AIのべりすと実験スレッド

239名無しさん
2023-12-31 14:34:23
ID:xWiYcah.(sage)

田中希生(タナカキオ)『存在の歴史学』有志舎 (2021年)

【概要】
あらゆる〈存在〉が、社会という名の〈関係〉のネットワークのうちに組み込まれ、埋没していく近代という時空。そこにあって、前近代的でもなければ近代的でもない、有無のはざまにさまよう孤独な存在者たちがいる。そんな彼らのための歴史学は可能か? 本書は、そうした稀有な存在者として、武士の資格を失ってさすらう近代の文士や大陸浪人、あるいは近代に入って大きく立場を変える天皇に光を当て、無から有へ、そして有から無へと流転する〈存在〉のダイナミズムを描き出し、歴史学の臨界から、人文学の総合的な革新を試みる。

【目次】
序 論
第一章 神 の 死――応仁の乱と明治維新――
第二章 法外なるこの世界 
第三章 精神から存在者へ――言文一致運動と大逆事件――
第四章 大陸浪人の地理哲学――武士と資本主義―― 
第五章 死と天皇――民衆史を越えて――
結 論

【著者プロフィール】
1976年生まれ、奈良女子大学人文科学系准教授

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