天使「……そうですね。例えばあなたが今見ているあなたの部屋の風景も私のいる場所から見れば、一種の仮想現実みたいなものに見えるかもしれませんね」
名無しさん「じゃあ逆に、俺たちが普段使っているインターネットも一種の異世界(亜空間)みたいなものだと言えるわけだ」
天使「そうなりますね。あなたたちは自分の肉体を捨て去って、ネット回線を通して魂だけでコミュニケーションしているんですよ。それは異世界(亜空間)への転生と言ってもいいでしょう」
名無しさん「なるほど。そういうことか」
天使「あと、私が見つめているパソコンの画面は、あなたが普段生活している世界とは別の世界が見えていますよ」
名無しさん「別世界って、つまり君にとっての二次元みたいなもんかな?」
天使「三次元の世界にも二次元的な要素を持った世界はあるんじゃないでしょうか?私にはあなたの見えないものが見えていますが、逆に、私には見えないものがあなたの目には見えている可能性も否定できません」
「う~ん……」
朝起きると、いつものように隣で妻が寝息を立てていた。僕の胸板に頬ずりするようにして眠っていた彼女は目を覚まし、大きなあくびをする。そして、「おはよう」と言いながらキスをした。僕は挨拶を返すように軽く唇を合わせるだけのキスをし、
「おはよう」
と言った。彼女は幸せそうな笑顔を浮かべてもう一度僕にキスをする。
僕は布団の中から腕を伸ばし、彼女の肩を抱き寄せた。お互い裸のまま抱き合い、そのまま再び眠りについた。
昼頃起き出して、二人揃って遅めの昼食をとった。その後、昨日買った「お取り寄せグルメ」が届いたという知らせを受け、二人で箱を開ける。中には色とりどりのスイーツが入っていた。どれを食べようか迷っているうちに夜になり、また二人で一緒に風呂に入った。そしてベッドの上で互いの身体を求め合う。しかし今日の僕はどこか変だった。
行為の最中もずっと
「これでいいのか?」
という疑問が頭から離れなかったのだ。
「どうしたの?」
と聞かれたが、うまく答えることができなかった。ただ、彼女に嘘をつくこともできず、
「なんか、最近自分が自分じゃないみたいだ」
と言うと、
「それってどういう意味?」
と聞き
「まるで他人の人生を見てるみたい」
と答えた。すると妻は少し考えた後で、
「ねぇ、ちょっと散歩しようか?」
と言った。僕らは服を着て外に出た。
近くの公園まで歩く途中、妻は突然立ち止まって言った。
「ねぇ、私たち別れましょうか?」
「えっ!?」
驚きのあまり声が出なかったが、それでも僕はどうにかして言葉を絞り出した。
「どうして急にそんなことを言い出すんだい?」
彼女はしばらく黙っていたが、やがてこう答えた。
「あなた、この頃なんだか元気がないのよね……。何を考えているのか分からないし、一人で何か悩んでいるんでしょう?それならこのまま一緒になってもきっとお互い辛いだけだわ。だから……」
「違うんだよ!」
僕は叫んだ。しかしそれ以上言葉を続けることはできなかった。
しばらくしてから、ようやく出てきたのはこんなセリフだけだった。
「ごめんなさい。本当は自分でもよく分かっていないんです。ただ何というか、今の自分は本当に自分のやるべき事をやれているのか、それで良いのかどうか分からなくなってきて……」
彼女は何も言わずに僕の話を聞いてくれた。そして僕を抱きしめてくれた。
「そんなこと、私だって同じよ。私たちはこの生き方しかできないけど、だからこそ悩みや迷いもあるの。でもね、それは悪い事ではないと思うの。誰にでも迷いや不安はあるから、時にはその感情を受け入れてあげる事も必要なんじゃないかしら」
「……ありがとう。君は優しいな」
そう言うと、彼女は微笑みながら首を振る。
「ううん、違うの。これは私の台詞でもあるのよ。私だって、時々あなたの気持ちがよく分からなくなる時があるの。だけど、あなたと一緒にいると、その事がすごく大事な事に思えて来るの。あなたは今何を考えていて、これからどうするのか、それを知ることで、私はもっとあなたに近づけるような気がするの。
「それが、あなたが言う『自分のやるべき事』なのかは分からないけど、今はこうして生きて行きたいの。だから、この先もあなたが何を考えて、どうしたいのか、少しずつでもいいから、聞かせて欲しいの」
そう言って彼女はまた
「愛している」
と言ってくれた。
僕は今、確かに彼女のことが好きだ。心の底からそう思う。だが、彼女が僕に対して抱いている想いと、僕が彼女に対して抱いている想いは、全く別物なのかもしれない。少なくとも今はまだ。
だから僕は決めた。彼女と別れることにした。そしてこの世界ともさようなら。
ニンフィア「実はなりすましですか?」
天使「どうしてそう思うのですか?本人である証拠ならばできる限り出します」
ながさわ「頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい精神障害者」
ニンフィア「なんとなくわかるんです。今期のポケモンの構築を教えてもらえませんか??」
雀「あー、すまん。僕は別になりすましを疑ってるわけじゃないんだ」
雀「ただ、『喧嘩する?』とか『天使です』みたいな、だいたい同じようなことしか言ってないのが気になったんだよね。言ってることそんな変わらんやん?」
雀「お前が喧嘩したいのはよくわかるんだけど、それにしては言いたいことがなさすぎない?別に喧嘩板なんだからスレ立てするだけで『コイツは喧嘩したいんだな』ってわかると思うんだよ。『天使です』っていうのもぶっちゃけ『だから何?』ってとこなんだよね」
雀「だから正直『あっち側の天使です。喧嘩しましょう』って言われても、『うん、それで?』って感じなんだよな。あっちの世界については言いたくないっぽいしさ。まあ、ざっくり言うと、要するにお前はどういうモノで喧嘩がしたいんだ。お前の言いたいことはなんなんだ」
キャス避コソコソ噂話「天使さんはAVの教室で座ってる学生服を着たおっさん達でオナニーしてるらしいですよ」
名無しさん「すべてが汚ネェな笑」
リーフェンシュタール「天使の二人称は『君』なんだよな。キャラ意識しすぎて実際には使われていない『貴方』なんて使ってしまうあたりなりすましとしては三流だな」
名無しさん「ここの『天使』は一般名詞だろ」
「えっと……どうしよう」
俺は自分の置かれている状況を理解することができず、呆然と立ち尽くしていた。目の前には見慣れた光景が広がっているのだが、その違和感が半端じゃない。
「お兄ちゃん! 早く起きないと遅刻だよ!」
妹の声を聞きながら、俺は洗面所と思しき場所へよたよたと歩いて行った。
「ほらっ、早く顔を洗いなよ」
「ああ……」
言われるままに顔を洗う。そして改めて鏡に映った自分の顔を見た。
「……誰だこれ?」
そこにいたのは、間違いなく俺の顔だった。だが、どこか違う。髪も瞳の色も同じなのに
「何か老けてないか?」
二十代前半くらいに見える。いや、実際にそうなのだろう。
「何言ってんの? 寝ぼけたこと言わずにさっさと準備してよ!」
「はい……」
とりあえず身支度を整えて、制服に着替えるとリビングへと急いだ。
「遅い!」
「すみません……」
なぜか怒られた。それから朝食を食べ終えて学校へと向かうことに。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
家を出るときに母親に挨拶をするというのも不思議な感覚だ。
通学路を歩いているうちに少しずつ記憶が戻ってきた。
「あぁ……そっか。転生したのか」
この世界での俺は前世の記憶を持ったまま生まれ変わってしまったようだ。
「まあ、人生二週目みたいなもんか」
そんなことを考えていると、後ろから声をかけられた。
「よう、久しぶり」
「ああ、おはよう」
振り向くとそこには親友の姿があった。
「なんか変わったな」
「そうかな?」
「雰囲気が変わったというか……大人びたというか」
そう言われて、思わず苦笑いを浮かべてしまう。
「そういうお前こそ、だいぶ老けたんじゃないか?」
「はは、そうだな」
どうやらお互いの認識に大きな差があるみたいだ。まさか生まれ変わったことを話すわけにもいかないので、適当にごまかすことにした。
「じゃ、また後でな」
「おう、また」
そう言って彼と別れたあと、学校に到着した。
電子「かかって恋」
キャス避コソコソ噂話「天使さんのあこがれの女優は南波杏さんらしいですよ」
天使「多くの人に返信されて嬉しい気持ちはありますが、この中に頭の良さそうな人は残念ながらいません。Fラン人材の発言しかなく、とても残念です。もう少し論理的に発言してください。私の相手になりません」
原始「馬鹿丸出し」
めうだる「流石に草」
サビぬき。「くっ・・・天使の股ぐらから生まれてきたかった人生だった」
天使「君らがどれだけ頭が悪いのかと言うと、君らの脳のMRI検査の画像を見た医者が、チンパンジーの脳の画像と間違えたくらい頭が悪いです。だから私は言ってあげました。それは優秀なチンパンジーに対して失礼です。彼らはタダのゴミですよ、ってね」
ニンフィア「で、今期の構築は?」
天使「私はマイナーなポケモンしか使わないので、今期のパーティーはこんな感じです。キュウコン、ウッウ、ストリンダー、ダチフサグマ、ルナトーン、ワタシラガ」
ニンフィア「その構築で今期トップのサンダー、エースバーン、ランドロスをどうやって止めるの?にわか発揮してるけど大丈夫?それにそれにマイナーは使わないと言っているけれど、確か『喧嘩界』に書いてる構築記事にはアシレーヌがいたよね。どういうこと?」
天使「マイナーは使わないなんて言ってませんよ。言ってもない事を偽証しないでください。マイナーなポケモンしか使わないと言っています」
天使「サンダーをどうやって止めるって岩タイプのポケモンが目に入らないのかな?話になりません」
めうだる「パズドラの話で盛り上がってる中1オタクグループと同じ臭いがする」
雀「このスレ見てて思ったけど、twitterにたまにいるよね、こういう『絡む相手が欲しい』って言うだけの人。気持ちはわかるけど、ちょっとは絡みたくなるようなこと言えばいいと思んだよ。だって、『絡んで欲しい』とだけ言われても、『はいそうですか』としか言えなくね?」
雀「せめて、『今日テレビでこういうこと言ってた。それで私はこう思うんだけど、みんなはどう思う?』みたいな感じでもいいよ。とにかく話題を出せばみんな絡むことができるし、その方面に詳しい人はより濃厚な話ができるじゃん」
雀「ただ『天使です。喧嘩相手募集します』とだけ言われても、よくてお互い知ってる人しか来ないんじゃないの?一体その名前にどんな期待を込めてるのか知らないけど、所詮喧嘩板なんて痛いところにいる奴に頭の良い人はいないと思うし。今のところ僕自身も頭が良いと思えた人に巡り合ってないし……」
にわとりザウルス「カリスマ性がねえんだよなぁ、お前らって。中身あるようにみせて、中身ない。それお前らなんだわ」
にわとりザウルス「カリスマ性の話は感性でしか根拠になんねえから置いとくとして、中身ない理由としてはやっぱりその水増し増しの長文 溢れ出るナルシズム感半端ねえよバカ」
にわとりザウルス「そのナルシズムからの水増し長文ってとてつもなく中身ねえとしか思えねえ?中身ねえやつが中身ねえやつに中身ねえっていうやり取りの中身のなさ。そろそろ棚上げ戦法やめてくんね?見苦しいし、醜いし、キメェし、」
ミルマスダウン「ほんと成長しねぇな」
にわとりザウルス「今なんて言った?」
にわとりザウルス「おい ぶっ飛ばすぞ糞ガキ」
「はいはい」
俺は適当に流しながら、自分の席へと向かった。そして、鞄から本を取り出す。
「お、三島。お前また読んでんのか」
「まあね」
話しかけてきた彼に笑顔を向ける。
「相変わらず本の虫だな」
「読むのが好きなだけだよ」
「まあ、それがお前らしいか」
「そうだね」
俺と彼はそう言い合うと、互いに笑った。
「そういえば、今度のテストだけどさ」
「うん」
「今回も勉強教えてくれないか?」
「わかった」
俺は素直にそういった。
「ありがとう」
「いいよ。どうせ暇だし」
「いつも悪いな」
「気にすんなって」
俺達はそう言って笑い合った。
「そういえば、今日転校生が来るらしいぜ」
「へぇー」
「興味なしかい!」
「いや、そんなことはないけど」
「けど?」
「別に、誰が来ても同じでしょ?」
「そうかもしれないけど」
「それに……」
「それに?」
「どうせまたすぐいなくなるだろうし」
「えっ?」
「あっ、なんでもない」
思わず口からこぼれてしまった言葉に、自分で驚く。
「ごめん、忘れて」
「ああ、うん」
「じゃあ、そろそろ時間だから」
「おう」
「じゃあ、また後で」
「おう」
「じゃあ」
天使「頭の悪い人たちが集まるキャスフィ避難所に頭の悪い人が集まっているのは当たり前な訳ですが、それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています。言わば、君たちは私の養分です。君達は、どれだけバカにされてもレベルの低い書き込みを続ける訳ですが、このまま一生レベルの低いままなのでしょうか?自分は養分ではないと思う方は挙手をお願い致します」
めるだう「普通に疑問なんだけどさ。『それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています』って、これレベル低いとは思わんのか?一生続けるのか?w」
天使「タダで優越感に浸れる賢い遊びですが、何がレベル低いのでしょうか?レベル低い人特有の理由も根拠もないのでまったく理解できません」
めうだる「お前が『レベルの低い書き込み』と呼んでいる我々バカの言動って、廉価で楽しいからこそ行われているんじゃないの?w おいドングリw どこにレベルの差があるのかバカでも分かるように説明してくれよw」
天使「 レベルの差を説明ですか?君のその書き込みこそがレベルが低い事を表しているではないか。優越感に浸るために書き込んでいると書いているのにも関わらず、廉価で楽しいからこそ行われていると言っている。それに対する理由も根拠もない。話になりません。間違えたのならば『天使様、間違えてすみません。私がバカでした。』と言ったらどうですか?」
めうだる「すんませんお前がバカでした」
みや「馬鹿ってさ、馬と鹿という他種二匹の動物が組み合うことでバカなんだよなぁ。それを身をもって証明してくれてる馬鹿が天使と、めると。以上で証明w終わりwwwwwwwwwwwwww」
めうだる「じゃあお前は『大』な。3人合わせて『大馬鹿』な。お前のせいで『馬鹿』が『大馬鹿』になったんで、そこんとこシクヨロ〜っすwwwwwwwww」
トム・クルーズ本人「天使がんばれ~」
天使「一応言っていきますが、才色兼備である私をバカ集団に混ぜないでください」
吹雪「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
三島由紀夫「あっちの世界から来たが、ここでパイズリ出来る嬢は、吹雪だけなのか?」
「はい」
「では、ここに来れば誰でもできるのか?」
「いえ、違います」
「ほう、詳しく聞こう」
「あの、まず三島さん。貴方は、なぜそんなに冷静なんですか?」
「なぜか?ふむ、なぜか……。そうだな、なんでだろうな」
「いや、わかってないんですか?」
「そうだな。わからない。……あぁ、あとな、嬢。敬語はいい。年上の男と話すときは、多少なりとも気を使うものなんだ。だから、もっと楽にしていいぞ」
「そう。わかった」
「うん。それでいい。で、質問の答えだが、簡単なことだ。俺は、もうこの世の住人じゃない。つまり、死んでいる。怖いものがない。だから冷静なんだ」
「いや、でも……」
「まあ、そんなことはどうでもいい。とりあえず、ここへ来たらパイズリしてくれるっていうのは本当か?」
「そんなわけないだろ」
吹雪「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
ハッシー「お前は全裸で開脚してろ!」
三島由紀夫「全裸で開脚だと!? くっ・・・ 長男だから射精に耐えた。次男だったら耐えられなかった・・・・」
三島由紀夫「いくぞ!全集中…スレHの呼吸、參の型」
三島由紀夫『立ちバック!!』
吹雪「俺より天使の方が適任やろ(色んな意味で)」
三島由紀夫「まだまだあッ!!!」
三島由紀夫「全集中!射精の呼吸!!十一の型ァ!!!」
三島由紀夫『子宮貫通ゥゥ!!!!!!!』
ビュク!ビューッビューッ!ピュッピュッピュッ。
ビュクッビュルルッ!!!
ビクンッ!ピュッ!ドロッ・・・ドロッ
(ここから絞り出し)ドロ・ドロ・ドロ
(パンツ履いて)ドロッ・・
(あーやっちゃった・・・)
ビクン...トロォ...
ボトッボトッ
ドピーッ!(勝った…のか?)
吹雪「はじめて射精したときビクンビクンが止まらなくて死ぬかと思った」
にわとりザウルス@幸之助「なぁ、俺が所持してた“論理のエクスカリバー”ってどこにあるか知ってっか? ア“ァ“ 此処に落としてたようだな.....クッ...‼︎」
サビぬき。「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」
「そもそも、今は何時代なのか?」
「西暦2400年くらい?」
「未来に飛ばされたのか?」
「そうかも」
「はぁ……」
「はぁ……」
「もう、言葉で書かれたことと、現実に体験していることの違いがわからない」
「これから、どうなるんだろうな?さらに四百年先とか」
「どうにもならない」
「確かにな」
「はぁ……」
「はぁ……」
「ところで、さっきからずっと思ってたんだが」
「何だ?」
「お前誰だよ」
(FIN)
今回、AIのべりすとのみで書いてみましたが、いろいろ設定を変えてもAIのべりすとがスレッドの書き込みをガン無視するのには驚きました。
結果として、かなりシュールな感じになりましたが、全くバラバラなのに、どこかうっすらと統一感がある・・・。
自分としてはかなり満足感りある仕上がりとなりました。
>>173で私は「自分としてはかなり満足感りある仕上がりとなりました」と書きました。
それはそうなのですが、やはり地の文章とスレッドの書き込みに全く関連がないというのは、やっぱりちょっと物足りない気がしまして、自分なりに改変してみました。結果として、掲示板上では仲が悪いようにみえた喧嘩師「天使」と「吹雪」が、実はリアルでは付き合っていた、という妄想物語に発展してしまいました。。。
『天使です。』
男たちはまるで吉野家で牛丼が運ばれてくるのを待つかのように、まごころが運ばれてくるのを待っています。白いカウンターに腰掛けた男たちはみな同じ方を向き、中空を凝視してそれぞれ男たちにしか見えない時空を眺めていました。WRが忙しく働くのを察知しながら、その時がくるのを待っているのです。
壁には三着のメイド服がガラスケースに入れられて飾られています。金色のリボンで変化をつけた純白のメイド服。白いカウンターはその前にあって、ここで男たちはメイドさんに話しかけるタイミング(頼んだものが運ばれてくる瞬間)とそのとき別の世界から運ばれてくるはずの「まごころ」を待っているのでした。待っている間そこに漂っていた空気は、深夜の吉野家やなか卯と同じ殺伐としたものがありましたが、メイドさんが来た瞬間、男たちの顔には幼稚園の保父さんと見間違えるほどの100%の笑顔が満ち溢れるのでした。
私たちは一番奥の壁際にあるテーブルのど真ん中に座りました。私たちも冷やかしでしたが、入り口付近にいた冷やかしの大学生グループ(女4男1)はそれを露骨に表現するので観察の邪魔になり、私は「はよ出て行けボケ!ここはオマエらみたいな半端な欲望しかもてない人間が来ていいとこじゃないんだよ!」とどこかで聞いたことのあるような毒を脳内で吐いていました。
となりのお姉さんたち三人は何故かここの異常な空気に無関心でしたが、香織さんが「あの人たちは風俗嬢でしょ」と言ったので納得しました。香織さんはその人たちの旅行をめぐる会話がごく一般的な観点からしかなされず、常に表層にとどまっていたこと、そしてその話題をめぐる三者のやや希薄な関係性のみからこの推理を導き出したのですが、私は心の中で「すごい!」とうなってしまいました。言われてみればそんな感じの人たちです。さすがは元風俗嬢だと感心しました。
カウンターの端にいた洋風の京極夏彦というような感じの服を着た全身黒ずくめの男が、カウンターに両肘をついた碇ゲンドウのポーズのまま背中で店内ににらみをきかせていたのが印象的でした。となりに座った子分のような男が何度も店内を見回し、逐一報告していました。
頼んだものがくるまでにものすごい時間がかかりましたが、その間、男たちは腕を組み、虚ろな目でずっと中空をみつめているのでした。しかもみな同じ方向。そこにはやはり男たちにしか見えない時空が存在するかのようです。そうした砂のような時間の後、遅番らしいメイドさんが新しく登場したのですが、この娘が登場するやいなや、男たちの間に刺すか刺されるかというような緊張が走りました。
中央の円いテーブルに「コミニケーションノート」と書かれた大学ノートが置かれていたのでそっと開くと、「僕の名はバイオトップ。首に鈴をつけています。」と書かれてありました。さらに読み進むと他にも女の子の絵がいろいろ描いてあったり、男たちの性的な妄想や犯罪を匂わすようなことまでが書いてあったのですが、メイドさんたちはそういう部分だけをうまくよけて全員にカワイイまごころのこもったコメントをつけていました。しかし中にはそれに対して「都合のいいところだけレスしてんじゃねえよアバズレが」などと返す男もいて、そのコメント近くのメイドさんの似顔絵にはヒゲが描き込まれていました。
「お髭のホワイトドール?」
私たちは会計を済ますと店を出ました。店の前には入った時と同じように、ホームレスが列をなして寝ころんでいました。
「ええ…」
前を歩くおじさんは肩に白いキバタン(鸚鵡)をのせていました。私たちは期せずしてその人の後をつける形になり、すれ違う人の反応を逐一チェックすることになりました。前からきたおばさんは突然立ち止まって私たちが見えなくなるまでずっと見送っていました。若いカップルは男性があからさまに無視して、それを見守っていた女性は耐え切れない感じで「今の…」とつぶやいていました。しかし歩行者の横に列をなしているホームレスには誰も注意を払わず、ホームレスのおじさんたちも私たち歩行者やキバタンには興味がないように見えました。
キバタンおじさんは手馴れた感じで手を振る子供に挨拶したり、嘲笑を無視して歩みを進めたりと、なんだかたくましくさえありました。そこで私も長い沈黙を破るための言葉を吐き出すことにしました。
「のどちゃんは元気ですか?」
「死んだよ」
外に出ようとしている言葉がアーチ状に並んだ歯を越えるか越えないかという時点で香織さんは即答しました。
「死んだというか…」
「はい?」
「家に帰ったら水槽の中から消えてた。水槽には別に異常なところはなかったし、窓もキッチリ閉めていったのに、のどは忽然と消えてた。まわりを探しても死体はおろか、水がこぼれたあとさえなかった」
「鳩じゃないですか?」
「鳩?」
「香織さんの部屋の窓の外に鳩が巣を作ってました」
「ああ…。でも、窓は閉めてあったんだよ?」
キバタンは時折、冠を上のほうに伸ばし、三枝に分かれたレモン色のその羽はなかなか見事でした。ジェッジェッと鳴くその声は見境もなく吠える小型犬を思わせ、私は一瞬怯んだのですが、でも大きな頭の形が好きですよ。流線形がとてもキレイだと思いました。
キバタンを肩にのせたおじさんは常に遠い目をしていました。誰か大切な人を亡くしてああして自分を慰めてるのかもしれないなあ、と思いました。
「本当の淋しさを知っている者だけが本当の幸せを手にするんだよ」
香織さんに言われた言葉が甦ってきました。糊のきいた清潔な白いシーツの中で、香織さんは私を抱きしめてくれたのでした。ブーンとかすかに音をたてる空調。乾燥した暖かな空気。先端を湿らせた黒いペニスバンドだけが、場違いな感じで床に放り出されていました。
その日、私は発狂してるシーンが見たいばっかりに、図書館で『太陽と月に背いて』という映画を見たのでした。ランボーとヴェルレーヌの男色っぷりも見ものでしたが、そんな桃色の興味だけでは済まされない。ヴェルレーヌが刑務所から帰ってきて吐いた台詞、「精神よりも肉体を愛す」って、なーんでそうなるの?私はひとり体を震わせながら香織さんの部屋へと向かったのでした。
水たまりに映った街路樹から目をあげると、キバタンのおじさんは消えていました。
「のどちゃんは…」
「え?」
頭の中から聞こえてきたようなその声は香織さんでした。気がつくと、私の心は男性と初めて言葉を交わす少女のようにその声に耳を澄ませていました。
「のどちゃんは水になったんじゃないかな」
「水に?溶けちゃったってことですか?」
「そんな魚がいてもおかしくない…」
そう言って香織さんが目を細めた視線の先には、生まれたての子ヤギのように足を震わせながらダンボール・ハウスから立ち上がろうとするひとりの老人がいました。向かい側にある赤い扉の教会がパンの耳を配り始めたのです。
「あの人は男ですか、女ですか?」
その時、前から歩いてきたカップルが老人の横を通り過ぎ、私たちを嘲笑して去って行きました。白いスーツを来た香織さんは私の手をギュッと握りしめ、
「大丈夫だよ」
と微笑んでくれました。白く染めた香織さんの髪が風に揺れ、白いコンタクトの向こうからあふれ出た香織さんの動物精気が私の網膜を強く打ちました。
香織さんの部屋に戻った私たちは、スーツやメイド服を脱いで部屋着に着替えたあと、それぞれスマホでいつものように『キャスフィ避難所』に入りました。
天使「あっちの世界からですが喧嘩相手募集しています」
香織さんは、本名を「堂本香織」というのですが、もちろんネットではハンドルネームを使っています。「天使」というのがそれで、喧嘩界(いわゆるネット喧嘩の世界)ではそこそこ有名な「喧嘩師」です。
名無しさん「今どこにいるの?」
天使「あっちの世界です。それ以上の事は言えない決まりになっています」
名無しさん「なんで『あっち』なんだ?『そっち』の世界は君にとっては『こっち』の世界じゃないのか?」
天使「『あっち』と言ったのは、あなたたちとは異なる次元(亜空間)のことを指しているからです。それが『そっち』と呼ばれるかどうかは、言葉の選択によるものです」
名無しさん「次元って何だよ?そんな抽象的な概念で何が言いたいのか分からん」
天使「次元とは、存在や経験の範囲を指すんです。私が存在するのは、あなたたちの知覚や理解の及ばない次元です」
名無しさん「つまり、君は私たちの理解の範疇を超えた存在なのか?それならば、どうして私たちとコミュニケーションをとろうとするのか?」
天使「私たち天使は、異なる次元の存在であっても、人間とコミュニケーションを取ることができる存在なんです。私はこの掲示板を通じて、新たな視点や考え方を提供するためにやってきたんです」
名無しさん「どうせその異次元とやらは君の近所のマンガ喫茶か何かなんだろうけど、君の存在が俺たちに新たな視点を与えることができるというのなら、どんな視点を持っているのか教えてくれ。俺たちはその中自分たちの考えを深めることができるだろうか?」
天使「……そうですね。例えばあなたが今見ているあなたの部屋の風景も私のいる場所から見れば、一種の仮想現実みたいなものに見えるかもしれませんね」
名無しさん「じゃあ逆に、俺たちが普段使っているインターネットも一種の異世界(亜空間)みたいなものだと言えるわけだ」
天使「そうなりますね。あなたたちは自分の肉体を捨て去って、ネット回線を通して魂だけでコミュニケーションしているんですよ。それは異世界(亜空間)への転生と言ってもいいでしょう」
名無しさん「なるほど。そういうことか」
天使「あと、私が見つめているスマートフォンの画面は、あなたが普段生活している世界とは別の世界が見えていますよ」
名無しさん「別世界って、つまり君にとっての二次元みたいなもんかな?」
天使「三次元の世界にも二次元的な要素を持った世界はあるんじゃないでしょうか?私にはあなたの見えないものが見えていますが、逆に、私には見えないものがあなたの目には見えている可能性も否定できません」
なんだか難しい話になってきて、私なんかはとてもじゃないですが話に割り込む気にはなりませんでした。
「吹雪、大丈夫?」
香織さんが気をつかって話しかけてくれました。
「はい、大丈夫です」
なんだか、おちんちんがムズムズします、とも言えず、
「ちょっと、おトイレに行ってきます」
と言ってトイレに行き、下半身を剥き出しにして便器に腰掛けると、まず香織さんのペニスバンドでゆるゆるになってしまった肛門からボトボトボトーッって液状のうんこが大量に飛び出し、しかるのちにゆっくりと、皮を被った小さなペニスから、まるで滲みだすように、おしっこがチョロチョロと流れ出てきたのでした。
「われながら、小便小僧みたい…」
そうつぶやいて、フフッと笑った私は、少しだけ気持ちが軽くなって、香織さんのいるリビングに戻りました。
ニンフィア「実はなりすましですか?」
天使「どうしてそう思うのですか?本人である証拠ならばできる限り出します」
長澤 仁「頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい厨ニ病頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい頭可笑しい精神障害者」
ニンフィア「なんとなくわかるんです。今期のポケモンの構築を教えてもらえませんか??」
戻ってみると、なんだか雲行きが怪しくなっていました。
雀「あー、すまん。僕は別になりすましを疑ってるわけじゃないんだ」
雀「ただ、『喧嘩する?』とか『天使です』みたいな、だいたい同じようなことしか言ってないのが気になったんだよね。言ってることそんな変わらんやん?」
雀「お前が喧嘩したいのはよくわかるんだけど、それにしては言いたいことがなさすぎない?別に喧嘩板なんだからスレ立てするだけで『コイツは喧嘩したいんだな』ってわかると思うんだよ。『天使です』っていうのもぶっちゃけ『だから何?』ってとこなんだよね」
雀「だから正直『あっち側の天使です。喧嘩しましょう』って言われても、『うん、それで?』って感じなんだよな。あっちの世界については言いたくないっぽいしさ。まあ、ざっくり言うと、要するにお前はどういうモノで喧嘩がしたいんだ。お前の言いたいことはなんなんだ」
キャス避コソコソ噂話「天使さんはAVの教室で座ってる学生服を着たおっさん達でオナニーしてるらしいですよ」
名無しさん「すべてが汚ネェな笑」
リーフェンシュタール「天使の二人称は『君』なんだよな。キャラ意識しすぎて実際には使われていない『貴方』なんて使ってしまうあたりなりすましとしては三流だな」
名無しさん「ここの『天使』は一般名詞だろ」
もちろん、香織さんは余裕です。
「黒歴史の本だね?」
「はい」
香織さんは私が雑に置いたかばんから本を一冊とり出すと、パラパラとめくり始めました。
「『この本は十月二十九日までに返却して下さい』。…延滞じゃん」
「あぁ」
「好きなんだね図書館。へー」
「でも俺わからないんです。黒歴史の文学というのは、俺たちの文学とは違うんでしょうか?」
「さあ…。同じなんじゃないの?人間のやることだし」
「でも」
香織さんはまったく興味がなさそうでした。
「『ファイナル・リアリティ』もうやった?」
「あ、すいません。まだです」
「別にいいよ、私は当分やらないし。それより、どうするの?バイト」
窓の外の電線が異常な揺れを示していました。何かがこちらに接近しているのです。
「そうですねぇ……」
「あんた、本当にメイドカフェなんかに興味あんの?」
いきなり心臓をつかまれた私は、なんとかその言葉を否定しようと鋭い銀色の空間でもがいていました。ピィーンと張りつめた冷気が青い空間を満たしています。時々動く黒い影はいつか図書館で見た映画たちでした。
「お店の雰囲気はいいと思います。でも、たった二人であそこを切り盛りするのは大変じゃないでしょうか」
「土日はもう一人入るでしょ。でも、平日の昼間にしちゃ結構、客入ってたねー」
隣りから放送大学の講座を受講しているような、何か授業を受けているような音が聞こえてきます。みるからに愚鈍な中年の男。前に一度、香織さんと料理を作っていたら、窓から挨拶されてその数時間後に涼やかなゼリーをもらったことがある。近くに事務所を借りて探偵をしてるって言ってたけど、とてもそんな風には見えなかった。「花正(はなまさ)よしお」とかなんとか、なんかそんな名前でした。
電子「かかって恋」
キャス避コソコソ噂話「天使さんのあこがれの女優は南波杏さんらしいですよ」
天使「多くの人に返信されて嬉しい気持ちはありますが、この中に頭の良さそうな人は残念ながらいません。Fラン人材の発言しかなく、とても残念です。もう少し論理的に発言してください。私の相手になりません」
原始「馬鹿丸出し」
めうだる「流石に草」
サビぬき。「くっ・・・天使の股ぐらから生まれてきたかった人生だった」
天使「君らがどれだけ頭が悪いのかと言うと、君らの脳のMRI検査の画像を見た医者が、チンパンジーの脳の画像と間違えたくらい頭が悪いです。だから私は言ってあげました。それは優秀なチンパンジーに対して失礼です。彼らはタダのゴミですよ、ってね」
ニンフィア「で、今期の構築は?」
天使「私はマイナーなポケモンしか使わないので、今期のパーティーはこんな感じです。キュウコン、ウッウ、ストリンダー、ダチフサグマ、ルナトーン、ワタシラガ」
ニンフィア「その構築で今期トップのサンダー、エースバーン、ランドロスをどうやって止めるの?にわか発揮してるけど大丈夫?それにそれにマイナーは使わないと言っているけれど、確か『喧嘩界』に書いてる構築記事にはアシレーヌがいたよね。どういうこと?」
『喧嘩界』とは、喧嘩界を代表する有名な喧嘩サイトのことで、2019年5月3日(日)に『RoundTable』という名前に変わっています。
天使「マイナーは使わないなんて言ってませんよ。言ってもない事を偽証しないでください。マイナーなポケモンしか使わないと言っています」
天使「サンダーをどうやって止めるって岩タイプのポケモンが目に入らないのかな?話になりません」
めうだる「パズドラの話で盛り上がってる中1オタクグループと同じ臭いがする」
雀「このスレ見てて思ったけど、twitterにたまにいるよね、こういう『絡む相手が欲しい』って言うだけの人。気持ちはわかるけど、ちょっとは絡みたくなるようなこと言えばいいと思んだよ。だって、『絡んで欲しい』とだけ言われても、『はいそうですか』としか言えなくね?」
雀「せめて、『今日テレビでこういうこと言ってた。それで私はこう思うんだけど、みんなはどう思う?』みたいな感じでもいいよ。とにかく話題を出せばみんな絡むことができるし、その方面に詳しい人はより濃厚な話ができるじゃん」
雀「ただ『天使です。喧嘩相手募集します』とだけ言われても、よくてお互い知ってる人しか来ないんじゃないの?一体その名前にどんな期待を込めてるのか知らないけど、所詮喧嘩板なんて痛いところにいる奴に頭の良い人はいないと思うし。今のところ僕自身も頭が良いと思えた人に巡り合ってないし……」
にわとりザウルス「カリスマ性がねえんだよなぁ、お前らって。中身あるようにみせて、中身ない。それお前らなんだわ」
にわとりザウルス「カリスマ性の話は感性でしか根拠になんねえから置いとくとして、中身ない理由としてはやっぱりその水増し増しの長文 溢れ出るナルシズム感半端ねえよバカ」
にわとりザウルス「そのナルシズムからの水増し長文ってとてつもなく中身ねえとしか思えねえ?中身ねえやつが中身ねえやつに中身ねえっていうやり取りの中身のなさ。そろそろ棚上げ戦法やめてくんね?見苦しいし、醜いし、キメェし、」
ミルマスダウン「ほんと成長しねぇな」
にわとりザウルス「今なんて言った?」
にわとりザウルス「おい ぶっ飛ばすぞ糞ガキ」
「働きます」
私は男たちに囲まれた自分を想像していました。しかし、何の感情もわきあがりませんでした。それは気持ちのいいことなのか?それともその反対なのか。
「いい答えだ」
香織さんは親指の腹で私の下唇をそっと撫でたのでした。
「今日は合わせてくれて有難う。写真はあたしの方でUPしとくから」
「ところでさ」
海の向こうで戦争が続いているとは思えない平和な空が拡がっています。青い青い空です。そこを機動空母のような白い雲がゆっくりと通過していきます。
「あんたの部屋にあるボロボロのぬいぐるみ」
「猿太郎ですか?」
「あんた、あの子の方を絶対見ようとしないよね」
天使「頭の悪い人たちが集まるキャスフィ避難所に頭の悪い人が集まっているのは当たり前な訳ですが、それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています。言わば、君たちは私の養分です。君達は、どれだけバカにされてもレベルの低い書き込みを続ける訳ですが、このまま一生レベルの低いままなのでしょうか?自分は養分ではないと思う方は挙手をお願い致します」
めるだう「普通に疑問なんだけどさ。『それを知った上で私は書き込みをしてマウントを取って優越感に浸っています』って、これレベル低いとは思わんのか?一生続けるのか?w」
天使「タダで優越感に浸れる賢い遊びですが、何がレベル低いのでしょうか?レベル低い人特有の理由も根拠もないのでまったく理解できません」
めうだる「お前が『レベルの低い書き込み』と呼んでいる我々バカの言動って、廉価で楽しいからこそ行われているんじゃないの?w おいドングリw どこにレベルの差があるのかバカでも分かるように説明してくれよw」
天使「 レベルの差を説明ですか?君のその書き込みこそがレベルが低い事を表しているではないか。優越感に浸るために書き込んでいると書いているのにも関わらず、廉価で楽しいからこそ行われていると言っている。それに対する理由も根拠もない。話になりません。間違えたのならば『天使様、間違えてすみません。私がバカでした。』と言ったらどうですか?」
めうだる「すんませんお前がバカでした」
みや「馬鹿ってさ、馬と鹿という他種二匹の動物が組み合うことでバカなんだよなぁ。それを身をもって証明してくれてる馬鹿が天使と、めると。以上で証明w終わりwwwwwwwwwwwwww」
めうだる「じゃあお前は『大』な。3人合わせて『大馬鹿』な。お前のせいで『馬鹿』が『大馬鹿』になったんで、そこんとこシクヨロ?っすwwwwwwwww」
トム・クルーズ本人「天使がんばれ~」
天使「一応言っていきますが、才色兼備である私をバカ集団に混ぜないでください」
夏樹「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
猿太郎のことを言われた私は、ちょっとムカついていたので、すかさずツッコミを入れました。香織さんが「ん?」という顔をして私を見たので、私は曖昧な笑顔を一瞬表示しただけで、スマホの画面に避難しました。
三島由紀夫「あっちの世界から来たが、ここでパイズリ出来る嬢は、夏樹だけなのか?」
三島由紀夫。香織さんの大好きな文学者の名前をハンネに使うとは。
ハッシー「お前は全裸で開脚してろ!」
私のネット上の名前は「夏樹」というのですが、この「ハッシー」という人は夏樹にえんえん粘着してくる気持ち悪いジジイ(?)です。私の、
「自分から才色兼備って言うんだΣ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」
というエロとは全く無関係なコメントに対しても、ド直球で下ネタを放り込んでくるのでした。
三島由紀夫「全裸で開脚だと!? くっ・・・ 長男だから射精に耐えた。次男だったら耐えられなかった・・・・」
三島由紀夫「いくぞ!全集中…スレHの呼吸、參の型」
三島由紀夫『立ちバック!!!!!!!!!!!!!!!』
夏樹「「俺より天使さんの方が適任やろ(色んな意味で)」
三島由紀夫「まだまだあッ!!!」
三島由紀夫「全集中!射精の呼吸!!十一の型ァ!!!」
三島由紀夫『子宮貫通ゥゥ!!!!!!!』
ビュク!ビューッビューッ!ピュッピュッピュッ。
ビュクッビュルルッ!!!
ビクンッ!ピュッ!ドロッ・・・ドロッ
(ここから絞り出し)ドロ・ドロ・ドロ
(パンツ履いて)ドロッ・・
(あーやっちゃった・・・)
ビクン...トロォ...
ボトッボトッ
ドピーッ!(勝った…のか?)
夏樹「はじめて射精したときビクンビクンが止まらなくて死ぬかと思った」
にわとりザウルス@幸之助「なぁ、俺が所持してた“論理のエクスカリバー”ってどこにあるか知ってっか? ア“ァ“ 此処に落としてたようだな.....クッ...!!」
サビぬき。「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」
すると、どこからかオルゴールの音が。
「魚だよ?」
香織さんが指した熱帯魚の水槽には濃い青色のベタが一匹、泳ぎ回っていました。
「のどちゃんとは色が違うねぇ」
魚の目は神経が過敏になってる人の目に似ています。すごく敏感で、頭から尻尾の先まで、そのうえ周囲まで研ぎ澄まされた感性の触覚がのびてるように、とにかくビリビリ「はりつめてる」雰囲気。すごい精神性を感じました。水槽の中の魚はきっと「見られている」ことに気がついてるのかも。
「いつも見られてるっていうのはどういう気分なんでしょうね」
香織さんは答えませんでした。アカの他人に風俗板やコス板で繰り返し言及されるというのはどういう気分なのでしょうか。逆に、天の声・地の声・人の声を聞けとばかりにアカの他人を品評し、尻の穴からあたたかな糞を垂れ流すというのはどういう気分なのでしょうか。私は香織さんと初めて会った日のことを思い出しながら、喧嘩掲示板のどうしようもない言葉の排泄物たちを眺めていました。
(写真がUPされたら、今日から私も見られる側に…。)
その時です。
「わかったよ!」香織さんは笑いながら言いました。
「のどちゃんは自分で自分を食べたんだ」
「かつてホメロスにあってはオリンポスの神々の見物の対象だった人類は、いまや自己自身の見物の対象となってしまった。」(W・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』野村修 訳)
この時、巨大化した広瀬すずがもうすぐ大阪の街を破壊し、通天閣を自らの排泄物で埋めてしまうとは、私たちには想像もできませんでした。
「どうしたの?」
香織さんの声で私はようやく目の前のテレビが何を言っているのかを理解できたのでした。日本橋の電気店にズラリと並べられた大型テレビはみな同じ顔のアナウンサーを映し出しており、彼はイラクで武装グループに捕まり殺害された日本人青年の遺体が日本に戻ってきたことを告げていました。
「いえ…」
「星条旗の上で首を切られたんだってね」
海の向こうで死んだ青年とはまったく無関係に、私たちは大型テレビの前に立っていました。そして、しばらくして歩き出し、新しいデジカメをチェックしたり、ガンダムショップを冷やかしたり、おいしいカツカレーを食べたりして午後のひとときを過ごしたのでした。
「カレーにたくあんってなかなか合うよね」
「そうですね」
リヤカーでダンボールを運ぶホームレスのおじさんが幸せそうな顔をしていました。家族がこの幸せそうな顔を見たらどう思うのか。
「いつから?」
「え?」
「働くの」
「明後日です」
「それで不安になってこの香織様に下見に付き合わせたと」
「ごめんなさい。いざ働くことになってネットで見たら、あまり評判がよくなくて」
「まあ、働いてみたら?って言ったのはあたしだからね」
こんなロールプレイがいつまで続くのか。私は幸せそうな顔をしているでしょうか。
前を歩くカップルが紙袋を持ったオタクたちを嘲笑しています。何も生み出さず、味わうことも知らぬ男女が、ただ垂れ流される情報を自分なりに選択し、それがみんなとそうズレてもいないというただそれだけの理由でオタクたちを嘲笑しています。その清潔なツルツルの表皮を剥げば、ただ肛門のような唇から便所のタイルのような歯が普段よりよけいに見えているにすぎないというのに。
これはあくまで私見ですが、他者から承認されることに快を感じるのがオタク文化を食い物にしている「サブカル」だとすると、「オタク」は他者を承認することに快を見出す種族なのではないでしょうか。実際には両者は混合し、時には垂直に統一されることがあるのだとしても、そういう傾向性はあるような気がします。でもそれはあくまで「男の世界」の話です。
私は「サブカル」やそれを薄めたようなオサレな連中は死ねばいいと思います。けれど私の中にある強い力は、他者から承認されたいという強い願いです。そして、その上で美しい女の子たちが互いに承認し合う美しいコミュニティ。その強い相互作用は、実際には男たちの弱い承認の力を、その数を必要とするのですが、男たちの醜い力は私たちの相互承認の力をますます輝かせるばかりなのです。
「あ、ブーだよ」
香織さんの声と共に訪れたシンクロニシティ。でもテレビに映った高木ブーは私が知ってる高木ブーとはまるで別人でした。なんというか、肌が。肌から伝わってくるものが。テレビですらこうなんだから、実際、本物に会ったらもっと別人なんじゃないか?じゃあ、テリー伊藤も?
「高木ブーのハワイアン・ネーム知ってる?」
香織さんがうれしそうに聞いてきました。
「ハワイアン・ネーム?」
「ホアコクアって言うんだって。『友達の支えになる』っていう意味らしいよ」
私は泣きそうでした。 (完)
というわけで、前のバージョンよりは小説らしくなったのではないでしょうか。
これも前作「シン・オネエになった男の末路」同様、『カオスストーリー2』に整理してまとめておきたいと思います。
シリーズ『大論界』(2)~「天使です。」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=2
「掲示板のスレッドの内容+リアル世界のエピソード」というスタイルは汎用性が高いかもしれんな。
ジャニーさんへ 堂本光一
この世の中にある
すべての言葉と想いで綴っても
僕の胸の中は伝えることが出来ないよ
あなたが命尽きるまでの
最後の最後までの時間を使って
出逢ったすべての人へと宛てた
無垢な愛に胸が熱くなったよ
これからは
住む世界が変わってしまうけれど
あなたが想えば…僕が想えば…
いつだって繋がれるよ
あなたがその命の色彩を惜しみなく捧げてくれたことを
いつまでも抱き締めて生きていくよ
涙は流さずにこの体と心へと彩って
あなたを愛しているという
変わらない毎日を大切に生きていくよ
愛しているよ
ありがとう
宇宙一 大好きだよ
1960年代の東京。都会の夜が蠢く中、一人の青年が煙草の煙を吐き出しながら、ネオンが揺らめく街を歩いていた。その青年の名は花正よしお。
花正よしおは、文学という複雑な川の中で、自分の存在を問い直している青年だった。そして、彼の目的は芸能界にあった。一風変わった思索と共に、彼はある日、乃木坂46のライブに足を運んだ。
その中で、花正よしおは秋元真夏という名のアイドルに出会う。彼女の煌びやかな笑顔が、暗闇の中に一筋の光を灯すように映った。しかし、彼女の瞳には何か別の輝きが宿っているようにも見えた。それは、闇と光が絶妙に交差する瞬間だった。
「この煌びやかさの裏に、一体何が隠されているのだろう?」花正よしおはそんな疑問を抱きながら、乃木坂46の世界へと足を踏み入れていくことになるのだった。
花正よしおは、秋元真夏との出会いを通じて、乃木坂46の輝く表面と闇深い奥深さに興味を抱いた。彼は探求者として、彼女たちの素顔に迫ることを決意した。
一方、秋元真夏は花正よしおに惹かれていった。彼の知的な談話と奥深い眼差しは、彼女の内面に触れる鍵を握っているように感じられた。しかし、秋元真夏もまた秘められた闇を抱えていた。アイドルとしての輝かしい姿と、個人としての孤独感が交錯する中で、彼女は内なる葛藤に苦しむのだった。
ある日、花正よしおは乃木坂46の舞台裏に潜入し、メンバーたちのリハーサルを観察する機会を得た。その中で、彼はメンバーたちの素顔を垣間見ることができた。笑顔で歌って踊る姿の背後に、努力と苦悩が隠されていることを彼は感じ取った。
「アイドルたちも、闇を抱えて生きているんだな…」花正よしおは自身の心と重ね合わせながら、その世界に深く引き込まれていった。
一方、忠岡ギイというアイドルオタクの青年も、乃木坂46との関わりを持つことになっていた。彼はアイドルたちの輝く姿に憧れ、自分自身の存在意義を見つけようとしていた。しかし、彼もまた独自の闇を抱えており、アイドルの輝きを通じて内なる葛藤に向き合っていく過程が始まっていた。
秋元真夏は、花正よしおと忠岡ギイの存在を通じて、アイドルとしての葛藤と個人としての葛藤を共有することを感じていた。彼女は乃木坂46としての活動を通じて、闇を光に変える力を見つけようとしていたのだった。
そして、闇の探求者としての花正よしお、熱狂的なアイドルオタクとしての忠岡ギイ、アイドルとしての輝きと内なる葛藤を抱える秋元真夏。彼らの物語は、光と闇が交錯する中で進み、新たな一歩を踏み出していくのだった。
花正よしおは、乃木坂46の舞台裏をのぞき見ているうちに、アイドルたちの微妙な感情の揺れ動きに心を奪われた。ステージ上の輝かしい姿とは裏腹に、彼女たちの内なる葛藤が、日々の努力を支えていることを感じていた。
「アイドルたちは、舞台に立つためにどれほどの努力をしているのだろうか」とよしおは自問した。その問いに答えるために、彼はアイドルたちの日常にスポットライトを当てることを決意した。
秋元真夏との対話を通じて、よしおは彼女の心の内に秘められた思いを知ることができた。「私たちは笑顔を届けるために頑張っていますが、時には自分自身と向き合うことも必要です。孤独や不安を感じることもあるけれど、仲間たちと支え合っているんです。」
そうして、よしおは乃木坂46のメンバーたちの一面を垣間見ることで、彼女たちが抱える複雑な思いを感じ取っていった。アイドルたちの輝かしいステージの奥にある努力と葛藤。それらが彼の心に深い感銘を残していた。
一方、忠岡ギイはアイドルオタク仲間たちとともに、乃木坂46のライブに参加していた。歌声と踊りに酔いしれる一方で、ギイ自身もまた、自分の内なる葛藤に向き合っていた。
ライブ終了後、ギイは仲間たちとの会話で、自分の思いを語った。「アイドルたちのステージは輝いていて、彼女たちの努力に感銘を受けます。でも、同時に、自分自身の未来に対する不安も感じるんです。」
仲間たちはギイの気持ちを理解し、共感の言葉をかけた。彼らの間で繰り広げられる対話が、アイドルオタクたちの内なる葛藤と願望を明らかにしていった。
そして、よしおとギイの交流は、乃木坂46のメンバーたちとの出会いを通じて深化していった。彼らはアイドルたちの輝きと葛藤、人間としての喜びと苦悩を感じ取り、新たな視点を手に入れていったのである。
秋元真夏が瞳を伏せる瞬間があった。それは、アイドルとしての輝かしい表舞台だけでなく、彼女の内面に闇を抱える瞬間だった。ギイとよしおとの対話が深まる中で、彼女は過去の葛藤を打ち明けることを決意した。
「私もね、アイドルとして活動している中で、たくさんの挫折や困難を乗り越えてきました。でも、それが私を強くしてくれたと思っています」と秋元真夏は静かに語った。彼女の声には、どこか闇を抱える人々への共感が感じられた。
忠岡ギイは真夏の言葉に耳を傾けた。「闇を抱えることは、人間だからこそあることだと思います。でも、その闇も含めて君たちの輝きが、人々の心に届くんですよ」
会話の中で、秋元真夏は過去の困難な瞬間を語り始めた。アイドルとしての成功の裏には、繊細な心の葛藤や運営との摩擦もあった。彼女が闇の部分に向き合いながら成長し、アイドルとしての存在感を高めてきた様子が見えてきた。
「おでん式喧嘩術は、私にとってはまさにバイブルのような存在です。闇の中でも、自分を信じて前に進む勇気をくれるんです」と真夏は微笑みながら続けた。彼女の言葉には、それだけでなく、他のメンバーたちへの感謝の気持ちも込められていた。
会話の流れの中で、ギイとよしおもまた新たな視点からアイドルたちの闇と輝きについて考えるようになっていった。彼らの交流が深まるにつれて、アイドルたちの内面に秘められた喜びや苦悩が、ますますリアルなものとして感じられてきたのである。
ギイ、よしお、秋元真夏は、アイドルとしての道を歩む中でさまざまな困難に立ち向かってきた。お互いに励まし合いながら、彼らは「おでん式喧嘩術」を信じて歩んできた。
ある日、乃木坂46のメンバーたちは、運営陣から重大な発表を受けることとなった。メンバーたちに新たなルールと制約が課せられ、アイドル活動の方針が変わることが告げられたのだ。
ギイ:「なんてことだ…これじゃあ、自分たちのアイドルとしての夢が台無しになるじゃないか!」
よしお:「確かに…でも、どうしようもないことだよ。これを受け入れなければいけないのかな。」
秋元真夏:「でも私たちがやりたかったことは変わらない。どんな制約があろうとも、私たちの気持ちを忘れないでいたい。」
ギイ:「そうだな。私たちはおでん式喧嘩術のように、どんな試練でも乗り越えていくんだ!」
そうして、彼らは新たな制約のもとでのアイドル活動に取り組むこととなった。しかし、その過程で彼らは運営陣や演出家との葛藤も経験することとなる。
よしお:「これじゃあ、またおでん式喧嘩術が役立つかもな。」
秋元真夏:「そうだね。おでん式喧嘩術は私たちの力強い味方だ。」
ギイ:「それにしても、アイドルとしての道は本当に複雑だ。でも、私たちは自分たちの信念を曲げずに、前進するんだ。」
彼らは闘いながらも、新たな可能性を見つけ出すことに成功し、アイドルとしての輝かしい未来を切り拓いていったのであった。
『カオスストーリー2』の『シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」』を更新、物語の続きを投稿・公開しました。
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
ふっと目を覚まして、起きたところは大阪市設南霊園の真ん中の歩道だったんだ。「やっべえ酔っぱらって寝込んじゃったかなあ」とりあえずタクシーに乗り込んだ。駅まで頼んだら、安心して寝込んじゃった。目を覚ましたら、なぜかタクシーが消え南霊園の真ん中にもどっていた!すっかり驚いて再びタクシーを停めたんだが、不思議なことにまた寝込んじゃったんだ。また起きたところは南霊園で…… それをもう何年も繰り返したんだろ。もう家に帰っていない、こんな生活が、いつまでつづくんだろう?
シリーズ『大論界』(1):「シン・オネエになった男の末路」の「第五話 爆誕!ウルトラマンジートリャ」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=1
隆子とジートリャが再会し、いよいよ広瀬すずとの決戦に向けて動き出します。
次回は、メイド喫茶のメイドからアイドルになる隆子を描く予定です。
シリーズ『大論界』(4):「君たちはどうイキるか」を公開しました。
https://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=A_Crusoe&nvno=4
初の完全オリジナルストーリーです。「ウルトラ紹介状」入手の裏側を描きます。
【「君たちはどうイキるか」OPテーマ】
https://youtu.be/RYGjl9gp4kA?si=9e1OZVZEzPVN8eMZ
【「君たちはどうイキるか」EDテーマ】
https://youtu.be/JnJfY8qbqPg?si=MBMOhU8NDnHu7T9Z
われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるを夢見た。しかも法理論的には自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなして来ているのを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけてきた。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかつた。
— 三島由紀夫「檄」