Q. 以下は、メンタルヘルス問題の当事者研究の一環としてブレインストーミングを行ったものです。その思想的傾向を批判し、より合理的にまとめてください。
「自分の意志というのは、考え始めると自分で辛くなってしまうような気がして...。過去にそう思っていたこともあって、自分が何をしたいのかわからなくなるんだと思います。一人で考えても答えは出てきません。また、考えすぎているのだとも思います。また時間を無駄にしてしまった。それにしても、この数学の本、バカすぎです。それがわかっていたら、解説なんて読まないよ。大事なところを書かないで、解説の意味あるのか?燃やしますよ。解説の意味がわかってないようだから教えてあげるよ。問題の解き方を順番に説明するんだよ。それだけでいいんだよ。なのに、なんで逆に書いてるんだ?ふざけんなよ。いくら解説を読んでも理解できないのは当然だ。手順が違うのはやめてくれ。正気か?一体誰が作ったんだ?」
A. このブレインストーミングは、学問や知的探求に関連する欲求不満や混乱を、意識の流れで表現しているように思われます。圧倒されて決断できない感じや、数学の教科書の不備に対する怒りがあります。
思想的傾向については、文章から特定の政治的・社会的見解を見出すことは困難です。しかし、自分の理解の責任を数学の教科書の説明だけに押し付けているように見えることから、個人主義や自己責任というテーマが根底にあるのかもしれません。
より合理的にまとめると、発言者は意思決定や数学的概念の理解に困難を感じています。数学の教科書に記載されている説明が稚拙で、問題解決に役立たないと認識し、苛立ちと圧倒を感じているのです。