喧嘩の先手・後手

44◆c7RRgVSB0c
2018-01-27 21:22:16
ID:WvF6oLro

俺はヤイトくんの言ってること正しいと思う
「過失を含む発言をしない」みたいな基準で考えるなら、先行後攻と有利不利に相関関係はないよ、マジ正論

言うなれば
「同じ遺伝子を持つ2体のクローンを全く同じ環境で育てたら、全く同じ生体データをはじき出す」とか
「全く同じ条件でサイコロを振ったら何回でも同じ目を出せる」とか
こういう思想実験じみた領域において、ヤイトくんが言ってることはマジでド正論だと思うよ

先行と後攻が、とあるテーマについて喧嘩に臨んだとして
両者ともに「過失を含む発言をしない」のであれば、行き着く先は「先行も後攻も間違っていない」になるだろうね

でもこれって、机上の空論というかめちゃくちゃ飛躍した考えだと俺は思うワケ


カオス理論というものがありまして

同じ遺伝子を持つ2体のクローンを全く同じ環境で育てることは、そもそも不可能なのだ
例えば与える食事に含まれる脂肪分、食物繊維量など、原子レベルで全く同じ値に調整することはできない
2体のクローンを育てる室内の環境を空気中に含まれる物質レベルで全く同じものにすることはできない

1回目にサイコロを振った時と同じ気温、湿度、風の吹き方、地球の公転及び自転に由来する重力影響などを完璧に再現することはできない

そう、できないんだ
それがカオス理論だ

「もし仮にできたとしたら、クローンは髪の毛の本数や体内に住まう常在菌の数まで全く同じになる"ハズ"だよね」とか
「もし仮にできたとしたら、何千回も何万回も同じサイコロの目を連続して出せる"ハズ"だよね」とか
ヤイトくんの主張>>1は、こういう次元の話なんだ


問題なのは
「過失を含む発言をしない(という状態をずっと維持する)」なんてこと、そもそもできないということ
誰にもできない、もちろん俺もできないし、ヤイトくん自身もできない

「限りなくそれに近づくこと」はできる
例えば、極端な例で言うと
喧嘩の際に何かを断言することなく、とにかく「~ような気がする」みたいな意見の述べ方をするとか、そんな感じ

そうなんだよ、お察しの通りだよ
「できないこと」について「多分こういう結果になる"ハズ"だよな?」っていう仮説の話をするのだから

過失を含む発言をしないという状態に限りなく近付こうとするのであれば
「先行と後攻に有利も不利も関係ないよね?いや絶対とは言わないけど、多分そうなる"ハズ"だよな?」

・・・とでも言うべきだったんだよ、ヤイトくん


今回のヤイトくんのように
人間は「全く完全に任意の状態を作り出すこと」なんて出来ないのだから
過失は自ずと生じうるし、その結果として先行後攻と有利不利に何らかの相関関係も発生するものだと俺は思います

「馬鹿不利」という意見には頗る同意っすわ

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