吹雪は、しぶしぶズボンを脱ぎ始めた。
ズボンを脱ぎ始めた吹雪は、あることに気付いてハッと手を止めた。
「なんかベタベタする!」
ズボンの膝の部分、それからシャツの腰の部分に何やらベタベタする液体のようなものを結構な量、かけられていたのだ。
「これ、精液(ザーメン)じゃないの!?」
吹雪は手についた精液を鼻にもっていって、「クサッ!」っと叫んだ。いったいどこでこんな大量の精液をつけられたのか。吹雪にはまったく記憶がなかった。
「チクショウ!なんなんだよ…」
ブツブツ言いながら吹雪が完全に裸なると、股間にはビニールでできてるような、赤ちゃんみたいなドリルちんこが、これまたやわらかいプラスチックで作ったようなプクッと丸い玉袋の上にチョコンとのっかっていた。それでいて、胸には40過ぎの熟女を思わせるような、大きな茶色の乳輪がなまめかしい巨大なおっぱいが二つ、ぶら下がっていた。それをチラ見した霧雨は、ゴクリとのどを鳴らした。
「でも霧雨さん」
「はい!?」
霧雨は急に質問されて、飲み込みかけのツバを気管に入れてしまった。
「ガハッ、ゴホゴホッ、ゴホ、ゲエ!」
「大丈夫ですか?!霧雨さん」
「いや、ゲホゴホ…大丈夫、ちょっと気管が…」