皆さんどうも。遅くなりましたが、本日も解説を務めさせて頂きます。半田です。
>>337:速水「循環定義が定義なんですか?どうして?」について
>>381-382で話題に挙げられていたので、一応話しますね。
何故、触れていないのか結論から言うと「よく分かんねーから」ってのと「別に分かんないままでも話進むから」です、
>>328の ″ 循環してても定義は定義 ″ というのを「循環定義」と表現されているかと思うんですが
それ以前の発言(>>296、>>324)を見ても分かる通り、私が定義する上で許容されると主張しているのは飽くまで「ある地点で循環が起こること」であり、循環全般を認めるものではありません。
要するに「何処かで循環せざるを得ない壁に当たるからといって、それは定義でない理由にならないよね」って話ですね。
それを踏まえた上で、何処から何処までが「循環定義」なのか>>338で速水さんが引用されていたWikipediaを見てみると、例えばこのような記載があります。
>辞典にも循環定義が存在する可能性があるが、存在したとしても循環の輪が非常に大きいため発見と修正は難しいと予測される。
この ″ 存在する可能性がある ″ や ″ 存在したとしても ″ という表現は恰も「そうでない場合が殆ど」かのような言い回しですし、「何処かで循環せざるを得ない壁に当たる」というも循環定義に含めるのなら ″可能性がある ″ どころか ″ それしか存在しない ″ ということになります。
これ以上はあまりにも長くなるので割愛しますが、結局のところ線引きが微妙って訳です。
すると現状、まだ私の立場は「循環定義は定義でない」という主張を真っ向から否定する段階ではありません。否定できなかったら何なの?という感じ。
例えば、これから「循環定義が定義ではないとするなら、循環定義とはこういうものでは」という方向性になるかも知れません。
あとこれは余談というか、ついでだけど、辞典で「循環定義が存在する可能性」について触れるって事は、前提として辞典ってやっぱり ″ 定義をする場所 ″ なんじゃないの?定義でも何でもないただの「語釈」なら、循環定義もクソもないでしょ?
>>359:速水「専門用語なら辞書に定義が載ることはありますが?」について
>>358で貼った記事には ″ 広辞苑では次のように定義されている ″ と書かれており、その後『専門用語でも何でもない普通の意味』が2つ載せられています。
その次に ″ そして3番目に哲学用語の「美」を挙げており〜 ″ と書かれており、その後はじめて『哲学の専門用語としての意味』が載せられているのです。
3番目の専門用語のみが ″ 定義されている ″ 対象なら不自然な書き方です。文脈からして、他2つも含まれると考えるべき。