>>170
> 様相論理でも結局二値論理で義務などを表してる
結局のところ「ある記号に¬を置くか置かないかという二値論理で表される」というのは分かっているよ・・・
そこは分かっているんだよ・・・そこじゃないんだよ・・・
「ロシュは学ぶべきだ」という構文を二値論理「(主語A)は(述語B)である」に当てはめる際には、「(主語A:ロシュ)は(述語B:学ぶべき)である」と代入しているわけだよね
この場合の「¬B」ってつまり何なの、どうなるの、というのが今回の例題(>>1)における趣旨なわけでしょ
俺が言っている「無理がある」というのは、そこを指しているんだよ(論理的に代入負荷という意味ではない)
「ロシュは学ぶべきである」を「AはBである」と変換したうえで
「Aは¬Bである」をどのように再変換して文章化すればいいわけ?
それとも「ロシュは¬B!」をそのまま答えとして>>1に提出したら、たいへんよくできました~って・・・なるの?
ならんよな(・・・なるのか?)
というわけで、二値論理で導き出せる答えはせいぜい「ロシュは(学ぶべきというのは)違う」くらいのニュアンスに留まってしまうわけだから
「~べき」という様相を体系的に扱える様相論理を参考にしてみようぜ、という話に誘導した(>>83)わけさ
俺はその時点では論理記号を用いた考察を行っておらず、極めて言語的なイメージで考察していたのだけれど
いま改めてそれを記号に起こすなら「□(A→B)」というのが俺の考えに最も実直な形の論理式だと思う
□(A→B)
という表現で「(ロシュであるならば学ぶ)ことが義務だ」ことを示すことができて(できるよね?)
これはつまり
□A→□B(ロシュであることが義務ならば、学ぶことが義務だ)と同値になっていて(なるよね?)
※固有名詞が混ざっているので文章がキモイけれど、そこは割愛
これらを否定する場合は
¬□(A→B) 「(AであるならばB)であることが義務ではない」
つまり「ロシュであるならば学ぶことは義務ではない」
あるいは
¬(□A→□B) 「(Aであることが義務ならば、Bが義務だ)というわけではない」
つまり「(ロシュであることが義務ならば、学ぶことが義務だ)というわけではない」
・・・となるのでは?
「演算子を作用させる順番」ってどういうことだ
□Bの否定って¬(□B)だよな?
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□(A→B)→(□A→□B) ロシュならば学ぶ義務がある、ロシュである義務があるならば学ぶ義務がある
□B→◇B 学ぶ義務があるならば、学ぶことが許される
◇B⇔¬□¬B 学んでもよいことと、学ばないことは義務ではない(学ぶことを禁止されてはいない)は同値
俺は詳しく分からんのだけれど、様相論理学のうちの義務論理という分野では、上記が公理とされているらしい