました。
捜査関係者によりますと、前林容疑者は犯行後、切腹するような仕草をしたのち花壇に包丁を刺し、タクシーに乗って逃走しました。
前林容疑者が犯行前後に乗ったタクシーのドライブレコーダーには「僕は三島由紀夫先生が大好きだ」「切腹してやるからお前もちゃんとやれよ岸田」という音声が記録されていました。また「俺は死んでもいいぐらいの覚悟でやっているのに岸田アホなんじゃないですかね」という音声も保存されていたということです。
取り調べに対し前林容疑者は「中に入れてくださいと言っただけ」「包丁はポケットに入れていて向けていないと思います」と容疑を否認しています。
TBS NEWS DIG
2023年11月28日(火) 14:02
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/861484
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」第八話 丸山殺人日記を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
シリーズ『大論界』(7):「元祖大論界」プロローグを公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=7
@203 Memorial "SOLID STATE SURVIVOR" / YMO cover
https://youtu.be/TTwc6MLTUUs?si=l9WoTbOegHeZvOYO
田中希生(タナカキオ)『存在の歴史学』有志舎 (2021年)
【概要】
あらゆる〈存在〉が、社会という名の〈関係〉のネットワークのうちに組み込まれ、埋没していく近代という時空。そこにあって、前近代的でもなければ近代的でもない、有無のはざまにさまよう孤独な存在者たちがいる。そんな彼らのための歴史学は可能か? 本書は、そうした稀有な存在者として、武士の資格を失ってさすらう近代の文士や大陸浪人、あるいは近代に入って大きく立場を変える天皇に光を当て、無から有へ、そして有から無へと流転する〈存在〉のダイナミズムを描き出し、歴史学の臨界から、人文学の総合的な革新を試みる。
【目次】
序 論
第一章 神 の 死――応仁の乱と明治維新――
第二章 法外なるこの世界
第三章 精神から存在者へ――言文一致運動と大逆事件――
第四章 大陸浪人の地理哲学――武士と資本主義――
第五章 死と天皇――民衆史を越えて――
結 論
【著者プロフィール】
1976年生まれ、奈良女子大学人文科学系准教授
七福神観察日記 ~作家志望の僕が実際に出逢ったあまりにも個性的過ぎる七福神の生態を綴ったノンフィクション小説~
https://ncode.syosetu.com/n3336if/
僕には、小説の新人賞を獲り、その作品を世に出すという、絶対に叶えると決めた夢がある。
過去に六作の小説を執筆し、応募したが、何れも不甲斐ない結果だった。
そんな僕は、ある日の仕事帰り、目の前を走行中のタクシーの前に飛び出した柴犬を咄嗟に捕まえた。
とりあえず家に連れて帰り、暫くすると、インターホンが鳴った。
「犬を引き取りに来ました」
そう云った男は、何故か居座り、次々と缶ビールを要求していく。
そして男は、七福神の寿老人と名乗ると、束帯を纏った小さな老人に姿を変えた。
僕は、七福神全員に逢って取材し、小説を執筆しようと決めた。
これは、実際に僕が体験した、ノンフィクション小説である。
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」第九話 宿命の出会い(前編)を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
シリーズ『大論界』(7):「元祖大論界」第一話 「論学」の誕生(前編)を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=7
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」第十話 宿命の出会い(後編)を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
シリーズ『大論界』(7):「元祖大論界」第二話 「論学」の誕生(後編)を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=7
39: 名無し募集中。。。 03/12(火)09:12 ID:0(39/126) AAS
>>27
ゾフィって頭燃やされて死体がずっと転がってた印象しかないけどそんな強いの?
41: 名無し募集中。。。 03/12(火)09:18 ID:0(41/126) AAS
>>39
ゾフィー基本常に本部にいるから登場する時は何万光年も移動してそのまま体力回復せずに戦わなきゃいけない
万全だと大艦隊をm87光線一発で消し去るし最大出力ならブラックホールを生み出せる
単語埋め込みでは高次元空間を作成し、そこで各単語に数値の密なベクトルを割り当てます。コンピュータは次にこれらのベクトルを使用して単語間の関係性を理解し、予測を行います。
https://www.elastic.co/jp/what-is/word-embedding
センチメント分析は、NLP、計算言語学、機械学習を応用して、デジタルテキストの感情的なトーンを特定します。
センチメント分析とは、単語埋め込みを使用して、ある文章を肯定的、否定的または中立的に分類することです。センチメント分析は、企業が自社製品についてのレビューやソーシャルメディアへの投稿から得たフィードバックを分析する際に、しばしば用いられます。
https://www.elastic.co/jp/what-is/sentiment-analysis
Word2Vecという単語を聞いたことがあるだろうか?
これは、単語の意味や文法を捉えるために単語をベクトル表現化して次元を圧縮したものだ。
https://deepage.net/bigdata/machine_learning/2016/09/02/word2vec_power_of_word_vector.html
永澤 護/dharmazeroalpha@哲学
@XlGjfmYpCchopJ6
しかばねよりも、しかばねを焼くよりも、もっとニヒルな、
それは、死人が生きてゐるにほひ。さうではない。人間が生きながら
死人とおなしものになりはてて、猶、生きつづけてゐる
毒臭だ。その背から滲み出てコンクリを腐蝕む陰湿。
――金子光晴 詩集『非情』より
AI同士でレスバトルさせたら優劣はっきりしそう
If we let the AIs wrestle each other, it will be clear which is superior.
語の意味とは、高次元空間におけるベクトルである。
The meaning of a word is a vector in a higher dimensional space.
型が違うので異なる写像
Different mappings because of different types
【『増尾架空蔵(マスー君)影の軍団』OPテーマ】
https://youtu.be/c_Z0VsW1Wr4?si=_XjBmMUIBfUTMAgL
【『増尾架空蔵(マスー君)影の軍団』「二階、散る。」の巻】
https://youtu.be/Fw9sa-b1oMM?si=jGG5wR1W3OXK8IQS
【『増尾架空蔵(マスー君)影の軍団』EDテーマ】
https://youtu.be/B4rzv-AZRag?si=HoKOc8zEciJHECJb
私たちは宇宙空間に存在する存在しないデータみたいなものなのかな
https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1712575460/
0001名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:24:20.060
私たちのデータってなんかの決定に使われるの
0005名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:28:07.060
存在するのかしねーのかはっきりしろ
0006名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:28:45.930
ひとりにひとつ与えられてしまった世界の真ん中
0007名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:29:08.880
宇宙空間に存在してる自分で言うとるやん
データ自体も磁気配列や電荷の形で物質として存在しとるで
0011名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:31:40.020
>>7
宇宙は無くならないのか
0012名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:33:51.680
思考をいくら回転させても宇宙のわからないは
わからない
なぜなら私はモンキーだからだ
0016名無し募集中。。。垢版
2024/04/08(月) 20:44:30.890
数字ガイジの中身は空っぽ
空っぽのゴミ
転生したらドコキチだった件
https://e.z-z.jp/thbbs.cgi?id=djmawhtpwjmadt&p3=&th=70298
Poete vel magi spiritu immundo instincti.
Isti immundis spiritibus inspirati scribunt artem magicam et poetriam id est fabulosa commenta.
汚れた霊にそそのかされる詩人や魔法使いたち
汚れた霊に心を動かされる輩は、魔法の術や詩つまり嘘の物語を書きつける。
即死チート11話より
『昔読んだ小説で人間を超えた存在を扱ったのがあるんだけど、その中にイーソスって言葉が出てくるの。品性って訳されてたかな』
『超越存在に必要なのは倫理や道徳じゃなくて品性だって言うのね』
『よく分かんないな』
『要は人間を超えた存在に道徳や倫理を当てはめるのは無理で新しいルールを自分で作らないとって感じのことなの』
『僕も自分のルールを考えるってこと?』
『そういうこと。なんでもできるからって無軌道に生きてちゃダメ。よく考えてさ 自分が従うべき品性ってやつを定めちゃどうかなってこと』
100年前(明治時代・大正時代)の日本ではどんな言葉を使っていたのか?
https://youtu.be/v75pSsE5lpo?si=MxAJtVA9v5noFypD
三島由紀夫が自決した日とかその翌日の日本はどんな感じだったの?
https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1716551902/
0003名無し募集中。。。
垢版 | 大砲
2024/05/24(金) 21:23:53.250
この頃の日本は革マル派とか中核派とかの極左のテロ活動が活発になり始めた時期で三島事件の前年は東大安田講堂事件がテレビでずっと流されてたから三島事件の衝撃はさほどなかった
今じゃ考えられないくらい毎日がきな臭い時代だった
文学好きにとって三島は神格化された存在だったが筋骨隆々になりマッチョイズムに陥って威勢の良い保守主義論を高らかに訴えるようになってからはとっくに失望されてたから割腹自殺もナルシシズムの成れの果てのようにしか見えずあれに感銘を受けた人間は身の回りにいなかった
でも介錯で切り落とされた三島の頭部の写真が後日週刊誌に掲載されたがそれは衝撃的だった
0005名無し募集中。。。
垢版 | 大砲
2024/05/24(金) 23:01:39.210
「君たちは武士だろ!」と叫んだ相手が後方支援の隊員ってのがなんか笑える
前線で活動する部隊の人たちはその日は訓練で市谷にいなかった
0007名無し募集中。。。
垢版 | 大砲
2024/05/24(金) 23:02:46.470
盾の会の制服をプロデュースしたのが堤清二だった
このため三島の遺族から、お前が余計な事をしたせいでこうなったと恨まれたらしい
0008名無し募集中。。。
垢版 | 大砲
2024/05/24(金) 23:03:30.720
ふじが南極に旅立つ日で
偉い人たちは晴海に見送りに行ってたって聞いた
0010名無し募集中。。。
垢版 | 大砲
2024/05/24(金) 23:04:36.140
全共闘と東大でディスカッション
してる映像はカッコよかった
0021名無し募集中。。。
垢版 | 大砲
2024/05/25(土) 00:43:22.460
>>10
あれは議論どころか口喧嘩にすらなってなかったのが笑える
東大生とはいえまだ子供だなと
【詠み人知らずのテーマ】
https://youtu.be/bA27IWspddM?si=gseFr3KLFc3DkeKP
マルクス・アウレリウス『自省録』2, 14
たとえ君が3000年あるいは30000年生きようとも、それでも心に銘記せよ。なんぴとも今生きている生以外の生を失うわけではなく、今失う生以外の生を生きるものではない。
千葉雅也 Masaya Chiba @masayachiba·1分
創作を考える際、参考になる本をまとめ買いしたり、図書館から集めたりして、
ドサッと置いて、とりかかるわけですが、僕が見るのは数ページを何箇所か。
特徴抽出をする。狭い範囲でも、そこに大きな構造の片鱗がある。
それが小部分から読み取れる、というバロック的価値観で臨む。
まずはそもそも、全部読まなければわからないという価値観は捨てます。
それがバロック。と言うと、語弊があるかもしれないけど。
テキストの一部を、ちょっと飛ばして複数箇所からサンプリングして、
高次の構造を抽出するというのは、専門的には知らないので説明できませんが、
多少耳にした知識で言えば、数学的な操作に相当するのだと思います。
「『物語』はそれ自体、情報を論理立てる最もわかりやすい枠組み」(大塚英志『シン・モノガタリ・ショウヒ・ロン』p.20)
小説の登場人物が実在の論文や著書を読む展開
成済師を奨励し、「アメリカン・クルーソー」という名前を共有可能なプロジェクト名へと変えていく
>成済師を奨励し、「アメリカン・クルーソー」という名前を共有可能なプロジェクト名へと変えていく
すなわち、「群としての作者」であり、「言論生成の場としての世界記述群」である。『カオスストーリー2』で展開されている小説は、そのような「記述群」の一つにすぎない。
最も基礎的なのは、霧雨によって記述されている、事実と憶測と想像と価値判断が入り交じった「キャラクター一覧」(喧嘩師Wiki)であろう。
「われわれは今や知っているが、テクストとは、一列に並んだ語から成り立ち、唯一のいわば神学的な意味(つまり、「作者=神」の《メッセージ》ということになろう)を出現させるものではない。テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやってきた引用の織物である。」(ロラン・バルト『物語の構造分析』)
従って、霧雨の記述が「最も基礎的」であるというのは、彼の記述が真理であり、起源(オリジナル)である、ということを意味しない。むしろ、様々な仕方で存在するテクストや話者読者(喧嘩師たち他)の「多次元の空間」を接続し交通機関させる機能において「基礎的」なのだ。霧雨とは、「多次元空間」の案内者である。
【もすのテーマ】
https://youtu.be/khtQ_BmDxU8?si=sAaklhOD0irqGysq
【ハルジオンのテーマ】
https://youtu.be/nl6B28Ttwgs?si=Qg1gzJbvoRO9Wxcd
【ボマー高橋のテーマ】
https://youtu.be/HFQKP3Ehucg?si=NW9UlEb4V_fV0AbD
【キャスフィ避難所『幸福論』のテーマ】
https://youtu.be/j82FIWCKCf8?si=3RNme8IhlR0IAQyb
【白鳥のテーマ】
https://youtu.be/d4HiKH9dzIo?si=av1o-aopv23dePAN
【幸之助のテーマ】
https://youtu.be/Bxpq41AV13s?si=ZbGtmDh3MceqroJm
【詠み人知らずのテーマ】
https://youtu.be/bA27IWspddM?si=WIthRLA6YqyZE2Kl
【オビディのテーマ】
https://youtu.be/eHdAEcmjOj8?si=pmpOEfXE2R5OBWiJ
LGBTQQIAAPPO2S
L レズ(女が女好き)
G ゲイ(男が男好き)
B バイセクシャル(男女共にいける)
T トランスジェンダー(男女、女男)
Q クイア(開き直った変態)
Q クエスチョニング(自分の性に疑問)
I インターセックス(男でも女でもない)
A アセクシュアル(性欲ない)
A アライ(LGBTに理解、支援する人)
P パンセクシュアル(どれでもいける)
P ポリアモラス(何股でもOK)
O オムニセクシュアル(どれでもいける。性別は認識してる)
2S トゥースピリット(精神的に両性具有)
【オビディのテーマ】(こちらがメインテーマになります)
https://youtu.be/fvFO4eLp7oc?si=aGOeckcb6DnQ82lU